御覧のとおり、
・BPMの数字が詰まっていて見にくい。子供の頃でも上端のほうは読みにくかったのに、老眼になった今の身には、上から三分の一辺りでも厳しいのであります。
・上のほうの刻みが細かすぎて、錘を動かしたとき、実際に幾つ動いたのか確認するのが難しい。(特に老眼にとっては)
・BPMの刻みが荒過ぎる。とりわけ、138から208までの間が8刻みというのはきつい。
子供の頃使っていたゼンマイ式のもこんな感じだったので、大体世の中の振り子型のデザインというのはこんなものではないかと思います。
それを思えば!BPMを1刻みで上下できるメトロノームアプリの偉大さよ!
さて、メトロノームで念入りにネチネチとテンポを上げて練習することが必須の曲といえば、やはり、あの方でしょう!ツェルニーさんです。皆さん拍手~
ツェルニー30番の問題の1曲目、の問題の第11小節です。
赤丸をつけたファが噴火口です。
なんせ、5を押さえていると4が浮く。
4を押さえようとすると5が浮く。
そして指定テンポが尋常じゃない高速。
もちろん、ゆっくりだったら弾けるんですよ。
ええ、ゆっくりだったら。
でもテンポを上げていくうちに、どこかでダメになってしまって。
おおっとやり直しとばかりに、テンポを下げてもう一度上げたら、やっぱりダメだったりして。
最初に書いたように、メトロノームの刻みもあまり親切じゃないところが余計に事態を悪化させてみたり(←いやこれは責任転嫁か?)
こうして無間地獄に陥るわけです。
(っていうか一昨年陥ってました)
そこへ颯爽と出でたる勇者が!
メトロノームアプリを今朝入れてから、なんとさくさく練習(時間)が進むこと!
なんとこの一小節を4時間練習しちゃいました。
ええ、結構テンポ上りましたね。
四分音符=108くらいで肘が痛くなってきました。
それで練習はひとまず止めて、こうしてブログを書いているわけです。
しかし、ちょっとまずいかもしれないと思わないでもない。
普段、4時間も練習しませんから。
しかも、一小節だけ。それも右手だけ。
これは躁状態スイッチが入ってしまった可能性がある。
まずい。
やばい。
困ったことになった、のかもしれない。
そう思えば、一日に2本ブログを書いているのもまずいですね。
躁状態スイッチが入っている気配を感じさせますですね。
まあ、それはともかく、話をツェルニーに戻すと、
なんでこの曲にしつこく拘るかというと、
どうみても、どこにでもあるようなパッセージじゃないですか。
モーツァルトの曲の一部と言われてもおかしくないような、なんの変哲もない部分です。
これが指定速度で弾けないというのは、何かがおかしいんじゃないかという気がします。
いや、気がするだけで、単なる妄想かもしれませんが。
あと、やはり悲愴をコンクール出場レベルで弾きたいのならツェルニーは避けて通れないと先生に断言されたのも大きいです。
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おおっと、本ブログに掲げた、壮大なる目標
定年退職後にプロデビュー
の前には、ツェルニーなどは弾けて当然でしたね。これは失言いたしました。
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