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2014年4月30日水曜日

ただ憧れを知る者だけが




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いい歌ですね。
歌手はクリスタ・ルートヴィッヒです。




2014年4月2日水曜日

ジョン・ケージの「4分33秒」をピアノ版とオーケストラ版で聴き比べる

ジョン・ケージの「4分33秒」をピアノ版とオーケストラ版で聴き比べてみました。(アホ)

まずはピアノ版。



次にオーケストラ版。



いや~どちらも熱演で、思わず見入ってしまいますねー(と白々しく書いてみる)。

おまけ。何の脈絡もありませんが、シェーンベルグの「浄められた夜」を室内楽でどうぞ。




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2012年8月3日金曜日

日本を代表するピアニストといえば

ピアノを再開する前の話。

「野島稔プレイズリスト」というCDが、とあるメーリングリストで話題になりまして、
その際に「指先のコントロールができていない」という発言があり、これが長く気になってました。

正直いって、プロはみんな上手いとしか思わない。好き嫌いなら言えなくもないですが。
「ユンディ・リーって上手いの?」と聞かれてぐっと詰まったこともありました。
いや、そりゃ上手いんじゃないですかね…?

そんなことを思い出して、ふと野島稔を検索してみたら、なんと「日本を代表するピアニスト」とあるじゃありませんか。
偉い人だったんですね…。

しかし、次に「日本を代表するピアニスト」で検索すると、野島稔をイイヨと推す人がいない。理由を考えてみたのですが分かりません。メディアでの露出が少ないからかな?

では、現在「日本を代表するピアニスト」として挙げられているのは誰か。
ざっと調べてみて、一回でも「日本を代表する」と書かれた人を並べてみました。順不同です。

中村紘子
内田光子
仲道郁代
横山幸雄
清水和音
小川典子
近藤嘉宏
舘野泉
辻井伸行
田部京子
小山実稚恵
フジコ・ヘミング
関本昌平

あなたが思うピアニストはいましたか?

それにしても野島稔は一体どうしたんだー。

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2011年7月21日木曜日

「ニュルンベルグのマイスタージンガー」の五重唱

唐突ですが、ワーグナーが好きです。

でもどういうわけか「さまよえるオランダ人」は一回聞き流したことしかなかったり、など色々「好き」というには不備が多かったり。それでいて「全部聴いてやる!」と発奮したりすることもなかったり。
ちょっと曖昧なお付き合いなのです、ワーグナーさんとは。

それに加えて、ワーグナーの有名録音とか有名録画というか、は大量にあって、全部追いかけると金が幾らあっても足りない。

なんといってもオペラが有名なので、有名演出家の名舞台、または有名指揮者の名演奏を全て網羅しようと思うと、一体どれだけのCD/DVDを買わないといけないんだか…。
DVD出現の前はLDを買うしかなかったですし、これがまた高かったんですよね…。

その上、熱心なワグネリアン(=ワーグナーを崇拝する人々)は、毎年夏に行われるバイロイト音楽祭(ワーグナーのオペラしか上演しない狂信的なお祭り)のチケットを求めて争奪戦を繰り広げるんだとか。
バイロイト音楽祭はワーグナーが設計した専用劇場で行われるんですが、空調が効かなくて暑いし、椅子は固いし、どのオペラも2,3時間は平気でかかるし、それでいて正装(男はタキシードなど。女はイブニングドレスなど)を求められるので、只でさえでも暑苦しい、で地獄の苦しみなんだそうです。

ワグネリアンというのは、マゾ体質でないと務まらないんですねえ…。
私はCDでいいです…。

それも、もっぱら愛聴するのは

バーンスタインの「トリスタンとイゾルデ」
(どういうわけか名盤の誉れ高いクライバー盤は何度聴いても聞き流してしまう)
カラヤンの「パルシファル」
(クナッパーツブッシュ指揮バイロイトライブ録音が名盤だそうですが何度聴いてもイマイチぴんとこない)
クーベリック&バイエルン放送響の「ローエングリン」
カラヤンの「ニュルンベルグのマイスタージンガー」

くらいです。
他に好きなのもあるんですが、あまり登場回数が多くないので省略。

で、上の四つなんですが、最初の二つと後の二つは、好きなところがキッパリ違う。
「トリスタン…」にしても「パルシファル」にしても、基本的に独唱なんですよね。
でも「ローエングリン」や「マイスタージンガー」の一番美味しいところは、どういうわけか独唱じゃない。

