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2024年8月25日日曜日

昨日のレッスンでは無事最後まで弾けました&遊び弾きを楽しむ週末

 昨日レッスンがありました。

前回のレッスンでは中間部の後半の、内声でメロディーを弾くところまでしか弾かなかったのですが、あれからまた練習しまして、今回は無事最後まで弾けました。

前回ではあまり褒められなかったのですが今回は一杯褒めて貰えたので嬉しいです。

一応最後まで弾けたので「では細部を見てみましょう」とのことで、

・リタルダンドを入れるところは入れる。リタルダンドと書いてないところでも、前半のフォルテになるところの直前にも入れる。正直言って今までリタルダンドは気付いてましたがガン無視していました。ちゃんと入れましょうということです。

・ペダルを楽譜通りに踏む。今までペダル記号はあまりよく見てなかったのですが、改めて楽譜を見たら1小節まるごと踏み変えないところがあったり、2小節以上もある左手の長いアルペジオのところは踏み変えない指示があったりしました。今まで気分でなんとなく踏み変えていて、しかも踏み変えていることに気付いてなかったのですが、まあそこはちゃんと踏み続けましょうということです。

レッスンの後、復習もしましたが少し違う曲にも触れてみたくて遊んでみました。

英雄ポロネーズ

出だしの「ジャーン、ジャララララ」の「ジャララララ」の右手が重音になるところです。以前ここの音を拾おうとした時は訳が分からなくなって諦めたのですが、今回はなんとか拾えるようになりました。自分が多少進化したようで嬉しいです。

ラ・カンパネラ

最後のページの音を一通り拾ってみました。難解な和音がないので音を拾うのはあまり難しくなかったです。これに気を良くして最初のページでも音を拾ってみました。ちょっと楽しい。

革命のエチュード

あるブログに貼ってある動画で、11小節目の左手のアルペジオ「ドソドレミ♭ソドレミ♭レドソミ♭レドソ」という、2オクターブと少しある音域の広いアルペジオを、指くぐりなしで弾いているのを見ました。これはひょっとして 指くぐりを使えば全部の音を繋いで弾けるのではないかと思ったのでやってみることにしました。

運指がよく分からなかったのでコルトー版を見てゆっくり弾いてみたら、指くぐりを駆使すれば全部繋げて弾けることが分かりました。別に無理して繋ぐ必要は無いかもしれませんが、繋いで弾ける方法が見つかるとやはり嬉しいです。しかし4-1の指くぐりをしないといけないので速いテンポでできるか自信が持てません。

木枯らしのエチュード

最初のページの右手をゆっくり弾いてみました。これも指くぐりを駆使して全部繋いでみました。運指をちょっと考えてみた結果、全部の音を繋いで弾くことができるということが分かったのが嬉しいです。また最終的に決めた運指に従うと、右手が尺取虫みたいに伸び縮みしながら動くのがとても面白いです。

ただプロの演奏のキラキラした音が降ってくるようなイメージには程遠く、ああいう音になる為には何が必要なんだろうかと思ったりしました。テンポの問題?

というわけで楽しい週末でした。


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2024年7月28日日曜日

ブラームス凄い

 前回の投稿からまた間が空いてしまいました。お久しぶりです。

発表会が終わって、次の曲候補に挙げたのは

ラヴェル・亡き王女のためのパヴァーヌ(やったことない)

リスト・ヴァレンシュタットの湖にて(やったことがある)

ブラームス間奏曲Op.118-2(やったことない)

シューマン=リスト・献呈(やったことない)

の四つでしたが、

亡き王女のためのパヴァーヌ→音を拾ってみたところなかなか大変そう、しかも楽譜を見ているうちに段々やる気が薄れた

献呈→先生が「これは難しいですよ」と難色を示したため没

となり、やったことがなくて、かつやる気のあるブラームスに決定しました。

という訳で4月から取り組んで、4月、5月、6月、7月と早や4ヶ月が終了しましたが全く進みません。前半の譜読みのようなものがやっと終わって次回は中間部に入る予定。

なんでこんなに進まないのかというと、レッスン直前にしか練習しないからというのが最大の理由なんですが、全く音が覚えられないのです。いまだに最初の3小節だけで五つくらい間違えます。

なんで覚えられないかというと、同じメロディーの繰り返しなのに内声がちょっとだけ違うので混乱するのと、内声に「え?なんでこの音なの?」と思うような音がちょいちょいあるからです。なんか微妙に納得がいかないというか座りの悪い音があります。でも分かり易い音に置き換えるときっとこの曲の持ち味である仄かな翳りみたいな雰囲気が消えるんでしょうね。

なんで覚えないと弾けないのかというと、左手のちょっとした跳躍が沢山あって鍵盤をちょいちょい見る必要があり、なかなか楽譜だけ見てられないのです。

まあそんなこんなで大変めんどくさい曲なんですけど、YouTube動画でプロの演奏を聴くとやはり凄く良い曲で「なるほどこういう風に盛り上げるのか」などと参考にしつつ弾いてみると気持ち良いです。

なお、どこをどういう風に盛り上げるのかは改めて楽譜をよく見るとちゃんと書いてあって「ごめんなさいよく見てませんでした」と反省したりします。ブラームス凄い。抜かりがない。


