2010年10月18日月曜日

もっときれいな音で弾きたい

前回のレッスンに引き続いて、今回もまたまた練習ゼロでして、
重い足取りで教室に向かったわけです。

で、20分かけて一通り弾いた後で、この間聞いたショパンコンクールの話なんか
少ししたり。

2次予選の1日目を聞いたんですが、ある人の最後と次の人の最初が同じ曲だった訳です。
で、
二人目の方が断然音色がいい!
最初の幾つかの音からして全然違うなーと思ったわけです。
ああいう風に弾きたいなーと思ったものでした。

やっぱり、どうせ弾くならいい音で弾きたい。
っていうかいい音を出したい。

という話をすると、
「じゃあ、まず音のバランスをとる練習をしましょうか」
ということになって、

左手が忙しくトレモロしまくり&右手の重音が連続するところの弾き方を教わりました。

左手については、可能な限り静かに。
右手の重音は、高音を出し、低音をひっこめる。

で、高音側を出す練習。

まず、重音を弾く手つきで、高音だけ弾く。
次に、低音側は指を鍵盤の上に載せるだけで、音は出さない、高音だけ弾く。
次に、低音側をほんの少しだけ出す。

三つ目のステップが結構難しくて、
「いつもここが汚い音になるんだよね~」とうっすら思ってた箇所は、全然コントロールが効かず、ほんの少しだけ出したつもりが大きくなってしまい、「ああ、やっぱりね…」と思ってしまうのでした。

ともあれ、これをクリアすれば、汚い音からきれいな音へ脱皮できるかもしれないわけです。

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いつも思ってることですが、
どうも、ピアノを弾いていて「音楽を演奏している」という手応えがないのです。
なんかこう、音楽的じゃないっていうか、
もう一つ、ナニをしているのかよくわからないっていうか、
うまく言葉にできないのですが、なんかもやもやしているわけです。

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旋律を出して、残りは引っ込める、
そんなことはいつでも気をつけてますぜ、っていいたいところなのですが、

今日ならったやり方で今一度練習してみると、「音楽を演奏している」という雰囲気がかすかに漂ってきました。

これはウレシイ。っていうかオイシイ。

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ただの練習でも、音楽的な音を出せているか、そうでないかで、やる気が違うような気がします。
あんまり音楽的じゃない音を出し続けてると耳が疲れるし、やる気も削がれてしまいます。

どうせ弾くならきれいな音で弾きたい。
そうすれば、どんなに単調な練習でも楽しく弾けそうです。

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きれいな音に少し近づけたおかげで、ちょっと元気が出てきました。

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