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2024年9月7日土曜日

レッスンでなんか難しいことを言われた

 今日はレッスンでした。

表題の、難しいことを言われた件について内容を説明します。

今レッスン中のブラームス間奏曲Op.118-2はA-durですが、中間部は平行調のfis-mollに変わります。

で、この中間部は右手のド#の単音から始まるんですけど、このド#をA-durのラシド#のド#ではなくfis-mollのファ#ソ#ラシドのド#であるという意識を持って弾きましょう、というのが先生の教え。

fis-mollではド#は属音であり、主音ファ#に次いで大事な音、ということは分かりますが、属音であることを意識して弾くというのは、具体的にはどういうアクションを取ればいいの?難しすぎる…

よく分からないので、とりあえず言われた通りに「fis-mollのド#」だと思って弾いてみます。

うーん、何か変わったかな?よく分からん…

帰宅して練習してみましたが、やはりよく分からない。

ふと思い出したのが、前の前の先生にショパン=リスト「春」をレッスンして貰った時に「長調から短調に変わったということが分かるように弾きましょう」と言われたことです。

属音とかじゃなくて長調から短調に変わったということを意識すればいいのかな?かな?かな?

「長調と短調の違い」が分かるように弾くとは、単純に音色を変えるということかなと思っていたのですが、今回もそういうことなんでしょうか?まあ音色を変えるとサラッと書いてますが、私の音色の引出しは1段しかないのでどうしようもないですね…。でも「属音であることが分かるように弾く」よりはハードルが低そう…かな?いやどっちもハードル高いな…。まあ先生は属音とは言ってなかったので、自分の単なる思い込みかもしれません。

長調から短調に変わったということが分かるように音色を変えて弾く、というのも試してみました。といっても「短調になったよ」と念じながら弾くだけですが、なんとなく変わったような気がします。

また今日のレッスンでは「この曲は最初にAndante teneramenteと書かれています。teneramenteとは愛情深くという意味です。いきなり弾き始めるのではなくて、弾き始める前にまずそういう気持ちになってから弾き始めましょう」と言われました。本当かなあ?と半信半疑ながら"愛情深く弾こう"と思いながら弾いてみたら「いいですね」と言われたので、ピアノというのは込めた気持ちの通りに音が出る物なのか?と思った次第。気持ち次第で音が変わるのなら、「この音は属音」と思って弾いたらその通りになるのか?でも属音ってどんな音かいまいちイメージが湧かないので気持ちの込めようが無い…。属音ってドミナントですよね(進次郎構文)。カデンツに出てくるドミナントの和音をイメージすればいいのかな?

話は変わりますが、「この曲は難しいので1年かかると言ってましたが(4月に始めたので来年3月に終わる見通し)、この分だと12月に終わりそうですね」と先生に言って貰えたのが嬉しいです。夏休み頑張った甲斐がありました。

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2024年8月25日日曜日

昨日のレッスンでは無事最後まで弾けました&遊び弾きを楽しむ週末

 昨日レッスンがありました。

前回のレッスンでは中間部の後半の、内声でメロディーを弾くところまでしか弾かなかったのですが、あれからまた練習しまして、今回は無事最後まで弾けました。

前回ではあまり褒められなかったのですが今回は一杯褒めて貰えたので嬉しいです。

一応最後まで弾けたので「では細部を見てみましょう」とのことで、

・リタルダンドを入れるところは入れる。リタルダンドと書いてないところでも、前半のフォルテになるところの直前にも入れる。正直言って今までリタルダンドは気付いてましたがガン無視していました。ちゃんと入れましょうということです。

・ペダルを楽譜通りに踏む。今までペダル記号はあまりよく見てなかったのですが、改めて楽譜を見たら1小節まるごと踏み変えないところがあったり、2小節以上もある左手の長いアルペジオのところは踏み変えない指示があったりしました。今まで気分でなんとなく踏み変えていて、しかも踏み変えていることに気付いてなかったのですが、まあそこはちゃんと踏み続けましょうということです。

レッスンの後、復習もしましたが少し違う曲にも触れてみたくて遊んでみました。

英雄ポロネーズ

出だしの「ジャーン、ジャララララ」の「ジャララララ」の右手が重音になるところです。以前ここの音を拾おうとした時は訳が分からなくなって諦めたのですが、今回はなんとか拾えるようになりました。自分が多少進化したようで嬉しいです。

ラ・カンパネラ

最後のページの音を一通り拾ってみました。難解な和音がないので音を拾うのはあまり難しくなかったです。これに気を良くして最初のページでも音を拾ってみました。ちょっと楽しい。

革命のエチュード

あるブログに貼ってある動画で、11小節目の左手のアルペジオ「ドソドレミ♭ソドレミ♭レドソミ♭レドソ」という、2オクターブと少しある音域の広いアルペジオを、指くぐりなしで弾いているのを見ました。これはひょっとして 指くぐりを使えば全部の音を繋いで弾けるのではないかと思ったのでやってみることにしました。

運指がよく分からなかったのでコルトー版を見てゆっくり弾いてみたら、指くぐりを駆使すれば全部繋げて弾けることが分かりました。別に無理して繋ぐ必要は無いかもしれませんが、繋いで弾ける方法が見つかるとやはり嬉しいです。しかし4-1の指くぐりをしないといけないので速いテンポでできるか自信が持てません。

木枯らしのエチュード

最初のページの右手をゆっくり弾いてみました。これも指くぐりを駆使して全部繋いでみました。運指をちょっと考えてみた結果、全部の音を繋いで弾くことができるということが分かったのが嬉しいです。また最終的に決めた運指に従うと、右手が尺取虫みたいに伸び縮みしながら動くのがとても面白いです。

ただプロの演奏のキラキラした音が降ってくるようなイメージには程遠く、ああいう音になる為には何が必要なんだろうかと思ったりしました。テンポの問題?