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2023年9月2日土曜日

先生が代わりました

長らくブログを更新してませんでした。あまりにも間が空くと死んだかと思っている方もいらっしゃったかと思います。大丈夫です。死んでません。

今まで習っていた先生が体調を崩され、医者に相談したところ「仕事を縮小した方が良い」と助言されたとのことで、音楽教室の講師を辞められることになりました。

それで同じ音楽教室の新しい先生に引き継いで頂いたのですが、今まで習っていた先生が仰るには「当音大の次代を担うホープ」とのこと。先生のお名前で検索すると留学歴、受賞歴など華やかで否が応でも期待が高まります。

4月から新しい先生のレッスンが始まりました。先生は非常に物腰が柔らかく、丁寧な言葉遣いの方でした。でも言うことは言う先生で、

まず姿勢を言われました。椅子が高過ぎること、背中が自由に動いていないことです。ドイツに留学したらまず最初に椅子の座り方からレッスンが始まったという話を聞いたことがありましたので、ちょっとだけドイツ留学気分を味わいました。

前の先生にはベートーヴェンピアノソナタ第30番第3楽章の第5変奏に入ったところまで見て貰ってました。でも「これは難しすぎる」ということで、2回見て貰った時点で止めになりました。まあ全然練習しないからですけれども。

そしてインヴェンションの第13番と月光ソナタの第1楽章をやることになりました。しかしこれも数回で止めることになりました。譜読みが全然進まないからです。

そこで話し合いになり、とにかく譜読みが辛いこと、ピアノに対するモチベーションが湧かず、なかなかピアノに触る気にならないことをお伝えし、既に譜読みができているシューマン「森の情景」の"別れ"を見て貰うことにしました。

この曲は譜読みができている為か指導がとにかく細かく、かつ具体的で分かり易いのです。今まで二人の先生に見て貰った曲なのですが、段違いに細かいです。弾いている曲の難易度はまるで違いますが、スーパーピアノレッスンみたいです。そうなんです。スーパーピアノレッスンみたいなレッスンを受けてみたいと思っていたので、願いが叶いました。

そんなスーパーなレッスンだった"別れ"も次回で終了です。次の曲は来年2月の発表会に出す予定です。やはり譜読みしたことのある(つまり一度レッスンにかけた)曲から選びたいと思いますが、何にするか迷います。

発表会に出してない曲にしたいと思いますが、昔から譜読みが遅いので大体の曲は発表会で弾いてしまいました。そこで出したかどうか忘れてしまった曲があります。ドビュッシーの"ロマンティックなワルツ"です。

発表会で弾いたかもしれない間接的な証拠としては楽譜の縮小コピーをテープで止めた物が残っています。こんなのを作るのは発表会くらいなので、発表会で弾いたのかもしれません。しかし発表会で弾いた記憶が全くありません。

ただ記憶にあるのは、当時の先生に「もうこの曲を止めたい」と言ったことです。「さあこれから弾き込みというところなのに、ここで止めるのは勿体ない」と先生が仰るのにも関わらず止めてしまいました。だからこの曲をちゃんと弾き込んで成仏させてやりたいという気持ちがあります。

問題は、"ロマンティックなワルツ"は"別れ"ほど惚れ込んでいるわけではないことです。来年の2月までモチベーションが保てるでしょうか?


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2022年8月11日木曜日

同じ曲を1年以上毎日弾いているのに何故飽きないのか分からない

 ベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章。昨日も書いた通り、この曲を525日毎日弾いています。今日も弾いたので昨日の524日から一日増えました。

こんなに弾いても飽きたという感じが全然しないんですよ。

かといって新鮮味はもう既に無いんですが。

何をこの曲に感じているか、考えてみたんですが何も出てきません。強いて言えば水みたいな感じ。

こんなに飽きないというのは初めてです。大体どんな曲も長くやっているとしまいには飽きて嫌になります。そうやって中途半端なまま投げ出した曲が数知れず。幻想即興曲とか、悲愴第1楽章とか…。

今レッスンでは第2楽章が終わって、第3楽章の主題、第1変奏、第2変奏、第3変奏をやっています。第3変奏はまだまだ全然練習できてません。第4変奏が聞いた感じよりもずっと譜読みが難しくて、第5変奏はもうさっぱりで、第6変奏は一度弾いたら手が攣りそうになりました。

今の進み具合だと、年内に第5変奏に入れるかな、どうかな。まあ、そんな調子でボチボチやってます。


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2020年12月14日月曜日

ベートーヴェンピアノソナタ第30番に再アタック

 ピアノレッスンでした。

シンフォニア第2番。練習してもまだまだたどたどしい出来。

音価をちゃんと保ってないところをちゃんとやって、テンポが上がってフレーズが繋がるようになったら終わりますと先生に言われてギョッとしました。え?そんなに早く終わるの?みたいな…。まだポツリポツリ弾いてる状態なんですけどね。

手折られた潮騒。今回はこっちにかなりの時間を費やして練習してました。おかげでちょっとテンポ遅い目に弾けばつっかえない程度には弾けるようになったのですが、その甲斐あってか、幾つか直された後、終了。え?もう終わり?みたいな…(二度目)。

手折られた潮騒の次に何をやるか、先生と相談。

先生は色々提案してくれるのですが、どれも難しそう。例えばリストの話になって「献呈って難しいですよねえ」と言うと「献呈は確かに難しいですね。でも同じシューマン=リストの『春の夜』はどうでしょう」と言ってちょっと出だしを弾いてみせてくれるんですが、なんだか簡単には聞こえない…。後で田所先生のリストを見たら、献呈は難易度24、春の夜は25でした。うちの先生の難易度感って…。春の夜断って良かった(安堵)。

ショパンは…どれも難しい、ショパンに易しい曲は無いということで意見が一致。

あれも難しい、これも難しいと話が難航する中、先生がベートーヴェンはどうですかと言うので「ピアノソナタ第30番が大好きだけど、以前レッスンに持って行ったら全然進まなかった」と話したら、じゃあ第1楽章やりましょうということになりました。いや、その、ソナタ第30番だって難しいんですけど、良いんですか?先生ノリノリですけど?

