2009年11月30日月曜日

カンタービレは「歌うように」っていうより「歌いなさい」の方が近い

体調が良くなったので、ピアノレッスンに行って来ました。

「テンポどおり弾けているけど、どこもかしこもきっちりインテンポで弾いて硬くなってるから、メロディを歌いながら弾きましょう」

というのが今日の要約。

カンタービレって書いてるんですけど、歌うように、って思っても上手くいかないです。
頭の中でメロディを歌ってみたら、あっさり出来ました。

「どんどん良くなってますから、この調子で頑張りましょう」
ということで、発表会の申し込み用紙を出してきました。

今日のレッスンはこれで終わり。

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冷え性対策:胃の辺りにホッカイロ

今朝、通勤途中で、猛烈な下痢と吐き気に見舞われまして、
その場で年休届けを出し、帰ろうとしたんですが、
とにかく苦しくて帰り着けそうにない。
こんなときに限って普段持ち歩いている薬を置き忘れてきました。

落ち着いて体の状態をチェックすると、どうも胃が緊張しているようなので、
コンビニに寄って貼るタイプのホッカイロと温かい飲み物を買い、
胃の辺りにホッカイロを貼りました。

家に帰ったらすぐに寝てしまい、目が覚めたら午後2時でした。
昼飯を食べてないのに食欲は全然ないし、依然として腹は下し気味なんですが、
吐き気と胃痛が治ってました。
それに、手がポカポカとあったかい!

それでピアノを練習してみたんですけど、なんだか調子がいいです。

昨日は足の冷えと筋肉痛がひどくて、風呂に浸かって足を暖めても全然効かなくて、
ピアノに触る気分どころか、一日布団でうずくまってたんですが、
胃を暖めてやれば良かったのかも。

しかしホッカイロにこんな効用があったとは。
思わぬ収穫です。

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2009年11月29日日曜日

日を追うごとに小さくなる我が足

ほとんど毎回靴のことを書いているような気がする今日この頃です。どうもピアノの話にならなくてすみません。
以前書いたような気がしますが、抜けがあるかもしれないので、前回までの粗筋。

手持ちの革靴がユルユルになってしまって困った私は、かねてから目をつけていたジョンロブ心斎橋店に駆け込み、シティIIという名前の紐靴を買い、「おおこれぞ我が足にピッタリである」と喜んで履き、殆ど間をおかずに全く同じ靴の同じサイズをもう一足買ったのですが、

二、三日ほど履いた頃になって、シティII一号が早くもユルユルになりかけてきたのです。
靴紐を極限まで締め上げても、踵が靴の中で泳ぎ始め、歩くたびに靴の中で指を突っ張らせても、踵が靴とこすれて靴ズレに。

こりゃ困ったというわけで、シティII二号は未だ幸い下ろしてないので返品しようと店に電話をかけたのですが、電話をかけたらちょっと話が蛇行しまして、シティII一号の現物を見て相談しましょうということに。

で、シティII一号を履いて店に行き、靴の中でどのように足が泳いでいるかを説明すると、
「ひょっとして1サイズ下げたら合うかもしれません」
と店員氏が言うので、シティII・1サイズ下バージョンを取り寄せてもらうことにしたのです。
前回までの粗筋はここまで。

で、今日、取り寄せた靴が到着したとの知らせがやって来たので、試し履きをしに行ってきました。

すると、なんとですね、このシティII三号は、右足がピッタリだったのです。
左足は、中指の甲が当たるんですけど、多分、底のコルクが沈めば解決するでしょう。

というわけで、シティII二号を三号と交換してきました。

で、話をちょっと前に戻すと、
元々、「物を捨てる」運動の一環で、履き古した靴や殆ど履いてない靴を捨てまくりました。
その中に、以前買ったイギリス製の高い革靴二足があり、買ってから早数年、殆ど履いてなかったので、
「この分なら一生履かなさそうだから、この際捨ててしまおう」
と考えたのですが、
あまりにも捨てるには高かったので、惜しくなり、捨てるくらいなら毎日履いてやろうと、
雨の日も風の日もせっせと履いていたわけです。

この二足の靴のサイズは7ハーフというもので、
イギリスにはJIS規格という厳正な規格がないので、メーカーによってばらつきがあるのですが、
大体、靴屋の共通認識としては、26cmなんだそうです。
ついでながら、靴の幅はEです。

さて、シティII一号のサイズは、6ハーフのD。
6ハーフというと、25cm相当になります。
靴の幅も一段階下がりました。

シティII二号を買ったときに、ガジアーノ&ガーリングというメーカーの靴も買ったのですが、
このガジガリ一号のサイズは6ハーフのD。
これが滅茶苦茶きつい靴で、実戦投入まで履き馴らしに20時間くらいかかりました。

ブログには書きませんでしたが、ガジガリ二号というものもありまして、これは木型がちょっと違うためか、サイズは7のDで丁度でした。

シティII二号が実戦投入されなかったのは、このガジガリ一号&二号にかかりきりになっていたせいでもあります。

で、シティII三号のサイズは、6のD。
6というと、24.5cm相当になります。

っていうことはですね、
私の足は、この何ヶ月かの内に、1.5cm縮んだってことになるんですけど、
まあ正直に言うと、7ハーフのEは、買った時から、ちょっと緩いかなって思わなくもなかったのですが、
それにしても、ちょっと急過ぎやしませんか?
っていうか、足って本当に縮むんですね…(呆然)。
開帳足の話を書いた時に
「これからジャストフィットの靴を履いて、偏平足&開帳足を治してやる!」
って宣言したような気がするんですけど、
その時は本当に治るかどうか半信半疑で、
あれからまだ数週間しか経ってないんですが、
こんなに早く成果が出るもんなんでしょうか?
確かに偏平足が治れば、足のサイズが小さくなっても不思議ではないですけど、
そんなに早く治るもんですか?