というわけで楽しい週末でした。


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2024年8月15日木曜日

一杯練習していったのに昨日のレッスンでは思ったほど褒められませんでした

 昨日、遂に待望のレッスンがありました。

いつもはレッスン直前にしか練習しないのですが、それでいて先生は一杯褒めてくれるのです。だからめちゃくちゃ練習していった今回はどんなに沢山褒めてくれるんだろうと内心ワクワクしてました。

しかし、実際には一言二言「うん良かったです」みたいなあっさりした言葉でおしまいでした。

ちょっと肩透かしでしたが、今まで一杯褒められたのはやる気を引き出す為だったんだろうなあと思います。

レッスンの終わりに「順調順調」と言って貰えたのは良かったです。前回のレッスンでは「発表会に間に合うかな?(楽譜を見て)うんまあ間に合うかな?」と先生はちょっと不安気味だったので、そこから大前進しました。

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2023年9月30日土曜日

ロマンティックなワルツ(今の先生では)初レッスン

 本ブログを読み返すと(以前は「ロマン"チ"ックなワルツ」と書いてましたが)結構この曲のこと書いてました。なんだかんだで長い間ネチネチやってますし、2013年にはこの曲で発表会に出てます。ちょうど10年前ですね。そんなに昔の話だったとは。

この曲は発表会で弾いてないと思ってましたが、思いっきり記憶違いでした。ブログ書いてて良かった。記録が無かったら捏造記憶に上書きされていたままだったでしょう。とはいえ発表会で弾いた記憶が全くないので本当にキョトンとしています。まあ10年も経てばきれいさっぱり忘れるのも無理はないかもしれません。

というわけで、前回のレッスンでシューマンの「別れ」が終わってからちょこちょこ練習してました。主に後半でつっかえまくっているので、後半3ページ、特に最後のページを重点的に攻めました。この曲はドミソとかの読み易い和音じゃない、ぱっと見で分からない変態和音が多い(さすがドビュッシー…)ので、そこで主につっかえます。あと、どういうわけかフラット系の曲なのにドとかファに不要なシャープを無意識に付けてしまうといった事故が多発します。そういうところを攻めました。

今日のレッスンでは最初に通して弾きましたが、意外にも真ん中辺でつっかえポイントが多発しました。

重点的に指導して貰ったのは主に左手で、1ページ目の、それまでの流れとは違う音がポツンと出てきて「この音をよく味わうように」だったかな?「違う音だという事を意識して」だったかな?そういうことを言われました。

また2ページ目で、左手の和音が半音ずつ上がっていく流れがあるんですが、その流れを掴む為に何度か弾いたりしました。この箇所は左手が主旋律で右手がオブリガードになっているとのこと。全く気付いてなかったのでこの指摘には大変驚きました。

この箇所、改めて弾き直すと、2ページ目の割と弾き込んだ箇所の筈なのに結構つっかえてスムーズに弾けません。今までは後半3ページばかり練習してきたので、重篤なつっかえ方(変態和音がとっさに読めず5秒ほど固まる)は減ってきたのですが、その分、軽微なつっかえ箇所が問題として浮上してきた格好です。家に帰ってから練習しました。

家に帰ってからピアノを弾いてレッスンの復習をするというのも、考えてみれば自分としては珍しい気がします。大体は「はーレッスン終わったやれやれ」とコンビニで買ったワインを開けて祝杯をあげたりなんかしてグダグダしてしまうのですが、最近は節約の為アルコールを控えるようにしていることもあってピアノに向かう余力と時間があります。

来年2月にこの曲を発表会で弾くとして、次の曲は何にしよう?と早くも考え始めています。昔の曲の再利用じゃなくて全くの新曲も見て貰いたいという気持ちがあるのですが、そうなると今から譜読みしないと間に合わない感じがします。

ちょっと思い付いたのはブラームスの間奏曲Op.118-2ですが、田所先生の難易度が22なんですよね。難しすぎる。なんかいい曲ないかな。


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2023年9月9日土曜日

今日は一杯練習したな

 今日はレッスンでした。

予定通りシューマン・森の情景より「別れ」は今日でおしまい。

あまり何も言われなくて、最後に通して弾いて終わり。後は雑談でした。

次の曲は「ドビュッシーのロマンティックなワルツにします。」とお伝えし、来年2月の発表会で弾くということになりました。

前回の記事で「ロマンティックなワルツはそんなに良い曲にも思えない」てなことを書きましたが、家に帰ってから練習してみたら結構良い曲じゃないかと思えてきました。

今まで練習してきたどの曲にも言えることですが、最初の方はまあまあ弾けても中間部くらいから怪しくなって、最後の方になるとつっかえまくりになります。いつも頭から練習しているからそうなっちゃうんですよね。それに大体の曲は後ろの方が難しい…逆だったらいいのに。

今日はその点に注意して、全6ページのうち後半の3ページを繰り返し練習しました。

どういう訳か何だか練習に熱が入って、後半3ページを集中的にやっつけると少しずつ弾けるようになってきまして、そうすると段々楽しくなりました。気が付いたら2時間くらい弾いてたかな?もうちょっと弾いてたかな?

それと、つっかえるところを右手だけでも片手練習を数回繰り返したらちょっと楽に弾けるようになりました。今頃何を言っているのかという基本中の基本みたいな話ですが、最近ピアノに殆ど触ってなかったんで練習の仕方をすっかり忘れてしまったみたいです。

まあそんなわけで、今日は珍しく一杯練習したな、という話でした。

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2023年9月2日土曜日

先生が代わりました

長らくブログを更新してませんでした。あまりにも間が空くと死んだかと思っている方もいらっしゃったかと思います。大丈夫です。死んでません。

今まで習っていた先生が体調を崩され、医者に相談したところ「仕事を縮小した方が良い」と助言されたとのことで、音楽教室の講師を辞められることになりました。

それで同じ音楽教室の新しい先生に引き継いで頂いたのですが、今まで習っていた先生が仰るには「当音大の次代を担うホープ」とのこと。先生のお名前で検索すると留学歴、受賞歴など華やかで否が応でも期待が高まります。

