2009年12月28日月曜日

オーダースーツが出来上がりました、が

 トイレを借りるつもりで入った店がスーツの仕立て屋で、「トイレを貸して下さい」というかわりに「スーツを仕立てたいんですが」と言ってしまった話を二ヶ月前に書きましたが、

一回の仮縫いを経て、ようやく出来上がりました。

ところが、3ピースで頼んでいたのが、ベストを作るのを忘れてたとのことで、
なお悪いことに、もうベストを作る分の生地が残ってないとのことで、

違う生地でベストを作るか、
違う生地で3ピースを作るか、

どちらかを選ぶよう促されました。
それで後者を選んだのですが、なんだか申し訳ないような…。

新しく作る3ピースの為の生地を選んできたのですが、
普通、生地を小さくカットした生地見本を見て生地を選ぶ店が多いんですが、
この店では実際にスーツに仕立てる生地そのものを店頭に出していて、
その中から選ぶやり方をとってます。

で、前回と同じような感じの生地を色々見せてもらっていたのですが、
ごてごてした織り柄が入っているのとか、趣味の悪いストライプとか、紺色なんだけどちょっと紫が強くて女物っぽい感じとか、
タダで貰っても嬉しくないようなものが続くので首をひねっていると、

「これはちょっと高いんですけど」と言いながら店主が出してきたのが、
濃紺地にくすんだ臙脂の細いストライプが広い間隔で入っている、落ち着いた控えめな生地。
これならOK、ということで、この生地で願いしました。

生地の耳には Taylor & Lodge OIL SPUN と書いてあるだけですが、古くなって変色しかかった値札には\336,000の数字が…。
見た感じはそんなに高そうに見えないんですが。
生地ってホンマによー分からんな…。

既に出来上がった2ピースのスーツは持って帰れということで、
(そりゃそうでしょうね)
持って帰ってきました。

着てみて気づいたことがあれば、次の仮縫いのときに言ってくれ、ということだったので、じゃんじゃん着るつもりです。
まずは、今日明日と一泊旅行する予定なんで、これを着て行ってきます。

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Perfume欠乏症

今年のPerfumeのライブツアー、行きたかったんですが、
去年のライブが発売開始直後で売り切れと聞いて、
どうせ取れないだろうと諦めてました。

でも、どんなのだったか見たい!
YouTubeで探したら、テレビでちらっと流れた分がアップされてて、
それを見てたら矢も楯もたまらず見たくなったり。

幸い、年明けの1月13日にライブDVDが発売されるということなので、
この欠乏症はあと2週間ほどで癒されるはず。
うううう~、早く、早くヤクをくれぇ~

それまでは去年の武道館ライブDVDを観て病気を癒します。

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2009年12月26日土曜日

調性の発見

悲愴第一楽章の最初の和音を弾いてみて、指を見て気がつきました。

これ、Cマイナーなんだなあ。
だからハ短調なんだなあ。(しみじみ)

えーっと、何に感動しているのかを解説しますと、
まず第一に、私は調性感がありません。あるのかもしれないですけど、かなり怪しい。

先生と話していて、例えば「ショパンのノクターンの第13番が好きなんです」という話題になったときに、

「それどんな曲やったっけ?」
「ラーラーラー」
「…わからへんわ。それ、何調の曲?」
「…分かりません」

なんていう流れにチョイチョイなります。
平均律とか、誰それのソナタなんていうのも皆この調子で、先生は番号ではなくて調性で曲を覚えてるんです。
調性で曲を把握する人がいる、ということに、まずショックを受けたり。

そー言えば、リストのソナタは一曲しかないんですけど、「ダンテを読みて」を「ダンテソナタ」と呼んだりすることがあるので、それと区別するために、わざわざ「ロ短調ソナタ」と呼んでるんだと思ってました。
ひょっとして、調性で呼ぶのがデフォルト?番号で呼ぶのが普通かと思ってました…。

一事が万事この調子で、今、自分が弾いている曲が何調なのか、特に意識したことがなかったです。

第二に、私は移動ドで聞き取る癖があります。
移動ドというのは、主音をドと読み替える呼び方で、
例えば、別れの曲はホ長調なんですが、ホ音が主音に聞こえます。
「シミーレミファー」じゃなくて、「ソドーシドレー」に聞こえます。
これ、欠点もありますが、主音・属音・下属音・導音のどれかが分かれば調性がなんとなく把握できるので便利な能力です。

でも、これが出来るのは長調だけで、短調だとかなり怪しい。
短調だと、主音・属音・下属音・導音のどれもあまりはっきり聞き取れないんです。

以上、何に感動したかをまとめると、

1)悲愴第一楽章の最初の和音は主和音であることに気づけた。
2)この出だしが短調であることは、なんとなく分かっていた。
3) 1)と2)を考え合わせて、この曲はハ短調であると認識できた。

ということができました。
やったね!