整形外科に行ってから毎日、足の指のグーパー運動をせっせと行って、足の筋肉の増強運動に取り組んでは来ましたが、
こんなに早く小さくなると、来年の今頃には足がなくなってはしまわないかと心配です。
っていうのは冗談ですが、今でも、鏡に全身を映すと、怖いほど足元が小さくて、靴がパンツの裾に隠れてしまいそうです。

グーグルで「足 小さくなる」で検索したら、
礼法で足が小さくなるというブログを発見しました。
でも、礼法を何年もやってやっと最近小さくなってきたという話で、
数週間という期間ではなかったです。

おかしい。我ながら信じられません。

この長文を寝そべりながらダラダラと書きつつ、シティII三号の馴らしを行ってるんですけど、
唯一の痛みである、左足の中指の甲が靴に当たる点が、早くも当たらなくなってきました。
この先、一体どうなるのかちょっと心配です。

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2009年11月27日金曜日

ネクタイとかスーツとか靴とか

今日の帰りがけ、いつも安物っぽい靴だの鞄だのネクタイだのを売ってる店が閉店セールをやってたので、ふらふらと見てたら、どうも心のどこかに着火したみたいで。

気がついたらネクタイを11本買ってました。
500円のネクタイ10本+1000円のネクタイ1本。

一昨日はトイレを借りようと手近な店に入ったら、その店がテーラーで。
「トイレを貸して下さい」
という代わりに
「スーツを作りたいんですけど」
って言ってしまいました。

で、スリーピースを作る羽目に。**万円なり(恐ろしくて本当の数字が書けない)。
カードの限度額を使い切ってしまいました。
御幸毛織のナポレナっていう良い生地らしく、めっちゃ手触りが良かったです。

この2週間で靴5足に**万使ってしまいましたし(本当の数字を書いたら目眩と吐き気に襲われたので伏字)、こんなことをしてると自己破産まっしぐらですよ。トホホ。

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2009年11月26日木曜日

練習していると喉が渇く

通し練習をすると、喉がカラカラになって、水を飲まずにはいられないんですけど、
これってなんでなんでしょう?
緊張してるから?

今日は健康診断でバリウムを飲んだんで、
水を飲みたくなるのは大歓迎なんですが、

(バリウムは出てこないと、腸壁でカチカチに固まってしまうとか。いやだぁ~!)

練習くらいで緊張されると困りますなあ(←と他人事のようなセリフ)

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2009年11月24日火曜日

目をつぶって練習

発表会も近いことなので、暗譜をきっちりやっておきたいと思い、目をつぶって練習してみました。
発表会は楽譜持ち込みありなんですけど、落ちるときは落ちるんですよねえ。
準備はやりすぎるってことはないんで。

さて、目をつぶって練習したら、案の定、あやふやに弾いているところで止まりまくり。
問題は「もうここは大丈夫」と思ってたとこまで止まることで。
「ああ、本番じゃなくて良かった」と思う事しばし。

意外に、目を閉じて弾くと注意力が全部音に向かうので、逆に弾き易い気がしないでもない。
これからはずっと目をつむって弾こうかな。

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2009年11月23日月曜日

冷え性改善プロジェクト

冷え性に悩んでおるのです。
足が冷えて眠れないことなど、しょっちゅうです。っていうか毎日です。
そこで私は調べました。

で、出した結論。

1)五本指ソックスを履く。
足の中でも指が一番冷えるそうで、そう言われれば、雪山で遭難した登山者が凍傷で切断されるのって、足の指が多いですね。足って手よりも血行が悪いみたい。心臓から遠いからでしょうか?
それで靴下を五本指タイプに替えました。夜寝るときも履きます。

2)足のサイズにあった靴を履く。
先日、開帳足について書きましたが、これは足の甲の横のアーチを保つ筋肉が弱っているために、アーチが崩れている状態なんだそうです。そのために足の裏が地面に押し付けられて血行が悪くなってるんだそうです。
で、開帳足というのは、足よりも幅の広い靴を履くと、足が靴の中で動くまいとして踏ん張るために広がってしまうから起こるんだそうです。
ということは、足が本来持っている幅に合った靴を履いて、わざと横のアーチを作ったら、足の裏の血行が回復するんじゃないでしょうか?

こう考えて、「本来の、横のアーチがある状態の足の幅ってこの位じゃないだろうか」と目算をつけて測ってみたら、なんと私の足の幅はJIS規格でいうところのAでした。
長年自分の足の幅はEEEだと思ってたんで、Eとか試してみようと思ったためしがなかったんです。
また、最近幅の狭い靴を何足か買いましたが、それでもDどまりで、A、B、Cだと探してもなかなか見つかりません。
ところが、あるところにはあるもので、ちょっとしたきっかけで入ってみたポディアという店にあったんです。
この店で履かせてもらった26Aというサイズの靴は、踵をしっかりホールドしてくれて、かつ、指が自由に動くという、信じられないくらい気持ちのいい靴で、まるで分厚い靴下を履いているみたいです。

あんまり気持ちが良いんで、買ったその場で履き替えて帰宅したんですが、
なんだか指をキュッと伸ばすような感じがするんです。
家に帰ってから靴を脱いで指をマジマジと見つめると、実際に人差し指が伸びてるんです!

