2019年7月19日金曜日

泣かせてやる!

インベンションのことなど忘れ、秋の歌ばかり練習しています。まあちょっとずつですけど。

練習しているうちに段々飽きも来るんですが、飽きない方法を見つけました!

それはですね、聴衆を想定することです。そして、その人たちにどうして欲しいのか想像する。

秋の歌は泣ける曲なので「聴衆を一人残らず泣かせたい!涙でハンカチがぐしょぬれになるほど涙を流させたい!」と思いました。するとその瞬間!

練習している一音一音に対して「この音で果たして泣けるか?ちょっと弱いんじゃないか?もっとデュナーミク激しく付けた方が良いんじゃないか?」と考えるようになり、まだ譜読みレベルだというのに非常に集中することができました。

これ、ずっとこの調子だとメチャクチャ疲れそうですけど、とても楽しいので、もしかして凄いこと思いついたかも。

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2019年7月9日火曜日

次の曲はチャイコフスキー「四季」より10月「秋の歌」

なんと、前回のポストから半年も開いてしまいました。いや、最近ずっとこんな調子ですけど。

自分のブログを読むのも久しぶりで、ああ、半年前はインベンション11番が終わって6番に入るところだったんですねえ。
6番は前々回のレッスンで遂に終りました。ということは半年もやってたのか。長い。

まあ、練習してませんからねえ。いつもレッスン直前の30分しかやらないから。でレッスンは月2回でしょ?そりゃ進みませんわな。
むしろよくレッスンを休まなかったと自分を褒めてあげたい。

それでも、レッスンに行くまでは全然練習していない罪悪感に身を焼かれそうになっているのに、レッスンが終わったら「あーピアノって楽しい!」って思うんだから不思議です。ってか楽しいと思うんなら練習しろよ。

そんな感じでダラダラと去年の5月から(というのもブログを読み返して今知りました)やっていた「ヴァレンシュタットの湖にて」が前回のレッスンで遂に終りました!びっくり。

なんかトロくさく弾いてるけど、最後まであまりつっかえずに弾けたなあと思いつつ弾き終えると、先生がいつもよりも「ここもう一度弾いてみて下さい」を連発して沢山の個所を直すので、これはひょっとして「これで終わり」のサイン?と思ったらその通りでした。あーもう永遠に終わらないんじゃないかと思ってましたが、いきなり終わってしまいました。

で、突然終了を告げられて「次は何にするか考えておられますか?」と聞かれてドギマギ。つい、全くそれまで頭に上っていなかったのに突然の思い付きで「チャイコフスキーの四季はどうかと思ってるんですが…」などと言ってしまう。

いやいや、だってこれまでちゃんと聞いたことが無い曲集ですし(後で確認したら舟歌だけ聞いたことがありました)。

家に帰って「そう言えば平吉毅州の"真夜中の火祭り"を弾こうって思ってたんじゃなかったっけ」とか「夏の夜のハバネラってカッコいいな」とか「難しい曲を延々と弾き続けるのも大概にしたい」とか思ったり、

チャイコフスキーの四季を数曲聞いてみたけどあんまりピンと来ないし(好きな人ごめんなさい)、舟歌は良い曲だと思うけど前々回にメンデルスゾーンのヴェネツィアのゴンドラの歌をやったから違うテイストがいいなあと思ったり、まああれこれ。

10月「秋の歌」も、自分で弾いたら何が何だかさっぱり分からず、参考にしようとYouTubeに上がっているピアノ演奏を聞いてもやっぱり分からなかったんですが、チェロの演奏を聞いてみて「あ、なるほど、これは名曲だな」と腑に落ちました。


なんというか、アリアっぽい感じがします。
連想したのはこれ。同じチャイコフスキーのオペラ「エフゲニー・オネーギン」のレンスキーのアリア「わが青春は遠く過ぎ去り」


ちょっと似てると思いません?え、思わない?
まあこういうイメージで弾ければいいなあと思います。
という訳でめでたく次の曲に決定。

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