ここでやっと本題に入るんですが、「マイスタージンガー」で一番好きなのは、CDの4枚目の冒頭の五重唱なんです。
これ、実はあんまり筋立てを理解してないので、どう書けばいいのか分からなかったんですが、"マイスタージンガー 五重唱"でググってみると、どうも第三幕第四場らしい。この五重唱には「私の幸せに太陽が」という名前がついているらしい。
この五重唱がもう最高で、めちゃくちゃ盛り上がるんですよねえ。これくらい惹きつけられる合唱は、他には「リゴレット」の四重唱くらいしか思いつきません。
で、ちょっと一息ついたところで、また徐々に盛り上げてラストに向かってなだれ込んでいくんです。この辺りの流れは、本当に堪りません。


そういうわけで、「ワーグナーが好き」というよりは「カラヤンのマイスタージンガーのCD4枚組セットの4枚目の冒頭から最後までが好き」とか、そんな虫食い状態のかけらみたいなのがあちこちに散らばってるんで、一息に「カラヤンが好き」とか「ワーグナーが好き」とか言えないのが悩みです。

2011年2月7日月曜日

シューマン 流浪の民

小学校の音楽の授業で色々レコードを聴きましたが、一番記憶に残っているのはシューマンの「流浪の民」です。
それ以来、シューマンは合唱音楽の作曲家だと思っていたのですが、
次にシューマンを聴いたときは、シューマンは「トロイメライ」と交響曲第1番「春」の作曲家でありました。
それから歌曲の作曲家でもあったことを知りましたが、

クラシック愛好家の間で流浪の民が話題になることはついぞありませんでした…。
流浪の民はどこに行ったんだろうか…。

と思っていたら、タワーレコードに「小学校の懐かしい思い出!流浪の民収録!」みたいなポップがついたCDが出てまして、「あー、流浪の民ってそういうポジションなんだなあ…」と妙に納得したことでした。
もちろんCDは買いました。この機会を逃すと後がないと思いまして。
その考えは残念ながら的中し、その後、未だに流浪の民を収録したCDに触れる機会がありません。

いい曲だと思うんですけど、なんで全然話題にならないんでしょうねえ…。
もし小学校の音楽の教科書に載っていなかったら、そして音楽鑑賞の教材に挙がっていなかったら、と思うとちょっと胸にこみ上げるものがあります。
今の小学生は流浪の民を知ってるのかな?

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2010年8月19日木曜日

初めて買ったレコード・CDの歌手名はなんですか

ゆうちょ銀行のオンラインサービスに、本人確認が加わりまして、
その中に、質問を選んで答えを登録するという、よくあるパターンがあったのですが、

問題は、その選択肢。
なんか、答えられないものばっかり。
中学3年の担任の名前とか(忘れたよ)。
初めて見た映画の名前とか(同上)。
好きな食べ物の名前とか(そんなもん、時によって代わるっちゅーの)。

中でもふるっているのが、タイトルにも書いた
初めて買ったレコード・CDの歌手の名前は何ですか。
というやつ。

歌手ねえ。
普通は歌手を書くもんなんですかねえ。

私が初めて買ったレコードは、ショルティ指揮シカゴ響のマーラー交響曲第2番でした。
あ、歌手は二人出てきますね。一人はイヴォンヌ・ミントンだったような気がするけど、もう一人は誰だったかな…。
とりあえず、この問題はパスしました。

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追記
二人の歌手は

イソベル・ブキャナン(ソプラノ)
ミラ・ザカイ(コントラルト)

でした。全然覚えてなかった。なんせ、ずいぶん昔に引越しのゴタゴタの中でなくしてしまったもんだから。
中3の時に小遣いを貯めて頑張って買った割には無頓着すぎるのが我ながらなんとも。

2010年5月7日金曜日

クライバーの「薔薇の騎士」

みかんぴあのさんのコメントを見て、遅まきながらやっと買ってきました、
カルロス・クライバーの「薔薇の騎士」。
丸ビルのタワーレコードになかったので、大阪駅前第1ビルのワルツィに回ったら
運良く買えました。

これを見るのは久しぶりですが、
豪華絢爛、金々キラキラなのは記憶の通りで、
なんかオクタヴィアンの顔が猿っぽいなあとか、
女声の三重唱っていうのは珍しいなあとか、
どうでもいいようなことを考えながら見終わりました。

ワルツィには、クライバー+パヴァロッティのボエームなんていう垂涎ものもあって、
衝動買いしそうになったのですが、
ちょっと財布から怒りの声が聞こえたような気がしたので止めました。

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2010年3月24日水曜日

カルロス・クライバーのブラームス交響曲第四番

カルロス・クライバーという人は、ものすご~く人気のある指揮者で、めったに仕事をせず、しかもドタキャンの嵐で、その数少ない公演を聴けた人はもれなく熱狂的なファンになるという、ちょっとカルト的な人気を誇った人でした。

