ピアノレッスンでした。
シンフォニア第2番。練習してもまだまだたどたどしい出来。
音価をちゃんと保ってないところをちゃんとやって、テンポが上がってフレーズが繋がるようになったら終わりますと先生に言われてギョッとしました。え?そんなに早く終わるの?みたいな…。まだポツリポツリ弾いてる状態なんですけどね。
手折られた潮騒。今回はこっちにかなりの時間を費やして練習してました。おかげでちょっとテンポ遅い目に弾けばつっかえない程度には弾けるようになったのですが、その甲斐あってか、幾つか直された後、終了。え?もう終わり?みたいな…(二度目)。
手折られた潮騒の次に何をやるか、先生と相談。
先生は色々提案してくれるのですが、どれも難しそう。例えばリストの話になって「献呈って難しいですよねえ」と言うと「献呈は確かに難しいですね。でも同じシューマン=リストの『春の夜』はどうでしょう」と言ってちょっと出だしを弾いてみせてくれるんですが、なんだか簡単には聞こえない…。後で田所先生のリストを見たら、献呈は難易度24、春の夜は25でした。うちの先生の難易度感って…。春の夜断って良かった(安堵)。
ショパンは…どれも難しい、ショパンに易しい曲は無いということで意見が一致。
あれも難しい、これも難しいと話が難航する中、先生がベートーヴェンはどうですかと言うので「ピアノソナタ第30番が大好きだけど、以前レッスンに持って行ったら全然進まなかった」と話したら、じゃあ第1楽章やりましょうということになりました。いや、その、ソナタ第30番だって難しいんですけど、良いんですか?先生ノリノリですけど?
今までこのブログに何度も「憧れの曲」と書いてきたソナタ第30番にまた取り組めるとは夢のようです。
でも、バッハがいつも譜読み状態で辛いので、せめてもう一曲は譜読みが簡単な曲にしたい(田所先生難易度で14くらいに抑えたい)と思っていたのですが、その気持ちをあっさり裏切ってしまいました。
これまでも何度か譜読みに挑戦していたのですが、さっぱり音が覚えられないんですよねえ。
頭の中に流れる音楽と楽譜に書かれた音符が繋がらなさすぎるのです。
頭の中では音楽が淀みなく流れるんですが、その音と指が不思議なくらい連動しない。マジック。こんなの不安しかない。
というわけで、嬉しさと不安がごっちゃになった状態で帰宅したのでした。
心配なのは、憧れが強い曲ほど弾けない自分にがっかりする度合いが強くなることなんですよね。
理想の演奏が強く印象づけられているから、そことの距離が果てしなく遠く感じられてしまう。
あんまり理想を追い求めないように、自分に過大な要求をしないように努めたいと思います。
←今年最後のレッスンだったのに先生によいお年をって言うの忘れた
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