他の人の足の指を見つめたことがないので分からないんですが、私の足は物心ついた頃から軽く折り曲げた状態になっていて、これが普通だと思ってました。
で、爪先は一番前に出ているのが親指だったんですが、ポディアの靴を履き始めてからは、一番前に出ているのは人差し指になりました。
自分の足があまりにも簡単に変形するんで怖くなりましたが、っていうことは、簡単に横アーチが回復してくれるかもしれません。今後の経過に期待。

3)毎日風呂に入る。
冷え性に効くそうです。

4)朝起きたらふくらはぎのマッサージをする。
幅の狭い靴を履き始めて分かったんですが、私の足は、朝が一番大きくて、夜が一番小さいです。
で、朝、靴を履いて30分くらい経った頃には、紐を結び直さないといけないくらい小さくなってます。
どうも足を動かさないとすぐにむくんでしまう性質らしいです。これは冷え性が原因だと書いた記事をどこかで読みました。
というわけで、冷え性対策というわけではないんですが、朝のむくみを取るために、30分ほど散歩するか、マッサージをするか、足湯を使うかしないと、冷え性云々以前に靴が履けないので、まずは朝は早く起きましょう、起きられなかったら幅狭靴をかばんに放り込んで、むくんだ足用の靴をとりあえず履いて出かけましょう、ということにしましょう(かなりめんどくさいですけど)。
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Apple、iCarを発表

っていうのは嘘です。
嘘ですけど、電気自動車がいよいよ実用段階に入って、電機メーカーが自動車作りに乗り出してもおかしくはない、なんて話もちらほら、アップルとグーグルが自動車を作る、というネタも見かけたりします。

ってなわけで、アップルが作るiCarあるいはiVehicleはどんなものになるか予想してみました。

アップルといえば

1)デザインがスマート、おしゃれ
2)操作方法が誰にでも直感的に理解できる
3)どこに持っていっても、誰が持っていても違和感がない
4)使われている技術は既によく知られているものばかりなのに、技術の組み合わせ方やビジネスモデルが斬新であるため、最先端の技術を使っているように思われている

というのが特徴だと思います。iCarもきっとこの四点を満たしたものになるでしょう。
すると、iCarは

1)自動車としては誰も見たことがないデザインだが、自動車じゃないと思えば見慣れた形である。
例えば、卵形、球形、ピラミッド形、水滴形、などなど。

2)例えば、球を握って、回したりひねったり引っ張ったりすることであらゆる操作が可能、とか。
できれば、目的地を言えば後は自分で勝手に走ってくれる車が欲しい。車を運転するなんてメンドクサイ。

3)具体的にどういうものかは想像できないので飛ばします。

4)例えば、超軽量・超小型モータを車輪一つ一つに組み込み、四輪が全て独立に動き、かつ車体に対して位置をかえることができる。
こうすると「全く移動しないで、その場でくるっと方向転換できる」とか「横に移動できる」とか「高速でカーブを曲がるときのタイヤの浮きを抑えるように車軸を移動することができる」など、従来の車では考えられなかった動きができるようになります。
また、モータの温度が高くなると電気抵抗が上って効率が悪化します。だからモータを冷やす必要があるんですが、モータを車輪の中に入れてしまえば、ボンネットの下にしまいこむよりも、より効率的に冷やせるんではないでしょうか。

電気自動車について考えていることをちょっとまとめてみました。
マカーじゃないので、Appleについて誤解しているところがあるとは思います。とりあえず今はこんな感じ。

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2009年11月19日木曜日

足と靴について調べたこと

足、特に開帳足と靴の関係について、また開帳足が原因で起こるモートン病について書かれた記事を集めました。かなり量があるのでとりあえずポスト。


開帳足、外反母趾、アレキサンダーテクニック
http://frogaya1.exblog.jp/9475917/

外反母趾の原因ははっきりとは証明されておらず、開帳足(足裏の横アーチがつぶれた状態)や、踵の歪みがある状態、扁平足などの症状がある方に多くみられるため、足の骨格を整える筋肉を適切に鍛えることや、足の機能を損なわない靴選びをすることがとても大切だといわれています
http://quisquis.jp/20080810_1800.html

体を支えるのに必要な親指の力に頼るより、ついつい楽な足の指の付け根に重心を集中させてしまい、次第に親指の力が衰えて、退化と共に外反してくるのです。
http://www.ashiuratengoku.co.jp/gaihan.htm

靴の選び方
http://allabout.co.jp/health/womenshealth/closeup/CU20010810a/index.htm

正しい歩き方は、あおり動作のある重心移動です
http://www.asics.co.jp/kids/secret/secret/poor

あおり動作と股関節の動きの関係
http://www.icofit.net/exrecises/outdoor/walking/form-c7c/feet_movement.html

なんば歩きとあおり歩行
http://blog.goo.ne.jp/sugimoto58/e/95bcf6a3f3f232fc5b526a1e8172dc66

あおりと土踏まずの関係
http://www.mizuno.co.jp/card/report/no018/no18_3.html

足音を立てる歩き方はあおりが出来てない
http://sfitterooki.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_7427.html

腰痛を治す歩き方
http://homepage1.nifty.com/totukahp/8gou.htm

靴選びの部屋
http://www15.plala.or.jp/miagolare/index_shoes.html

靴を選ぶための本
http://www.amazon.co.jp/ポアント・フィッティング・ルーム―ピッタリなトウシューズの選び方-諏訪-アンナ/dp/4861282284

「甲高幅広」が日本人の足の特徴といわれているが、実態は「甲低幅狭」の傾向が定着している。 J I S 規格は再考すべきという声は久しくあるが、声たからかに云う業界人はいない。手づくり靴は J I S 規格とは無縁である。それは履く人の足に準じた木型から靴づくりを始めるからである。
http://www.mogeworkshop.com/workers/curriculum/2006_09/09_01.html