4月から新しい先生のレッスンが始まりました。先生は非常に物腰が柔らかく、丁寧な言葉遣いの方でした。でも言うことは言う先生で、

まず姿勢を言われました。椅子が高過ぎること、背中が自由に動いていないことです。ドイツに留学したらまず最初に椅子の座り方からレッスンが始まったという話を聞いたことがありましたので、ちょっとだけドイツ留学気分を味わいました。

前の先生にはベートーヴェンピアノソナタ第30番第3楽章の第5変奏に入ったところまで見て貰ってました。でも「これは難しすぎる」ということで、2回見て貰った時点で止めになりました。まあ全然練習しないからですけれども。

そしてインヴェンションの第13番と月光ソナタの第1楽章をやることになりました。しかしこれも数回で止めることになりました。譜読みが全然進まないからです。

そこで話し合いになり、とにかく譜読みが辛いこと、ピアノに対するモチベーションが湧かず、なかなかピアノに触る気にならないことをお伝えし、既に譜読みができているシューマン「森の情景」の"別れ"を見て貰うことにしました。

この曲は譜読みができている為か指導がとにかく細かく、かつ具体的で分かり易いのです。今まで二人の先生に見て貰った曲なのですが、段違いに細かいです。弾いている曲の難易度はまるで違いますが、スーパーピアノレッスンみたいです。そうなんです。スーパーピアノレッスンみたいなレッスンを受けてみたいと思っていたので、願いが叶いました。

そんなスーパーなレッスンだった"別れ"も次回で終了です。次の曲は来年2月の発表会に出す予定です。やはり譜読みしたことのある(つまり一度レッスンにかけた)曲から選びたいと思いますが、何にするか迷います。

発表会に出してない曲にしたいと思いますが、昔から譜読みが遅いので大体の曲は発表会で弾いてしまいました。そこで出したかどうか忘れてしまった曲があります。ドビュッシーの"ロマンティックなワルツ"です。

発表会で弾いたかもしれない間接的な証拠としては楽譜の縮小コピーをテープで止めた物が残っています。こんなのを作るのは発表会くらいなので、発表会で弾いたのかもしれません。しかし発表会で弾いた記憶が全くありません。

ただ記憶にあるのは、当時の先生に「もうこの曲を止めたい」と言ったことです。「さあこれから弾き込みというところなのに、ここで止めるのは勿体ない」と先生が仰るのにも関わらず止めてしまいました。だからこの曲をちゃんと弾き込んで成仏させてやりたいという気持ちがあります。

問題は、"ロマンティックなワルツ"は"別れ"ほど惚れ込んでいるわけではないことです。来年の2月までモチベーションが保てるでしょうか?


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2022年8月9日火曜日

発表会で直前の人がめちゃくちゃ上手かった件について

随分間が空きましたが、この話が下書きに残っていたので、とりあえずこれだけ書いておきます。

発表会で、自分の直前の人がショパンのバラード第4番を弾いて、それがめちゃくちゃ上手かったので衝撃を受けたという話を書きました。

後日レッスンの時に先生にその話をしたら、実はピアノを教えていて数人生徒をお持ちの方なんだそうです。

あー納得。

今日はこれだけです。

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2021年11月22日月曜日

久しぶりにレッスンで第1楽章を弾きました

一昨日はレッスンでした。

引き続きベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章。

ポジション移動直前の音が短過ぎるのでもうちょっと粘る、フレーズの終わりの音が小さ過ぎるのでもうちょっと出す、等指摘があり、後はテンポを上げて行きましょう、ペダルもつけましょう、とのことでした。

続けて第1楽章。レッスンで弾くのは久しぶりです。

どういうわけか、家のピアノと違うなあと突然感じました。鍵盤が重くて弾きにくいなあと思うんですよね。なぜ突然そんなことを思ったのか謎です。

暗譜で弾いたら2回間違えました。1回は弾き直せましたがもう1回は楽譜を見ないと駄目でした。プチショック。

左手の音価が微妙に短いと言われて納得。家で弾いている時、最近雑になってきたな、なんだかセカセカ弾いているなあと思ってましたが、きっとこれが原因ですね。左手をもっと丁寧に弾こうと思いました。

フォルテのところで、上半身の重みをかけましょうと言われたのですが、家に帰って実際にやってみたら、なんだか上手くいかない。重みを乗せる代わりに広背筋を使って弾くという感じになります。これはもうちょっと探ってみないといけないようです。


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2021年11月13日土曜日

レッスン。発表会参加決定

 今日はレッスンでした。

最初に発表会に出るかどうか聞かれました。もちろん出ます!

発表会は音楽教室の他の色んなコースと合同で二日に分けて行われるのですが、先生の予定が既に一日ふさがっていたので、自動的に日程が決まりました。来年の2月26日です。と言っても先生が本当に来られるかどうかはまだ分かりません。

心積もりしていた通り、ベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章を弾きます。

制限時間は10分なのですが、第1楽章だけだと正味の演奏時間が4分足らずなので、出入りを勘定に入れても大幅に余ってしまいます。

今やってる第2楽章が、暗譜ができてるとか、かなりインテンポに近いところまで弾けてるとかだったら、第2楽章も弾きたかったのですが、残念ながら今の進み具合ではとても間に合いそうにありません。先生と話し合って第1楽章だけにしてもらいました。

第1楽章だけやたら完成度が高くても、続く第2楽章がアララな出来だったら聴いてる方がズッコケますもんね。逆だったら「結末よければすべてよし」でまだ救われますが、第1楽章を後に弾くわけにもいきませんしね。

さて、今の先生のレッスンになってからは「練習でできなかった事がレッスンでできてしまう」という謎現象が多発するのですが、今日はそういうこともなく、ちょっと速めのテンポで突っ込んでしまい無事つまづきまくりました。