今までこのブログに何度も「憧れの曲」と書いてきたソナタ第30番にまた取り組めるとは夢のようです。

でも、バッハがいつも譜読み状態で辛いので、せめてもう一曲は譜読みが簡単な曲にしたい(田所先生難易度で14くらいに抑えたい)と思っていたのですが、その気持ちをあっさり裏切ってしまいました。

これまでも何度か譜読みに挑戦していたのですが、さっぱり音が覚えられないんですよねえ。

頭の中に流れる音楽と楽譜に書かれた音符が繋がらなさすぎるのです。

頭の中では音楽が淀みなく流れるんですが、その音と指が不思議なくらい連動しない。マジック。こんなの不安しかない。

というわけで、嬉しさと不安がごっちゃになった状態で帰宅したのでした。

心配なのは、憧れが強い曲ほど弾けない自分にがっかりする度合いが強くなることなんですよね。

理想の演奏が強く印象づけられているから、そことの距離が果てしなく遠く感じられてしまう。

あんまり理想を追い求めないように、自分に過大な要求をしないように努めたいと思います。

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2020年11月16日月曜日

奇跡!遂にシンフォニア第1番が終わる!

 終わったよ!終わりましたよ!遂にシンフォニア第1番が終わっちゃいましたよ!

凄いぜ!やった~!

このブログと日記を読み返すと、始めたのが去年の11月11日だったのでほぼ1年やってたことになりますね。いや、感慨深い。

前回の記事で「レッスンが休みになっている七か月間、四日しか練習していない」みたいなことを書きましたが、それはレッスン直前追い込み練習(一回弾いて嫌になって止める日も入れて)の日数で、実は日記をよく読むと練習した日は24日もあったのでした。

アンダンテさんのWEBピアノ練習会に参加する為に練習したし(忘れてた)、思ったより結構練習してました。

まあ、本当に辛かったです。インベンションからシンフォニアに上がる時誰でもみな壁にぶつかるらしいですが、洒落にならん位高い壁でした。


それで、終わってみて思うんですけど、よく三声を練習する時に

・一つのパートだけを取り出して弾く

・三つのパートから二つを選んで弾く

・一つのパートを歌いながら残りを弾く

をやるようにってどこのサイトにも書いてあるんですが、遂にやりませんでした。

部分練習で「ここのパートどうなってるんだっけ?」と訳が分からなくなった時に一つのパートだけを弾くというのはやりましたが、それだけです。

アナリーゼとかも全然してないし。どこから主題が始まるのかは楽譜に書いてあるので(市田版)、そこは見ましたが…。

でもそれで何とかなったんだからいいや、という気持ちと、なんだか後ろめたいという気持ちがないまぜになってます。


次は2番です。閻魔帳によると第1番の難易度が17なのに対して第2番は19とえらく差があるんですが、大丈夫なんでしょうか?

ちょっと弾いてみたらなんか聞き覚えのある曲でした。これはありがたい。


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2020年2月23日日曜日

雲上の存在・平均律に近づく?

チャイコフスキーの秋の歌は練習の成果もあって首尾よく終わり、無事手折られた潮騒に入ることができました。

一方で、ちんたらやっているシンフォニア第1番ですが、レッスンで先生がひとくさり喋った後、こんなことをおっしゃる。

「シンフォニアは全部やりません」
「平均律にもシンフォニア程度で弾ける曲があります」

果たして先生の真意は?
もしかして私が"シンフォニアには飽きた。早く平均律に入りたい"と思っていると思ったのでしょうか?
いや全くそんなことは思ってないんですが…。

平均律と言われても「この曲が好き、弾きたい」とパッと思いつく曲が出てきません。
平均律はいつも全曲をまとめて聞いているので完全に聞き流しモードになっており、"あ、これいいな"と思っても何曲目を聞いているかなんてイチイチ確認しないからです。

というわけで平均律に早く行きたいという意欲が湧きません。
そもそも滅茶苦茶難しいシンフォニアに入れたことすらいまだに信じられないのに、平均律なんて雲の上の更に上って感じで現実味が湧きません。

いや、前の先生に習っていた時に平均律にトライしようと一度相談したことがあります。随分昔の話です。
なんかカッコいい曲を見つけたんで、それを弾きたかったのです。
でも結局「平均律が弾きたかったらインベンションをやって、シンフォニアをやって、それから」と先生が結論を下してポシャったのでした。

ところで、閻魔帳によると平均律で一番易しいのは第1巻10曲目と第2巻6・15曲目で、難易度19とのことです。
シンフォニアで一番難しいのは難易度20だから、まあ確かにシンフォニアを全部やらなくても弾ける平均律はあると言えばあるという訳なんですが、この難易度、バッハに関しては特に一つ違うだけで格段に難しく感じるのです。
シンフォニア第1番は難易度17だから、難易度19とはかなりの差を感じます。

