が好きなんです。
と先生に言ったのは、悲愴第2楽章がなかなか進まない数ヶ月前のことでした。
「じゃ、リストやりましょう!」
と言われて、椅子に座ったまま腰を抜かしそうになりました。
なぜって、数年前に「やりたい曲リスト」を作って先生に見せたとき、リストの献呈を入れておいたら、
「これは難しい」
と一言で片付けられたんで。
リストの弾きたい曲と言われて思いつくのは、
ダンテを読んで
バラード第2番
オーベルマンの谷
孤独の中の神の祝福
エステ荘の噴水
なんですけど、先生がこれを知ったら又違う答えだったかもしれません、っていうかNOと言って欲しいです。レッスンでこんなのやったら、暗譜だけで何年かかるか分かりませんもん。
ってな風に思ってたんですが、
いやいや、私は112歳まで生きるんですから、
いつかは、これらにも手をつけるわけです、多分。
じゃあ、今、ちょっと味見くらいしてもいいでしょ?
というわけで、ちょっと譜読みをしてみました、オーベルマンの谷。
…1ページ目で早くも難航。
何度もアラウのCDで聞いて、よく知ってるつもりの曲なんですけど、
楽譜に書かれた音を拾うだけだと、ステーキと間違えてティッシュペーパーを食べてしまったような気まずさが残るんです。
どうやったらティッシュペーパーがステーキ肉になるんでしょうか?
この曲、やっぱり難しそう。
ちなみに、こんな曲です。
(2010/01/05 最初に貼り付けた動画が削除されたので貼り直しました。冒頭30秒は無音です)
←楽譜と演奏の間に距離がありすぎ
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