一通り弾いて(つまづいた箇所以外は)テンポが守れて強弱もだいぶしっかりついてきた、と褒めてもらいました。嬉しい。

とてもゆっくり弾くと、強弱を守るのは特に何小節にもわたってクレッシェンドしたりしているところは、とても難しいです。テンポが上がったから、その辺がちょっとやり易くなりました。

で、色々指摘して貰ったんですが、一番こたえたのは「スケールにおいて親指が弾く時手首が下がる」です。

親指がちゃんと動かずサボっているので、その分を手首でカバーしているんですよね。

これ何年も前から言われているのですがいっこうに治らないのです。気付いたら治すようにしているのですが、すぐに忘れるんです。あ~あまた言われちゃったよ~。

後は、トリルの数が多過ぎるから減らしましょう、という話。

今は左手八分音符一つに右手三つ、合計九つ入れてるんですが、これが多過ぎるので左手がその分ゆっくりになっているとのことです。気付いてなかった。

そこで、右手二つ、二つ、三つの合計七つ入れるということになりました。

今日の練習ではこの第2楽章に6分半ほどかかってましたが、いずれは3分を切りたいと思っています。その暁には七つよりもっと減らさないといけないかもしれません。五つ?それだとターンみたいになっちゃいますね。それでも速かったら許されるのかな?

今ちょっとプロの演奏を聴いてみたら五つで弾いてる人がいましたので許されるみたいですね。

今日までの第2楽章演奏時間のグラフです。僅かずつながら減ってきています。

イイ感じ。

ずっと、どこもかしこも超ゆっくり弾いてもつっかえるばかりだったのでテンポが上げられず、超ゆっくりテンポでしか弾けなかったのですが、最近ようよう超ゆっくりならつっかえないようになってきました。そこで少しずつテンポを上げています。

テンポを上げる→つっかえる箇所が続出→つっかえる箇所を部分練習、これをひたすら繰り返すだけですが、テンポが徐々に上がっていくと段々曲らしくなってきました。

それが嬉しくて最近ちょっと練習が楽しいと思い始めています。


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2021年10月30日土曜日

今日はベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章6回目のレッスンでした

 前回9月25日の記事で「ベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章2回目のレッスン」と書いてましたが、これは4回目のレッスンの間違いでした。日記を読み返して気が付きました。謹んでお詫び申し上げます。

と言う訳で今日はベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章6回目のレッスンでした。

なんでイチイチ「ベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章」と書いているかと言うと、もうIMEが「ベ」と打っただけで「ベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章」と勝手に変換してくれるので、ついつい面白がって書いているだけです。

毎日一回弾いて、毎日演奏時間が何分何秒だったかevernoteの日記に書いているので、IMEが勝手に覚えてくれたんですね。

で、演奏時間の推移がこれ。


最近はジワジワとしか下がりませんが、それでも今日は7分46秒にまで下がりました!イエイ!

目標はプロ並みの2分30秒と言いたいところですが、それはちょっと遠過ぎるので目下の目標は5分です。

まだまだつっかえるところが多くスラスラとは弾けず、なかなかテンポが上がりませんが、今日のレッスンでは「もうちょっとテンポを上げて弾いてみてください」と言われたので、そろそろテンポを上げる練習をしてもいいのかな?という気持ちにはなっています。

次回のレッスンは来週です。少しでもテンポを上げて臨みたいと思います。

第1、第2楽章を弾くので手一杯で第3楽章にはさっぱり手が付けられていないので、来週のレッスンでは「第1楽章と第2楽章を続けて弾いてみても良いですね」みたいな話になりました。

第1楽章も毎日弾いています。演奏時間の推移はこんな感じです。

僅かずつ速くなっているのが分かるでしょうか?
目標だった4分半を大幅に下回り、今の最短記録は3分43秒です。

一回試しに、まちがっても良いから弾きたいように弾いてみようと思って録画してみたら、従来思っていたよりかなり速かったんですね。それで、自分の理想の演奏に近づく為にはかなり速く弾かないといけないということが分かりました。
しかし、テンポを上げると、いつもここのどこかでこけます。
右手の和音の立て込んでいるところで間違えるのは分かるんですが、なぜか左手が迷子になり易いんですよね。
左手だけ練習して覚えようとしたりするんですが、なかなか解決しません。
うーむ。

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2021年9月25日土曜日

ベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章、2回目のレッスン

 先ほどレッスンが終わりました!めでたい!

最近禁酒していたんですが久しぶりにビール飲んでます!

お供はシューマンの幻想曲、クラウディオ・アラウの1959年の録音です。幸せな気分に満ち満ちている演奏で、アラウの録音の中でも大好きな一枚です。


今練習しているベートーヴェンピアノソナタ第30番も幸せな気分一杯の曲だと思うんですが(特に第1楽章)、手持ちのCDだと、なんか凄いスピードでサクサク弾いて幸せも何もないみたいな演奏があるんですよね。なんでなのかな。

今日のレッスンはその第30番の、先週から始まった第2楽章です。

先週から毎日1回は弾いていたので、つっかえつっかえだったのが少しマシになりましたが、それでもまだまだ遅い。遅過ぎる。

これは第2楽章を毎日1回録画した記録です。最初の日は前回の記事でも書きましたが30分くらいあります。
次の日に20分切る勢いで減りましたが、そこからあまり減ってません。
右手が二声になっているところがややこしくて、なかなかすんなりいかないんですよね。
これを最終的にはPrestissimoで弾かないといけないので、必然的に暗譜ということになると思います。そうなるとかなり時間がかかりますねー。
先生には、できれば第3楽章も見て来て下さい、みたいなことを言われました。そんなに進むかなー。

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2021年9月19日日曜日

2回目の1時間レッスンは燃焼不足

 昨日は1時間レッスンでした。

1時間レッスンとしては2回目です。前回の1時間レッスンでは「一杯練習しないと1時間持たない!」と張り切ったのですが、今回は全然やる気が出ず練習してませんでした。

曲はベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章です。そうです。遂に前々回のレッスンで第1楽章が終わり、前回のレッスンから第2楽章に入ったのです。

