西向きの部屋に住んでいる者の常として、夏の夕日には耐え切れないものがあります。
節電とか言われても、こう暑くっちゃ、ねえ。
エアコンを全力運転させても、夕方になると確実に室温が上がっていくのであります。
辛い。
そこで、積年の思いを果たすべく、今年こそは緑のカーテンを作ろうと思ったのです。
植物を育てて日除けにしようというのが緑のカーテンの目的であり、もさもさと生い茂るゴーヤなどがよく用いられているそうですが、ゴーヤにはあんまり興味がない。
では何にしようかと考えているうちに、アレがあるじゃないかアレが、とふと気づきました。
何年前か忘れましたが、出勤途中の乗換駅で何やらポケットティッシュのような物を配っている人がいたのです。
何気なく受け取ってから、ポケットティッシュにしては倍くらいの大きさがあるけどなんだろう、とよく見ると、それはミニトマトの種と、種蒔き床のセットでした。
袋を開けて水を注ぐと圧縮された土が膨らむので、そこに種を蒔きましょう、とな。
調べてみると、ミニトマトは背丈が2mを超えるらしい。それなら日除けにできるじゃないか。よし今こそあのセットを使うときだ。
ってなわけでミニトマトの種を蒔いたのが5月下旬。
意外にもほぼ全ての種が芽吹き、ほとんどの芽がすくすくと成長しました。間引いた芽をよそのプランターに植えておいたらほぼ全てが生き残るという驚異の生命力。凄いぞミニトマト。
こうなるとウチの子とヨソの子と比べたくなるものでして、道すがらトマトっぽい葉を見つけると、その育ち具合をじっと観察したりし始めました。
なんだヨソのトマトはひょろひょろで背丈ばかり伸びて。ウチの子なんかは丈こそ10cmと低いけど、本葉が7枚もついてて茎も太いぞ。その内にぐんぐん伸びて2mになるんだからな。葉と葉の間が10cmもあるような間延びしたモヤシとは違うんだ。
…なんて思ってたのですが、"ミニトマト 苗"で画像検索すると、どうもひょろひょろなのが普通のようであります。
ではウチの子はなんなの?成長障害?それとも?
焦りながら調べると、意外や意外、どうもウチのベランダで元気一杯に成長しているのは矮性ミニトマトというものらしい。曰く、背丈が30cm程度とコンパクトなので、支柱が要らずお手入れが簡単です、とな。
…30cmって…
…
待て慌てるなこれは孔明の罠だ(←違います)
…
…とりあえずミニトマトは育てるとして、緑のカーテン計画はどうしたものか?
1.すっぱり諦めてヨシズか遮熱シートを買う
2.別の植物にトライする
3.両方実行する
なんにしても、すぐに行動に移らないとどれも売り切れる可能性あり。
まずは朝顔(が一番成長が早いらしい)の種がどこかに売ってないか探しに行こうと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