2025年8月17日日曜日

2025年、今年の夏休みも沢山練習しました

このブログを読み返すと去年も同じようなことを書いていましたが、今年の夏休みもピアノを頑張りました。
3月の発表会が終わってから始めたラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ、前回書いたブログ記事からさっぱり進んでませんでしたので、この夏休みの間に譜読みを終わらせたい!という意欲を持って取り掛かったものの、結局全6ページの内4ページ目の終わりまでしか進みませんでした。夏休みまでに3ページ目の最上段ぐらいまで行っていたので、実質2ページです。
夏休みの最初の三日間くらいは3ページ目の2段目(主題が2回目に出てくるところ)の左手の分散和音が全然指に馴染まなくて、ずっとここばっかり繰り返してました。全然進まないのでモチベーションが上がらず、そのためあんまり練習してません。
四日目くらいだったか、朝弾いてみたらまあまあ指がはまるようになり希望の光が射してきました。これに勢いづいて練習時間もどんどん長くなりました。
練習していて思ったんですが、長々と切れ目なく練習しているよりも、ちょっと練習して、ちょっと休んで、またちょっと練習して、という細切れサイクルを何回も繰り返す方が学習効果が高い気がします。休息の間に脳だか神経だかが練習中に入力された情報を色々整えているのではないかと想像しています。検索してみると、何かの実験で同様の結果が得られたとのことで、裏付けがあって嬉しいです。
(ひょっとするとおなじことを以前にもブログで書いたかもしれません(覚えてない))
それと、疲れたと思ったら即座に休憩したことも良かったです。やはり疲れている時に練習しても身にならない感じがします。
そんなこんなで珍しく沢山練習したので昨日のレッスンは意気揚々として臨んだのですが、いつもは一杯褒めてくれる先生があんまり褒めてくれませんでした。去年の夏休みのレッスンでもブログで同じこと書いてましたが、多分先生の中では「全然練習していない→一杯褒めてやる気を引き出す」「練習している→マジ指導モードスイッチが入るので褒めない」という切り替えが行われているのではないかと想像します。
今日はレッスンでつっかえてしまった3ページ目最上段を攻略しました。覚えにくくて弾きにくいんですけど、以前先生に教わった通り右手の4指をレに置くようにしたら、ちょっとトリッキーなので弾きにくいと思っていたのが、練習しているうちにポジション移動が最小になるため非常に弾き易いということに気付きました。
覚えにくいと言えば、音符がさっぱり覚えられないです。オーケストラ版を何十年も前から繰り返し聞いていたので音を覚えているつもりでしたが、それでも楽譜を見るとそんなのは消し飛んでしまいます。なんでもないようなところでつまづくので頭が非常に悪くなったような気になります。まあ気を落とさずにコツコツやっていくしかないです。

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2025年4月29日火曜日

亡き王女のためのパヴァーヌ始めました

 発表会が終わって迎えた前回のレッスンでは、次の曲を何にするか先生と話し合いました。

候補に挙げたのは

インベンションを1番からやり直す

スカルラッティ ソナタK.380 L.23(新曲)

シューベルト ソナタOp.120第2楽章(発表会で弾いたことがある)

モーツァルト 幻想曲K.397(発表会で弾いたことがある)

ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ(新曲)

の五つです。なんで発表会で弾いた曲をやり直すのかというと、自分の進化を確認したいのと、譜読みに苦労したくないからです。

それぞれについて先生がレッスンするとしたらどういうポイントを踏まえて指導することになるかを解説してくれました。

インベンションは弾きたいというより、ちゃんと弾けるようになりたいという気持ちが大きいです。やはりバッハをきちんとやったという証が欲しい、みたいな。まあそんなことを言ったらツェルニーとかハノンとか色々なものが芋づる式に出てくるんですけど、バッハはやはり避けて通れないという感じがあるので。それにインベンションは通して弾けるようになったら楽しいということをレッスンを通じて学びました。まあそれまでが大変なんですけど。