あー、こういうことをもっと早く飲み込めていたら、色々楽だったのになあ…
とか、
こんなこと、バイエルの後半ででも学習できるし、中学の音楽の授業でも調性について勉強したのに、全然覚えてないなんて…
とか、
後ろ向きなことをグジグジ考えたりしますが、

ここはあえて前向きにとらえたい!
そう!今日、私は調性を発見したのだと!
これからは、譜読みをする時は必ず調性を確認するのだと!
ここに宣言するものであります!

(↑…別に宣言せんでも、誰も聞いてへんって…)

例えばこういう楽曲分析っていうのはさらっと読み流してたんですが、
こういうのをちゃんと読んだり自分で分析したら、
譜読みや暗譜も楽になりそうです。

っていうか、今の先生に習い始めたときは「ここでg-mollからe-mollに変わって」とか「ここで借用和音が出てきて」とか解説してくれたんですが、
さっぱり飲み込めてない生徒に匙を投げたのか、
(ドイツ名で言われると訳がわかんなくなっちゃって…と言い訳してみる)
最近は殆ど言ってくれなくなりました。

あ、自分で勉強してるって思ってるのかも。前に「黄色い楽典買いました」って言っちゃったからな…。
ちなみに、黄色い楽典はまっさらのままです。あれを独習しろっていうのはなんか辛いものがあります。「たのしくまなべるドリル」とかないかな。

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2009年12月24日木曜日

この冬休みにさらい直しておきたい曲をあげてみる

まず最初にお詫びと訂正。
9月28日のピアノベスト10で、シューベルトのソナタD.845とあるのはD.959の間違いです。

845という数字がどこから出てきたかは謎…。

さて、ピアノを再開して随分になるわけで、
サボっている期間が大半を占めているとはいえ、
それなりにレッスンでやった曲が溜まっており、
その中から、今後もレパートリーとして弾けるようにしておきたい曲をちょびちょびさらい直しておこうかと思います。

この冬休みに出来るだけ沢山触っておこうかな、と野心を燃やしてみたり。

1.別れの曲
4年前、膨大な時間と精神力を投入して発表会に臨んだ曲。
これを忘れてしまうのはモッタイナイ。
先週弾いてみたら、めっちゃ時間かかりました…

2.ドビュッシー ロマンチックなワルツ
最後まで通して弾けるようになったところで息が切れて止めてしまった曲。
ぜひ完成させたい。

3.幻想即興曲
去年、発表会で玉砕した曲。なんとか修繕して使い物になるようにしたい。

4.モーツァルト 幻想曲ニ短調
私的ベスト10のうち、唯一弾ける曲を忘れてしまってはモッタイナイ。
かなり忘れたので、また覚え直しに…。

5.悲愴第2楽章
暗譜できている今の状態をキープしたい。

6.ショパン ワルツ第7番
今の教室の2回目か3回目の発表会で弾いた曲。
もちろん今は完璧に忘れました。
これ、指がなかなか覚えてくれなくて苦労した覚えがあります。

7.シューマン「森の情景」より”別れ”
地味ながらイイ曲。復活させたい。

8.インベンション第1番、第4番
何度挑戦してもどこかで指がこける嫌な曲。
でもこれくらいは覚えておきたいですよね…え?そうでもない?

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メリークリスマス!

クリスマスって、あれでしょ?
クリスマスケーキを食べる日のことでしょ?



なんでか分かりませんがケーキの箱にロウソクが入れてあったので、
ケーキに挿して火を点け、ピアノにお供えしました。

火を吹き消して「誕生日おめでとう!」
違った、
「メリークリスマス!」

まあ、クリスマスってキリストの誕生を祝う日らしいんで、間違いではないですよね。
それにしてもイチゴがうまい。クリームもうまい。
近所にケーキのおいしい菓子屋があって良かった(しみじみ)。
5号サイズのホールケーキを一気に食べ終わりました。
ゴチソウサマデシタ。

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2009年12月23日水曜日

上手く弾けたらしい

発表会が終わりました!
ちょっと止まりかけたり、音が抜けそうになったり、弾き直したりして、ちょっぴり後悔したりもしたんですが、
帰りにエレベータで一緒になった人にほめてもらえたんで全部チャラです。
初対面の人にほめてもらうことって、なかなかないですよ。
嬉しい!

