2011年2月7日月曜日

シューマン 流浪の民

小学校の音楽の授業で色々レコードを聴きましたが、一番記憶に残っているのはシューマンの「流浪の民」です。
それ以来、シューマンは合唱音楽の作曲家だと思っていたのですが、
次にシューマンを聴いたときは、シューマンは「トロイメライ」と交響曲第1番「春」の作曲家でありました。
それから歌曲の作曲家でもあったことを知りましたが、

クラシック愛好家の間で流浪の民が話題になることはついぞありませんでした…。
流浪の民はどこに行ったんだろうか…。

と思っていたら、タワーレコードに「小学校の懐かしい思い出!流浪の民収録!」みたいなポップがついたCDが出てまして、「あー、流浪の民ってそういうポジションなんだなあ…」と妙に納得したことでした。
もちろんCDは買いました。この機会を逃すと後がないと思いまして。
その考えは残念ながら的中し、その後、未だに流浪の民を収録したCDに触れる機会がありません。

いい曲だと思うんですけど、なんで全然話題にならないんでしょうねえ…。
もし小学校の音楽の教科書に載っていなかったら、そして音楽鑑賞の教材に挙がっていなかったら、と思うとちょっと胸にこみ上げるものがあります。
今の小学生は流浪の民を知ってるのかな?

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