で、先生の説明では上に書いた順に難しくなるとのことで、やはり亡き王女のためのパヴァーヌは一番難しいよね…と考え込みました。譜読みがメチャクチャ大変そうだし。

毎年の例で考えると、来年3月にもまた発表会があると思われ、できれば発表会には出たい、その為には来年3月までに仕上がる曲でないと困ります。

ピアノは体調が(というかメンタルが)上向いてないとなかなか練習できないので、今年の体調はどうかな?とずっと考えていたのですが、やはりそんな先のことまで分からないし、思い切って亡き王女のためのパヴァーヌに決めました。

まあそんな感じでちょっと練習したりしてたのですが、一昨日ショパンコンクールの動画を見ていたらムラムラとピアノが弾きたくなり、一気に譜読みしました。

もう譜読みは苦手で苦手でしょうがないのですが(かと言って何が得意かと言われたら困るのですが)、1時間くらいかかって最後まで音出しできました(拍手

3月までやっていたブラームス間奏曲Op.118-2は、音が難解というか「ここラって書いてるけどファでも良くない?」「シって書いてあるけどラでも間違いに聞こえなくない?」みたいな覚えにくく間違えやすい音があちこちにあって、最後までミスタッチの連続だったのですが、この曲はそういうのが無いのです。凄く明快というか(明快というには和音がややこしくて目がチラチラしますが)見通しが良いという感じ。そのせいか何か分かりませんが、凄く練習していて楽しいです。昨日も練習したし今日も朝から練習してました。

そういうわけで、今日のレッスンは27小節目まで弾きました。いつものパターンだと最初のレッスンでは(練習してないので)2小節くらいしか弾けないことを思えば凄い進みようです。レッスンの終わりに「譜読みが速くなりましたね」と先生に褒めて貰えて気分も爆上げです。まあ28小節目からが本当の地獄なんですけど、それはボチボチやるということで。

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2025年3月29日土曜日

発表会が終わりました

 今日は発表会でした。予定通りブラームス間奏曲Op.118-2です。

昨日風呂に入っている最中に「もし楽譜を忘れたらどうしよう」と思ったら突然脚が震え始めまして、もう不安で寝られないかと思ったのですが無事寝られましたし、本番も脚は震えませんでした。

ところが、お約束のように間違えましたし、いつもはそんなに間違えないところで止まってしまってどこを弾いているのか分からなくなりまして、その時に手が震えていることに気付いたのです。

あ!これヤバいやつや!

と感じましたがありがたいことに元に戻れて、絶対ここは間違えると思ってた数か所も、直前の追い込みが功を奏したのか無事通過して最後まで弾けました。終わり良ければ総て良し。

途中、あ!みんなこっちの音を聞いてる!とか、いい音で弾けてる!自分の音を聞けてる!とか思う瞬間もあり、トータルで考えるとイイ感じで弾けたのではないかと思います。

最初の出だしもいい音で弾けてると思いましたが、次第にいい音でなくなったのは、ペダルを踏み過ぎて濁った為ではないかと思います。

私のペダルはもろ初心者レベルでして、オンオフのどちらかしかありません。先生に「ペダルを底まで踏むのはチャイコフスキーのピアノ協奏曲くらいですけどねえ(と弾いてみせる)」と言われて初めてそう言えばハーフタッチとかヴィブラートペダルという言葉もあったな、と思うくらいペダルの微妙な加減というのは頭からありませんでした。

でもこのブラームス間奏曲Op.118-2という曲はペダルの踏み変え間隔が長いところが幾つかあり、そういうところでは音が凄く濁るんですね。練習では諦めて途中でペダルをオフにしたりしてました。ペダルを薄く踏むのは今後の課題です。そういえば前の前の先生に「ペダルは底まで踏む!」と教えられたことを思い出しました。

とりあえず自分の演奏は終わったので、スタッフの方に「素敵でした」と言われてちょっくら舞い上がったりしながら後の人の演奏を聴いてました。私のように止まったり弾き直ししたりする人は皆無で、皆さん上手でした。それも、この人上手かったなあと思ってたら次の人の方が更に上手いので、上手さがどんどんインフレして最後の人はもう途方もなく上手かったです。

