2009年7月22日水曜日

ルイ・ヴィトンで修行を積んでみた

さて、問題の「ルイ・ヴィトン モノグラム」ですが、色々検索していると「あの一目でブランドが分かるのが嫌い」という声が少なからずあることが分かりまして。
「あれが嫌いな人は自分だけじゃないんだ」と思いつつ、ヴィトンのサイトを見て研究。楽譜が入って、へなっとしない(←へなへな鞄だと薄い楽譜が折れる)タイプを探し、いざヴィトンの店へ。

行ったのは、阪急メンズ館。目指す鞄はカウンタの後ろにありました。
店員に渡されて、カウンタの上にブツを置き、いざ修行開始。

あれ、全然モノグラムが嫌じゃありません。
それどころか、見れば見るほど欲しくなるじゃありませんか。
内ポケットが必要な分だけちゃんとあるし、楽譜なんて、ベートーベンのピアノソナタ2冊があっさり入りそうなほど余裕があるし、ちょっと重いけどまあまあ許容範囲だし。

なんかいつの間にか買う算段をしていたりして。
高いけどなんとか買える値段でした。

後悔の無いように他の店の鞄もざっと眺めて、さてその後に買いましょうか、と、他の階を回遊し始めたわけです。

しかし、先月スーツを衝動買いしたトム・フォードで足止めを食らってしまいました。
ここの鞄がどれだけ凝った作りをしているかについての店員の講釈を聞いているうち、いつの間にかヴィトンの鞄を買う気が失せ、トム・フォードの鞄を欲しいと思っている自分がいたのです。
(↑何という優柔不断…)

しかし、しかしですね、幾つか見せてもらっているうちに「これはちょっと欲しい」と思った鞄が、なんと、なんと、なんと、56万(税別)だったのです。

いやー、ヴィトン3個弱の値段とは。
いやはや、いやはや、いやはや。

それで、ちょっとその鞄から離れて他のを見せてもらっているうちに、またもや「これはちょっといいなあ」という鞄を見つけたのですが、今度は、80万(税別)だったのです。

いやはや、いやはや、いやはや。

で、ですね、80万の鞄を見てから56万の鞄を見ると、どうも革が薄くて硬くてしょぼく見えるのです。
うーむ。恐るべしトム・フォード。
(店員には「さすがお目が高い」とか言われて"なるほど「お目が高い」ってこういう時に使うのか"なんて妙な感心をしてみたり)

結局何も買わずに帰ってきました。めでたしめでたし。

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