まあとりあえず第1巻10曲目を試しに弾いてみようと楽譜を開いたら、おっと「これ弾きたいと思ってた奴やん!」。

プレリュードがめっちゃカッコいいんですよ。
最初は静かだけれども何やら不穏な空気をはらんでいて、後半のプレストで一気に炸裂するというドラマティックかつキャッチーな展開。なんだか短編映画を観ているようです。
リヒテルの演奏を貼っておきますので聞いてみて下さい。
ヨタヨタながら弾いてみましたが、運指の辻褄が時々合わなくなることと、プレストで弾くのはメッチャ大変そうということを除けばまあまあ弾けないことは無い感じ。
体感的にはインベンション第2番の時の弾けなさ具合の方がよっぽどしんどかったな。あの時は指が別の生物かと思う位動かなくって大変でした。このプレリュードでは指が動かないということは無いです。

フーガの方はね…二声ということもあって超ゆっくりでなんとか最後まで弾けたのですが、曲の魅力がよく分からないので練習が辛そう。
やっぱり曲に惚れ込まないと練習は捗りませんからね。

プレリュードだけレッスンに持って行くという訳には…やっぱりいかないんでしょうし、困った。

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2019年7月9日火曜日

次の曲はチャイコフスキー「四季」より10月「秋の歌」

なんと、前回のポストから半年も開いてしまいました。いや、最近ずっとこんな調子ですけど。

自分のブログを読むのも久しぶりで、ああ、半年前はインベンション11番が終わって6番に入るところだったんですねえ。
6番は前々回のレッスンで遂に終りました。ということは半年もやってたのか。長い。

まあ、練習してませんからねえ。いつもレッスン直前の30分しかやらないから。でレッスンは月2回でしょ?そりゃ進みませんわな。
むしろよくレッスンを休まなかったと自分を褒めてあげたい。

それでも、レッスンに行くまでは全然練習していない罪悪感に身を焼かれそうになっているのに、レッスンが終わったら「あーピアノって楽しい!」って思うんだから不思議です。ってか楽しいと思うんなら練習しろよ。

そんな感じでダラダラと去年の5月から(というのもブログを読み返して今知りました)やっていた「ヴァレンシュタットの湖にて」が前回のレッスンで遂に終りました!びっくり。

なんかトロくさく弾いてるけど、最後まであまりつっかえずに弾けたなあと思いつつ弾き終えると、先生がいつもよりも「ここもう一度弾いてみて下さい」を連発して沢山の個所を直すので、これはひょっとして「これで終わり」のサイン?と思ったらその通りでした。あーもう永遠に終わらないんじゃないかと思ってましたが、いきなり終わってしまいました。

で、突然終了を告げられて「次は何にするか考えておられますか?」と聞かれてドギマギ。つい、全くそれまで頭に上っていなかったのに突然の思い付きで「チャイコフスキーの四季はどうかと思ってるんですが…」などと言ってしまう。

いやいや、だってこれまでちゃんと聞いたことが無い曲集ですし(後で確認したら舟歌だけ聞いたことがありました)。

家に帰って「そう言えば平吉毅州の"真夜中の火祭り"を弾こうって思ってたんじゃなかったっけ」とか「夏の夜のハバネラってカッコいいな」とか「難しい曲を延々と弾き続けるのも大概にしたい」とか思ったり、

チャイコフスキーの四季を数曲聞いてみたけどあんまりピンと来ないし(好きな人ごめんなさい)、舟歌は良い曲だと思うけど前々回にメンデルスゾーンのヴェネツィアのゴンドラの歌をやったから違うテイストがいいなあと思ったり、まああれこれ。

10月「秋の歌」も、自分で弾いたら何が何だかさっぱり分からず、参考にしようとYouTubeに上がっているピアノ演奏を聞いてもやっぱり分からなかったんですが、チェロの演奏を聞いてみて「あ、なるほど、これは名曲だな」と腑に落ちました。


なんというか、アリアっぽい感じがします。
連想したのはこれ。同じチャイコフスキーのオペラ「エフゲニー・オネーギン」のレンスキーのアリア「わが青春は遠く過ぎ去り」


ちょっと似てると思いません?え、思わない?
まあこういうイメージで弾ければいいなあと思います。
という訳でめでたく次の曲に決定。

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2018年5月21日月曜日

メンデルスゾーンの次の曲が決定

ブログってのは書いてみるもんですねえ。
今やってるメンデルスゾーンのヴェネツィアのゴンドラの歌がいつからやってるのか、
余りにも長くダラダラとやっているので忘れちゃいましたが、
ブログにはちゃんと書いてあるではありませんか。

今年の初めからでしたね。

で、その時には「別れの曲が音楽性追求にまでたどり着けなかったので、
今度こそ音楽性追求のレッスンにしたい」なんて書いてましたが、

結局、ヴェネツィアのゴンドラの歌もやはり、なんとかつっかえる場所が
数える程度にまで減ったかなというところで終わりになりました。
まあ、正確に言えば次のレッスンで終わりになるんですけど。

で、で、ですね、次の曲は

ジャジャン!

なんと、なんと、なんと、リストですよリスト。

ワレンシュタットの湖にてに決定!

