2024年9月1日日曜日

エモい演奏=強弱が細かくついている?

 ブラームス間奏曲Op.118-2を練習していますが、合間に今気になっている曲の楽譜を開いて音を拾ったりしています。

今日の音拾いはモーツァルトのピアノソナタ第10番K.330とショパンのノクターン13番Op.48-1でした。どういう訳かちゃんと楽譜を持っているんですよね。弾けもしないのになんでこんなに楽譜を一杯買ってあるのか謎です。

どっちも2ページしか音を拾ってませんが非常に楽しかったです。特にノクターン13番は出だしが非常にゆっくりなので気分に浸れます。

その流れでノクターン13番のYouTube動画を幾つか聴いてたんですが、最初の4小節だけ聴き比べただけでも物凄くエモい人とそうじゃない人がいることに気付きました。

物凄くエモいと思ったのは、アルゲリッチとかピリスです。

なぜエモいと感じるのか考えたら、一つ一つの音の強弱が違うのが理由かなと思いました。アルゲリッチやピリスはここぞというところで音を強めたり弱めたりしていて、強弱の使い分けが物凄く細かいです。ひょっとしたら全ての音を微妙に違う強弱で弾いているんじゃないかと思うくらいです。そしてその強弱が凄くツボを突いているという感じがします。

で、エモくない人は比べると平坦な感じがします。サラサラーと弾き流している印象です。

ということは全部の音の強弱を変えるつもりで弾いたらエモくなるのか?と思い、今練習中の間奏曲Op.118-2で試してみました。

体感ではエモさが向上した気がします。また音楽に立体感が出てきた感じがします。楽しいです。

まあ単なる独りよがりという気がしないでもないですが、こういう楽しみ方もありかなと思います。

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