2010年1月29日金曜日

iPadと楽譜

ベートーヴェンのソナタで何が困るかといえば、
楽譜が半端なく重いこと。

皆さん、どうされてるんでしょうか?
レッスンに使う分だけ切り取って持っていく?

アップルからiPadという、電子ブックリーダー兼タブレットPCみたいなものが発表されたんですが、
これがB5サイズくらいの大きさで大体700グラム。

pdfファイル化された楽譜を表示させて譜面台に立てかけられるようなPCがあると、
非常に具合がいいんですが、
そういうの、どこかが作ってくれないかなあ。

できるだけ軽くて、
できればA4くらいの大きさで、
書き込みが出来ると更にありがたい。

iPadに関する情報をザクッと集めてみたのですが、書き込み機能はないみたいで残念。

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2010年1月28日木曜日

遅まきながらスーザン・ボイル

最初見たときにはホホーっと感心したんです、スーザン・ボイル。



でも、プロとしてどうかというと、
英語の歌を歌っているという条件に沿った上でこんなのを選んでみましたが、



比べて聴くと、なんだかな~と思っちゃうわけで。
やっぱり上には上があるなあと思ったり。

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2010年1月27日水曜日

Allegro di molto e con brioに突入

悲愴第1の練習を続けております。

最初のGraveをほどほどにやって、飽きたところで次の
Allegro di molto e con brioに突入。

右手を馴染ませてから左手を添えて。

手が、手が、左手がい~た~い~っ!

スジが痛いです。
毎日ちょっとずつ馴らしていくしかないですなあ。

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2010年1月26日火曜日

努力すればなんとかなるような気がする

今日も今日とて悲愴1の練習。

今日は2~7小節目のミスタッチを潰すためのチマチマした部分練習をひたすら繰り返して、
10小節目の半音階の運指を重点攻撃してみました。
1321314321321321432132131321
眠くなりましたよ。

それと、初めて100小節目まで弾いてみました。

相変らずゆっくりとした進み方ですが、
なんとなく「真面目に努力すればなんとかなるのでは」という希望が芽生えてきました。

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悲愴1・レッスン2回目

悲愴1レッスン2回目。
私が弾くフォルテは、腕をガチガチに固めたまま、肘を上下させてるらしいです。
全然気づいてませんでした…。

フォルテは、指先を鍵盤につけたまま、腕を振り下ろす。

やってみると、肘、手首、肩の脱力ができてないと、全然うまくいきません。

それでも練習しているうちに音が滑らかにつながるようになってきました。
でっかい音が出るようになったしね。

でっかい音を出してみて驚くのは、
ピアノの音って、こんなに大きな音が出せるんだなあってこと。

まだまだ知らないことが一杯あるなあ。

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2010年1月20日水曜日

自分と闘わない

今日のピアノ練習は絶不調。

すぐに音を外すし、指は回らないし、昨日の練習はなんだったんだ?って感じで、
練習すればするほどダメな自分に嫌気がさしてきます。

だが、だが、だが、そんな自分を嫌っちゃダメだ!
こういう自分も自分自身なんだ!
こんなときこそ、自分と闘っちゃいけないんだ!
自分と仲良くするんだ!
自分と分かり合うんだ!
こんな自分を受け入れるんだ!

みたいな。
こういうの、認知療法っていうんですかね。
メンタルトレーニングとして有効だそうです。

なんだか、書いてみると、読むだけで疲れますねえ。
もう今日は諦めて寝ます。

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一点めがけて集中砲火

今日は悲愴1の4小節目、右手の、え~と、横棒が一杯付いている音符が16個並んでいるところを集中練習。

音を二つ、三つ、四つ、五つなどなどに区切って、リズム変奏、全スタッカート、全フォルテ、などなど、手を変え品を変えて、粒が揃うまでひたすら反復練習。

こういう作業って、機械式腕時計の小さな小さな部品をひたすら磨いて組み立てたり、包丁を研いで時々トマトなんかを試し切りして切れ味を確認したりする作業に似てますね。
いや、時計は作ったことないので想像ですけど。