モートン病
http://melit.jp/voices/ninotchka/2006/05/12/post_7.html

生命工学研究所の行ったデータは既に皆さんご存じだと思いますけれども、3E、4Eは非常に少ないんです。私は25.5の靴を履いていましたが、現在は24センチの靴が履ける状況にまで足が小さくなっています。
http://www.fha.gr.jp/special/index.html

2009年11月16日月曜日

発表会に何とか間に合う

ちょっとタイミングを逃して書きそびれてた事があります。

先月、発表会のプレッシャーで練習が辛くなって、
レッスンのときに、先生にそう話すと、
「じゃあ、とりあえず発表会は止めておきましょうか」
ということになって、

この一ヶ月程は、今年の発表会に出ないという前提で練習をしてたんですが、

今日になって、やっとなんとかそれらしく弾けるようになったので、
やっぱり発表会に出ることにしました。

いや~、よかったよかった。
ここ最近の進歩にはめざましいものがありましたが、
きっと、ちゃんと足にあった靴を買ったのがよかったんですね(←そこかよ)。

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2009年11月15日日曜日

ユニクロとアットリーニを間違える

昨日、靴を買いに行ってきた話は書きましたが、その時のこと。
数年前に買ったアットリーニ(イタリアの有名なスーツメーカー)のスーツを着て、
ジョン・ロブの靴を履いて、
ボルサリーノの帽子を被って、
非常に格調高くおでかけしたわけです。

(シャツはジャスコのトップバリューなんですけど、ジャケット着てネクタイ締めたら分かりません)

で、とある店で店員と話し込んで、話の流れでシャツをオーダーした話も書きましたが、
その店員が言うのです
「非常に変わったデザインですね。オーダーですか?」
「違います。既製です」
「どちらでお買いになったのですか?」
「xx(大阪ローカルセレクトショップ)です。これはアットリーニです」
「そうですか…。変わったデザインですね」

何となく話がかみ合ってないと思ったんですよ。
それに、アットリーニと言った瞬間、他の店員が、え?という目でこちらを見たのもなんとなく気になってました。

で、家に帰って、ジャケットを脱いでハンガーにかける時に気がつきました。

これ、ユニクロの+Jじゃないですか。
パンツはアットリーニのスーツで、ジャケットはユニクロだったんです。

普通、スーツは一本のハンガーにジャケットとパンツをかけますが、
私は、パンツはパンツ用ハンガーにかけることにしてるんで、
間違えてクローゼットから取り出してしまったみたいです。
それにアットリーニも+Jもチャコールグレーで、触った感じも似ていたので、上下で生地が違うのが分かりづらい。

とはいえ、あまりに迂闊すぎ。
よく見たら、襟の幅が全然違うじゃないですか。
アットリーニ独特の袖付けもないですし。

ピアノ室に飛び込んで、防音ドアを閉めて、思いっきり笑いました。

きっと私を接客したあちこちの店員は、みんな気づいてたんでしょうけど、
多分大人の嗜みとして黙っていたんでしょう…。

それとも、全然気づかなかったか、あるいはスーツに全く関心を示さなかったか。
(こちらの方が断然問題)

それとも、+Jがあまりにも体にフィットしていたので、全く違和感がなかったか。
(それならいいんですが)

色々疑問をかきたてさせられる&爆笑させられてしまった出来事でした。

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運命の靴を求めて心斎橋から淀屋橋へ

こちらの記事で予告したとおり、ジョンロブ心斎橋店で買った靴と同じ靴を同店で取り寄せてもらい、今日心斎橋に行って買ってきました。
一応試しに履いてみたんですが、別に何も違うところはないので、そのまま買ってきました。
その後、あちこち寄り道しながら、ちょっと思い出したことを実行。

最高級靴読本vol.3という、靴オタクが贔屓にしているムックがあります。実はvol.1も持ってたのですが、捨てました。今思うと勿体無い。
vol.3も既に2年前、2007年の発行なんですが、探し回っていると、こういう病的マニアを狙い撃ちしまくってるブックファースト梅田店にきっちり売ってるじゃないですか。即座に買って熟読しまくりです。
で、このムックに載っているガジアーノ&ガーリングというブランドが気になってたのです。

このブランドをどこで取り扱っているのか聞いて回っていたところ、先日、とある店の店員が、淀屋橋のリングヂャケットに置いてあったと教えてくれたのですが、

へ?淀屋橋に服屋ってあったっけ?みたいな。

心斎橋から淀屋橋まで、途中、本町でネクタイを買ったりして、ゆっくり歩いて、そろそろ夕闇もおしせまり、歩くのも少々嫌になった頃、なにやらガラス張りのビルがあるではありませんか。
近づいてみると、小奇麗な服屋が並んでるので、とりあえず眺めてみました。

で、眺めついで入った店で長話をして、ついでにシャツを一枚オーダーして、では出来上がったら取りに来ますと挨拶をして出てみたら、あらびっくり、正面に探していたリングヂャケットがあるじゃありませんか。

靴、靴、靴はどこなの~!と探してみたら、すぐに見つかりました。
おお、これがガジアーノ&ガーリングなのですね。

買う靴のデザインは、どこの店でも黒のストレートチップと決めているのですが(なぜそう決めているのか自分でも分からないのですが)、店員に聞くと、黒のストレートチップは、幅Eしかないとのこと。

で、幅Dの靴はこの二点だけです、と言われて指差されたのが、

黄褐色のローファー(絶対買わないタイプ)
黒のウイングチップ・スエードと表側のコンビ(同上)

