2024年8月25日日曜日

昨日のレッスンでは無事最後まで弾けました&遊び弾きを楽しむ週末

 昨日レッスンがありました。

前回のレッスンでは中間部の後半の、内声でメロディーを弾くところまでしか弾かなかったのですが、あれからまた練習しまして、今回は無事最後まで弾けました。

前回ではあまり褒められなかったのですが今回は一杯褒めて貰えたので嬉しいです。

一応最後まで弾けたので「では細部を見てみましょう」とのことで、

・リタルダンドを入れるところは入れる。リタルダンドと書いてないところでも、前半のフォルテになるところの直前にも入れる。正直言って今までリタルダンドは気付いてましたがガン無視していました。ちゃんと入れましょうということです。

・ペダルを楽譜通りに踏む。今までペダル記号はあまりよく見てなかったのですが、改めて楽譜を見たら1小節まるごと踏み変えないところがあったり、2小節以上もある左手の長いアルペジオのところは踏み変えない指示があったりしました。今まで気分でなんとなく踏み変えていて、しかも踏み変えていることに気付いてなかったのですが、まあそこはちゃんと踏み続けましょうということです。

レッスンの後、復習もしましたが少し違う曲にも触れてみたくて遊んでみました。

英雄ポロネーズ

出だしの「ジャーン、ジャララララ」の「ジャララララ」の右手が重音になるところです。以前ここの音を拾おうとした時は訳が分からなくなって諦めたのですが、今回はなんとか拾えるようになりました。自分が多少進化したようで嬉しいです。

ラ・カンパネラ

最後のページの音を一通り拾ってみました。難解な和音がないので音を拾うのはあまり難しくなかったです。これに気を良くして最初のページでも音を拾ってみました。ちょっと楽しい。

革命のエチュード

あるブログに貼ってある動画で、11小節目の左手のアルペジオ「ドソドレミ♭ソドレミ♭レドソミ♭レドソ」という、2オクターブと少しある音域の広いアルペジオを、指くぐりなしで弾いているのを見ました。これはひょっとして 指くぐりを使えば全部の音を繋いで弾けるのではないかと思ったのでやってみることにしました。

運指がよく分からなかったのでコルトー版を見てゆっくり弾いてみたら、指くぐりを駆使すれば全部繋げて弾けることが分かりました。別に無理して繋ぐ必要は無いかもしれませんが、繋いで弾ける方法が見つかるとやはり嬉しいです。しかし4-1の指くぐりをしないといけないので速いテンポでできるか自信が持てません。

木枯らしのエチュード

最初のページの右手をゆっくり弾いてみました。これも指くぐりを駆使して全部繋いでみました。運指をちょっと考えてみた結果、全部の音を繋いで弾くことができるということが分かったのが嬉しいです。また最終的に決めた運指に従うと、右手が尺取虫みたいに伸び縮みしながら動くのがとても面白いです。

ただプロの演奏のキラキラした音が降ってくるようなイメージには程遠く、ああいう音になる為には何が必要なんだろうかと思ったりしました。テンポの問題?

というわけで楽しい週末でした。


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2024年8月19日月曜日

盛り沢山の夏休みの成果

今日で夏休みは終わりですが、この夏休みは盛り沢山の収穫がありました。

まず、今やっているブラームス間奏曲Op.118-2がゆっくりながら最後まで間違えずに弾けるようになりました。次のレッスンまでに最後まで弾けるようになるというのがこの夏休みの一つの目標だったので、無事達成することができました。

また、自分の指が今何の音を弾いているのか分かっておらず、大体この辺だろうと見当を付けて適当に弾いていることを自覚しました。前の前の先生に指摘されたことなんですが、今更ながら痛感しました。

これは「弾いている音をドレミで歌いながら弾く」ことで解決できました。この方法も前の前の先生に教えて貰ったことです。

先生曰く「歌えない曲は弾けない。弾く時は常に歌う」とのことで「じゃあ幻想即興曲みたいな速い曲も歌ってるんですか?」と聞いたら「頭の中で歌ってます」とのことでした。