毎回思うんで、多分コレはきっとどこでもそうなんだと思いますが、
ホールのピアノって、音が客席側に全部行ってしまって、自分の耳には布団をかぶせたようなモヤモヤした音しか聞こえないです。
それで、かなりの爆音になってしまったんじゃないかと心配したんですが、なんかほめてもらえたんで、まあそんなに変ではなかったみたいです。

ピアノはヤマハのS6B、ピカピカの新品でした。
関係ないですけど、このピアノ、うちのシュタイングレーバー195よりずーっと高い(504万円)です。
S4は何度か見たり弾いたりしましたが、S6の実物を見たのはこれが初めて(のような気がする)ので、よーく触っておきました。
見てて気がついたんですが、横にあるノブ(大屋根を留める留め金を回す奴)が今のSシリーズはなくなったんですね。まあ、あってもなくてもいいようなもんですけど。

去年は譜読みレベルのどうしようもない出来で、後悔しまくりのシオシオな気分で帰ってきましたが、
今年は非常にすっきりした気分で意気揚々と帰宅できました。
これで落ち着いて新年を迎えられます。

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2009年12月22日火曜日

発表会の前日

発表会の前日にやっておくべきこと。
練習。
禁酒。
腹八分目の食事。
十分な睡眠。

最近、真面目に禁酒しております。
三日前に日本酒をコップ一杯飲んだだけ。

練習。
手が冷たいんですけど。
冷たいなりに弾けます。

食事。
腹八分目だったのか、それとも足りなかったのか、もう腹が減ってます。

睡眠。
これから寝ます。

今日も一日、鳩山関連のニュースを見て激しく腹を立ててしまいましたが、
発表会前日にあるまじきことですね。
心安らかに過ごさなければ。
心の平穏のため、明日は発表会が終わるまでニュースを見ないことにします。

明日の今頃は、全ての力を出し尽したことを、ここでご報告できるでしょう。

そう!必ず正義は勝つのです!じゃなかった、努力は報われるのです!
満場の喝采の中、控えめにお辞儀をする自分が見えます!いえ、見ました!
鳴り止まない喝采が耳に聞こえます。

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発表会直前のレッスン

今日は、明後日が発表会というぎりぎり直前、かつ今年最後のレッスン。

さあ、今日は一発でノーミス、ノー弾き直し!

手を鍵盤の上に置いて、
最初の二小節を頭の中で繰り返して、
さあ、スタート!

…最初の音が出ない。完全に抜けました。
丁寧に弾こうとして、力が足りなさ過ぎました。

本番はリハなしなんで、楽譜どおりピアノで弾くより、メゾピアノくらいのつもりで弾き始める方が、音が抜けるよりはマシであろうと、先生と話し合いました。

あー、もう、なんかね、色々ありすぎですわ。

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2009年12月21日月曜日

5時半に起きてすぐにピアノを弾く

「アラウとの対話」に”ピアニストは午前3時に叩き起こされてもすぐにコンサートができなければならないと先生に教えられた”という一節があって、

発表会本番のシミュレーションとして、朝、起きてすぐピアノを弾き出すというのをやってみました。

意外に弾けるもんですね。
とは言いながら、手が止まること無数、ミスタッチ2回ありましたが。

その後、トイレに行って一回弾く、
髪を梳かして一回弾く、
クスリをのんで一回弾く、

というように、準備なしにイキナリ弾き出す練習。
なんか心もとないなあ。止まりまくってるし。
まあ、頑張りましょう。っていうか頑張る。

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2009年12月20日日曜日

ベートーベンの中の優しくて柔らかい部分に触れたような気がした

発表会まで、後三日と迫りまして、
今になってピアノの弾き方を見直してます。

先日、ピアノ/ピアニッシモについて書きましたが、
その後、あれこれ考えまして、
一番まずいのが、指を高い位置から鍵盤に落としているということではないかと思い、
指先をなるべく鍵盤に近づけるように弾いてみました。
特に内声部は指先を鍵盤から離さず、鞠をつくような感じで。

一方、メロディの歌い方に自信を持てないので、ベートーベンの歌曲を聴いて歌い方の参考にしてみたいかなと。
ベートーベンの歌曲で名前を覚えてるのはこれだけです。アデライデ。
歌手はフリッツ・ヴンダーリヒ。この人大好きです。癒されます。

この歌にはコワモテのベートーベンのイメージが全然なくて、ベートーベンの心の中の一番優しくて柔らかい部分に触れているような気がします。
こういう「癒しの演奏」なんて路線もいいなあ。

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2009年12月19日土曜日

「失われた時を求めて」第7巻やっと読了

先日、ユイスマンス「さかしま」を読み終わりました。
主人公がひたすらあーだのこーだのウダウダ考え詰めるという、
読むだけでくたびれ果てる小説でしたが、
最後の方は一気に読めてしまい、
その勢いで、しばらく放っておいた「失われた時を求めて」に取り掛かりました。

こちらの方は、ウダウダ具合が更にパワーアップしていて「さかしま」どころの騒ぎではないのですが、
読み進めるにしたがってウダウダ具合が軽減されていき、
第8巻ではドロドロ恋愛モードに切り替わる模様。

ドロドログダグダの恋愛なら、一条ゆかり「砂の城」で免疫が出来てますので、楽に読み進められると予想。
要約マンガのおかげで、この恋愛モードが終わると怒涛の展開が待っていることが分かってますので、それをひたすらに楽しみにしながら、なんとか切り抜けたいと思います。