なんかね、出している音色が違うんですよね。非常に美しいし表情付けも多彩だしリズム感も良いし、なにより最初の一小節、いや最初の一音で既にレベルの違いを感じさせるような凄い音を出されているんですよね。ああいう音ってどういう練習をしたら出せるようになるのかなあ、と思いながら聴いてました。

先生にも「どうしたら先生のような音色で弾けるようになるんですか?」と聞いたことがあったのですが、その時は「まあ色々な曲を弾いて経験を重ねて…」みたいな風に言われて「何かよく分からないな…」と思ったことでした。

いつだったか、前の先生の時の発表会でショパンのバラード第4番をとんでもなく上手く弾く人がいて、その話を先生に話したら、その方はご自分でもピアノを教えておられる方ということで納得したことがありました。今回もピアノの先生がいらっしゃったのかもしれません。

最近全くコンサートに行っておらず他人の演奏を聴く機会が無かったのですが、やはり生演奏は良いですね。

ところで、来年の為の備忘録として書いておきますが、鍵盤の照明は明るかったです。これ、弾くホールによっては鍵盤が暗かったり黒鍵の影が濃く出たりして鍵盤の見え方が普段と違う場合があるんですよね。そういうホールでは弾く前から動揺したりするのですが、今のホールは全く問題ないです。

また、音の返り方も良かったです。ホールによっては幾ら大きい音で弾いても音が全く返って来ないので客席ではどういう風に聞こえているのかさっぱり分からず不安になるのですが、今のホールは音がちゃんと返ってくるので安心して弾けます。

気が動転していたのか椅子の高さを調整するのを忘れました。幸い影響は無かったので良かったものの、来年はちゃんとやろう。

これらのメモ、今年書いたことを忘れて来年も書くかもしれません。それだけ気になるんですよねえ。

ここまで書いたのを読み返してみたら話があっちこっちに飛んでいて読みにくいと思いますが、発表会当日の感想としてこのまま残しておきたいと思います。長くなってすみません。お読みいただきありがとうございました。

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2024年9月8日日曜日

以前のレッスン曲を弾いてみる

 今日は以前のレッスン曲を弾いてみました。

インベンション1-6番

苦労して練習しただけあって運指を結構覚えてましたが、まあつっかえることつっかえること、30分くらいかかったような気がします。2番と5番がやはり難しい。6番は最初のリピート記号まで弾いて満足しました。

ベートーヴェンピアノソナタ30番

第1楽章。和音は大体ほぼ全て忘れていて、一つ一つ音を読まないと弾けませんでした。よくこんなの弾いたなと思いつつ最後まで音出ししました。

第3楽章第5変奏。前の先生のレッスンでは第4変奏まで終わって第5変奏に入ったところで今の先生に変わり、「この曲は難しすぎる」と言われて一旦終了になりました。最初の三声になっているところが相変わらず難しい。でも以前やっていた時よりも「楽譜を読む能力」が上がったような気がして、なんとかなりそうな気がしないでもないです。第6変奏の最後まで通せるようになったらまたレッスンして貰えるように先生にお伺いを立てたいなあ。今のままだとまだ言い出せません。

シューマン 別れ(森の情景より)

都合三人の先生に見て貰った、もっともレッスン回数の多い曲。その甲斐あって割と覚えてました。

ドビュッシー ロマンティックなワルツ

これはさすがに今年の発表会の曲なので指が覚えてましたが、それでもよくつっかえました。もうちょっと思い出したい。

今レッスン中の間奏曲Op.118-2も弾きました。今になってもやはり1ページ目が難しい。というか出だしが難しい。前奏なしにいきなり右手が始まる為か、音量をどのくらいにするかで毎回迷います。ピアノと書いてあるんですが、あまり小さすぎると後で出てくるピアニシモで往生するんですよね。毎度「こんな感じでいいのかな」と思いつつ弾いているのでスッキリしません。