え~、ちょっと自分の手が微妙に届かない難易度だなあと思いつつ、
恐る恐る先生にお伺いを立てたのですが、あっさり通りました。

いやそんなことが問題ではなくて、本当に最後まで弾き通せるようになる
のか?というのが大きな問題なのですが。

なんかシンプルそうでいて、なんやかやこちゃこちゃ変化があるんですよねえ。
こういうの、苦手なんですよ.。全然覚えられなくて。
だから、え~どうしようかなあ~と悩んでいたのですが、まあ、良い曲だから
いいや。当たって砕けろですよ。

(←とか言って本当に発表会で砕けてましたよね。ボロボロの悲愴第1楽章
とか、グダグダの幻想即興曲とか…あ~後悔しかない…)

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2016年8月24日水曜日

リストにも難しくない曲がこんなにある

前回書きましたピアノ教材研究のページにはリストの曲も沢山載ってまして、つらつら見てますと、難しくない曲が色々あるんですね。

そこで、難易度18以下の曲を易しい順に並べてみました。

#なんで18で切るかと言うと、それが私の気軽に着手できそうな限界だからです。悪しからず。

##易しいと思われている愛の夢第3番は難易度23で、実は全然易しくありません。

### ☆は推薦マークです。

####「エリーゼのために」は難易度13です。参考まで。




7 忍従

8 アヴェ・マリア R.194、カルーセル婦人(Carrousel de Madame P-N, S214a 「P-N夫人の回転木馬」のことのようです)

9 子守歌

10 われらが主なるイエスキリストの変容の祝日において、灰色の雲☆、ザンクタ・ドロテア

11 コンソレーション第1番☆、主の祈り(詩的で宗教的な調べ)、リヒャルト・ワーグナーの墓に、夢の中に☆、物思い、リヒャルト・ワーグナー ヴェネツィア、音楽による肖像

12 忘れられたロマンス、凶星

13 アンジェラス 守護天使への祈り(巡礼の年第3年)、コンソレーション第2番★、同第4番、スラヴィモ・スラヴノ・スラヴェニ、眠れぬ夜☆

14 物思いに沈む人☆(巡礼の年第2年)、コンソレーション第5番☆、アヴェ・マリア(詩的で宗教的な調べ)

15 エステ荘の糸杉に寄せて(a)☆(巡礼の年第3年)、葬送行進曲(巡礼の年第3年)、
   コンソレーション第3番☆

16 ワレンシュタットの湖にて☆(巡礼の年第1年)、牧歌(エグローグ)☆(巡礼の年第1年)、心を高めよ(巡礼の年第3年)、ベートーヴェンのカンタータからの初めの70小節、ロマンス☆、悲しみのゴンドラ 第1番☆

17 パストラール(巡礼の年第1年)、エステ荘の糸杉に寄せて(b)☆(巡礼の年第3年)、
   眠りから覚めた子供への賛歌☆、アンダンテ・ラクリモーソ☆(共に詩的で宗教的な調べ)、アヴェ・マリア、悲しみのゴンドラ 第2番☆、即興曲

18 サルヴァトーレ・ローザのカンツォネッタ☆(巡礼の年第2年)、ものみな涙あり☆(巡礼の年第3年)、愛の夢 第2番、忘れられたワルツ 第1番☆、アヴェ・マリア (新賛美歌による)、トッカータ、葬送前奏曲と葬送行進曲




大半は晩年の作品で、無調に近かったり、非常に暗かったり、唐突に終わったりと色々あり、YouTubeなどでどんな曲か調べてみるのも面白いです。
晩年の各作品については、例えばこんなサイトのこんなページに簡単な解説があります。このページには原題も載っているので、YouTubeで検索する時に便利です。

一番易しい曲だとこんな感じ。ちょっと簡単過ぎ?

忍従(Resignazione) 難易度7


P-N夫人の回転木馬 難易度8


子守歌 難易度9


☆マークがついていない曲でも、「心を高めよ」(難易度16)のような良い曲があるので油断なりません。



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2016年8月23日火曜日

実に重宝する「ピアノ教材研究」


あるピアニストの一生というサイトがありまして、このサイトのピアノ教材研究というページで、ピアノの先生が物凄く大量のピアノ曲やピアノ教材の解説をされています。

#先生は既にお亡くなりになられ、現在は息子さんが管理されているようです。
#先生のご冥福をお祈り申し上げます。

ピアノ曲には先生の主観による難易度が28段階で付記されているのですが、自分が今まで弾いてきた曲を書き連ねて突き合わせると、割と自分の実感と合っている感じがします。

結構信頼できそう。

この難易度で行くと、今の自分のポジションは16±2あたりに位置している様子。
無理をして19以上に手を出すと自爆必至。大変な苦労をして譜読みをして結局断念する可能性高し。

というわけで、16±2程度の曲から気に入った曲を集めてみました。

スカルラッティ ソナタ K.380 L.23 難易度15

スクリャービン 欲望 Op.57-1 難易度13

ギロック こどものためのアルバム ワルツ エチュード 難易度15
                 雨の日のふんすい 難易度12
                 雪の日のソリのベル 難易度13

三好晃 海の日記帳 手折られた潮騒 難易度14

リスト 巡礼の年第1年 ヴァレンシュタットの湖 難易度16
         牧歌(エグローグ) 難易度16
     巡礼の年第2年 物思いに沈む人 難易度14

ドビュッシー 夢 難易度14
     アラベスク No.1 難易度15

楽譜も買い揃えました。
幾つか譜読みしてみたところ、難し過ぎず、易し過ぎず、丁度いい感じ。
楽しいです。
自分のレベルにあった曲を選ぶとこんなに快適なのかと感動中。

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――――――――――― 以下 メモ ――――――――――――