人でした、というのは、晩年、とうとう仕事をしないままお亡くなりになってしまったからで、私がその名を知ってからは一度も仕事をしませんでした。

というわけで、この人の仕事は「こうもり」のレーザーディスクと、「トリスタンとイゾルデ」「椿姫」「ウィーンフィルニューイヤーコンサート」そしてブラームスの交響曲第四番のCDくらいでしか知らないんですが、
世評と違って、私はこの人がそんなに大好きってわけじゃないんです。
ただ、ブラームス・交響曲第四番は大好きで、何度も繰り返して聴きました。
優雅で感傷的、という言葉がぴったりです。

で、CDの録音があるかなあ、とYouTubeで探したら、地元のテレビ放送を録画したものと思しきライブ録音が見つかりました。
ホント、いい時代になりましたねえ。
YouTubeがなかったら、地元のテレビ放送のライブなんて絶対観られませんもんね。




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2010年3月3日水曜日

フランチェスカッティ、サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ

今オーディオが絶好調で鳴ってるんで
(オーディオが趣味じゃない人には信じられないと思いますが、日によってオーディオの鳴りが良かったり悪かったりします)
今、ゴキゲンに聴いている曲を紹介します。

って、聴いている曲どころか、演奏そのものがアップされてるとは予想外。
フランチェスカッティというバイオリニストのことは全然知らないのですが(多分ものすご~く有名な人なんだと思いますが、クラシック界には有名人が多すぎて…)、
この一曲、この演奏だけでフランチェスカッティの名前をガッチリ覚えてしまいました。
とにかく、こんな美音、後にも先にも聴いたことがない。
ウィキペディアによれば、他にも名録音が沢山あるそうです。
あああ~、買いたいCDがまた増えてしまった~!

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2010年2月27日土曜日

ダルベール ピアノ協奏曲第2番

ラフマニノフ以後、豪華で華麗なピアノ協奏曲というのが雨後の筍のように湧いて出てきたのですが、その中で成功していると思うのが、このオイゲン(ユージーンかな?)・ダルベールEugen d'Albertのピアノ協奏曲第2番です。

(注記:調べてみたら、ダルベールのピアノ協奏曲第2番は1893年でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は1900-1901年となっており、ダルベールのほうが先でした。適当なことを書いてしまい申し訳ない。信じた方ごめんなさい。2017/5/22)

高校生の頃、NHK-FMで聞いて忘れられなくなり、ずっと探してましたが、数年前にCDで買うことが出来ました。
全然話題にならない作曲家の話題にならない曲ですが、ラフマニノフ好きな人は聞いてみて下さい。




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2009年10月15日木曜日

シプリアン・カツァリス@神戸松方ホール

10月11日のシプリアン・カツァリスのコンサートに行ってきました。
チケットを買いそびれたので、当日券を買うべく13時過ぎに現地入りしたのですが、開場の14時半までホールの入り口が無常にも封鎖されてました。
仕方がないので、近所のスーパーでビールを買い、ベンチに座って時間をつぶしました。

ビールの500ml缶を2本飲んだところでやっと開場時間になったので、当日券を買って入場。
ホールは立ったばかりと思しき小奇麗な建物の4階にあり、ロビーの壁面全てがガラスになっていて、神戸港を一望できます。更に広いベランダが付いていて、海風と日曜の午後の陽射しを楽しむことができます。

やっと時間になったので着席。
カツァリスは時間通りに登場し、すたすたと歩いてきてお辞儀をしたかと思うと、ぱっと座ってぱっと引き始めます。早い。
最初の方はビールの酔いが回って半分寝てたのですが、シューベルトの交響曲「未完成」ピアノ編曲版が始まると、ぱっちり目が醒めました。

おおー、凄い。第一バイオリン、第二バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの声部を軽々と弾きこなしていきます。何度見ても手が二本しかないのですが、どう考えても最低手が3本以上あるようにしか聞こえません。