で、とりあえず足入れだけ確認することにして、黒のウィングチップの6ハーフのDを出してもらいました。

これがね、足が入らないんですよ。指の付け根の部分が狭くて。
格闘する数十秒の間、あせりまくりました。
もう、本気で入らないかと思ったり。

しかし、人類が月に足を踏み入れて早や幾十年、
この私の足ごときが、この目の前の靴に足を入れられないなんてことがあるでしょうか、いやない。

というわけで、
入りました。
もう、羽根なんて開きっぱなしです。
紐を結ばなくても楽勝で歩けるほど隙間なくピッタリ、っていうか最早纏足の領域。
靴のありとあらゆる部分が足を押しているので、特にどこがきついということはなく、あえていえばすべてがきついです。
これは、何度か履いて適当に底が沈めば、絶好のフィッティングになってくれそうな予感。

ってなわけで、この靴の木型で、黒のストレートチップが入荷したら電話をくれるよう、名前と電話番号のメモを書いたのですが、
そうこうしている内に、思いっきり思考が明後日の方向に。

「さっきのあれ、買います」



ってなわけで、
こうなったのでした。
シューツリーは在庫がなかったので後日取り寄せ。写真のは別の靴のものを入れてます。
ちなみに、ジョンロブはこんな感じ。
え?違いが分からない?ごもっとも。
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映画「セックス・アンド・ザ・シティ」

私は映画好きということもあって、長いことWOWOWに加入してたんですけど、
熱が冷めると、観るものがなくなるんですよね。

そういう中だるみを支えてくれたのが、コメディ「フレンズ」と「セックス・アンド・ザ・シティ」でした。
どちらも英語圏で物凄くヒットしたドラマで、
特に「フレンズ」で有名になってブラッド・ピットと結婚したジェニファー・アニストン(後に離婚しましたが)の名前をお聞きになったことがある方は多いと思います。

どちらもニューヨークを舞台にしたドラマで、
「フレンズ」は20代の独身男女4人組が主人公で、4人組の中で、あるいは飛び入りゲストと恋愛を繰り返してましたが、
「セックス・アンド・ザ・シティ」は、独身30代女四人組が、恋愛を繰り返しながら、仕事と恋愛は両立できるのか、生涯独身でいられるのか、はたして結婚は絶対にしないといけないものなのか、を四人で事あるごとに話し合うという筋立てで、
当時30代だった私には(男であるという違いはあるものの)、非常に興味深い番組でした。

ところが、この番組があんまりヒットしすぎた為に、映画化されたわけですが、
これが非常に男に評判が悪いそうなのです。

まあ番組を見てない人にはこの映画だけ見ても何のことやら分からないし、普通の男は(っていうか普通の人間は)WOWOWなんか観てないから、つまんないだろうなあ、ということは見当がついたのですが、

あんまりにもくそみそにけなしている批評を見て「あれ、そんなに変なの?」と思って、DVDを買ってみてみました。

思ったとおり、映画は番組の後日談というストーリー仕立てで、
ネットの批評を見ると「番組を見てなくても楽しめる」という感想も多いのですが、
その感想の中身は「女同士の友情に感動した」というもので、

そりゃ、全然的外れです。
確かに、女同士の友情もありますけど、
今までの、

シャーロットの最初の結婚に関するあれやこれや、
シャーロットの妊娠に関するスッタモンダ、
ミランダとスティーブのあーだのこーだの、
キャリーとMr.ビッグのくっついたり離れたり、
キャリーとエイダンのあれこれ、
キャリーのマロノ・ブラニクのパンプスコレクションを見て、エイダンが何と言ったか、
キャリーと彼女のアパートのあれこれ、
シャーロットがユダヤ教に改宗するに至るまでのあれやこれやと、改宗するときのあれやこれや、
サマンサが乳ガンにかかった時のあれやこれや、
などなど、などなど、などなど、…

いや、思い出したらきりがない。

そういう沢山の積み重ねの上で、キャリーとミランダの、十年一昔みたいな愚かしい行き違いが生きてくるわけで、(あれだけ濃密につきあってても、分かり合えてないことってあるんだな…みたいな)

そういうものを延々と見てないと「ただのブランドキチガイのおばさん三人の愚かしい男こき下ろし映画」にしか見えないと思います。
あまりにも番組ファン専用内輪ネタ満載で、よくこれで新規ファンが出来たなあっていう感慨深し。

シャーロットが妊娠したと分かったときは、マジ、涙が出ましたよ。
良かったねえ、シャーロット(←フィクションに思い入れしてどうする)
でも、最初の夫と妊娠できてたら、彼と別れることもなかったのにね(←フィクションに嫌味を言ってどうする)
しかし、Mr.ビッグの人格変わりすぎ。
番組では、職業不明、正体不明、つかみどころのない天邪鬼って感じなんですが、
映画では、ひたむきにキャリーを愛していて、
ええ、そんな人でしたっけ、あなたは?って感じです。

ビジュアル的には、
豪華なウェディングドレスを着た花嫁が、抱えていた巨大な花束で花婿を引っ叩くシーンとか、
「このドラマならこんなシーンがありそう、こんなシーンを撮ってみたい、この人にこんな服を着せてみたい」と思うようなシーンが惜しげもなく繰り広げられていて、非常に見応えがあったです。
この映画のスタイリストは、この映画の為に1100着の服を用意したそうですが、それだけのことは十分にありました。なんかね、めっちゃお金がかかってるんですよ。どこもかしこにも。

この番組自身が、9.11以前のニューヨークを舞台にしていることもあって、今の元気のないアメリカに対して、「9.11以前のニューヨークってこうだったんだよ、こんなにエネルギーが満ち溢れてたんだよ」というメモリアル的な意味も含ませているのではないかと思ったり。

ところで、
この映画、続編が出来るそうなんですが、
この三人で恋愛話を引っ張るのもそろそろつらくないですか?