第2楽章はとりあえず最後までは見たのですが、全くのつっかえつっかえ状態でしか弾けません。

第1楽章が全然弾けない時は「早く第2楽章が弾きたい」と思ってたのですが、いざ第1楽章が終わるとやる気がどこかに行ってしまいました。

昨日、レッスン直前に録画してみたら通して弾くのに31分かかってました。再度通して弾いたら20分4秒に縮まりました。もう一度通してみたら17分24秒になりました。

今日練習無しのぶっつけで弾いてみたら17分53秒だったので、昨日3回通して弾いただけでちゃんと成果が出るみたいです。

なんだそりゃ。毎日ちょっとずつでも練習しろって話ですよね。

でもつっかえつっかえ状態なのは変わりないので(なにしろプロが弾くと2分半で終わる曲を20分もかけて弾いているわけですし)、付け焼刃の通し練習の甲斐なく、あまりレッスンになりませんでした。

その後、第3楽章の主題を少しレッスンして貰った後、手持ち無沙汰になって雑談モードに入ってしまいましたので、第1楽章で一番苦手なアルペジオの弾き方を教えて貰いました。

コツは

・指を軽く曲げる

・手首は少し高めを維持して上下させない

ということでした。

アルペジオを弾く時に、指を少しでも長く使おうと指を伸ばしているのですが、指をピンと伸ばすと手首と肘が力んでしまってどうもうまくないなと思っていたので、指を軽く曲げるというのはなるほどと思いました。

また、肘が無駄に左右に動くのは1指が間に合っていないからとのことで、もっと素早く1指を動かす必要があるようです。

ところで、第2楽章はさっぱり練習していませんが、第1楽章は毎日1回は通して弾いて録画しています。つっかえたら弾き直すので結構繰り返す時もあります。

今のところ最速記録は2週間前に出した4分0秒です。前の記事で「4分21秒が長らく切れない」と書きましたが、無事記録更新できました。
一旦更新できると、なぜかあれほど切れなかった4分21秒が何度も切れるようになりました。調子が悪い時でも4分30秒くらいです。不思議です。

とはいえ、音が少々雑な感じがしてイケてないなあと思っていたのですが、試しに目をつぶって弾いてみたらイイ感じです。意識が音に集中できるのが幸いしているようです。
目をつぶって弾けるのは冒頭の数小節だけなので、もうちょっと長く弾けるようにならないかなあと思っています。

また、暗譜ができたらいいなあと思っています。かなり楽譜を見ないで弾けるようになったんですが、まだ見ないと弾けないところが少しあります。あともうちょっと頑張ればいけると思うんですけどね。暗譜ができたらページめくりの時間が削減できるので、タイムが劇的に短縮できそうです。

そうそう、レッスンの時、先生はヘンレのピアノピースを見ていたのですが、私の園田高弘版と違う点があると指摘がありました(68‐69小節目の左手がヘンレでは単音、園田ではオクターブ)。スラーの表記もなんだか随分違うし、ヘンレ版にしようかな。
ヘンレ版は分厚くて重たい楽譜しかないと思っていたので(悲愴を習ってた時アラウ版を持ち運んでましたが重くて辛かった)、ピアノピースで買えるならならありがたいです。

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2021年6月12日土曜日

三ヶ月ぶりのレッスン

 今日はレッスンでした。

前回が3月13日でしたからほぼ三ヶ月ぶりです。

その間毎日欠かさず練習したので(一度通して弾いて終わりという日もありましたが)、進歩具合に先生驚いてまして「一日何時間練習してましたか?」とか聞かれました。でも長くて3時間位かな…。

まあこれ理由がありまして、一昨年の2019年11月から鬱で会社を休職しております。去年まではとてもピアノを弾く気力がなかったのですが、今年から段々と調子が上向いていて、それがピアノに向かっているわけです。

しかし調子が上向いてきたと言うことは復職が近づいてきたと言うことでもありまして、それはそれでありがたいことなのですが、復職したらまた毎日クタクタに疲れてピアノじゃなくなっちゃいそうなんですよね。

一番良いパターンは、復職して、かつ毎日ピアノを弾く元気があるということなんですが、どうしたらそういう四方万事めでたしという具合に持って行けるのでしょうか。仕事しながらコンクールで優勝とかしている人は一体どうなっているのか不思議です。毎日5分しか弾けなくても結構違って来るんですけど、働いているとその5分の気力が出ないんですよね。

これはベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章演奏時間の最新グラフです。一昨日、遂に4分23秒を記録しまして、めでたく4分30秒を切るという目標を達成いたしました。













今日の記録は4分34秒でしたが、一発撮りで、しかもほぼノーミスだったので(最近はどうにも勘弁ならない悲惨なミスをして撮り直しというパターンが頻出)、これも相当なものです。

今日のレッスンでも「もう譜読みの段階を超えて表現の域に達してますね」というありがたいコメントを貰えました。

表現の域!それこそがレッスンで教えて欲しいもので、どうしたら先生みたいにイイ感じに、つまり感動的に盛り上げて弾けるのか?プロとアマの演奏の違いはどこにあるのか?というのを知りたいんですよね。

そういう意味では私の30番第1楽章はようやく譜読みを終えてレッスンをして貰えるスタートラインに立ったのではないかと思うんですが、どうなんでしょう?ここからどれほど教えて貰えるのか未知数です。考えてみれば今までの曲って大体譜読みレベルで終わっちゃってるんですよね。ああもったいない。先生にはもっと高いレベルの事を教わりたいと思っているのに、なかなかその域にまで行けません。

高いレベルとは具体的にどういうことかというと、例えて言えば「ピティナのグランミューズB2カテゴリーで予選突破できるレベル」です。

ベートーヴェンのソナタのようなオーソドックスな曲だとコンクールではハードルが高過ぎる(審査員が厳しく見るから)と言われますが、その「高いハードル」っていうのが、練習しているうちに何だかよく分からなくなってきたんですよね。「後期ソナタに見られる高い精神性」とか言うけど、具体的になんなのそれ?みたいな…。

