昨日、靴を買いに行ってきた話は書きましたが、その時のこと。
数年前に買ったアットリーニ(イタリアの有名なスーツメーカー)のスーツを着て、
ジョン・ロブの靴を履いて、
ボルサリーノの帽子を被って、
非常に格調高くおでかけしたわけです。
(シャツはジャスコのトップバリューなんですけど、ジャケット着てネクタイ締めたら分かりません)
で、とある店で店員と話し込んで、話の流れでシャツをオーダーした話も書きましたが、
その店員が言うのです
「非常に変わったデザインですね。オーダーですか?」
「違います。既製です」
「どちらでお買いになったのですか?」
「xx(大阪ローカルセレクトショップ)です。これはアットリーニです」
「そうですか…。変わったデザインですね」
何となく話がかみ合ってないと思ったんですよ。
それに、アットリーニと言った瞬間、他の店員が、え?という目でこちらを見たのもなんとなく気になってました。
で、家に帰って、ジャケットを脱いでハンガーにかける時に気がつきました。
これ、ユニクロの+Jじゃないですか。
パンツはアットリーニのスーツで、ジャケットはユニクロだったんです。
普通、スーツは一本のハンガーにジャケットとパンツをかけますが、
私は、パンツはパンツ用ハンガーにかけることにしてるんで、
間違えてクローゼットから取り出してしまったみたいです。
それにアットリーニも+Jもチャコールグレーで、触った感じも似ていたので、上下で生地が違うのが分かりづらい。
とはいえ、あまりに迂闊すぎ。
よく見たら、襟の幅が全然違うじゃないですか。
アットリーニ独特の袖付けもないですし。
ピアノ室に飛び込んで、防音ドアを閉めて、思いっきり笑いました。
きっと私を接客したあちこちの店員は、みんな気づいてたんでしょうけど、
多分大人の嗜みとして黙っていたんでしょう…。
それとも、全然気づかなかったか、あるいはスーツに全く関心を示さなかったか。
(こちらの方が断然問題)
それとも、+Jがあまりにも体にフィットしていたので、全く違和感がなかったか。
(それならいいんですが)
色々疑問をかきたてさせられる&爆笑させられてしまった出来事でした。
←服って難しいですねえ
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