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2009年12月17日木曜日

ピアノ/ピアニシモでメロディをちゃんと出したい

「もっと小さい音でって言うと、みんなヘナヘナの音で弾くのよねえ」
と言ったのは私の先生ですが、
ご多分に漏れず、私も楽譜にピアノとかピアニシモとか書かれると、
とたんに音がヘナヘナになります。

なんていうのか、音に芯がないんですよねえ。

「ピアノの音は打鍵のスピードで大きさが決まるんだから、芯もへったくれもない」
というのも事実なので、
多分、芯がある音っていうのは、ヘナヘナになる一歩手前くらいの大きさの音じゃないかと、
で、そんなに小さいわけじゃないけど、音の並べ方を工夫することで、小さいように錯覚させてるんではないかと、
こんな風に考えながら弾いてみると、なんとなく肘とか手首の使い方が

おそれおおくも、この絵のフランツ・リスト様に似ているような気がするのでした。

この絵の手首はちょっと上げすぎじゃないの?と前から思ってたのですが、
ずっと上げながら弾いているわけではなくて、
下げる→上げる→下げる→…の繰り返しの途中を描いたのではないかと、
ふと思ったり。

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今ここで数カ月、時間的に余裕をいただいて、その結論によって、ある意味で今まで以上に、スピード感を持って結論を出すことが、わたしは可能なことだって十分あると

結局、数ヶ月待つと何がしかの結論が出るということなんでしょうか…?
もうナニがなんだかよくわかりません…。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00168495.html

2009年12月15日火曜日

本番に向けて靴を履いて練習

靴下も決まったことなので、本番を想定して、靴を履いて練習してみました。

ペダル踏みにく~(←関西弁では”い”が消える)

革底の靴は足裏の感覚が分かりづらいです。
セカンドペダルなんか、踏んでるのか踏んでないのかよく分からんし。
ウチのピアノは二本ペダルなんですけど、本番のピアノが三本ペダルだったら、違うのを踏んでしまうかもしれません。

弾き始める前にペダルを二、三回踏んでる人をよく見ますけど、
本番では二、三回くらいと言わず、十回くらい踏んでおこうと思います。

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男の薄く透ける靴下

この記事で「足の痛くなるような靴は履かない」と書きましたが、
手元には、べらぼうな大金を投じた高級靴が5足眠っておりまして、
これをブランド専門買取屋に出すか、
ヤフオクで売るか、
手元に置いて飾っておくか、
考えておりました。

が、が、が、
考えるに、
これらの靴を履いて足の指が痛くなった時は、いつもユニクロの綿の靴下を履いてたわけで、
昔、スーツに革靴姿の大人がこぞって履いていたような、ストッキングのように薄く透ける靴下なら、足が一回り小さくなるので、OKなんじゃないだろうか?

ってなわけで、ダイエーで買ってきました、通勤快足。
こんな季節ですから、薄い靴下というのは殆ど選択肢がなくて弱りましたが、とにかく手に入ってめでたい。

早速家で履いてみたら、どの靴も足の指が痛くならない。
ビバ通勤快足!

ところで、なんでユニクロの綿の靴下を履いているかというと、
薄く透ける靴下が、なんか嫌らしくて嫌いだったからです。
男がストッキングを履いているような、倒錯趣味を感じます。

しかし、調べてみたら、本来は薄い絹の靴下を履くのが正しい男の礼装(膝下まであるのがより正式)だったとか。別に倒錯趣味でもなんでもなく、大昔はごく普通の男がごく普通に履くものだったようです。
膝下まである絹の靴下なんてどこで買えるのか分かりませんが、もし見つけても値段を見て諦めてしまいそうです。洗濯機で洗えるのかなあ?

なにはともあれ、諦めかけていた靴が履けるようになって良かった良かった。

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2009年12月14日月曜日

次のレッスン曲は悲愴第一楽章に(仮)決定

ピアノの発表会まで、残るところ二回のレッスンということで、
今日は暗譜で弾いてみました。
っていうか、楽譜は置いてたんですけど、最後まで見なかった(ということにすら実は気がついてなかった)。

で、注意点二つ。
・楽譜を初めて見るつもりでよく見ながら弾く練習をしましょう
・フレーズの終わりは丁寧に弾きましょう

ということでさくっと終了。

時間が余ったので、次のレッスン曲の相談。
レッスン曲は、いつも勝手に決めさせてもらってますが、難易度がイマイチよく分からないので、候補をこちらで幾つか挙げて、その中から先生に選んでもらってます。

今回は、悲愴第二楽章を半年かけてやってきたので、
「残りの楽章もやって、三楽章全部完成させたいなーって思ってるんですが~」
と話すと、先生は、第一、第三楽章のどの辺りがどう難しいのかを、弾いてみせながら説明してくれました。

それにしても、なんで先生は色んな曲をいつでも準備なしにパッと弾けるんでしょうか。
「悲愴ならピアノの先生レベルの人は誰でも弾けるでしょ。有名曲だし」って思わなくもないんですが、弾いた曲をどんどん忘れていく自分から見ると気が遠くなります。
これでは「60歳でピアニストデビュー」の野望は遠いと言わざるを得ません。