はたから見ると単調で面白くない作業に見えるかもしれませんが、
やってる方からすると、少しずつ完成度が上っていくのが楽しいんです。

完成度が上らなくなったら、そこで今日の作業は終わり。
おつかれさんでした。

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2010年1月18日月曜日

悲愴1・レッスン1回目

年が明けてから初めてのレッスンは、悲愴1の第1回目。
今日はGraveのとこだけ。

1小節目の音のそれぞれの長さは、前もってしつこく練習しておいたため、何も言われず。
問題は9、10小節目。

十六分音符単位で長さを数えて、
ター・ー・ーララ・タラララ、ター・ター・ター・ター、ターー、_、_、_・_・_・_、
ってな具合にカウントしながら弾きましょうと。
ここを実際にカウントしながら何度も反復して練習。

あと、スラーでつないであるところはちゃんとつないで、と。
まあ、こんな感じで、黙々と&粛々とレッスンは進行し、何事もなく終わりました。

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2010年1月16日土曜日

べらぼうに安い中古一戸建てを見てきました

あんまりにも安いし、築20年の家なので、きっと物凄いボロ家なんだろうな、と思いつつ行ってみたら、
これが結構お金をかけて造ったと思われるしっかりした家でして、
ちゃんと手入れさえすれば、あと20年くらいは楽勝で持ちそうな感じ。

一階を改装すれば、防音工事をして分厚い内壁を作っても、実質12帖くらいの防音室が確保できそうです。
オーディオの趣味もあるので、防音室は広いほうが嬉しいんですよね。

残る問題は、車がないと何もできない山の上にあること。
ペーパードライバーなんです。
免許を取って以来、一度も車を運転したことがないのに、いきなり車通勤になるのは辛い。

ここを辛抱できたら、あとは無問題なんですが。

これとは別に、高級住宅地の物件も見てきました。
築48年という家は、よほど凄腕の職人が建てたのか、メンテナンスが行き届いていたのか、外壁にヒビ一つなく、建具は滑らかに動き、板張りの床は全く鳴りません。いや、玄関周りの廊下はちょっときしんでましたけど。
そして広大な庭。子供の頃は庭仕事が大好きだったので、血が騒ぎます。
最寄駅まで歩ける圏内。
これだけの好条件の割りには恐ろしく格安な値段。といってもリフォームして、その上に防音室を造るとなると、費用が相当かさんで、自分が組めるローンの限度額を超えてしまいそうです。

どちらも予想以上に良かったので、どちらとも決めかねます。
また別の物件を見繕ってくれるそうなので、また来週見に行く約束をして帰ってきました。

明日は昨日書いた丘の上の家を見に行く予定です。
これはこれで見たら欲しくなるんだろうなあ。

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悲愴第1、50小節目まで見た

ホント、見たとしか言えないレベルですが、
悲愴第1、50小節目まで見ました。

全310小節、
本当に終わるのか、これ。

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2010年1月15日金曜日

丘の上の家

急勾配の坂を上って、少し丘を横切ったところに、その家はありました。
平屋建ての家から丘の下を見下ろす夜景はとてもいい眺めです。
二重の擁壁に囲まれた庭には、モミジやらなんやらの大木が、丹念に手入れされた姿を夜空に映してそびえ立っています。

という家が売りに出ていまして、
結構いい値段がついてるんですけど、
小学4年の頃から庭いじりに精を出していた自分としては血が騒ぐ一方。

管理している不動産屋に行って話を聞いてみると、
この家は厳格かつ神経質な夫婦が昭和30年代に建てたもので、
一生この家と庭を管理していくつもりだったのが、
ご主人が昨年の秋に腰を痛めて入院して、
この高台にある家に住み続けるのはもはや困難と判断し、
やむなく売りに出したものだそうです。