まあ、老人ホームで八十代の男女三人が、三角関係のもつれで殺人事件を起こしたっていう話を、何年か前に新聞で読みましたので、
幾つになっても人間は恋愛は出来るもんだとは思うんですけど。
脚本家のお手並み拝見、といったところです。

最後に。
ジョン・ガリアーノデザインのディオールのウェディングドレスが着られるなら、女に生まれても良かったな、と思わなくもなかったり。
それと、クリスチャン・ラクロワのドレス。
良かったですねえ。
見てない人はDVDを買ってみて下さい。

マノロ・ブラニクの靴の何が良いのか分からないので、私は、多分幾らお金があっても、妻の為にパンプス専用ラックを作ってあげたりはしないと思います。
(っていうか、たまに「この靴は幾らなんでもナシでしょ」っていうのがあります。Mr.ビッグと馬車に乗ってデートするときに履いてた羽根付きサンダルとか)
でも、自分が靴を買い捲る神経と同じと思えば分からなくもないので、自分のクローゼットと一緒になら作ってあげても良いかなと思います(←なんという上から目線)。

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2009年11月13日金曜日

20年前の携帯用靴べら

さて、ちゃんとした革靴を履いたり脱いだりするためには靴べらが必須ですが
(でないと踵を踏んづけたりしてしまう)
その為に、就職活動していた頃にこんな靴べらを買いました。
リンク先を見てもらえれば分かりますが、靴手入れ用品で有名なコロンブスというメーカーの物です。
靴って、靴べらの用意のないところで脱いだり履いたりしないといけないこと、多いですよね。
そういうときに、ポケットからスッと出してさっと脱いだり履いたり。
一緒に就活していた同級生に、大いに羨ましがられたものでした。

買った時はメーカーの名前も何も分からなかったので、
しばらくしてなくした時は買いなおそうにも買いなおせず、困っていたのですが、
阪急メンズ館が数年前に出来て、
1年前くらい?に靴の手入れ用品売り場を見たら、
全く同じものが売ってるじゃないですか!

喜び勇んで買いました。

その後、数ヶ月前の「物を捨てる」運動のさなか、あるジャケットのポケットから、昔使ってた、今やメッキも半分はげたのが出てきました。
お前、そんなところにいたのか…。

そんなわけで、全く同じ形の靴べらが、玄関脇で新旧並んで待機しています。
頼もしい奴です。

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整形外科で足を診てもらいました

私の足の幅はDなのかEなのか?
この疑問がずっと頭から離れないんです。

確かに測定するとEなんですけど、
Eの靴を履くと緩いんです。

ところが、昨日、某阪急メンズ館で靴を試させてもらってたら、店員が意外な一言。

「お客様の足は柔軟性がありますね。
他のお客様だと、紐を締め上げると痛いとおっしゃるのですが、
お客様は、足の幅より細い靴を履いて紐を締め上げても全然痛みをお感じになりませんね。」

ええ?他の人は痛いって言うんですか?
だって、指を広げる状態からすぼめる状態に変えるだけでしょ?
足を横からぐっと押さえると、すぼまるでしょ?

「私は痛くて出来ないです」

えええ?そーなんですか?

この一言が気になって、家に帰って色々調べました。
すると、どうも私の足は「開帳足」というものらしいです。

足踏まずのアーチが潰れた足のことを「偏平足」って言いますよね。
「開帳足」というのは、足の指が作る横のアーチが潰れた状態のことなんだそうです。
足の横を繋ぐ筋肉が緩んでいると、なるんだそうです。
踵が小さくて、足の幅が大きくて、甲が低いのが特徴だそうです。

まさにドンピシャやん…。
確かに、横のアーチなんて、そんなもん、あらへんわ…。

しかし、ネット上の知識だけで素人があれこれ考えててはいけないので、プロの判断を仰ぎに行きました。
開帳足かどうかは、整骨院か整形外科医で診てもらうものらしいので、整形外科医の予約をとって行ってみました。

で、レントゲンを撮影してもらって、診てもらった所見では、

ちょっと開帳足になりかけ、それと、ちょっと偏平足になりかけ。
対処法としては、足の指でグー・パーを繰り返す運動をして下さい。見た目では分かりにくいですが、一ヶ月くらいで変わってきます。
もしなんでしたら、専門の技工士が矯正用の中敷を作ってくれます。毎週水曜日に来ますが、どうしますか?

とのことでした。中敷は丁重にお断りして、以後はグー・パー運動に邁進致します、それでダメなら中敷のお世話になります、と誓ってきました。

っというわけで、ジョンロブ心斎橋店の店員の所見が正しかったのでした!
大丸梅田店のシューフィッター(バチェラー)敗れたり!