それを思い出して、とりあえずメロディーを声に出してドレミで歌ってみたのですが、これが結構間違いだらけなんですよね。こういう箇所にミスタッチが多発するような気がします。

なぜ音名がすり替わってしまうのか分かりませんが、正しい音名で歌うと不思議なことにミスが減ります。

ドレミで歌いながらの片手練習も沢山やりました。最初にピアノを弾かずに楽譜を見ながら歌ってフレーズを把握し、それから歌いながら弾くと、歌わずに練習するよりも手早く成果が上がる気がします。またバスをドレミで歌いながら右手を弾いたり、右手のメロディーを歌いながら左手を弾くこともやりました。これはインベンションやシンフォニアを練習する時に学んだ方法ですが、めちゃくちゃ効きました。まあこの曲も内声の仕掛けが山ほどある多声音楽ですしね。

この曲は今一つよく分からんところがあるなーとずっとモヤモヤしていたのですが、メロディーをドレミで歌ってみたことと、バスをドレミで歌ってみたことで分かってきた気がします。それと、どこにどんな内声が隠れているか考えながら楽譜を読み直すことも役に立ちました。

歌ってみて気づいたのですが、この曲はバスが物凄くカッコイイです。これに気付けたのもまた大きな収穫でした。試しにバスの動きがよく分かるようにバスの音だけめちゃくちゃ大きな音にして両手で弾いてみると、なんかオルガン曲を聴いているような、音楽が立体的に聴こえてくるような気がします。

(この箇所、最初はバッハのオルガン曲と書いたのですが、思い浮かんだのはサン=サーンスの幻想曲第1番変ホ長調でした。バスがカッコイイです。曲全体も颯爽としてカッコイイです。)

また、ちょっとアナリーゼみたいなこともしてみました。

1ページ目になんだか訳の分からない和音が二つあります。同じメロディーの繰り返しなのに、同じ音に違う和音があてがわれているのです。何故違うんだろうとずっと思っていたのですが、面倒だったのでずっと調べてませんでした。

ようやく重い腰を上げて調べてみたら、最初の訳の分からん和音は属七で、次の訳の分からん和音は減七であることが分かりました。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ではないですが、よく分からないものに名前が付くと何となく分かったような気がして嬉しいです。

という訳で充実した夏休みでした。

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2024年8月15日木曜日

一杯練習していったのに昨日のレッスンでは思ったほど褒められませんでした

 昨日、遂に待望のレッスンがありました。

いつもはレッスン直前にしか練習しないのですが、それでいて先生は一杯褒めてくれるのです。だからめちゃくちゃ練習していった今回はどんなに沢山褒めてくれるんだろうと内心ワクワクしてました。

しかし、実際には一言二言「うん良かったです」みたいなあっさりした言葉でおしまいでした。

ちょっと肩透かしでしたが、今まで一杯褒められたのはやる気を引き出す為だったんだろうなあと思います。

レッスンの終わりに「順調順調」と言って貰えたのは良かったです。前回のレッスンでは「発表会に間に合うかな?(楽譜を見て)うんまあ間に合うかな?」と先生はちょっと不安気味だったので、そこから大前進しました。

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2024年8月11日日曜日

急性ピアノ熱にかかる

 突然のピアノ熱にかかり、いつになく熱心にピアノを練習しています。

きっかけは職場で「来年3月の発表会に向けて練習している」(してないけど)と話したら「目標に向かって突き詰めていくところが凄い」とか「発表会に出たいと思うのが凄い」というリアクションを受けた事です。

発表会に出ることに慣れ切っていたので当たり前のように思っていたのですが、他人から見ると違うのか…と思い、何かそれでスイッチが入りまして翌日から毎日練習しています。

今は夏休み中なのでずっと家に籠って練習しています。練習して休憩してまた練習して、の繰り返しで一日が潰れます。

つっかえるところを練習すると弾けるようになるので達成感があり練習が楽しいです。2時間くらい経つとまたつっかえるので練習し直すのですが、らせんを描くように段々と上手くなっていくのでやりがいがあります。

三日後にレッスンがあるのですが、今の曲を始めてからずっとレッスン直前にしか練習してなかったので先生のリアクションが楽しみです。

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