次回は色々話し合った結果、今ちょっとずつ譜読みしている第2楽章も少し見て貰うということになりました。第1楽章をずっとやっているのに飽きた時少し第2楽章に浮気していたのです。

第2楽章と第3楽章をちょっとづずつやっていくという話もあったのですが、第3楽章はとても弾ける気がしません(特に第6変奏)。しかしこの曲のキモはやはり第3楽章にあり、全楽章をいつかどこかで発表したい(できれば定年退職記念コンサートを開いて)という気持ちもあります。

教室の発表会が毎年年度末にあるので、そこで第1楽章を弾いてはどうかという話になりました。もう大体できているので充分間に合うでしょうとのことです。

考えてみれば、もう何年も発表会のステージに立ったことがないのです。大丈夫かな。それより復職しないと…。

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2021年3月14日日曜日

初めての1時間レッスンに向けて全力投球

 前回のポストから一ヶ月、ベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章も早や6回目のレッスンが終わりました。

この第1楽章はプロが弾くと4分弱なんですが、2月21日に初めて録音した時は18分39秒もかかりました。大体5倍弱くらいかかってます。

弾いているとそんなに長大な時間がかかってるとは全く気付いてないのですが、改めて考えると凄いですね。ピアノの前に5分と座ってられない人がよくそんなに長く弾いてられるもんですね。

時間がかかる原因は、弾き慣れた最初の数小節以外の音が全然覚えられなくて、毎回見るたびにほぼ初見状態になっている為です。特に和音がさっぱり覚えられない。もう痴呆が始まっているんじゃないかと疑問を抱くくらいです。馴染みのない和音の構成音を一つ一つ読んで指使いを考えて…とやってると幾らでも時間が経ってしまいます。

ちなみにこの第1楽章は丁度100小節ありますので、大体90小節くらいは迷ってます。1小節に2回「ああ何だか分からない…」と考えているとすると、180回くらい考えている計算です。そりゃ終わらんわ。

3月14日の今日、朝練習前の録音では10分40秒でした。半減とまではいかないものの、かなり早くなりました。というのも練習の甲斐あって間違えたりつっかえたりがかなり減ったからです。録音を聞きながらメモったら問題ある箇所は24箇所でした。よくここまで減った!凄い!偉い!

おかげで昨日のレッスンでは最初に弾いた時、先生に「随分練習されたのではないですか?」と聞いて貰え、感無量でした。めちゃくちゃ(当社比)練習したもんね。

何でそんなに必死になって練習したかというと、昨日のレッスンは1時間だったからです。

去年の十月だったか、レッスンが一回先生の都合で抜けてしまい、その振替を今月やると言われまして、1回増やすかそれとも30分レッスンを二つくっつけて1時間にするか聞かれて、先生にお任せしますって言ったら1時間になったのでした。

今までは30分レッスンしか受けたことがなかったので1時間レッスンは初体験です。

別に練習していかなくても叱られるわけでも先生の態度が変わったりもしないのですが、やっぱり気まずい。まるっきり練習していかなかった時の30分は永遠のように長く感じられます。それが1時間だったらそりゃもう、どんな心境になるか想像もできませんが、ヤバい予感しかしません。

ってことで必死に練習せずにはいられなかったのでした。

この頑張りのおかげで1時間のレッスンはあっという間に終わってしまいました。体感40分という感じ。本当は合間に5分間の休憩が入る筈だったのですが、どっかに消え失せました。ということは実は1時間5分のレッスンをして貰ったということになります。そんなに長かったのか。

いつもはあんまりお手本を弾いて貰えないのですが、今回は一杯弾いて貰えました。それもきっとレッスン時間が長かった為と沢山練習していった為ですね。ありがたい。

それにしても先生の高速アルペジオは速すぎて何回聴いても度肝を抜かれます。毎日地道にアルペジオを練習すればああなれるって本当ですか?信じられない…。


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2021年2月13日土曜日

やっぱ人生この時のために生きてるようなもんよね

毎回レッスンの後は一人打ち上げをやってます。

飲み物はビールかワインかその時の気分によって変わりますが、最初の一杯の時に思うことはいつも同じ。

 「やっぱ人生この時のために生きてるようなもんよね~!」

エヴァンゲリオンのミサトさんのセリフですが、実にレッスン後の祝杯にピッタリ合います。今回もお疲れさまでした~!かんぱ~い!

今回も土壇場になって練習し始めたのですが、まず自分の出す音が汚すぎて辛い。 

ピアノというのは不思議な楽器で、いやどんな楽器でもそうなんでしょうが、その時の気分が音に現れる感じがします。

イライラしながら弾くとそれが音に現れてイライラした音になり、それを聞くのが辛い。それで練習がいっそう嫌になります。

だからまず落ち着いて心をリラックスさせ、「美しい音を出すぞ~」と念を込めながら弾く。

何も考えずにでたらめな即興で弾くと「ピアノの音ってきれいだな」と思うのですが、なぜか練習となると途端に音が汚くなるのがいつも不思議であり悩みです。辛い。

そういう悩みを抱えつつレッスン。ベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章の3回目です。

今回は最後まで弾けるかな?と思いつつ弾いたら最後まで行けました。前回は半分ほどまでしか行けなかったので大進歩です。

和音でソプラノを出すには、手首を高く上げながら鍵盤にタッチし、それから手首を一気に落とす、という方法を習いました。何でそれでソプラノが出るのか謎ですが、やってみたら確かにちゃんとなります。不思議。これを速いテンポでやるのは結構練習が必要そうです。

あと、ポルタートでは打鍵と同時にペダルを踏み、離鍵と同時にペダルを離すという技を教わりました。ポルタートペダルというそうです。この呼び名、一般的なのかな?