それと、弱音が非常に美しいです。柔らかいのにちゃんと芯があってムラがありません。

その後、一曲はさんで、ベートーヴェンの交響曲第七番第2楽章リスト編曲版と、ピアノソナタ「悲愴」でプログラム終了。第七番はもっと聞きたかったなー。

アンコールが全て終了して、外に出たら、サイン待ちの長い行列がずらっと出来てました。みんなよくやるなあ。

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2009年9月20日日曜日

アラウのDVD2本

Perfumeの武道館ライブは何度観ても面白いんですが、
あまりにも何度も観過ぎたため、
少々聞き流している節もあり、
違うDVDを見ることにしました。

未見のDVDが何本かあるんですよ。

今日は、クラウディオ・アラウのDVD2本、
ハンガリー狂詩曲第11、10、8、9、13番とおまけのチャイコフスキー・イタリア奇想曲、
これは2本で1000円のセールで買ったもの。
映像は名曲アルバム風に、ヨーロッパの名所を写したものです。
まあ、ブダペストのリスト広場とか、リスト音楽院とか、バイロイトのリストの墓とか、
少しは配慮されてますが、
何の関係もないノートルダム大聖堂とかアレクサンドル3世橋とかもあり、
なんだかよー分からんです。
アラウによるハンガリー狂詩曲のCDは持ってないので、
このDVDは自分にとって貴重です。
「アラウとの対話」(みすず書房)のディスコグラフィによると、
ハンガリー狂詩曲の録音は
US(IPA)Des (33m)DSM1003 (1951 or 1952)
のみとなっています。
この時代は、アラウは中年ながら(1903年生まれ)まだまだ元気一杯で、
コンサートレパートリーを絞る前だと思います。

もう一本はBBCのアーカイブから、
シューマン・ピアノ協奏曲、謝肉祭、ベートーベン・ピアノソナタ第32番という
重量級コンピレーション。
1961~1970年代の、脂ののりきった時代の演奏で、
フィリップス録音でのアラウの演奏(かなりの老年)では、
シューマンやチャイコフスキーの協奏曲は、
あまりにテンポが遅くて聴いてるとイライラするのですが、
これはそんなことなくて、快調に飛ばしながらも要所要所はキチンと押さえるという
気持ちのいい演奏。

ベートーベンは1970年の録音で、
休符が凄くクッキリとしていて、
メリハリを付けながらも、全体の音楽の流れは実にスムーズ。
聴いていて凄くリラックスします。
感じとしては、1975年のニューヨーク録音と似ています。 

右手のアップの映像を観て思ったんですが、
5-4の指換えとか、まるで猫が歩いているように滑らかで無理がないです。
あまりにも自然に指換えしてるんで「え?今何が起こったの?」みたいな。
こーゆー技が絶え間なく繰り出されるのに圧倒されました。

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2009年6月12日金曜日

作曲家占いをやってみた

「鍵盤迷走」のかおるさんとこで「作曲家占い」というものが紹介されてたのでやってみました。

昼間やったときにはドボルザークだったのになあ…

あなたの作曲家: プッチーニ (類似度 82%)

あなたは人生の上手な楽しみ方を知っている人です。社交的なので人脈も広く、淋しい思いをするようなことはほとんどないでしょう。興味の対象も多様でなおかつ凝り性なので、ものによっては玄人並みの知識・技量に達して人を驚かせることもあるでしょう。反面、いわゆる器用貧乏となる傾向があるので、本業が疎かにならないよう気をつけましょう。趣味は人生を楽しむ上で確かに重要ですが、そのためにはまず本業を地道にこなすことが先決です。趣味に溺れて生活が立ち行かなくなってしまったら、あなたが求める楽しい人生は根底から崩れてしまいますから。

器用貧乏って…
じゃんけんをすると必ず負けるんですが…
側転が出来た試しがないんですが…
未だにサッカーのルールが分からないんですが…
それでも器用貧乏になれるんでしょうか…。
ううう、なんか嫌がらせじゃないの、この占い…

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2009年6月11日木曜日

フォルテピアノでのベートーヴェン演奏放送予定

大阪府は堺市に山本宣夫という方がいまして、フォルテピアノの復元で有名な人なんですが、
この人のピアノを使ったベートーヴェン演奏をBS-Hiで放送するそうです。詳しくは、演奏者の大井浩明さんのブログフォルテピアノ・ヤマモトコレクションのリンク先をご覧下さい。8月5日(水)6:00~6:55と8月12日(水) 13:00~13:55の予定だそうです。

大井浩明さんは2回コンサートに行ったことがあります。2回目のが強烈で、シュトックハウゼンともう一人の誰だったか忘れた作曲家の「ザ・現代音楽」みたいなプログラムでした。
シュトックハウゼンはテープ音楽(っていうか轟音)を背景にピアノを弾くという曲だったんですが、曲が終って大井さんがお辞儀をして、みんなが拍手して、大井さんが舞台から下がろうとするとテープの続きが始まり、大井さんは慌ててピアノに戻る、というハプニングがあり、
後半も、途中でピアノの上に乗ってピアノの弦をつまびくというシーンがあったんですが、この曲の初演では演奏者がスレンダーで可憐な女性だったそうで、それはきっと絵になるポーズだったと思うんですが、それをビデオで見て全く同じように再現する大井さんは背の高い、どっちかというとトドを思わせる体格で、それでもってシナを作ってなよやかに弦をつまびく姿に笑いをこらえきれませんでした。観客席も大うけです。
いやーあんな面白いコンサートがまたあったら行きたいです。

