昨日の記事で「遠い将来弾きたい曲」をリストアップしましたが、記事をアップロードしてから読み直すと、リストとフランク以外は全員ドイツ人だったことに気づいてしまい、ちょっと焦ったのでした。
いや、ドイツロマン派至上主義とかじゃないんです。他にも好きな曲は一杯あるんですよ、
と思って首をひねりましたが、なんかドビュッシーとラヴェルしか出てこない。
おかしいなあ近現代音楽も沢山聴いてるのになあ。
さんざん考えて出てきたのがこれ。
ヴィラ=ロボス「野生の詩」です。
写真のCDは、マルク・アンドレ=アムランの1994年の録音。
このCDでの演奏にはハートときめきまくりです。
何がどういいのかうまく言えませんが、
聴いているうちに、脳内に何かが分泌されてハイになるのが自分でも分かります。
最初聴いたときは、あまり何も思わなかったんですが、
二度三度と聴いているうちに、これは!と思って、それから段々とはまりまして、
一時はこればっかり聴いてたなあ。
でもその頃はピアノを再開するなんて全く考えてなかったので、これを自分が弾くということにはまるで考えが至らなかったのでした。
あ、アムランはハイペリオンレーベルから同曲を再録音していますが、そちらではハートはピクリともしなかったことを付け加えておきます。
←よくよく考えたら他にも一杯あるかもしれません。
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2 件のコメント:
こんにちははじめまして。
野生の詩、良いですね。
僕も、ハイペリオンレーベルの録音よりも、こちらの録音のほうが好きです。よりワイルドでダイナミックな演奏ですね。
ハイペリオンのほうは少し綺麗にまとまりすぎている感じで、曲の魅力が半減している気がします。
凄まじい不協和音の洪水で独特の音世界が荒々しくも美しい、ピアノ音楽の傑作だと思います。似たような系統でファリャのアンダルシア幻想曲も思い浮かびます。
僕もいつかは弾いてみたい曲、とは思いつつも、楽譜を眺めて閉口いたしました。
まず構造がものすごく複雑で、繰り返しのパターンがほとんど皆無。またありとあらゆるピアノの難技巧のオンパレードです。
さらには41ページにも及ぶ楽譜を暗譜するのも大変な労力を求められそうです。
いや、しかし野生の詩!素晴らしいですね。
ゆきねこさん、コメントありがとうございます。野生の詩って41ページもあるんですか…。聴いていても凄く難しそうなので、譜面はきっと真っ黒ななんでしょうね。手に入れてじっくり眺めてみたいです。
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