今日は、グランドピアノを衝動買いする方法について説明します。
1)「パリ左岸のピアノ工房」を買います。
http://www.amazon.co.jp/パリ左岸のピアノ工房-新潮クレスト・ブックス-T-E-カーハート/dp/41059002772)熟読します。
3)ネットでピアノの情報を集めます。
4)グランドピアノが置ける環境を用意します。
5)最寄の楽器店を検索します。
6)楽器店に行き、「ピアノをお探しですか」「いえ、別に」などと店員と腹の探り合いをします。
7)最後に住所と電話番号を、店員に書かされたという姿勢を守りつつ、書き残します。
8)ある日、「来るヤマハグランドピアノフェアにお越し下さい」という挨拶と共に、招待状が送られてきます。日程と時間と、どのピアノ試弾室を使うかの予約を入れます。
9)当日行くと、いつぞやの店員が満面の笑みを湛え、凄い勢いで迎えに来ます。
10)予約した試弾室に入り、ピアノを適当に突付きます。
11)「たまたまS4Aの部屋が空いたのですが、試弾されますか?」と店員が聞くので、素直に誘導してもらいます。
12)さっき弾いたC2Lと全然違う音の良さに、愕然とします。(しなければここで終了)
13)「いや~これいいねえ。でもこんな高いピアノはすぐに買えません。貯金していつか買いますね。」と言ってその場を後にします。
14)すると店員がにじり寄って来て「実は事情があってお安くさせて頂いているピアノを幾つかご用意させて頂いておりますが、お試しになられますか?」と囁きます。
15)誘導されるままに別の場所に行くと「こちらのピアノはみな現品処分品でして、通常よりも少しお安くなっております。どうぞお試し下さい」と言われるので、適当に突付きます。
16)そうすると最初に弾いたC2Lよりもずっと弾き易く、低音から高音まで均等に鳴るC2Lが見つかります。
17)しかもさっきのS4Aよりもずっと安い。あれ、もしかして今の貯金をはたけば、このピアノ買えるんじゃないの?という考えが、頭の隅をよぎります。
18)商談に入ります。どうやっても貯金が運送料までフォローできないのですが、手持ちの電子ピアノの査定を高い目に出して、更にピアノの割引をちょっと頑張ってもらうと、あら、なんとかなっちゃいます。
19)商談が成立します。
20)後日、ピアノが搬入されます。おめでとうございます。これであなたもヤマハグランドピアノの持ち主になりました。
今だとS4AはモデルチェンジしてS4Bに、C2LはC2に変わっていますが、基本は(少なくともヤマハでは)同じです(同じだと思います)(違う場合もあります)(っていうか違うと思います)。
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4 件のコメント:
やほ。
似たようなことを以前やったことがありましたが、
実力が足りなかったために店員に「私が弾きましょうか」と言われる始末…
ついでに財力もなかったので適当にあしらわれて終わりました。
がっかり。
あー、ご愁傷様です。音大出のお姉さんが楽器店勤めというのもよくあるらしいのですが、そーゆー人だったのかもしれません。
営業スマイルが板に付いた老獪そうな中年男性の店員を選びませう。
パリ左岸のピアノ工房アマゾンに発注しました。
以前から読んでみたいと思っていたので良い機会です。
まぁ、ピアノ屋に突撃まではしないと思いますが・笑
それがねえ、熟読すると突撃したくなるんですよ。
魔性の本です。
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