あ、話がずれましたね。この放送ではベートーヴェンが活躍していた頃の6台のフォルテピアノを使うそうです。さて、テレビを修理に出さなければ。

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2009年6月5日金曜日

黒田恭一さんを偲んで

中二の春にラジカセを買ってもらった私は、NHK-FMのクラシック番組をカセットテープに録音することに精を出しておりました。
新聞のラジオ欄というのは不便なものでして、番組内容にホンの二、三行しか割かないのです。
っていうわけで、曲目と演奏者を知るためには、曲の前後に黒田恭一が読み上げるのを聞き取るしかないわけです。
聞き書きするのはあまりにリスクが高いと判断した私は、曲の後の黒田恭一の声も合わせて録音することにしました。

そうやって録音した中にベートーヴェンの皇帝があるんですが、テープには「ただいまの演奏、ピアノ、ラ・ドール・プー、…」とメモを読み上げる黒田恭一の声が確かに入ってます。

そういえばダン・タイ・ソンというピアニストもいるし、ラ・ドール・プーというピアニストもいてもおかしくはないんかなあ、でもプーっていう名前はあんまりだなあ、と長年思ってました。

それから十数年後、リストのロ短調ソナタのCDを買ったら(蛇足ですがレーベルはハルモニア・ムンディ(フランス)でした)、

Radu Lupu

と書いてあるじゃないですか!
こ、これは!


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2009年6月4日木曜日

忙しい人のためのワーグナー解説【前編】

タンホイザー イケナイ火遊びで追放されたタンホイザーですが、最後には赦されます。終わり。
ローエングリン 本名を明かさない男と結婚すると、次の日に離婚されます。終わり。
ニュルンベルクのマイスタージンガー 歌の上手い男がめでたく恋人との結婚を赦されます。終わり。
トリスタンとイゾルデ 心中しようと毒薬をのんだつもりが間違って惚れ薬をのんでしまい、二人は不倫に励むのですが、ばれてしまって二人とも死にます。終わり。
ラインの黄金 軽はずみな口約束をすると、あとあと高くついてしまいました。
ワルキューレ 駆け落ちした二人は、幼い頃に別れた実の兄と妹でした。
ジークフリート 竜を退治して、一目惚れした女とイイ関係になりました。
神々の黄昏 マイペースで生きるジークフリートは、色々恨みを買って殺され、世界は終わり。
パルジファル 困難を救ったのは、ある一人の童貞青年でした。めでたしめでたし。

以上、超簡単にまとめてみました。

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2009年6月3日水曜日

アンケート

今日は手抜きして、よそから拝借してきたアンケートに答えてみます。

1.一番最初に自分で買ったCD or レコード。

マーラー 交響曲第2番 ショルティ/シカゴ響

2.一番最初に聴きに行ったコンサート(学校の音楽鑑賞会は除く)。

ブラームス ドイツレクイエム 指揮者忘れた/ゲヴァントハウス管

3.一番最初に観に行ったオペラ。

近所の大学でやってた魔笛

4.今まで海外で観たコンサートまたはオペラで一番良かったもの。

観たことないです…

5.コンサート・オペラ両方で、今年一番良かったもの(一つだけ!)。

そーいや、今年は付き合いで聴きに行ったアマオケしか聴いてないや。

グリーグのピアノ協奏曲が良かったです。

6.あなたはオペラ歌手です。一回だけ舞台に立つとしたら何の役をやりたい?(男女とも一役づつ)

男 マントヴァ公爵(リゴレット)

女 エルザ(ローエングリン)

7.あなたは指揮者です。一回だけ指揮台に立つとしたら何を振りたい?(オペラでもコンサートでも可)

シベリウス 交響曲第5番

8.皆々様に伝えたい、よく知られてないけど好きな曲を一曲あげて下さい。

リスト オルフェウス(オルガンバージョン)

9.人生最後に聞きたい曲は?

リスト ダンテ交響曲

10.聴いたことないけど、ナマで聴いてみたい歌手は?(男女一人ずつ。死人でも可)

男 パヴァロッティ

女 シュヴァルツコップ

以上。なんかピアノブログとは思えない答えになってしまいました。こんなはずでは…


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