2009年7月10日金曜日

新しい眼鏡

それは五日前、今週の月曜日のこと。
(って書いてびっくりしました。もう一ヶ月前のような気がします)

なんと、ボーナスが出たんです。
うわー、何買おーかな、と喜んでると上司が一言
「貯金しなさい」

そ、そーですね。
ピアノのローンもありますし。

というわけで貯金することにしました。

でも、でも、この間からちょっと離れたものが全然見えなくて困ってたんです。
PCならいいんですよ。近いから。
でも3mくらい離れると、途端にアウトです。人の顔の見分けがつかなくなります。

そんなわけで眼鏡を買いに行きました。

眼鏡との付き合いは長いです。最初に買ったのは小学四年生の時だったかな。黒のセルフレームでした。この眼鏡はあっという間に度が合わなくなってすぐに買い替えました。今度は銀色のメタルフレームで、早速「バリラックス2」というあだ名が付きました。な、懐かしい…バリラックス2…。ホヤのレンズの名前だったかな…。それともニコンだったっけ…。とにかく当時は「銀色のメタルフレーム=バリラックス2」という刷り込みが、しつこいTVCMのおかげで、全国の小学生に行われていたわけです。

我が家では「我慢できるものはなるべく我慢する」というモットーでしたから、この眼鏡は高校に入ってとうとう我慢できなくなるまでかけてました。

次は「もうバリラックス2とは言わせない」を合言葉に黒いメタルフレームに。これも長かった。唯一レンズを入れ替えながら使ったフレームです。視界にフレームが入るのが嫌だったのでなるべく大きなフレームを選んだから、とにかくレンズが大きく重くて、鼻に食い込んで痛くて困りました。

その次が就職してしばらくしてから作った真鍮色。今度は「なるべく軽く」をモットーに、レンズはプラスチックの高級品を選び、視野を犠牲にしても小さな枠のフレームを選びました。フレーム自体もチタン製だったので、すごく軽くて、最初にかけた時は感動したなー。

その次は、紺色のチタン製フレーム。丁度黒いセルフレームの眼鏡が大流行していた時で、目が悪くないのにわざわざ眼鏡をかけるという、私には理解できない人が大量発生した頃でした。「それでは我も初心に帰ってセルフレームを作らん」と思い出かけたのに、いざかけてみると腰が引けて「や、やっぱり無難にメタルフレームにしとこかな…」と怯んで出来た妥協の産物。職場の女の子には「似合わない」と一蹴されるし、散々でした。これが今日までかけていた眼鏡です。

そして今日受け取ってきた、出来立てのホヤホヤがこれ。
じゃじゃーん。丸眼鏡です。
丸眼鏡って言うと、北大路魯山人を連想して嫌なんですが(魯山人は嫌い)、実際にかけてみたらマハトマ・ガンジーみたいでカッコイイのでした。

←カッチョええー!
改めて眺めてみると、やっぱりこの人には「カリスマ」という言葉が似合います。
うーむ、年をとった暁には、こういう味わいのあるナイスじじいになりたいもんですな。
えーと、話がかなり脱線してきましたので、今宵はこの辺で。

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