まあ、そんなことはおいといて。

とりあえずやってみてダメだったら止めましょう、というコメントだったので、第三楽章を譜読みすることにしました。

が、たった今、第一楽章に変えました。
やっぱり、あの出だしを弾いてみたい。
なんたって、カッコいいもんねえ。

それにしても感無量。
ピアノを再開したときは、悲愴なんて雲の上の上の上の…(無数に続く)…上の曲だったのですが、それから…十年目?になるのかな?になって、ついに手が届くとは。
まさに、継続は力なり。

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体幹を安定させると弾き易い

今日、ピアノを練習していて発見したんですけど、

体幹っていうか、尻、ハムストリングス(太腿の裏側)、ヘソ下の腹筋
の三箇所に力をぐっと入れて腰を安定させると、
意識が指に集中し易いです。

なんかゴルフのスイングとか野球のバッティングとかの話みたいですけど、
ピアノも体を張った技術ですし、
まあ似たようなもんではないかと。

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2009年12月12日土曜日

激安ダレスバッグが届いた

「謎の鞄屋、ラジータ」で頼んだダレスバッグが今日届きました。
恐ろしくガッチリ出来てまして、今日の午後を丸々使って持ち運びしたり開け閉めしたりしてみたのですが、全然何ともないです。

「いや、そりゃ幾ら安くても半日で壊れる鞄なんてないでしょ」と思うかもしれませんが、

ブライドルレザーという結構値が張る革を使っていて、
なおかつ、ダレスバッグという、手の込んだ作りの鞄で、

これで2万1000円なんて、どこかに落とし穴があってもおかしくないと身構えていたのです。

ちょっとジャージ姿で持ち歩くには厳し過ぎる鞄なのですが、
とりあえず試してみたくて、小雨の降る中、散歩に持っていってみました。

途中のコンビニで、缶ビール350ml3本とおつまみを買って鞄に入れ、緑地公園のテラスでビールを飲みながらユイスマンスの「さかしま」を読み、暗くなってきたので帰宅。

オプションのショルダーバッグを付けて歩いてみましたが、あまり重い荷物を入れて長時間歩くにはちょっと心もとないので、これは両手がふさがってどうしようもない時だけにしておいた方がいいみたいです。

で、半日使ってみた感想。

・とにかく物が沢山入る。缶ビール3本、かさばるマフラー一本と裏地のついた手袋一組を入れてなお余裕。楽譜を入れて、更にその横に500mlのペットボトルが入る程ゆとりがある。一泊二日の旅行くらいこなせそうです。

・取っ手が肉厚で非常に持ち易い。

・事前に予想していた通り、開け閉めや物の出し入れが容易。閉めるのはちょっとコツが要る(底を片手で支える必要がある)が、それでもジッパーより簡単。

・爪を立ててひっかいても傷がつかない。これはブライドルレザーの特徴みたいです。

・雨に強い。ブライドルレザーが水を弾いてくれますし、口がきっちり閉まるので、鞄を開けない限り雨水が中に入りません。

強いて難を言えば、気軽に持ち歩くにはモノモノしすぎることと、1.5kgと重量があることです。
まあそんな事は事前に分かっていたことなので、全然OKです。
というわけで、目下非常に気に入っております。

ラジータは来年1月17日で通販を休止するそうなので、このまま使ってみて問題がなければ、イギリス製ブライドルレザーを使ったダレスバッグも買っておこうかと思案中。

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譜面台を倒してみる

もう暗譜は完璧さ!ってことで、
楽譜を片付けて、譜面台を倒してみました。

あれ、間違いが多発するような…。

なんだか心許ないな~。

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2009年12月9日水曜日

ピアノを弾くことと音楽を演奏することの間には大きな溝がある

暗譜ができて、音を聴く余裕もできてきたんですけど、
な~んか違うんですよね。

ピアノを弾いている、っていう手ごたえがない。

この気持ちは一体なんのか、練習しながら考えてみました。

ピアノを弾いていることには違いないんですけど、
音楽を演奏している手ごたえがない。

カラオケだったら自分が何をしているのかよく分かってるんですけど
(歌を歌ってるんです)
ピアノだと、何をやってるのかわからない。
(なんか指が動いてるだけって感じ)

核となる思いというか、考えがないからかなあ、とか、
曲の内容について、もっと掘り下げて考えてないからかなあ、とか、
自分がこの曲に対して醒めてしまっているからかなあ、とか、

色々考えるんですけど、よく分からない。
まずいなあ。

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2009年12月8日火曜日

傑作検索キーワード

体調を崩して、家で篭っております。

ところで、当ブログを訪問される方の半数以上が、検索エンジンからやって来られてるのですが、
何のキーワードでお越し頂いたのか、全585件の一覧をつらつら見ていると、色々思うところがありましたので、コメントさせて頂きます。