今日のまとめ

ずっと同じ曲を弾いていると気分転換が欲しくなるので以前のレッスン曲を虫干ししてみましたが、あまりにつっかえるのであまり気分転換になりません。もうちょっとどうにかしたいです。

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2024年9月7日土曜日

レッスンでなんか難しいことを言われた

 今日はレッスンでした。

表題の、難しいことを言われた件について内容を説明します。

今レッスン中のブラームス間奏曲Op.118-2はA-durですが、中間部は平行調のfis-mollに変わります。

で、この中間部は右手のド#の単音から始まるんですけど、このド#をA-durのラシド#のド#ではなくfis-mollのファ#ソ#ラシドのド#であるという意識を持って弾きましょう、というのが先生の教え。

fis-mollではド#は属音であり、主音ファ#に次いで大事な音、ということは分かりますが、属音であることを意識して弾くというのは、具体的にはどういうアクションを取ればいいの?難しすぎる…

よく分からないので、とりあえず言われた通りに「fis-mollのド#」だと思って弾いてみます。

うーん、何か変わったかな?よく分からん…

帰宅して練習してみましたが、やはりよく分からない。

ふと思い出したのが、前の前の先生にショパン=リスト「春」をレッスンして貰った時に「長調から短調に変わったということが分かるように弾きましょう」と言われたことです。

属音とかじゃなくて長調から短調に変わったということを意識すればいいのかな?かな?かな?

「長調と短調の違い」が分かるように弾くとは、単純に音色を変えるということかなと思っていたのですが、今回もそういうことなんでしょうか?まあ音色を変えるとサラッと書いてますが、私の音色の引出しは1段しかないのでどうしようもないですね…。でも「属音であることが分かるように弾く」よりはハードルが低そう…かな?いやどっちもハードル高いな…。まあ先生は属音とは言ってなかったので、自分の単なる思い込みかもしれません。

長調から短調に変わったということが分かるように音色を変えて弾く、というのも試してみました。といっても「短調になったよ」と念じながら弾くだけですが、なんとなく変わったような気がします。

また今日のレッスンでは「この曲は最初にAndante teneramenteと書かれています。teneramenteとは愛情深くという意味です。いきなり弾き始めるのではなくて、弾き始める前にまずそういう気持ちになってから弾き始めましょう」と言われました。本当かなあ?と半信半疑ながら"愛情深く弾こう"と思いながら弾いてみたら「いいですね」と言われたので、ピアノというのは込めた気持ちの通りに音が出る物なのか?と思った次第。気持ち次第で音が変わるのなら、「この音は属音」と思って弾いたらその通りになるのか?でも属音ってどんな音かいまいちイメージが湧かないので気持ちの込めようが無い…。属音ってドミナントですよね(進次郎構文)。カデンツに出てくるドミナントの和音をイメージすればいいのかな?

話は変わりますが、「この曲は難しいので1年かかると言ってましたが(4月に始めたので来年3月に終わる見通し)、この分だと12月に終わりそうですね」と先生に言って貰えたのが嬉しいです。夏休み頑張った甲斐がありました。

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2024年9月1日日曜日

エモい演奏=強弱が細かくついている?

 ブラームス間奏曲Op.118-2を練習していますが、合間に今気になっている曲の楽譜を開いて音を拾ったりしています。

今日の音拾いはモーツァルトのピアノソナタ第10番K.330とショパンのノクターン13番Op.48-1でした。どういう訳かちゃんと楽譜を持っているんですよね。弾けもしないのになんでこんなに楽譜を一杯買ってあるのか謎です。

どっちも2ページしか音を拾ってませんが非常に楽しかったです。特にノクターン13番は出だしが非常にゆっくりなので気分に浸れます。

その流れでノクターン13番のYouTube動画を幾つか聴いてたんですが、最初の4小節だけ聴き比べただけでも物凄くエモい人とそうじゃない人がいることに気付きました。

