10月11日のシプリアン・カツァリスのコンサートに行ってきました。
チケットを買いそびれたので、当日券を買うべく13時過ぎに現地入りしたのですが、開場の14時半までホールの入り口が無常にも封鎖されてました。
仕方がないので、近所のスーパーでビールを買い、ベンチに座って時間をつぶしました。
ビールの500ml缶を2本飲んだところでやっと開場時間になったので、当日券を買って入場。
ホールは立ったばかりと思しき小奇麗な建物の4階にあり、ロビーの壁面全てがガラスになっていて、神戸港を一望できます。更に広いベランダが付いていて、海風と日曜の午後の陽射しを楽しむことができます。
やっと時間になったので着席。
カツァリスは時間通りに登場し、すたすたと歩いてきてお辞儀をしたかと思うと、ぱっと座ってぱっと引き始めます。早い。
最初の方はビールの酔いが回って半分寝てたのですが、シューベルトの交響曲「未完成」ピアノ編曲版が始まると、ぱっちり目が醒めました。
おおー、凄い。第一バイオリン、第二バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの声部を軽々と弾きこなしていきます。何度見ても手が二本しかないのですが、どう考えても最低手が3本以上あるようにしか聞こえません。
それと、弱音が非常に美しいです。柔らかいのにちゃんと芯があってムラがありません。
その後、一曲はさんで、ベートーヴェンの交響曲第七番第2楽章リスト編曲版と、ピアノソナタ「悲愴」でプログラム終了。第七番はもっと聞きたかったなー。
アンコールが全て終了して、外に出たら、サイン待ちの長い行列がずらっと出来てました。みんなよくやるなあ。
←ピアノはヤマハでした
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