ご夫婦は既に平野部にあるマンションに引っ越して、丘の上の家を売りに出されましたが、
腰を痛めてない奥さんは売りに出した旧宅をこまめに手入れをされているそうで、
道理で家も庭木も手入れが行き届いているはずです。

この手入れの行き届いた家と庭を見たとたんに、
非常に欲しくなりましたが、
この家を買うということは、この手入れの行き届いた庭の管理も引き受けないといけないということで、
不動産屋で聞いた話では、植木屋に一回15万の手入れを年2回頼んでいたとのこと。

私の祖父は非常に浮き沈みの激しい人生を送ってまして、
多分昭和30年代だと思うのですが、
羽振りのいい頃に純和風の広大な庭が付いた純和風の家を買い、
当時の物価で、庭の管理費だけで1年で120万かかったという家の維持費に困り、すぐに手放してしまったそうです。

墓参りの折に、母親が「これがその家よ」と教えてくれた銀閣寺の近くの家は、高い塀に囲まれてはっきりとは見えませんが、今は普通の洋風の庭になっているみたいです。

そんなことを考えていたので、庭の維持費が年たったの30万と聞いて拍子抜けしたのですが、不動産屋の営業の前ではそんなことは言えず。

しかし、この家を買うと、自動的に庭のお守りがついてくるわけで、
それに見合うほど庭に惚れ込んでいるかというと、ちょっと微妙。
これが小掘遠州(非常に有名な作庭家)の作とかだったら、年30万の維持費なんて安いものと自信を持って言えますが、
この家は、う~ん、どうかなあ。
明後日、日の高い時にあらためてじっくりと見に行く予定。

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2010年1月14日木曜日

家とか防音室とか

今住んでいるところは、いわゆる音楽マンションでして、
グランドピアノ設置可能、24時間音だしOK、しかし家賃はかなり高め。

それで、ものすごーく安い中古の一戸建てを買って、
リフォームして防音室を作ったら、
10年くらいで元が取れるんじゃないかと皮算用を立ててみたり。

っていうか、ものすごーく安い中古の一戸建てを見つけたので、
明後日現地を見に行きます。
現時点のざっくりした試算では、リフォーム分やらなんやらを含めても、
8年で元が取れそうな按配。

今の少子高齢化現象と、日本では多分移民政策は実行されないだろうという予感を足し合わせると、不動産は、一部を除いて下落の一方であろうと私は考えているのですが、
つまり、待てば待つほどいい物件がドンドン出てくるので、不動産というものは買ったとたんに負けが決まるゲームだと思っているのですが、

そこにグランドピアノ24時間弾きたい放題という制約を加えると、とたんに高止まりしてしまうという現実があったりするわけで…。

とりあえず駒を進めてみる素振りだけでもしてみようかなと思う今日この頃。

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2010年1月13日水曜日

どんどん慎重になる譜読み

悲愴1の譜読み中であります。

前の悲愴2で痛切に感じたんですけど、
譜読みのときに力んでた箇所は、
後々まで必ず力みながら弾いてしまうという、奇妙な癖を持ってます。
特に肘。肘が力んでる。
力むと思うような演奏が出来ないので、力んじゃ困る。

それと、
肘がカチカチに硬くなってると、
どういうわけか、
全然暗譜できません。
何度弾いても全然頭の中に残らないという不思議。

そんなわけで、今回は肘を力ませないよう、不断の注意を払いつつ、
譜読みを実行中。

あと、適当に弾いて「あ、今の間違い。やり直し。」なんてのは絶対にやらない。
正しい鍵の上に指を置いているか確認してから打鍵。

という感じでノロノロと進み、やっと1ページ目の終わりが見えてきました。

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2010年1月12日火曜日

ま、負けないわ!わたしだって!(←なぜ女言葉?)