レッスンが終わってから先生と話していたら、話したいことが次々に出てきてレッスン時間を4分程超過してしまいました。部屋を出たら次の人が待っていて恐縮いたしました。

というわけで冒頭の乾杯に戻ります。やれやれ、今日も一日お疲れさまでした。


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2020年12月14日月曜日

ベートーヴェンピアノソナタ第30番に再アタック

 ピアノレッスンでした。

シンフォニア第2番。練習してもまだまだたどたどしい出来。

音価をちゃんと保ってないところをちゃんとやって、テンポが上がってフレーズが繋がるようになったら終わりますと先生に言われてギョッとしました。え?そんなに早く終わるの?みたいな…。まだポツリポツリ弾いてる状態なんですけどね。

手折られた潮騒。今回はこっちにかなりの時間を費やして練習してました。おかげでちょっとテンポ遅い目に弾けばつっかえない程度には弾けるようになったのですが、その甲斐あってか、幾つか直された後、終了。え?もう終わり?みたいな…(二度目)。

手折られた潮騒の次に何をやるか、先生と相談。

先生は色々提案してくれるのですが、どれも難しそう。例えばリストの話になって「献呈って難しいですよねえ」と言うと「献呈は確かに難しいですね。でも同じシューマン=リストの『春の夜』はどうでしょう」と言ってちょっと出だしを弾いてみせてくれるんですが、なんだか簡単には聞こえない…。後で田所先生のリストを見たら、献呈は難易度24、春の夜は25でした。うちの先生の難易度感って…。春の夜断って良かった(安堵)。

ショパンは…どれも難しい、ショパンに易しい曲は無いということで意見が一致。

あれも難しい、これも難しいと話が難航する中、先生がベートーヴェンはどうですかと言うので「ピアノソナタ第30番が大好きだけど、以前レッスンに持って行ったら全然進まなかった」と話したら、じゃあ第1楽章やりましょうということになりました。いや、その、ソナタ第30番だって難しいんですけど、良いんですか?先生ノリノリですけど?

今までこのブログに何度も「憧れの曲」と書いてきたソナタ第30番にまた取り組めるとは夢のようです。

でも、バッハがいつも譜読み状態で辛いので、せめてもう一曲は譜読みが簡単な曲にしたい(田所先生難易度で14くらいに抑えたい)と思っていたのですが、その気持ちをあっさり裏切ってしまいました。

これまでも何度か譜読みに挑戦していたのですが、さっぱり音が覚えられないんですよねえ。

頭の中に流れる音楽と楽譜に書かれた音符が繋がらなさすぎるのです。

頭の中では音楽が淀みなく流れるんですが、その音と指が不思議なくらい連動しない。マジック。こんなの不安しかない。

というわけで、嬉しさと不安がごっちゃになった状態で帰宅したのでした。

心配なのは、憧れが強い曲ほど弾けない自分にがっかりする度合いが強くなることなんですよね。

理想の演奏が強く印象づけられているから、そことの距離が果てしなく遠く感じられてしまう。

あんまり理想を追い求めないように、自分に過大な要求をしないように努めたいと思います。

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2020年12月7日月曜日

譜読みが早くなったと褒められたが実は

 今日はレッスンでした。

レッスンが終わって先生と雑談している時、ふと「バッハをやってたら譜読みが早くなった気がする」って言ったら、先生は

「インベンションの時よりもシンフォニアに入ってからの方が譜読みが早くなりましたよ。

この分だと平均律に入った時が楽しみですね。」

って仰るんです。

あれ、そうですかねえとか返事したんですが、今になってよく考えると、シンフォニアに入ってからの練習量がインベンションの時よりずっと多いんですよ。だからその分沢山譜読みできてるだけで、実は譜読みスピード自体は全然早くなってない(という気がする)。

なんで練習量が増えたかというと、「なんじゃこりゃ?めちゃムズイ。ひょっとして壁?絶壁なの?さっぱり弾けない。指が動かん。これではレッスンで止まってしまう。やばい。」と焦りまくったからです。


うーん、ということは将来平均律に入ったらもっと焦りまくって、練習量がもっと増えて、結局つじつまが合うってことになるんですかね?

その前にいつかどこかで破綻してしまうような気がするなあ…。大丈夫かなあ。


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2020年11月16日月曜日

奇跡!遂にシンフォニア第1番が終わる!

 終わったよ!終わりましたよ!遂にシンフォニア第1番が終わっちゃいましたよ!

凄いぜ!やった~!

このブログと日記を読み返すと、始めたのが去年の11月11日だったのでほぼ1年やってたことになりますね。いや、感慨深い。

前回の記事で「レッスンが休みになっている七か月間、四日しか練習していない」みたいなことを書きましたが、それはレッスン直前追い込み練習(一回弾いて嫌になって止める日も入れて)の日数で、実は日記をよく読むと練習した日は24日もあったのでした。

アンダンテさんのWEBピアノ練習会に参加する為に練習したし(忘れてた)、思ったより結構練習してました。

まあ、本当に辛かったです。インベンションからシンフォニアに上がる時誰でもみな壁にぶつかるらしいですが、洒落にならん位高い壁でした。


それで、終わってみて思うんですけど、よく三声を練習する時に

・一つのパートだけを取り出して弾く

・三つのパートから二つを選んで弾く

・一つのパートを歌いながら残りを弾く

をやるようにってどこのサイトにも書いてあるんですが、遂にやりませんでした。

部分練習で「ここのパートどうなってるんだっけ?」と訳が分からなくなった時に一つのパートだけを弾くというのはやりましたが、それだけです。

アナリーゼとかも全然してないし。どこから主題が始まるのかは楽譜に書いてあるので(市田版)、そこは見ましたが…。

でもそれで何とかなったんだからいいや、という気持ちと、なんだか後ろめたいという気持ちがないまぜになってます。


次は2番です。閻魔帳によると第1番の難易度が17なのに対して第2番は19とえらく差があるんですが、大丈夫なんでしょうか?

