2009年5月5日火曜日

過去に出会った電子ピアノたち

電子ピアノを最初に買ったのは大学生の時、下宿を始めて暇で暇でしようがなかった頃でした。メーカーや型番は忘れちゃったなあ。88鍵なかったので、バッハなら良かろうと「小プレリュードと小フーガ」を買ってきたら、全然曲にならなくて、一ヶ月経たない内に挫折した記憶があります。これは下宿を引き払って会社の寮に入る際に姉に引き取ってもらいました。買った時も引き取ってもらった時も電車で持ち運んだのでとにかく重くて大変だった!

就職して数年たち、やっぱりピアノを弾きたいなあと思っていた矢先に、マンションの郵便受けにピアノ教室のチラシが入っていたのがきっかけで習いに行くことに。
最初のレッスンでは「紙鍵盤で練習します!」なんてピアノの先生に言ってたのですが、休日に通りがかった楽器店で電子ピアノを衝動買い。何にも考えずに買って、すぐに持って帰りたかったので、タクシーに無理やり積んで帰りました。ビルの2Fにある楽器店からタクシーの走る道路まで歩いていくのがとてつもなく辛かったです。しかし、おかげで紙鍵盤のお世話にはならずに済みました。
このとき買った電子ピアノはヤマハのP-80。マンション住まいで、他人には自分のヘタクソピアノを聞かれたくないのでヘッドホン使用は絶対条件でした。そんなわけでスピーカーを内蔵しないこのモデルは自分の求める仕様にぴったりでした。

しかしP-80は楽器店がオマケしてくれたX字型脚がヤワで、タッチもなんだかやたらにグニョッとしているのが気に入らず、1年ほどでカワイのMP9000に買い換えました。これもスピーカーがないのが決め手。無駄な物が付いてないのが良かったんです。

MP9000は頑丈な脚が附属していて、タッチもグランドピアノのアクションを模倣した機構を持っているだけあり、P-80とは雲泥の差でした。
ただ、お稽古用途に作られてないので、録音機能とメトロノーム機能がないのが不満でした。メトロノームを買ってもヘッドホンをしていると聴こえないしね。これは3年ほど使いました。

MP9000で一番困るのは、ペダルが固定されていないことでした。重石を載せて動かないようにしていたんですが、やっぱり気に入らない。そんなわけでカワイのPW7に買い換えました。

PW7はスピーカーが付いているのが気に入らなかったのですが(←しつこい)、メトロノーム機能も録音機能もついてるし、ペダルも動かないしで、全く不満はなかったのです。
しかし、PW7は一年と持ちませんでした。

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