2012年6月12日火曜日

戦略的撤退

会社員をやっていると覚えなくていい言葉を覚えていたりしまして、

鳴り物入りで立ち上げたプロジェクトがショボショボになって立ち消えることを戦略的撤退と呼んだり、
新規事業開拓とか勢い込んで人を集めてみたものの、手をつけてみたらさっぱりダメだったので止めちゃうことを発展的解消と呼んだり、

そういう聞こえのいい言い換え方をやたらに学んだりします。

はい、戦略的撤退、決定いたしました。
やっぱりコンクールは無理。無理。無理。全然間に合いません。

どんなに楽観的に考えても、
どんなに贔屓目に見ても、
とてもコンクールに出せるようなシロモノじゃないもんなー。

先生と小一時間話し合いまして、

・コンクールは来年出る
・今年のコンクールは見学する
・レッスンは年末の発表会の準備に変更する
・発表会が終わったら来年のコンクールの準備にかかる

ということでコンセンサスの一致をみました。

(コンセンサスってそういう意味だったかな…まあいいや)

ここまで、自分なりに頑張ったんですよ。
レッスン前の一時間、ピアノを借りて練習したり。
(このピアノレンタル料もバカにならない)
(家で練習しろって話ですが、どういうわけか家にいると練習しないんですよねえ)
(それでも朝の6時から練習して出勤したりした日もあったんですが)

でも、戦略的撤退を決めた決定的な理由は

メトロノームを使ってじっくりじんわり集中的に練習していたら、はっきりと上手くなってきまして、
あれ、もっとノビシロあるんじゃないの?ここまま練習したらどんどん上手くなるんじゃ?
などと思ってしまった次第。

自分の納得いく完成度まで持って行きたい!
今の状態でコンクールに出すのはもったいない!
という欲が湧いてきたわけです。

まあ、コンクールはもう申し込んで今更キャンセルできませんし、曲目を変えることもできませんから、当日は素知らぬ顔で客席に座ってるか、お辞儀の練習と思って出るだけ出てみるとかするしかないんですが。

しかし「もう頑張らなくていい」と思ったら、なぜか帰宅してから練習に熱中してみたり。遅いっちゅーねん。

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