ちょっと弾いてみたらなんか聞き覚えのある曲でした。これはありがたい。


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2020年10月19日月曜日

八か月ぶりのレッスン

久しぶりのレッスンでした。

 前回のレッスンが二月だったので、なんと八か月ぶりのレッスンとなります。

まずシンフォニア第1番を弾いたら、先生が「休みの間も練習していたんですか?」と聞いてくれたのでちょっと嬉しかった…「ええまあチョボチョボ練習してました」と答えましたが、これは真っ赤な嘘。ほぼほぼ練習してなかったのでした。

Googleカレンダーからリマインダーが飛んできて二週間前から「練習しなきゃな」とソワソワしていたのであります。でも結局練習した日は今日を入れてたった四日。それもシンフォニア第1番を一回通して終わり、といった体たらく。

それでも面白いのは、久しぶりにシンフォニア第1番を弾いてみたら、前よりもスラスラと弾けるようになっていたことです。

ピアノを弾かなかったから上手くなった…という訳では無くて、多分メンタルの調子が上がったからじゃないかなと思います。

そもそもピアノを弾くという行為は結構気力というか精神力というかメンタル的体力を大量に消費するようで、それがバッハだったらなおさら。インベンションでもシンフォニアでも一曲最後まで弾いたら喉がカラカラになるんですよ。物凄く緊張するみたいです。

以前だったらシンフォニア第1番はいつも1ページ目の最後の段で強烈につっかえてしまってなかなかリカバリーできなかったのですが、それが八か月間を空けただけで、多少つっかえてもすぐに弾き直せるようにまでなりました。

メンタルの改善というのは凄い効力があるようです。

また、「主題はピアノから始めて頂上でフォルテになって…」と指導されるのですが、練習してる時はそんなの奇麗さっぱり忘れててやったことがありません。でもレッスンだとなぜかちょっと繰り返しただけでできるんですよね。

どういう訳か練習している時には出来なかった事がレッスンでは出来るようになることがたびたびあります。先生に不思議な力があるのか、それとも火事場の馬鹿力で、実力以上のパワーが発揮できるのかもしれません。

ってな感じでシンフォニア第1番が終わって次は手折られた潮騒。

ここではハーフペダルを教わりました。

実はハーフペダルを教わるのはこれが初めてです。今までは「ペダルは底まで踏む」としか教わって無かったのでおっかなびっくり。「ではやってみましょう」と言われても、「こんな感じ???」できているのかいないのかよく分からない。まあこれはおいおいに…。

というわけで、久しぶりのレッスンを終えて物凄い充実感と達成感を味わいつつ帰ってきました。

レッスンが終わった直後はいつも「ピアノ弾くぞ~!」と思って帰るんですけど、帰宅してからあれこれやっているうちに折角の気分が冷めてしまうんですよね。こうして書き留めておけば少しは保存できるかな、と淡い期待を抱いたりします。


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2020年2月23日日曜日

雲上の存在・平均律に近づく?

チャイコフスキーの秋の歌は練習の成果もあって首尾よく終わり、無事手折られた潮騒に入ることができました。

一方で、ちんたらやっているシンフォニア第1番ですが、レッスンで先生がひとくさり喋った後、こんなことをおっしゃる。

「シンフォニアは全部やりません」
「平均律にもシンフォニア程度で弾ける曲があります」

果たして先生の真意は?
もしかして私が"シンフォニアには飽きた。早く平均律に入りたい"と思っていると思ったのでしょうか?
いや全くそんなことは思ってないんですが…。

平均律と言われても「この曲が好き、弾きたい」とパッと思いつく曲が出てきません。
平均律はいつも全曲をまとめて聞いているので完全に聞き流しモードになっており、"あ、これいいな"と思っても何曲目を聞いているかなんてイチイチ確認しないからです。

というわけで平均律に早く行きたいという意欲が湧きません。
そもそも滅茶苦茶難しいシンフォニアに入れたことすらいまだに信じられないのに、平均律なんて雲の上の更に上って感じで現実味が湧きません。

いや、前の先生に習っていた時に平均律にトライしようと一度相談したことがあります。随分昔の話です。
なんかカッコいい曲を見つけたんで、それを弾きたかったのです。
でも結局「平均律が弾きたかったらインベンションをやって、シンフォニアをやって、それから」と先生が結論を下してポシャったのでした。

ところで、閻魔帳によると平均律で一番易しいのは第1巻10曲目と第2巻6・15曲目で、難易度19とのことです。
シンフォニアで一番難しいのは難易度20だから、まあ確かにシンフォニアを全部やらなくても弾ける平均律はあると言えばあるという訳なんですが、この難易度、バッハに関しては特に一つ違うだけで格段に難しく感じるのです。
シンフォニア第1番は難易度17だから、難易度19とはかなりの差を感じます。

まあとりあえず第1巻10曲目を試しに弾いてみようと楽譜を開いたら、おっと「これ弾きたいと思ってた奴やん!」。

プレリュードがめっちゃカッコいいんですよ。
最初は静かだけれども何やら不穏な空気をはらんでいて、後半のプレストで一気に炸裂するというドラマティックかつキャッチーな展開。なんだか短編映画を観ているようです。
リヒテルの演奏を貼っておきますので聞いてみて下さい。
ヨタヨタながら弾いてみましたが、運指の辻褄が時々合わなくなることと、プレストで弾くのはメッチャ大変そうということを除けばまあまあ弾けないことは無い感じ。
体感的にはインベンション第2番の時の弾けなさ具合の方がよっぽどしんどかったな。あの時は指が別の生物かと思う位動かなくって大変でした。このプレリュードでは指が動かないということは無いです。

フーガの方はね…二声ということもあって超ゆっくりでなんとか最後まで弾けたのですが、曲の魅力がよく分からないので練習が辛そう。
やっぱり曲に惚れ込まないと練習は捗りませんからね。

プレリュードだけレッスンに持って行くという訳には…やっぱりいかないんでしょうし、困った。

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