発表会で弾いた曲

○ギロック 抒情曲集 夏の嵐、秋のスケッチ 難易度9

              海の風景 難易度10

○ブルグミュラー 18の練習曲 大雷雨 難易度13

            空気の精 難易度14

○シューベルト ピアノソナタ 第13番 D.664、Op.120 第2楽章 難易度14

 ソナチネアルバム1収録の曲。他の楽章は難しい(難易度22)ので手が出しにくい。
 ピアノ再開後初めての発表会でよくこんな面倒くさいの弾いたなと自分を褒めてみる。

○モーツァルト 幻想曲 K.397 難易度16

○シューマン 森の情景 別れ 難易度17

○ショパン ワルツ Op.64-2 難易度18

○ドビュッシー ロマンチックなワルツ 難易度18

○ベートーヴェン ピアノソナタ第8番 悲愴 難易度22

 発表会で弾いたのは第1、2楽章。
 第1楽章は全く間に合わず、譜読み状態のまま本番に臨むという最悪の事態に。

○ショパン 幻想即興曲 難易度23

 これまた譜読み状態で本番に臨むという悲惨な事態に。

○ショパン 練習曲Op.10-3 別れの曲 難易度25

 最後まで通して弾けるまで13ヶ月。
 本番ではなんとか頑張って弾けたがその後数ヶ月にわたって燃え尽き状態になる。


難易度表記なし

○ショパン=リスト ポーランドの六つの歌 春 難易度14くらい?

――――――――――

その他レッスンでやった曲

○ツェルニー30番 1番 難易度11 (この難易度は指定速度の7割程度で弾いた場合)

○プレ・インベンション 小フーガ 第1,4番 難易度5
       小フーガ 第3,5番 難易度6
       小さなカノン Op.14-92 難易度7
       小さなカノン Op.14-126 難易度5
       小さなカノン Op.14-52 難易度6
       ジーグ 難易度6
       メヌエット BWV Anh.120 難易度7

 苦手な複音楽を克服する為に敢えて選んだ本。死ぬほどしんどかった。
 あまりにも辛そうなのを見かねたのか、途中で先生の方から打ち切ってくれました。

○ベートーヴェン エリーゼのために 難易度13
        11の新しいバガテルより Op.119-1 難易度11

○シューマン ユーゲントアルバム メロディー 難易度5 (意外に弾きにくくててこずる)
              ミニヨン 難易度11 (これもなんだかうまく弾けない)
          トロイメライ 難易度15

 シューマンは微妙に弾きづらい。

○ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女 難易度15
                  (いや~もうちょっと難しいと思うけどなあ~)

○バッハ インベンション 1, 4 難易度13
           8 難易度14
       主よ、人の望みの喜びよ (ヘス編曲) 難易度17 (レッスン数回で挫折)

○ショパン マズルカ Op.7-3 難易度18 (不完全燃焼)

○ファリャ 火祭りの踊り 難易度22 (レッスン数回で挫折)

○ベートーヴェン ピアノソナタ第30番 難易度26 (同上) 

 憧れの曲。弾けるようになるのはいつの日か。

○フランク 前奏曲、コラールとフーガ 難易度27 (同上)

 ハフのCDを聴いて大感動して以来憧れの曲。
 いつ再開出来るんだろう(遠い目)。

2016年8月20日土曜日

強弱のない演奏はつまらない

ブルグミュラー18の練習曲の「空気の精」の動画がYouTubeに一杯上がっていますが、何かおかしい。

色々聞き比べてみるうちに分かったのですが、強弱がちゃんとついてる演奏と、そうでない演奏があるんですね。
大抵の演奏はあまりついてない。ちゃんとついてると思える演奏は五つくらいでした。
意外とピアノの先生らしき人でも、イマイチついてなかったりします。

強弱がついてる演奏だと、ぐっと立体的に聞こえていい感じ。そうでない演奏は頑張って弾いているだけになんかもったいない。

特に、この曲は強弱の振り幅が pp から ff までと大きいのですが、そういう風に弾いている演奏が少ないんです。f は出てても p がイマイチ出てない演奏がわんさか。

特に pp がない。どこを探してもない。

この方とか(空気の精は1分51秒から)、



この男の子とか(3分20秒から)は、とても良い感じなんですが、



それでも pp って感じがしない。p と pp の差が感じられません。

曲は違いますが例えばこの演奏、 pp が良い感じ。



このスカルラッティの曲の楽譜を持ってないので本当に pp なのかどうか分からないのですが(実は ppp だったりして)、ともかくこんな感じで空気の精の pp を弾きたいわけです。

まあホロヴィッツ並みの pp は一生かかっても出せないかもしれませんが、理想は高い方が良いという事で。

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(たったこれだけの文章を書くのに1時間以上かかりました。書き直しまくり。文章を書く力が落ちてますね…)

――――――――

スカルラッティの楽譜はカークパトリック版をIMSLPで入手できましたが、見事なくらい何にも記号がありませんでした。およよ。
ホロヴィッツの演奏はロンゴ版を元にしているそうで、こちらには強弱記号が書かれているとのことです。
春秋社版はロンゴ版を元にしているそうなので、こちらを見れば何か分かるかも。
(2016.8.22付記)

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2014年3月25日火曜日

Busoni Fantasia nach Bach


アムランの録音で最も好きなのは、"The Composer-Pianists"というアルバムに入っている、ブゾーニの"Fantasia nach Bach"という曲です。
YouTubeにもアップされているんですが、現在はブロックされて聴けません。

この曲、アムランの録音でしか知らなかったのですが、ググッたら幾つも出てきました。
ジョン・オグドンの録音がアムランに近い感じなので、代わりといっては何ですが、こちらをアップします。
(これもいつかは消されるのかも…)