っていうか、大丸梅田店のシューフィッターについても、私は

>熟練の販売員はやっぱり違いますねえ。
>こちらのかゆいところにさっと手が届く、その素早さと丁寧さに圧倒されます。
>こういう人から買うと、「いい買い物をしたなあ」と思います。

と大いに感心しているので、上には上がいた、ってことですね。

思うんですけど、こういう人を早く、簡単に、的確に見つける方法が開発されないもんでしょうか?
ありとあらゆる買い物で、こういう的確な商品を探し出してきてくれる販売員を探し出すのは大変です。

ともあれ、
もう、今後はジョンロブ心斎橋店でしか革靴は買いません(言い切り)。
とりあえず、ジョンロブ心斎橋店に、先日買ったのと全く同じ靴をもう一足注文して来ました。
明日取りに行く予定です。
カードの支払いが大変ですが、足の健康には代えられません。

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2009年11月12日木曜日

ピアノ練習でハイになる

今日の夕方、なんだか眠くなってそのまま寝てしまい、
小一時間たって目を覚ますと、ふとピアノに触る気になって、
ピアノの練習を始めたら、
なんだか楽しくてたまらなくなって。

遊び弾きなどせず、
一心不乱に悲愴第2楽章の練習。
なぜか空腹にもならず
(途中でPCに向かったりしましたけど)
トイレ休憩だの水を飲んだりだのもしましたが、

基本的にずっとピアノ練習。夕飯抜き。

どのくらいピアノに向かってたか分からないんですが、
今、日付が変わっているところをみると、
3時間はピアノを弾いてた勘定。

マジで?レッスン前に1時間練習したら「今週は沢山練習したなあ」って思う人が?

きっとこれは天変地異の前触れに違いないです。
明日何かあったら、私のせいです。
ごめんなさい。
今から謝っておきます。

ランナーズハイという現象があって、
人間、辛くなると脳内に多幸感を引き起こす物質が分泌されるそうですが、
別に何が辛いということもないので、それではないとは思うんですが。

止められない止まらないかっぱえびせん、みたいな。
部分練習が全然苦にならないし。

明日は会社なので、いい加減に寝ないと朝が辛い、と自分に言い聞かせて、
やっとピアノを離れましたが、
明日も休みなら、ずっとピアノを弾いてたかもしれません。

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2009年11月11日水曜日

運命の靴を求めて三千里(も歩いてませんが)

ジョンロブの靴がピッタリだったので買いました、という話を書きましたが、
その翌日(つまり昨日ですが(正確には一昨日ですが))、履いたんです。
それが、羽根がピッタリくっつくので、大いにあせりました。
羽根がくっつくということは、これ以上紐を締め上げられないということで、
しかし、今までの経験から行くと、この靴もいずれは緩くなる筈で、

こんなに早く羽根がくっついてもらうと困るわけです。

そんなこんなでいてもたってもいられず、
また間の悪いことに、私、昨日から三日間の休みを貰ってるんで、
今日は一日、ジャストフィットの靴を求めて、梅田を徘徊してしまいました。
ああ、運命の靴はいづこ。

というわけで、まずエドワードグリーン。
手持ちの7ハーフE、606ラスト(←木型のこと)が緩いので、7あるいは6ハーフのDを出して貰いました。
木型は、ネット上で評判の高い202ラストを直感でチョイス。
しかし、これは踵が緩くてダメでした。羽根は閉じないので、甲のフィッティングはいい感じだったんですが、残念。
そこで、店員お勧めの木型、82ラストで6ハーフDに挑戦。
さすが、お勧めだけあって、かなり踵のホールド感アップ。
しかし、小指の付け根辺りがちょっときつい。
しかも、しばらく履いていると、踵のホールド感が落ちてくるではありませんか。
ちょっとこれではなあ、ということで退却。
今考えると、なぜ606ラストの6ハーフDを試さなかったのか悔やまれます。
まあ、これは今後の課題ということで。

次はジョンロブ。
一昨日買ったのは7000ラストで、ネット上では8000ラストの方が、甲が薄く、かつ踵が小さいらしい。これはぜひ試してみなければ。

というわけで、ジョンロブ梅田ヒルトン店を急襲。
この店は初めてなので、店員が足のサイズを測ってくれたのですが、ここで驚きの事実。
なんと、私の足のサイズは7ハーフ~8のE~Fだったのでした。
ではなぜ7000ラストだと6ハーフDがジャストなのか?
実は7000ラストはちょっと爪先が長くて、少々サイズに余裕があるみたいなんです。
それが秘密ではないかと。推測ですが。

それはそれとして、8000ラストで7Eの靴を店員が何足も出してきてくれたので、片っ端から履いたのですが、
どうにもこうにも踵が抜けます。しかも羽根が閉じます。
8000ラストの踵を削ってもらえばベストなんでしょうけど、それだとオリジナルの木型を起こすフルオーダーということになって、

ジョンロブのフルオーダーは、なんと84万円から、だそうで、

そんなの、そんじょそこらの清水の舞台から飛び降りるくらいでは到底釣り合いません。
8000ラストの6ハーフEか7Dという手があるかと思ったのですが、
店員曰く、サイズを変えても羽根はやはり閉じるとのことで、
この方面の考えは捨てました。
一足だけ、8000ラストよりも更に踵が小さいという、1105ラストの7Eの紐靴があったので、それも履かせてもらいましたが、これまた踵が抜けます。

というわけで、「お客様の場合、踵がとても小さいので、既製靴ですと、ソック(靴の内側に貼ってサイズ調整するもの)をお使い頂くしかありません」と言われながら、店員にお見送りされてきました。

三番目、非常にコストパフォーマンスが良いと評判のクロケット&ジョーンズ。

木型は調べるのを忘れました。ハンドメイドラインのオードリーというモデルで、これの6ハーフDは、今日試したエドワードグリーンのどの靴よりも踵が抜けないし、羽根も閉じないし、非常にいい感じです。
しかもエドワードグリーンよりも安い。
でも踵のホールド感は、一昨日買ったジョンロブの方がいいような感じがするなあ…。

ってな感じで、くたびれ果てた疲れを餃子とビールで癒しつつ、「今日一日は一体なんだったのか」とか思ったりしたのですが、

家に帰ってジョンロブ履いたら、足がむくんだためか羽根は閉じないし、ちょっと窮屈だけど踵のホールド感はバッチリだし、あらためて「いい靴…(しみじみ)」とか思ったり。(←懲りない奴)

