えーっと、ブログを書くのは久しぶりなんで、書き出しに困ってるんですが、
それはさておくとして。
実は、地震以来、ピアノに触ってませんでした。
いや、地震の被害を全く受けてない人が何で?と自分でも思うんですけど、
気持ちの切り替えがうまく出来ませんで。
例えば、ツイッターをずっと見てたんですけど、
地震以後は「~なう」みたいな、純然たる取り留めなさ100%なツイートが
あからさまに減って、
その代わりに「何か有益な情報を書かねばならない」という焦燥感が
ディスプレイから滲み出てきそうになりまして、
なんか右を見ても左を見てもそんな感じで。
あー、なんだかなー、
ちょっとこの雰囲気でピアノブログとかって書きづらいなー、
練習キライ、メンドクサイ、シンドイ、ヤル気デナイ、とか、甘ったれんな
みたいな気分がヒシヒシと。
まあ、そんなの自分の勝手な被害妄想なんですけど。
分かってはいるんですけどね。
そんな感じで、レッスンには通ってましたが、全く練習してないので
さっぱり曲は進まず。
というところで先日のレッスンがあったわけです。
先生の最初の一言。
「今年は発表会に出ます?」
ええ、まあ。
「じゃあそろそろ発表会の曲を考えましょう。何か弾きたい曲はありますか」
先生は、顔には出されてないですけど、近年の発表会におけるワタクシの
度重なる不出来具合に、明らかに危機感を抱いておられるようです。
今やってる曲を生かせるように、この楽譜(リスト リートによる15のピアノ
小品集(全音))からもう一曲選んで2曲やろうかと思ってるんですけど。
先生、楽譜を何度もパラパラめくりながら
「どの曲も和音が多いわねえ…」
ああ!先生に速攻で痛いところを突かれてしまった!
そーなんです!
全然音が覚えられないんです!
前々回の幻想即興曲とか!
前回の悲愴1とか!
もう止まりまくりでして!
ではメンデルスゾーンの春の歌なんかはいかがでしょ?
「あれは長いし、やっぱり和音がね…」
ではギロックの『秋のスケッチ』は?
「あれは以前やったけど発表会では弾いてなかったですよね。そうしましょ」
いきなり表情が明るくなる先生。
「いっそ春夏秋冬の4曲揃えたらどうかしら?」
冬ですと『サンタクロースのおじいさん』とかですか?
「それもいいし、夏はギロック(の叙情小曲集)になんか夏の曲が
あったと思う」
「それもいいし、夏はギロック(の叙情小曲集)になんか夏の曲が
あったと思う」
了解、後で調べます。
というわけで、大まかな方向が決定。
さて本題。
もうお忘れの方も多いかと思いますが、ショパン=リスト『ポーランドの六つの歌』
より、『春』です。
まず弾いてみます。
「まず今の曲を仕上げましょう。この曲に時間かけすぎ。6月中に完成させましょう。
少ない練習時間であれこれやると終わらないから、この曲だけ練習して。」
「あ、6月中と聞いて『まだ2ヶ月も余裕がある』と思ったでしょう?でも今から
完成までには2ヶ月かかると私は思う。」
完成までには2ヶ月かかると私は思う。」
「誰でも一通り弾けるようになってから完成までの間が一番しんどいの。」
「五月中の目標は楽譜を見ながら止まらずに弾けること。」
「まず止まらずに弾けるようにならなくては。もっとよく慣れて。特に後半以後。」
「まず止まらずに弾けるようにならなくては。もっとよく慣れて。特に後半以後。」
「次からはレッスンでは後半だけやりましょう。」
「練習するときも、まず後半から取り掛かること。」
で、今度は運指の話。
楽譜に書かれた先生の運指と全然違う弾き方をしている件について。
「どうしてそうなったの?前は、こっちの方が良いって言ってませんでした?」
あー、その辺の記憶がちょっと飛んでまして。多分、金星人に拉致されて
記憶を改造されたんじゃないかと思います。
(↑って言おうと思いましたが、話が続かなくなりそうなので止めました)
「指使いはいったん決めたら変えないで。」
了解です。
というところで時間切れ。
発表会を意識して、やにわにモチベーションが高まってきました。
やっぱりゴールがないと燃えませんな。
←ところで清い流れの成果はどこで発表すれば…
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