2010年12月31日金曜日

耳が良くなったような気がするのは疲れがとれたからかもしれない

年末ジャンボも首尾よく外れ、静かな大晦日です。

発表会までの、悲愴1を練習している間中ずっと「なんかピアノの音が悪い」と思って、イマイチ楽しめませんでした。なんだか音がもつれて汚い。

それが、ペトラルカのソネットに手をつけてみて「あれ、音が良い!」と思って悲愴1を弾いてみたらやっぱり音が悪い。
このピアノと悲愴1の相性が悪いのかと思ってましたが、

今日は悲愴1の音も良いです。

昨日一日寝て、疲れが取れたからかもしれません。
疲れているときは耳の聞こえが悪くなり、音、特に和音が濁って聞こえるようになるフシがあります。どうもそんな感じ。

それとも、
今まで悲愴1は知らず知らずのうちに必死になって弾く癖が付いていて、それが力みになってしまっていたのが、
今は発表会のプレッシャーもなくなり、リラックスして弾けるようになったからかもしれません。

別れの曲もちょっと弾いてみたんですが、とにかく肘が固い。この曲も肘を固くして弾く癖がついてしまっているようで、治すのが大変そうです。

「ポーランドの六つの歌」の春は、是非とも肘を固くしないで弾く癖をつけたいもんです。

今日はかなりリラックスして、ピアノの音を味わいながら練習できました。

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2010年12月29日水曜日

ショパン=リスト 六つのポーランドの歌より 春

ジュンク堂でチャイコフスキーのピアノ協奏曲と久しぶりに対面したのと同時に、大変なものも見つけてしまいました。

ショパン=リストの六つのポーランドの歌(全曲)です。
春秋社のリスト集には「乙女の願い」と「いとしい人」が入ってるんですが、一番欲しい「春」がないので、全曲集がないかなあ、とずっと思ってたんです。
いやいや、全音から出ているとはねえ。奥付を見ると、1990年に出版されたそうですが、全然気づきませんでした。タイトルが「リスト リートによる15のピアノ小品集」だからかな?

聴くとバイエルに毛が生えたような難易度に思えるんですが、譜面を見た感じではもうちょっと難しいです。
でも、短いし。なんといっても見開き2ページ。

ペトラルカのソネット123番がなかなか進まないので、こちらに乗り換えようかと思います。こっちの方が好きだしね。
しみじみしたところがこの曲の好きなところなんですが、
解説を読むと「自然の中での春の希望と孤独感をメランコニックに歌う」とあり、
そういう見方もあるのか…
と、人によって違う感じ方の違いに思いをめぐらしては、
またもやしみじみしたりするのでした。

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チャイコフスキー ピアノ協奏曲変ロ短調

高校生のとき、ふと思ったんです。
家にピアノがあるというのは、もしかして自分の人生でもう二度とないのではないのかと。

そう思ったら急に焦り出して、今のうちにできるだけピアノを触っておかなくては、と、せっせとピアノを弾きだしました。楽譜もあれこれ買って。

でも最後にレッスンに行ってから何年も経ってましたから、下手でしたねえ。むしろ変な手癖がついて悪くなっていったような気がします。

その頃チャイコフスキーのピアノ協奏曲が大好きだったので、楽譜を買ってみたんですが、難しくて。譜面を読むのも辛い。それで最初の和音のところだけ弾いてました。そんなのでも楽しかったな。ああ~私はピアニスト~とか思いつつ腕を振り回してました。

その後、子供のときに使っていた楽譜を姉が持っていることが分かって、ハノンだのソナチネだの、見つかった分は全部貰ってきたのですが、チャイコフスキーがない。

本屋に行っても見つからない。
おかしいな、高校生の頃はその辺の本屋にもあったような気がするけどな…。
と思いつつ数年が経ちました。

ところが、梅田・茶屋町にジュンク堂の巨大ショップがオープンしまして、今日初めて行ってみたんですよ。

そしたら、楽譜コーナーでまさかの出会い。
おおー、これはこれは。どうもお久しぶりですー。

というわけで、どうせ殆ど弾けないくせにと思いつつ、懐かしさに負けて買ってきました。

で、弾いてみました。

やっぱりいいですね。
譜読みが遅いのは変わりませんが、それでも高校生の頃よりは速く読めるようになりました。
長く続けた甲斐があったなあ。

鍵盤の端から端まで手を移動させると、いかにもピアノを弾いてるって感じがします。
ああ~ ピアニストみたい~ うっとり~ (←浸っている)
ああ~ どうしてこんなにイキイキしてくるんだろう~
楽しい~

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2010年12月25日土曜日

初めてグランドピアノを買ったとき

4年前、発表会に向けて別れの曲を練習してました。
この頃はまだ自分の中では圧倒的にオーディオの方がピアノより大事で、マンションでは満足にオーディオの音量が上げられないのが最大の悩みでした。

その一方で、子供の頃使っていたアップライトピアノのこともちらちらと考えていました。
ピアノの置き場所がなくなって以来、姉が義理の実家に置かせてもらっていたのです。ずっと誰も弾いてませんでしたし、調律もしてませんでした。家族全員、ピアノに調律が必要だということを知らなかったんです。

