2024年9月8日日曜日

以前のレッスン曲を弾いてみる

 今日は以前のレッスン曲を弾いてみました。

インベンション1-6番

苦労して練習しただけあって運指を結構覚えてましたが、まあつっかえることつっかえること、30分くらいかかったような気がします。2番と5番がやはり難しい。6番は最初のリピート記号まで弾いて満足しました。

ベートーヴェンピアノソナタ30番

第1楽章。和音は大体ほぼ全て忘れていて、一つ一つ音を読まないと弾けませんでした。よくこんなの弾いたなと思いつつ最後まで音出ししました。

第3楽章第5変奏。前の先生のレッスンでは第4変奏まで終わって第5変奏に入ったところで今の先生に変わり、「この曲は難しすぎる」と言われて一旦終了になりました。最初の三声になっているところが相変わらず難しい。でも以前やっていた時よりも「楽譜を読む能力」が上がったような気がして、なんとかなりそうな気がしないでもないです。第6変奏の最後まで通せるようになったらまたレッスンして貰えるように先生にお伺いを立てたいなあ。今のままだとまだ言い出せません。

シューマン 別れ(森の情景より)

都合三人の先生に見て貰った、もっともレッスン回数の多い曲。その甲斐あって割と覚えてました。

ドビュッシー ロマンティックなワルツ

これはさすがに今年の発表会の曲なので指が覚えてましたが、それでもよくつっかえました。もうちょっと思い出したい。

今レッスン中の間奏曲Op.118-2も弾きました。今になってもやはり1ページ目が難しい。というか出だしが難しい。前奏なしにいきなり右手が始まる為か、音量をどのくらいにするかで毎回迷います。ピアノと書いてあるんですが、あまり小さすぎると後で出てくるピアニシモで往生するんですよね。毎度「こんな感じでいいのかな」と思いつつ弾いているのでスッキリしません。

今日のまとめ

ずっと同じ曲を弾いていると気分転換が欲しくなるので以前のレッスン曲を虫干ししてみましたが、あまりにつっかえるのであまり気分転換になりません。もうちょっとどうにかしたいです。

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

2024年9月7日土曜日

レッスンでなんか難しいことを言われた

 今日はレッスンでした。

表題の、難しいことを言われた件について内容を説明します。

今レッスン中のブラームス間奏曲Op.118-2はA-durですが、中間部は平行調のfis-mollに変わります。

で、この中間部は右手のド#の単音から始まるんですけど、このド#をA-durのラシド#のド#ではなくfis-mollのファ#ソ#ラシドのド#であるという意識を持って弾きましょう、というのが先生の教え。

fis-mollではド#は属音であり、主音ファ#に次いで大事な音、ということは分かりますが、属音であることを意識して弾くというのは、具体的にはどういうアクションを取ればいいの?難しすぎる…

よく分からないので、とりあえず言われた通りに「fis-mollのド#」だと思って弾いてみます。

うーん、何か変わったかな?よく分からん…

帰宅して練習してみましたが、やはりよく分からない。

ふと思い出したのが、前の前の先生にショパン=リスト「春」をレッスンして貰った時に「長調から短調に変わったということが分かるように弾きましょう」と言われたことです。

属音とかじゃなくて長調から短調に変わったということを意識すればいいのかな?かな?かな?

「長調と短調の違い」が分かるように弾くとは、単純に音色を変えるということかなと思っていたのですが、今回もそういうことなんでしょうか?まあ音色を変えるとサラッと書いてますが、私の音色の引出しは1段しかないのでどうしようもないですね…。でも「属音であることが分かるように弾く」よりはハードルが低そう…かな?いやどっちもハードル高いな…。まあ先生は属音とは言ってなかったので、自分の単なる思い込みかもしれません。

長調から短調に変わったということが分かるように音色を変えて弾く、というのも試してみました。といっても「短調になったよ」と念じながら弾くだけですが、なんとなく変わったような気がします。

また今日のレッスンでは「この曲は最初にAndante teneramenteと書かれています。teneramenteとは愛情深くという意味です。いきなり弾き始めるのではなくて、弾き始める前にまずそういう気持ちになってから弾き始めましょう」と言われました。本当かなあ?と半信半疑ながら"愛情深く弾こう"と思いながら弾いてみたら「いいですね」と言われたので、ピアノというのは込めた気持ちの通りに音が出る物なのか?と思った次第。気持ち次第で音が変わるのなら、「この音は属音」と思って弾いたらその通りになるのか?でも属音ってどんな音かいまいちイメージが湧かないので気持ちの込めようが無い…。属音ってドミナントですよね(進次郎構文)。カデンツに出てくるドミナントの和音をイメージすればいいのかな?

話は変わりますが、「この曲は難しいので1年かかると言ってましたが(4月に始めたので来年3月に終わる見通し)、この分だと12月に終わりそうですね」と先生に言って貰えたのが嬉しいです。夏休み頑張った甲斐がありました。

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

2024年9月1日日曜日

エモい演奏=強弱が細かくついている?

 ブラームス間奏曲Op.118-2を練習していますが、合間に今気になっている曲の楽譜を開いて音を拾ったりしています。

今日の音拾いはモーツァルトのピアノソナタ第10番K.330とショパンのノクターン13番Op.48-1でした。どういう訳かちゃんと楽譜を持っているんですよね。弾けもしないのになんでこんなに楽譜を一杯買ってあるのか謎です。

どっちも2ページしか音を拾ってませんが非常に楽しかったです。特にノクターン13番は出だしが非常にゆっくりなので気分に浸れます。

その流れでノクターン13番のYouTube動画を幾つか聴いてたんですが、最初の4小節だけ聴き比べただけでも物凄くエモい人とそうじゃない人がいることに気付きました。

物凄くエモいと思ったのは、アルゲリッチとかピリスです。

なぜエモいと感じるのか考えたら、一つ一つの音の強弱が違うのが理由かなと思いました。アルゲリッチやピリスはここぞというところで音を強めたり弱めたりしていて、強弱の使い分けが物凄く細かいです。ひょっとしたら全ての音を微妙に違う強弱で弾いているんじゃないかと思うくらいです。そしてその強弱が凄くツボを突いているという感じがします。

で、エモくない人は比べると平坦な感じがします。サラサラーと弾き流している印象です。

ということは全部の音の強弱を変えるつもりで弾いたらエモくなるのか?と思い、今練習中の間奏曲Op.118-2で試してみました。

体感ではエモさが向上した気がします。また音楽に立体感が出てきた感じがします。楽しいです。

まあ単なる独りよがりという気がしないでもないですが、こういう楽しみ方もありかなと思います。

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村