いやはや、じっくりと見れば見るほど、とてもピアノを始めて1年に見えないマグりっとさんの悲愴2
振り返って自分のピアノ歴を勘定すると、
子供のとき、なんだかんだで3年くらい?
大人になって再開して、今年で丸10年くらいかな?

いやはや、いやはや、いやはや(大汗)。

まあね、そんなことを言い出すと、ピティナのコンクールでとんでもなくうまい幼稚園児がいたりして、
そういうのを見るたびに凹んだりしてるわけですが。

探したら、問題の幼稚園児の動画が出てきたので貼っておきます。




この幼稚園児が今では14歳になって、来月CDデビューを果たすとか。
月日はあっという間に流れますねえ。

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2010年1月7日木曜日

音の長さとテンポ、問題はソコ

悲愴第1楽章の譜読みをしています。
まだ1ページ目。

以前この曲について先生が話した時の口ぶりからすると、この曲の冒頭の音の長さについて、ヒジョーに厳密に容赦なく追求されることが予想されます。

最初の音は、きっかり厳密に四分音符+付点十六分音符の長さで弾かれなくてはならない。
先生が手を叩いてカウントを取る様子が目に見えるようです。

あー凄いプレッシャー。
音の長さに神経が行くと、今度は弾き間違えるし。
全然進みません。
うう~。

でも譜読みの段階で「まあ後で直せばいいや」と思ってたら、あやふやに弾く癖が付いてしまって最後でトンでもない苦労をする、というのが毎度のパターンなので、今回はちゃんとやろうかなと思ったり。

あ、昨日のマフラーですが、灰色がかった青色だと思ってたんですけど、全然違いまして、青緑色でした。昨日の記事を直しておきました。

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2010年1月6日水曜日

堂々巡りの2時間

昨日のマフラーがあんまり気に入ったので、
色違いがあったら買ってもいいかな、と
また同じところを見に行ったのです。

色違いというか、なんていうか、非常にビミョ~な感じのする柄と色のものはあったのですが、どうにもこうにも食指が動かないので、そのまま他のマフラーをあれこれ見てたわけです。

やはりというかなんというか、同じカシミヤ100%をうたっていても、ブランドによって手触りが違う。

へえ~面白いなあ、じゃあ他のところじゃどんな風になっているのかなあ、とフロアを移動してみました。

バランタイン、プリングル、クルチアーニ、ブルネロ・クチネリと、カシミアで有名なブランドを巡ってみましたが、触ってみたいマフラーに出会えず、最後にロロ・ピアーナのブースへ。
ここでやっと触ってみたいマフラー登場。
しかもセールにかかっているじゃありませんか。
店員に断ってマフラーを広げ、昨日買ったマフラーと並べて交互に手触りを確認してみました。

こ、これは…。

ロロ・ピアーナの方が肉厚で、光沢も段違いであります。
見れば見るほど、触れば触るほど違うのであります。

試しに首に巻いてみました。
選んだのは青緑色です。

ロロ・ピアーナの方がゆったりと大きく波打ってます。
これは一体なんとしたことか…。
う~む、う~む、う~む。

「ちょっと考えます」と言ってひとまずその場を去り、
鴨南蛮そばを食べながら考えました。

頭の中に浮かぶ光景はこんな具合です。

「ママ~!あのリカちゃん買ってぇ~」
「ダメよ!おうちに帰るのよ!」
「イヤ!イヤイヤ!買って!買ってぇ~」
「まあまあ美代子さん、さっちゃんに買って上げなさいよ」
「お義母さん、ついこの間お人形を買ってあげたばっかりなんですよ。それをこの子ったら三日で飽きてしまって」
「リカちゃんはお人形じゃないもん。リカちゃんはリカちゃんなんだもん。だから買ってぇ~!」
「さあさあ、さっちゃん泣かないでね、おばあちゃんが買ってあげるからね」
「お義母さん、この子を甘やかさないで下さいな。ホントにもうしつこいんだから!帰るのよ!言うこと聞かない子は置いていくわよ!」
「イヤ!イヤイヤ!ミホちゃんだって買ってもらったのにぃ!」
「だったらミホちゃんのうちの子になりなさいっ!ママ、ミホちゃんのママにお願いしにいくからっ!!いいのねっ!!!」
「イヤ~ッ!ママのばか~ぁ!(大声で泣く)」