感動的で感傷的な大作です。
14分もあるので、腰をすえて聴いてください。



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2014年2月9日日曜日

スーパーピアノレッスンがダビング不可のため、BDレコーダーが買い換えられない件について

大阪は昨日から天気が一転し、晴れた暖かい日になりました。
マンションの隣の家では、数日前から庭木の剪定にかかりっきりです。
そこで、我がマンションの些細なバラの鉢も、剪定と土替えを行いました。
去年の暮れに買って植え付けの時期を覗っていたパパメイヤンとドフトゴールドの苗も同時に八号鉢に植え、これでバラは全六鉢になりました。
今は枯れ木が植木鉢に突っ込まれたような見かけですが、土替えの時に根を見たら物凄く張っていたので、今年の春にはガンガン咲いてくれるものと思います。苗木3本+二年目の木が一本だった去年とは大違いです。楽しみです。

ところで、うちのBDレコーダーにはウィリアム王子の結婚式中継の他に、スーパーピアノレッスンとスーパーバレエレッスンが入っているのですが、これをそのうちBDにダビングしようと思っていたのです。
ですが、よくよく見たら、スーパー○○○レッスンは両方ともダビング不可のマークが付いおるのです。

確かDVDが出ていたと思ったのですが、ググってみたら、DVDが出ていたのはショパン編だけのようです。それも中古で凄い値段がついてます。

ということは、BDレコーダーに入っているのは間違っても絶対に消してはいけないということに。更にHDDがクラッシュしたらもう二度とお目にかかれないということに…。

あー、こんなことなら見て消しするんじゃなかった。残っているのはショパン編とフランス音楽編だけなのです。
特に悔やまれるのは、ロマン派音楽編の、リストのロ短調ソナタの回です。あれは見応えあった。

つい先日、久しぶりにフランス音楽編を見直したのですが、その時は息苦しくなって見ていられませんでした。ストレスに感じてたんでしょうね。

今日見直したら、今度はストレスを感じませんでした。たまたま見たのが亜麻色の乙女の回だったからでしょうか。
テキストも買ってあったので、テキストと付き合わせながら鑑賞、いや視聴、いや、…なんていえばいいのか?とにかく見ました。

見てたらなんとなく弾けそうな感じだったので、とりあえず二段目くらいまで音拾い。
おお、右手だけなら結構拾えるじゃないですか。
そして、右手だけ弾いても(左手がなくても)何かそれらしく弾いている気分に浸れて、非常に楽しい。気持ちいい。トロイメライのことを忘れてしまいそうです。
今度のレッスン(明日ですが)に持っていこうかな?

ところで、亜麻色というのは、色見本を見ると「金髪から光沢を消したような色」のようです。もっと茶色の濃い色だと思ってましたが、薄い色なんですね。

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2014年1月26日日曜日

なんでもやってみよう!ブラームスピアノ協奏曲第二番の巻

今宵のなんでもやってみよう!シリーズはブラームスのピアノ協奏曲第二番です。

楽譜は、梅田の十字屋が撤退したときのセールで買ったもの。とてもこんなときでなければ買えません。

大学生の頃は、丁度ポータブルCDプレーヤーが出た時期にあたります。本命の大学に落ちて、滑り止めの大学へ、片道2時間の電車通学を余儀なくされていた時、このCDプレーヤーは旅の、いや電車通学のお供でした。

しかし、CDは貧乏学生にはそうそう買えるものではなかったので、数枚のCDをとっかえひっかえ毎日4時間ずつ聴いていました。そのうちの一枚がこの曲。

なぜこの曲のCDを選んだか、理由は忘れましたが、何度聴いても良い曲です。

下にリンクを貼ったのはピアノ:バレンボイム、指揮:チェリビダッケで、チェリはCDの発売を許可しなかったので、このソースはテレビ放送の録画だと思います。
日本のチェリビダッケファンはこうしたラジオやテレビのエアチェックを録音した海賊盤のCDを買って我慢するしかなかったのですが、(いえ、私はファンではありませんので我慢も何もありませんが)今はこうしてYouTubeでちょろっと検索するだけで大量に見られるとは、凄い時代になったもんだと、あらためて思います。



で、楽譜を見てちょっと弾いてみたのですが、当然のことながら、最初のチョッピリしか弾けませんでした。まる

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2014年1月25日土曜日

なんでもやってみよう!チャイコフスキーピアノ協奏曲第一番の巻

高校生の頃、独学でピアノをちょろっとやってたことは以前書きましたが、その頃買った楽譜は子供の情景以外は消えてなくなりました。

しかし、今朝楽譜の整理をしていたら、なんとチャイコフスキーのピアノ協奏曲が。いつの間に買い直したんだろう?

それはさておき、ではでは、ちょっとだけかじってみましょうか。

まずは冒頭の和音。

おお~!

これだけで脳内にアドレナリンか何かが湧いてくるのを感じます。

一気に気持ちが高校生の頃に戻ったような。
あのころ、チャイコフスキーが神でした。
交響曲第5番とか、第4番とか、次々に好きになって。
ああー、チャイコフスキーって青春の音楽って感じがしますねえ。(←と、個人的感想を押し付ける)

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2012年7月31日火曜日

ころころと転がる音、三善晃

ころころと転がる真珠のような粒の揃った音について考えていたら、アニメの「赤毛のアン」を思い出しました。
このエンディングテーマを聴いて「ピアノをこんな風に弾けたらなあ」と子供の頃思っていたものでした。「でもとても無理」とも。



ツェルニーを練習すれば子供の頃の願いがかなうのかな?かなうよね?

