このカーネギーさんは、カーネギーホールのカーネギーさんとは違う人なんだそうです。いや~、てっきり同じ人だと思ってました。
アマゾンのレビューを一通り読んでも内容が分からなかったので、とりあえず目次をちょっと写しておきます。
1.人を動かす三原則
盗人にも五分の理を認める
重要感を持たせる
人の立場に身をおく
2.人に好かれる六原則
誠実な関心を寄せる
笑顔を忘れない
名前を覚える
聞き手にまわる
関心のありかを見抜く
心からほめる
3.人を説得する十二原則
…
4.人を変える九原則
…
という次第。
これだけならどうということもない、どこかで聞いたような話ばかりですが、
この本が他と違うのは、有名無名問わず色んな人が実際に体験したエピソードを沢山あげて、具体的にどんなことをしたらどんな結果になったかを説明している点です。
やはり具体例が多い分だけ、説得力がぐっと増します。
歴史的な人物も他人との付き合いで色々失敗したり苦心したりしてるんだなあ、っていうわけで、伝記物好きな私には読み物としても大変面白いです。
説教くさくないのもナイスです。
さて、「男は3語であやつれる」の方ですが、これは本屋で平積みされてるのを立ち読みして、爆笑が抑えるのがあまりにも辛いので買ったものです。
なんで爆笑するかっていうと、あまりにもツボをつきすぎてるんで。
特に何度読んでも笑ってしまうのが、
「その厳しさは、やさしさの裏返しだよね」
こんなことを言われたら、どんな男も腹を立て続けるのは難しいんじゃないでしょうか。
この本は女性向けに書かれてるんですが、別に女性じゃなくても、説教の長い父親や、すぐに癇癪を立てる上司、何度言っても家事を手伝わない子供、などに手を焼いている男性にも使えそうです。
で、この二冊に一番共通してるなって思うのは、「相手の立場に立って考える」ということと、「相手の顔を立てる」ってことです。
まあどっちも、何を今更って感じですけど、この二冊を読んで、いちいち「なるほど~」と感心してしまうってことは、実際には全然できてないってことですよね。
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