トイレを借りるつもりで入った店がスーツの仕立て屋で、「トイレを貸して下さい」というかわりに「スーツを仕立てたいんですが」と言ってしまった話を二ヶ月前に書きましたが、
一回の仮縫いを経て、ようやく出来上がりました。
ところが、3ピースで頼んでいたのが、ベストを作るのを忘れてたとのことで、
なお悪いことに、もうベストを作る分の生地が残ってないとのことで、
違う生地でベストを作るか、
違う生地で3ピースを作るか、
どちらかを選ぶよう促されました。
それで後者を選んだのですが、なんだか申し訳ないような…。
新しく作る3ピースの為の生地を選んできたのですが、
普通、生地を小さくカットした生地見本を見て生地を選ぶ店が多いんですが、
この店では実際にスーツに仕立てる生地そのものを店頭に出していて、
その中から選ぶやり方をとってます。
で、前回と同じような感じの生地を色々見せてもらっていたのですが、
ごてごてした織り柄が入っているのとか、趣味の悪いストライプとか、紺色なんだけどちょっと紫が強くて女物っぽい感じとか、
タダで貰っても嬉しくないようなものが続くので首をひねっていると、
「これはちょっと高いんですけど」と言いながら店主が出してきたのが、
濃紺地にくすんだ臙脂の細いストライプが広い間隔で入っている、落ち着いた控えめな生地。
これならOK、ということで、この生地で願いしました。
生地の耳には Taylor & Lodge OIL SPUN と書いてあるだけですが、古くなって変色しかかった値札には\336,000の数字が…。
見た感じはそんなに高そうに見えないんですが。
生地ってホンマによー分からんな…。
既に出来上がった2ピースのスーツは持って帰れということで、
(そりゃそうでしょうね)
持って帰ってきました。
着てみて気づいたことがあれば、次の仮縫いのときに言ってくれ、ということだったので、じゃんじゃん着るつもりです。
まずは、今日明日と一泊旅行する予定なんで、これを着て行ってきます。
←では行ってきます
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