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可愛さ余って残念無念

そんなわけで革靴への偏愛は衰えず、手持ちの靴を、丁寧に拭って部屋に並べて鑑賞会、なんてやっているうちに、ムラムラと靴磨きなんかしたりしたくなったわけです。

最近、鏡面磨きとかで、靴をピカピカに光らせてる人だの店だのをちょいちょい見かけるのですが、あれをやってみたくなりまして。

で、昨日の晩、手持ちの靴クリームとか汚れ落としとかを総動員して、あーだのこーだのしてたんですが。

調べると、鏡面磨きのポイントというのは、革の細かな毛穴をワックスで埋めることなんだそうです。
でも、ワックスなんて当の昔に干からびて捨ててしまったので、手元になかったんです。
ワックスなしに鏡面磨きをしようなんて、無駄なあがきなわけでして。

それで、なんだかんだやっているうちに、革の銀面を削り落としてしまいました。
それも凄く高い靴を。エドワードグリーンのチェルシーの左足だけ。

今日「これなら誰でも鏡面磨きが出来る」と評判のワックスを買ってきまして、チェルシーをダメもとで
磨いてみたんですが、
右足はピカピカなのに左足は艶消し。
あああ、間抜けすぎる…。
捨てるにはもったいないし…。

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2009年11月8日日曜日

手持ちの革靴が全部ユルユルになってしまったのでジョンロブ買いました

昨日の反省の舌の根も乾かないうちに、もう買い物三昧ですか~!

いや、ちょっと話を聞いて下さい。
「物を捨てる」シリーズで家中の物を捨てまくった挙句、とても高くて捨てるのが勿体無い革靴が3足残ったんですが、
とにかく高かったので、今まで滅多に履かなかったんです。
そうですね、一番短いので5年くらい?一番長いのは13年くらい?履いてなかったです。
こんなに長く寝かしておいたのなら、もう勿体無いとか言ってしまいこむのもいい加減にしよう、
そう思って、毎日ガンガン履いていた訳です。

で、この記事でシューフィッターに勧められて買った靴と合わせて、毎日ローテーションを組んで履いてたんですが、
すると、どうでしょう、最初はどれもおおむねジャストサイズだった靴がユルユルになってしまったんです。
特に、シューフィッターに「あなたは甲高幅広です」と言われて勧められた靴はガバガバになってしまい、靴の中で足が踊ってしまう始末。
どれも紐靴なんですけど、紐を目一杯引っ張って、完全に羽根が閉じている状態で、これです。

ということはですね、私の足は幅は広いけど甲が低いってことじゃないでしょうか?

そこで思い出したのがこの記事です。ジョンロブに行けばピッタリの靴がある!

で、今日行ってきたんですが、前回接客してくれた店員が今日もいて、「前回はサイズ7の幅Dで少し緩いとおっしゃってましたので、サイズ6ハーフのDもお持ちしました」なんて言うじゃありませんか。
自分の記憶では、サイズ7の幅Dでピッタリだったと思ってたので(ブログにもそう書きましたし)、店員の記憶力の良さにビックリです。

そして、サイズ7のDを履いたら紐を限界まで締め上げても少し緩く、
サイズ6ハーフのDだと、どこも痛くなく、緩くもなく、隙間なくピッタリだったのでした。
おおー、店員の言うとおり。

今までこんなに足にピッタリ合う靴を履いたことがあるだろうか?いや、ない。

となれば、買うしかないでしょ。

というわけで、買って帰りました。

で、家に帰って、手持ちの黒の革靴3足とジョンロブを並べてみたんですが、
デザインは全て内羽根式のストレートチップという形で、見分けがつかないくらい同じなんですが、
改めてシゲシゲと眺めると、
「これが同じ人間の履く靴ですか?」と思うくらい、幅もサイズも甲の高さも違うんです。
(もちろんジョンロブが一番幅が狭く、サイズが小さく、甲が低いです)

あー、今まで靴のフィッティングをどうしてこんなにいい加減にしてたんだろう。
残念&無念&後悔で一杯です。

ちなみに、「ジョンロブ」で検索してきた方の為に細かい話をすると、モデルはCITYIIで、木型は7000番です。手持ちの靴の一足はエドワードグリーンのチェルシーで、木型は606、サイズは7ハーフ、幅Eです。残りの二足は無名ブランドなので省略。

エドワードグリーンも幅Dだったらユルユルにならなかったのかもしれません。
でも、エドワードグリーンを買った当時は、自分の足がEEEだと長年信じていたので、「幅Eで十分ですよ」と言われても半信半疑でしたから。幅Dを試してみようなんて気持ちにならなかったのも無理はありません。
それに、「革靴は履いているうちにゆるくなる」とよく言いますが、今まできつめのサイズを買って緩くなったためしがなかったんです。痛い靴はいつまでたっても痛い。
だから、履いているうちに緩くなったのは、これが初めての経験です。

ところで、今、何をしているかというと、ジョンロブの靴を履いた足に、更に室内履きを履いて、このブログを書いています。

早く足に慣れさせるため、っていうのもありますが、単純に嬉しいから。

ふふふ、うれし~い!

あー、靴一足でこんなに舞い上がるなら、もっと早く買えばよかった。

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2009年11月3日火曜日

ビョーク、チェンバロをバックに歌う

ビョークという人は独特の声と歌唱法で、何をどう歌ってもビョーク節になる人なんですが、しかしチェンバロをバックに歌っているこの動画には度肝を抜かれました。曲は「ヒューマンビヘイビア」。

こちらは、普通のヒューマンビヘイビア。


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