おっと。
妄想に熱が入って、本題を忘れるところでした。
マフラーを買うかどうかでしたよね。

もう一度マフラーを見に行ってみました。

素晴らしい、何もいうことはない。
だがしかし、だがしかし、だがしかし、セールとはいえ3万円。

しかも昨日マフラーを買ったばかりだというのに、
なにゆえにまだマフラーを買うのか。
君の首は一つしかないではないか。

しかも、今この時点で3万円の出費は痛い。
第一、3万円あれば色んなことが出来るはず。
例えば…
例えば…

例えば…

え~と、何があったっけ?

何があったか思い出すために、もう一度売り場を離れました。
地下街をテクテク歩くこと1時間。
アップルマンゴーシャーベットを食べて気を落ち着かせ、
あちこち見て回って、
トイレで沈思黙考して、

何も思いつきませんでした。

こうなれば頼みは唯一つ。
誰かがあの青緑色のマフラーを買って、
売り切れになってくれてないかな…。

な~んて願いもむなしく、
売り場が閉まる10分前に着いて、物陰のそばからそっと見やると、
青緑色のブツはまだありました。

まあね。
子供の頃よく考えたもんですよ。

地震が起きて学校だけ崩れてくれないかな、とか、
突然超能力に目覚めたりしないかな、とか。

そういう儚い望み達を一つ一つ自らの手で潰して、人は大人になっていくのですね…。

なんて他人事のようなことを考える暇もなく、
足は売り場へ、手はマフラーへ。

売り場でためらう素振りをちょっとしてから、
買いました。

買ってしまいました。

家に帰ってから、包みを開け、しばし恍惚感を味わいながら鑑賞。
光沢といい手触りといい、実に素晴らしい。
ただの首に巻く布切れのくせに、なんでここまで感動させるんでしょうか。
実にしゃらくさい。

それとも、頭の中の幸せ回路が壊れて止まらなくなったとか…。
う~む。

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2010年1月5日火曜日

誕生日って別に祝うほどのもんじゃないですよね

今年の誕生日は何をするか、
去年も
一昨年も
その前の年も
その前の前の年も
当日になって悩んでました。

悩む割には何をしたか全然覚えてないんですよねえ。

唯一覚えているのは、「普段買わないような物を買おう」を合言葉に買った、カシミヤ100%の真っ白なマフラーです。
一度も使ってません。なんだか気恥ずかしくて。
普段買わない物は、結局普段使わない物なのでした。
しかしそんなことを言っていると、いつなんどき捨てたい病の発作が起きて捨ててしまうかもしれませんので、そうなる前にぼちぼち登場願いましょう。

というわけで、
謎の鞄屋ラジータ」で書いたハンターグリーンの英国製ブライドルレザーのダレスバッグにしようかと思ってたのですが、
値段が49000円とちょっと高い。
いや、以前なら迷わず買っていたのですが、っていうか以前あまりにも気前良くホイホイ買っていたおかげで、今やにっちもさっちもいかないありさま。
どうしようかこうしようか考えているうちに、今日サイトを見たらハンターグリーンが売り切れてました。

というわけで話は振り出しに。

何か食べに行くか、(名前はよく知ってるけど行ったことのない店などが望ましい)
何か決心をするか、(今年こそクロールの泳ぎ方を習いに行くとか)
何か特殊な経験をしに行くか、(全身を整体でバキバキやってもらうとか)