男性が結婚式に履く靴は、なぜ紐靴でないといけないのか
いきなり難しい質問です。
なんでですかねえ。
なるべくカジュアルじゃない靴を履けってことじゃないでしょうか。
タキシードにオペラパンプスなら紐靴じゃないので全然オッケーです。
周りから浮きまくると思いますが、男ならやはりタキシードの一着くらい持っておきたいですよね。

長いサイズのネクタイを売っている店 大阪
もうしわけないです、分かりません。
ネクタイのオーダーメイドをやっている店ならありますので、
「ネクタイ オーダーメイド」で再度検索願います。

高コレステロール 目眩
当ブログが全くお役に立てなくてすみません。
どうぞご自愛下さい。

鳩山由紀夫と鯨
あの、話の流れが見えないのですが、何かそういう話題があったのでしょうか(不安)。

1q84 カーオーディオ
ああ、やっと自信を持って回答できるキーワードが(安堵)。
あれはマッキントッシュです。
結構値が張るオーディオメーカーです。そんなもんがタクシーに付いてたら私はビビリます。

いい男 車の話をしない
そうですよね。いい男はピアノの話をするもんです(断定)。

なぜ、物を捨てるのかについて
・癒し効果があるから
・捨てないと新しいのが買えないから
・家が狭いから
の三点に尽きます。

たち吉 引き出物 三千円
引き出物で貰って一番嬉しい食器は、30cmのスープ皿2枚組セットです。
カレー、シチュー、パスタと守備範囲が広くて便利です。

イオン スーツ 安っぽい
そんなことないですよ。意外にしっかりしています。

ジョンロブ 心斎橋店閉店
昨日DMが来たんで、未だ閉まってないようです。

ユニクロ なんで人が集まるか
・店員が元気良くて愛想がいい
・商品は安いけど店の雰囲気は安っぽくない
・活気に満ちていてなんとなく寄りたくなる
・人が集まるので自然と足が向く

っていうところではないかと。

Steingraeber195 価格
秘密です。
男の60回ローン(ボーナス払い付き)で支払いをしております。
ローンが組めて、本当に良かった~。

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2009年12月6日日曜日

コバヤシ靴店でオーダーしてみた

ポディアのコンフォートシューズが緩く感じ出したので、
お店に行って足のサイズを測ってもらったら、
殆ど変わってませんでした。

以前、足が段々小さくなってきていると書きましたが、
その後、ジョンロブ・シティII三号(一号よりも1サイズ小さい)を一日履いただけで外反母趾になってしまったことからして、単なる思い過ごしたっだようです。

そうはいっても、踵が抜け易いのは変わらないのですが、
前敷きを入れてもらうと、かなりフィットするようになりました。
足の指も伸びて、血行が良くなったのか、足が温かいです。

それで、気分良く、京橋から天満橋、北浜、淀屋橋、梅田と歩いたのですが、
梅田に着くと何か焦燥感にかられ、
確か梅田に靴をオーダーできる店が新御堂筋沿いにあるという話をどこかで読んだ記憶があったので、とりあえず新御堂筋を北から南へ適当に歩いてみたら、泉の広場から少し南に行ったところ、幼稚園の近所に靴屋が一軒見つかりました。

これが、と~っても小さな、古びた店なんですよ。
どこにもオーダーとか注文靴とか書いてないし、
狭い店内には黒い靴が沢山ラックにかけられているだけですし、
店の中には誰も居らず、
店の前に初老の男性が一人立っているだけなのです。

思い切って、その男性に「靴を作りたいんですが」
と話しかけると、その男性は店の中に入っていったので、初めてここが目指す店だと分かりました。

靴のオーダーというと、紙の上に足を置いて、鉛筆でぐるっと足型をなぞったりするもんだと思ってたのですが、
足のサイズと幅を測ったら、後は足を見て「この靴を履いてみて」「こっちを履いてみて」とか言ったり、足をじっと眺めたりするだけで、なんだか手相占いをしてもらってるような気がしました。

で、ひとしきり靴のフィットについて話をしたあと、「来月の二十日頃に仮縫いするから連絡先を教えてくれ」とか「13万円だよ」とかサラサラと喋っておしまい。

狐につままれたような気分になりつつ、内金を入れて店を出てきましたが、
調べたら有名な店だったようで、ちゃんとホームページもありました。っていうか、ブックマークに入ってました(←忘れるなよ)。
13万というのは結構なお値段ですが、

こんなの見てたら(他にも6件の動画があります)、高いんだか安いんだか分からなくなってきました。
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2009年12月5日土曜日

オーベルマンの谷

が好きなんです。

と先生に言ったのは、悲愴第2楽章がなかなか進まない数ヶ月前のことでした。

「じゃ、リストやりましょう!」
と言われて、椅子に座ったまま腰を抜かしそうになりました。

なぜって、数年前に「やりたい曲リスト」を作って先生に見せたとき、リストの献呈を入れておいたら、
「これは難しい」
と一言で片付けられたんで。

リストの弾きたい曲と言われて思いつくのは、

ダンテを読んで
バラード第2番
オーベルマンの谷
孤独の中の神の祝福
エステ荘の噴水

なんですけど、先生がこれを知ったら又違う答えだったかもしれません、っていうかNOと言って欲しいです。レッスンでこんなのやったら、暗譜だけで何年かかるか分かりませんもん。

ってな風に思ってたんですが、
いやいや、私は112歳まで生きるんですから、
いつかは、これらにも手をつけるわけです、多分。

じゃあ、今、ちょっと味見くらいしてもいいでしょ?