物凄くエモいと思ったのは、アルゲリッチとかピリスです。

なぜエモいと感じるのか考えたら、一つ一つの音の強弱が違うのが理由かなと思いました。アルゲリッチやピリスはここぞというところで音を強めたり弱めたりしていて、強弱の使い分けが物凄く細かいです。ひょっとしたら全ての音を微妙に違う強弱で弾いているんじゃないかと思うくらいです。そしてその強弱が凄くツボを突いているという感じがします。

で、エモくない人は比べると平坦な感じがします。サラサラーと弾き流している印象です。

ということは全部の音の強弱を変えるつもりで弾いたらエモくなるのか?と思い、今練習中の間奏曲Op.118-2で試してみました。

体感ではエモさが向上した気がします。また音楽に立体感が出てきた感じがします。楽しいです。

まあ単なる独りよがりという気がしないでもないですが、こういう楽しみ方もありかなと思います。

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2024年8月25日日曜日

昨日のレッスンでは無事最後まで弾けました&遊び弾きを楽しむ週末

 昨日レッスンがありました。

前回のレッスンでは中間部の後半の、内声でメロディーを弾くところまでしか弾かなかったのですが、あれからまた練習しまして、今回は無事最後まで弾けました。

前回ではあまり褒められなかったのですが今回は一杯褒めて貰えたので嬉しいです。

一応最後まで弾けたので「では細部を見てみましょう」とのことで、

・リタルダンドを入れるところは入れる。リタルダンドと書いてないところでも、前半のフォルテになるところの直前にも入れる。正直言って今までリタルダンドは気付いてましたがガン無視していました。ちゃんと入れましょうということです。

・ペダルを楽譜通りに踏む。今までペダル記号はあまりよく見てなかったのですが、改めて楽譜を見たら1小節まるごと踏み変えないところがあったり、2小節以上もある左手の長いアルペジオのところは踏み変えない指示があったりしました。今まで気分でなんとなく踏み変えていて、しかも踏み変えていることに気付いてなかったのですが、まあそこはちゃんと踏み続けましょうということです。

レッスンの後、復習もしましたが少し違う曲にも触れてみたくて遊んでみました。

英雄ポロネーズ

出だしの「ジャーン、ジャララララ」の「ジャララララ」の右手が重音になるところです。以前ここの音を拾おうとした時は訳が分からなくなって諦めたのですが、今回はなんとか拾えるようになりました。自分が多少進化したようで嬉しいです。

ラ・カンパネラ

最後のページの音を一通り拾ってみました。難解な和音がないので音を拾うのはあまり難しくなかったです。これに気を良くして最初のページでも音を拾ってみました。ちょっと楽しい。

革命のエチュード

あるブログに貼ってある動画で、11小節目の左手のアルペジオ「ドソドレミ♭ソドレミ♭レドソミ♭レドソ」という、2オクターブと少しある音域の広いアルペジオを、指くぐりなしで弾いているのを見ました。これはひょっとして 指くぐりを使えば全部の音を繋いで弾けるのではないかと思ったのでやってみることにしました。

運指がよく分からなかったのでコルトー版を見てゆっくり弾いてみたら、指くぐりを駆使すれば全部繋げて弾けることが分かりました。別に無理して繋ぐ必要は無いかもしれませんが、繋いで弾ける方法が見つかるとやはり嬉しいです。しかし4-1の指くぐりをしないといけないので速いテンポでできるか自信が持てません。

木枯らしのエチュード

最初のページの右手をゆっくり弾いてみました。これも指くぐりを駆使して全部繋いでみました。運指をちょっと考えてみた結果、全部の音を繋いで弾くことができるということが分かったのが嬉しいです。また最終的に決めた運指に従うと、右手が尺取虫みたいに伸び縮みしながら動くのがとても面白いです。

ただプロの演奏のキラキラした音が降ってくるようなイメージには程遠く、ああいう音になる為には何が必要なんだろうかと思ったりしました。テンポの問題?

というわけで楽しい週末でした。


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