年明けのレッスンで何をやるか。
悲愴第2楽章、第1楽章と来たので、当然来年は第3楽章をやるものと決めていたのですが、
先生「第3楽章はねえ、終わりのところで速い下降があるから…」
先生、大丈夫です。そ知らぬ顔でゆっくり弾くのには慣れてます(←お前は何を言ってるんだ)。
譜読みレベルと言われた悲愴第1楽章を続けることも考えたのですが、
先生「もう長くやっているでしょう?飽きないかしら」
それは遠回しに先生が嫌気がさしてるって意味じゃ…、いやいや、先生の仰ることはごもっともであります。
ってな風に迷走しているのですが、
ここで気分一新、全然違う作曲家にトライするというのもあり。
来年はリスト生誕200周年です。リストよりショパンの方が一つ年上だったんですね。
ちなみに、今年はシューマン生誕200周年でもあったんですけど、知ってました?
私は全然知りませんでした。
リストが好きです。
どれくらい好きかといえば、レスリー・ハワードのリスト・ピアノ全曲集(CDで100枚以上ある)をコンプリートしているくらいです。
厳密にいうと、最初の1枚を買いそびれてるのでコンプリート-1なんですけどね。膨大な枚数なので大目に見てください。
あと、オルガン曲集、交響詩集、チェロとピアノのための曲集、オペラ、歌曲集、交響曲、などなど大量にCDを買い集めてます。ピアノのロ短調ソナタのCDは、以前コンプリートを目指しましたが、あまりにも多すぎて諦めました。でも随分買いましたよ。
しかし、未だにリストを弾いたことがない。
高校生のときに愛の夢第三番を独学で弾こうとしましたが、てんで話にならなくて諦めた経験あり。
何が困るかって、
リストは、気軽に挑戦できるような簡単な曲がないんですよねえ。
最晩年の「灰色の雲」みたいな小品は、まあ簡単といえば簡単ですけど、先生が指導に困るような気がするし…。そもそも楽譜がどこで手に入るやら。
「愛の夢第三番」とか「献呈」とかは、ちょっと甘すぎてイヤ。
色々厳しい条件の中でこれはと思うものは「ペトラルカのソネット第123番」。
これもリストの曲としてはアマチュアピアニストにはお馴染みの曲のようですが、そんなに超ウルトラメジャーではないところと、
ざっと譜面を見た感じでは、滅茶苦茶難しいようでもなさげなところ、
そしてなにより、ちょっと弾いてみただけで曲の中に引き込まれてしまいました。
これはいける!かも!
というわけで、もうちょっと譜読みを続けてみようかと思います。
←憧れのリストに頭がホワ~状態
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