あれこれ考えても、何かイマイチ興味をそそられません。
検索エンジンで「プレゼント」を探すと、花というのがありました。

花。

花は好きです。
見るのも好きですが、育てるのが一番好きです。
で、そういう趣味はすぐに「育てにくい物を育てることに喜びを見出す」という方向に走りがちで、
私が走ったのは洋蘭でした。
どれもこれも、花の咲いている鉢を買っては一度も咲かせられないまま枯らしちゃったな~。
ちゃんと咲かせられたのは、手間のかからない、ごく頑丈な種類がちょっぴり、
それもちっちゃくて地味な花が咲く奴ばっかり。
たまにはカトレアの馬鹿でかい豪華絢爛な花を咲かせてみたいな~。

と考えが進んだところで「じゃあカトレアの花つき鉢を買おう」と勇んで出かけたのですが、
もう少し待てば近所で洋蘭展があることが分かったので、
それまで待つことにしました。

ってな訳で、またまた話は振り出しに。

とりあえず梅田に出れば何か見つかるだろうと思ってふらふら歩いていたら、何やらバーゲンをやっているではありませんか。
おお、ネクタイが沢山、しかも好みのがちらほら。
しかし、家には既にネクタイが一杯あることを思い出して断念。
次にマフラー。
おお、ぬめりを帯びて輝くカシミヤの黒いマフラーが!
そういえば、10年ちょっと愛用しているウールの黒のマフラーが、愛用しすぎたためかフェルトっぽい手触りになってきて、そろそろ愛着が薄れてきている最中なのです。

よし、今年の誕生日の記念品はこれにするぞ!

というわけで買いました。10500円。

マフラーは他にも、先に書いた白のカシミヤ、灰色のカシミヤ、黒のシルクxカシミヤの大判、
とあるのですが、
家に帰って比較すると、艶、手触り、深みのある色合い全てで新参者の圧勝です。
白いマフラーに至っては、この新参者が本物のカシミヤなら、こっちの白はカシミヤなんて入ってない普通のウールじゃないの?と思うくらい。
値段はどっちも一万円なんですけど、白い方は実は全然カシミヤが入ってなかったりして…。
最近、毎年のように「カシミヤが全然入っていないのにカシミヤ入りと表記して売っていた」という話を新聞で読むので、ありえなくもない。

過去摘発を受けた某メーカーの言い分では、中国の某工場で作らせたら、最初の商品見本にはちゃんとカシミヤが入っていたんだけど、その後の製品にはカシミヤが入ってなかったので見抜けなかった、とか。あ、これは何かの雑誌で読んだ話で、今回のマフラーとは関係ないです。
中国相手に商売するのは大変だあ。

なんて考えつつ、謎の鞄屋ラジータのサイトを見たら、
英国製ブライドルレザーのダレスバッグ・ハンターグリーンから完売の2文字が消えてるではないですか!
オーマイガーッ!


なお悪いことに、
数年前に思い切って買った黒いカシミヤのコートがあるのですが、
これと今回のマフラーを比べると、艶と輝き、手触り、黒の濃さ全てでマフラーの圧勝…。
う~む、う~む、う~む。


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追記
気になったのでマフラーのタグで検索したら、これはスコットランドのベッグ(BEGG)という有名ブランドらしいです。某店で26250円で売っていてびっくり、ヤフオクで新品が即決価格17000円で出ていて二度びっくり…そんなに高いものだったのね。そりゃ他のカシミヤ製品が負けるのは当然ですわ…

悲愴2の動画をアップしました


あけましておめでとうございます。
ことしもどうか拙ブログをよろしくお願いします。

結局年末年始はずっと寝ていまして、
明日は出勤という今になって、動画を撮ろうかと思ったり。

これが、ビデオカメラの取扱説明書がどこかにいって音量調節ができなかったり、
なんやのかんやのとワイワイやっているとあっという間に時間が経ってしまいまして、

この動画も数え切れないほど撮り直したのですが、
もうこれ以上ミスは減らせないと諦めたので、
この辺でアップします。

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