というわけで、ちょっと譜読みをしてみました、オーベルマンの谷。

…1ページ目で早くも難航。
何度もアラウのCDで聞いて、よく知ってるつもりの曲なんですけど、
楽譜に書かれた音を拾うだけだと、ステーキと間違えてティッシュペーパーを食べてしまったような気まずさが残るんです。

どうやったらティッシュペーパーがステーキ肉になるんでしょうか?
この曲、やっぱり難しそう。

ちなみに、こんな曲です。
(2010/01/05 最初に貼り付けた動画が削除されたので貼り直しました。冒頭30秒は無音です)


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外反母趾サポーターは偉大なり

開帳足には、横アーチサポーターなるものが効くとか効かないとかいう話を小耳に挟みまして。
大型薬局とかスポーツ用品売り場とか、あちこち回ったのですが、
外反母趾サポーターしか見つからなかったので、こっちで妥協しました。
左右両足分で3990円なり。

足裏の、指の付け根の部分と、親指と人差し指の間に、ソルボセインなるグニャグニャしたものが入っていて、これが適当に衝撃を吸収してくれるんだそうです。
まあ、効果の程はさておくとして、このソルボセインがカサを稼いでくれたおかげで、ちょっと緩かったジョンロブ・シティII一号がピッタリになったではありませんか!

外反母趾・小反内趾サポーターというのもあり、これは上のサポーターに、更に薬指と小指の間にもソルボセインのパッドが入っているんだそうです。
きっとそれなら、更にユルユルの靴がピッタリになってくれるに違いない!
希望の光が見えてきました。

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人生112年計画

昨日の足の親指の痛みは、一夜明けたら大体取れましたが、まだちょっと外反母趾っぽい歪み方をしています。
これはまずい。
なぜなら、私は自分の寿命を(何の根拠もないですが)112年と想定しており、
死ぬまで自分の足で歩きたいと思っているからです。

死ぬまでの30年がずっと寝たきりとか、絶対嫌ですもん。

なので、足のトラブルを招くような靴は(非常に高かったので残念ですが)当分の間は眠っておいて貰い、唯一足が痛くならないコンフォートシューズ(例の、幅Aって奴です)を履くことにします。

そして、毎日歩く。
体の筋肉の大半は足に集中しているそうで、足を動かさないと体の老化が早くなるんだそうです。
でも、必要な運動は散歩だけでいいんですって。別にジョギング、ランニングのようなハードなことはしなくていいそうです。

また、人生112年を達成するために、毎日ピアノを弾く。
ちょっと都市伝説っぽいですけど、指を動かしているとボケないんだそうです。
これは絵描きの父親が主張していることなんで、ちょっと怪しい。「ガンは遺伝する」とか本気で信じるような人なんで。でも、ピアニストで長生きをする人は結構多いので、まんざら嘘ではないかも。

最後に、毎日ブログを書く。
石の上にも三年といいますが、あれは、何事も三年やってみないと成果が出ないという意味じゃないかと思ってます。
今は何をやってるんだかよく分からないこのブログですが、とにかく三年やってみたら、何か見えてくるものがあるんじゃないかと。
で、最終目標は、死ぬまで毎日書くこと。

これだけやれば、きっと112歳まで生きるでしょう。どこまでも根拠はないですけど、まあ技術はドンドン進歩してますから。

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2009年12月4日金曜日

初めての仮縫い

今日、帰宅途中で携帯を見たら、留守録が入ってまして、
先日トイレを借りるつもりがスーツをオーダーしてしまったテーラーから、
仮縫いの用意が出来た旨の連絡があり、
そのままテーラーに直行しました。

もうちょっとよく考えれば分かった筈なんですけど、
前回行ったときと同じユニクロの+Jのジャケットを着てたんですよ。
本当、偶然なんですけど。

それに気づいたときのきまり悪さといったら。

まあ、それはそれとして。

スーツをオーダーするのは初めてじゃないですけど、仮縫いがあるような本格的なのは初めてです。
これがねえ、緊張するんですよ。
なぜって、まず、ファスナーも何もないパンツ(より正統的かつクラシカルに言えばトラウザーズ)に履き替えるわけで、
パンツの前の打ち合わせの部分をピン打ちされたり、
靴を脱いで鏡の前の台に上って「ああ!五本指ソックス履いてたんだ!」と突如として気がついたり、
果ては、パンツの胴回りのサイズを決めるのに「77cmで承っておりましたが、79cmあります…」などと言葉を濁らされたり、
(最近姿勢が悪くなったので、ウエストが緩んだみたいです…)
と、色々隠しておいたことや気づかなかったことを次々に暴かれていくんですもん。
なんでスーツのオーダーメードを嫌う人がいるのか分かったような気がします。