ところで、この歌は三善晃の作曲なんだそうで。
三善晃、名前だけは知ってたんですが、このアニメと結びつくとは全く知らず。
てっきり無調ばりばりのゲンダイオンガクの人かと思ってました。

どんなピアノ曲を書いているのか知りたくて動画を漁ってみましたが、
若い頃に書いたピアノソナタと、子供向けのエチュード以外は何も上がってなくて。

自分で楽譜を買って弾くしかないのかな。

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2011年5月12日木曜日

発表会の曲を考えてみる

発表会の曲を春夏秋冬の小品4曲でまとめる、という枠組みは決まったのですが、発表会が12月にあるとして、夏秋冬の3曲にかけられる時間は7月から12月初頭までの5ヶ月強。
これまでの経緯を考えると、3曲とも短くてうんと易しい曲でないと危険が危ない。
それに『春』がテンポの遅い感傷的な曲なので、他の曲は違う傾向にしないとメリハリがない。

という前提に立って考えると、

秋はやっぱり『秋のスケッチ』。
これ、実は以前弾いていたギロックは『森のざわめき』でして、『秋のスケッチ』は未だ弾いたことがありませんでした。
このたび初めて弾いてみたんですけど、いやいや、これ、めっちゃイイですね。
もうね、弾き始めると止まらない。自分の世界に浸りきって抜け出せられない。
思いっきりフルスイングで自己陶酔ワールドに一直線、です。
テンポが遅くて感傷的なところが『春』とキャラが被るので他の曲も考えてみたんですが、この曲と競えるほど吸引力の強い(かつ簡単な)曲が見当たらないので、これでほぼ確定。

次に夏ですが、ブルグミュラー18の『大雷雨』は既に発表会で弾いてしまったので、やはりギロック・叙情曲集の『夏の嵐』が適当ではないかと。
演奏効果が高い割には易しく(多分)、そしてなにより短い。
これもほぼ当確。

最後に残った冬ですが、
最初はリストの『クリスマス・ツリー』から一曲取ろうと思ってたんですよ。
しかし、どうやらどれも難しいらしいということが調べるにつれて分かってきまして、なんとかならんか首をひねってみたのですが、なんともならんのでやむなく没。

そこでリストの中で他にクリスマスっぽいのがないかと探してみると、なんと『クリスマスの歌-キリストは生まれたもう』という、そのまんまのベタな名前の曲があるではありませんか。
それに短い。1ページしかありません。

ただ問題なのは、テンポが遅いこと。『秋のスケッチ』がスローなので冬はちょっと速い目の曲を選びたかった。
それと、前半に四声がガッチリ入ってるんですよね…。
これは先生にお伺いを立てなければ…。

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2010年12月29日水曜日

ショパン=リスト 六つのポーランドの歌より 春

ジュンク堂でチャイコフスキーのピアノ協奏曲と久しぶりに対面したのと同時に、大変なものも見つけてしまいました。

ショパン=リストの六つのポーランドの歌(全曲)です。
春秋社のリスト集には「乙女の願い」と「いとしい人」が入ってるんですが、一番欲しい「春」がないので、全曲集がないかなあ、とずっと思ってたんです。
いやいや、全音から出ているとはねえ。奥付を見ると、1990年に出版されたそうですが、全然気づきませんでした。タイトルが「リスト リートによる15のピアノ小品集」だからかな?

聴くとバイエルに毛が生えたような難易度に思えるんですが、譜面を見た感じではもうちょっと難しいです。
でも、短いし。なんといっても見開き2ページ。

ペトラルカのソネット123番がなかなか進まないので、こちらに乗り換えようかと思います。こっちの方が好きだしね。
しみじみしたところがこの曲の好きなところなんですが、
解説を読むと「自然の中での春の希望と孤独感をメランコニックに歌う」とあり、
そういう見方もあるのか…
と、人によって違う感じ方の違いに思いをめぐらしては、
またもやしみじみしたりするのでした。

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チャイコフスキー ピアノ協奏曲変ロ短調

高校生のとき、ふと思ったんです。
家にピアノがあるというのは、もしかして自分の人生でもう二度とないのではないのかと。

そう思ったら急に焦り出して、今のうちにできるだけピアノを触っておかなくては、と、せっせとピアノを弾きだしました。楽譜もあれこれ買って。

でも最後にレッスンに行ってから何年も経ってましたから、下手でしたねえ。むしろ変な手癖がついて悪くなっていったような気がします。

その頃チャイコフスキーのピアノ協奏曲が大好きだったので、楽譜を買ってみたんですが、難しくて。譜面を読むのも辛い。それで最初の和音のところだけ弾いてました。そんなのでも楽しかったな。ああ~私はピアニスト~とか思いつつ腕を振り回してました。

その後、子供のときに使っていた楽譜を姉が持っていることが分かって、ハノンだのソナチネだの、見つかった分は全部貰ってきたのですが、チャイコフスキーがない。

本屋に行っても見つからない。
おかしいな、高校生の頃はその辺の本屋にもあったような気がするけどな…。
と思いつつ数年が経ちました。

ところが、梅田・茶屋町にジュンク堂の巨大ショップがオープンしまして、今日初めて行ってみたんですよ。

そしたら、楽譜コーナーでまさかの出会い。
おおー、これはこれは。どうもお久しぶりですー。

というわけで、どうせ殆ど弾けないくせにと思いつつ、懐かしさに負けて買ってきました。

で、弾いてみました。

やっぱりいいですね。
譜読みが遅いのは変わりませんが、それでも高校生の頃よりは速く読めるようになりました。
長く続けた甲斐があったなあ。

鍵盤の端から端まで手を移動させると、いかにもピアノを弾いてるって感じがします。
ああ~ ピアニストみたい~ うっとり~ (←浸っている)
ああ~ どうしてこんなにイキイキしてくるんだろう~
楽しい~

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