ともあれ、仮縫い状態のジャケットとパンツを身に着けて鏡を見ると、おお、これは!
胸板はあくまで厚く、胴回りはおそろしく細く、足はすらりと長い。
まさに、これは「変身」という言葉がうってつけ。スーパーマンもびっくりです。
しかし、そこを欲張って、もう少しだけ胴をつまんで細くしてもらいました。

(まだ細くするんですかと言われて、ちょっと正気に戻りましたが押し切りました)

濃紺地に淡い茶色の細いストライプが広い間隔を置いて入るというキザっぽい生地で、その上3ピースにするので、コテコテの英国紳士気取りの怪しい証券マン、みたいなスーツに出来上がると思います。楽しみです。

裏地は玉虫にしました。玉虫っていうのは、経糸と横糸に違う色を使うことで、見る角度によって違う色に見える織りです。

学生の頃、父親が若い頃着ていたというジャケットをなんとなく毎日着てたんですが、その裏地がベージュと空色の玉虫でした。
なんともいえない色合いと、いかにも昔の注文服という雰囲気を感じさせるところが好きで、スーツを仕立てる時は玉虫にしようとずっと思ってたんです。
前回オーダーした時は玉虫がなかったので、今回はラッキーでした。
ただ、ミディアムグレーと紺色という、よく見ないと分からないような地味な組み合わせなんですが、着てみれば又良さがわかるかもしれません(と逃げ場を打っておく)。

出来上がりはクリスマス頃の予定です。
ああ、それにしてもピアノ以外のネタが尽きないブログだなあ。

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外反母趾になりかける

先日、足が小さくなりつつあるという話を書きまして、
その中で、サイズ6のDのシティII三号を手に入れたと書きましたが、

今日、そのシティII三号を履いて終日過ごしてみました。

足の親指の付け根が痛いです。
特に左足。

で、家に帰って靴を脱いで、靴下も脱いで、痛む足を見ると、
思いっきり親指が外反母趾の格好をしてるじゃありませんか!

シティII三号は当分封印です。
本当に足が小さくなったら再登板して頂きましょう。

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2009年12月3日木曜日

謎の鞄屋、ラジータ

靴と足の研究も一段落しまして、何か急に落ち込んでしまった今日この頃です。

先日オーダーしたシャツが出来上がったので取りに行ったんですが、
何の意味もなくスーツとネクタイで身を固めていったら
「お仕事のついでですか」とかなんとか言われてしどろもどろ。
いや、ビジネス街のど真ん中にある老舗の紳士用品店に、ジャージの上下ではあんまりにもあんまりかなと思っただけなんです。

それで、出来上がったシャツを一応試着して「おお、ピッタリですね」とか何とかリアクションを返して、畳み直してもらうのを待っている間、しげしげと自分の身なりを見て思ったんですが、

なんかね、ナイロンの鞄が猛烈に合ってないんですね、スーツに。
革の鞄は重いのでなるべく持ちたくないのですが、ナイロンの鞄って、どんな高級品でも革の鞄に比べると安っぽく見えて、辛いものがあります。
ここは、嘘でもハッタリでもいいから、重厚な革の鞄を持ちたいところ。

ああ、何か良い革鞄が欲しいなあ。

と思ってあれこれ探してたら、こんなのがあったのでポチってみました。
凄く重厚そうでしょ。
そして安い!これでオプションのショルダーベルトを入れて2万4千円!信じられない!

今までこういうダレスバッグは、物々しすぎるのと(医者の往診用みたい)、使い勝手が悪そうなので敬遠してたのですが、
よく考えたら、
左手でハンドルを持って右手で中身を引っ掻き回そうとした時、
ダレスバッグなら、一度開けたら固定されるので右手がフリーになりますが、
前蓋付きブリーフケースなら、蓋を開けておく必要がありますし、
2本ハンドルのジッパー付なら、中をよく見ようと大きく広げる必要があるので、
ダレスバッグが一番使い勝手が良いような気がするんですよね。

大きさも、測ってみたら楽譜が楽勝で入る大きさなのでバッチリです。
来週の土曜に到着予定なので、楽しみではあるのですが、あんまりにも安いので、安物買いの銭失いにならないか、ちょっと不安でもあります。

そこで、この鞄を作っているラジータという店について、せっせとググってみたのですが、全然どこにもユーザーの感想とか、それどころか買ったよという声一つ出てこない。
謎です。謎過ぎる。

そこで、到着したら感想を書いてみたいと思います。
本を入れてハンドルを持ったら底が抜けた、なんてことになりませんように。

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