その時は、やたらと広いマンションに住んでいたので、アップライトが入る程度の小さい防音室なら入りそうでした。

それで、そのピアノを引き取ろうと姉に連絡したら、もう既にないというのです。
姉の義理の実家が解体されることになり、ピアノは近くの保育園に引き取られた後でした。

そういうわけで、ピアノ引取り計画は消え、ピアノが欲しい気持ちだけがメラメラと燃えていたのでした。

ここまでくると、防音室つきマンションを探して引越しするまであっという間でした。
どんな風に考えても、満足できる音量でオーディオを鳴らしたい欲求とピアノを両立させるためにはそうするしかないと思えたのでした。

最初は防音室をオーディオ専用にして、当面は電子ピアノを使い、好みのアップライトをじっくりと探すはずだったのに、間取りをみて「これならグランドピアノが入りそう」と思った瞬間、グランドピアノを買う算段をし始める始末。

そんなわけで、引越した次の日にグランドピアノがやってきたのでした。
発表会の二ヶ月前です。

最初は嬉しかったんですが、別にグランドピアノで練習しても急に上手くなったりしないというのに気付くのに、あまり時間はかかりませんでした。

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MBTシューズ三日目:尻が筋肉痛で寝込む

昨日はMBTを履いて初めての出勤でした。
帰りがけにちょっと頑張って通勤路沿いに6km歩いたら、なんと1時間10分ほどで歩けてしまいました。

この間、同じ道を歩いたんですが、その時は2時間くらいかかったんじゃないかな。
ここ数年、歩くスピードが非常に遅くなってたんですが、見違えるようなスピードアップです。
こりゃ凄いわ。

と一人興奮しながら帰ってきたのですが、起きたら尻の上半分辺りが筋肉痛。
何気なく片足立ちすると特に痛みます。
痛いので今日一日寝てました。
ちょっと頑張り過ぎたようです。

2010年12月24日金曜日

聖メリークリスマスケーキの伝説・背徳編

特にクリスチャンというわけでもないのですが、
だからといってクリスマスケーキを食べないというのはもったいなさすぎます。
折角の、年に一回だけやって来るクリスマスケーキの日なのに。

というわけで、非クリスチャンの人のために、「12月24日は聖メリークリスマスケーキの日」ということにしようじゃありませんか。

聖メリークリスマスケーキおめでとう!


ところで、今日、自分の血液を顕微鏡で見たのですが、
思いっきり赤血球が数珠繋ぎになってました。
いわゆる血液ドロドロってやつです。

先日の血液検査の結果で、LDL(悪玉コレステロール)が基準値を遥かに越えていることが分かったことと合わせると、安穏としてケーキなんか食べてる場合じゃないような気がしないでもありませんが、

そんなことを考えると、スポンジケーキとクリームの塊を黙々と食べていられるのも今のうちだけ…という切実さをひしひしと感じる12月24日の夜なのでした。

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2010年12月23日木曜日

「裸足で歩くような感覚」のMBTの靴を買って歩いてみた

「Born to Run~」に出てくる靴に、ビブラムファイブフィンガーズというのがあります。
読んで字のごとく、爪先が五本指に別れた靴で、これを履くとまるで裸足で走っているような感覚になるらしい。
探してみたのですが、ブームが知らない間にやってきて去っていったようで、通販以外では見つからない。

それでキーワードを「ベアフット シューズ」に変えて検索してみたところ、MBTというのが引っかかりました。
この靴も裸足感覚が得られるらしい。しかも履くだけで姿勢が良くなるらしい。インナーマッスルが鍛えられて基礎代謝が高まり、免疫力が向上するらしい。痩せるらしい。

とまあ色々いいことずくめらしいので、ちょっと買ってみました。

この靴、専任のインストラクターにコーチして貰わないと買えないシステムになっています。というのは、わざと不安定な作りになっていて、靴選びから立ち方、歩き方まで教えてもらわないと簡単にこけてしまうからだそうです。

だそうです、と書くのは、実はすぐに慣れてしまい、よろけるチャンスがなかったのでした。
しかも、慣れると歩くのが実に楽しい。楽しいのでその場で履いて帰りました。それが昨日の話。

で、今日は2時間かけて散歩してきました。

これがね、履いて歩くだけで汗だくになりまして。
というのも、背筋を伸ばして正しい姿勢を保たないと上手く歩けなくて、
上手く歩こうとすると体中のあちこちの筋肉が総動員されるらしく、どんどん暑くなってきます。

脱げる服はどんどん脱いで、最後は長袖Tシャツ一枚になりましたがそれでも暑い。

歩いているうちは楽しいのでどんどん歩いてましたが、
家に帰りついたらいきなり疲れがどっときて、そのまま2時間ほど寝てました。

通勤でも使えるよう、普通の革靴のようなスタイルのを買ったので、
早速明日の出勤に履いていくつもりですが、
この分だとコートとマフラーは要らないかもしれません。
ひょっとしてジャケットも要らないかもしれません。
でも真冬にシャツ一枚で歩いていたら、変な人に思われそう。どうしようかな。明日が楽しみです。

「Born to Run 走るために生まれた」読了

この本は、あまりにも色んなことが書いてありすぎて、後から考えると何が書いてあったか思い出すのが億劫になるくらいなのですが、とにかく凄い。

・人間より速い動物は沢山いるが、人間より長く走れる動物はいない。

・人間は長距離を走るために進化した。誰でも訓練すれば100キロくらいは走れるようになる。400キロレースなんていうのもある。

・ランニングには、どんなハイテクスニーカーよりも裸足の方が適している。むしろハイテクであればあるほど足を痛めやすい。

・自分の限界を突破するための鍵は、愛と思いやり、そして笑うこと。

・気温50度の砂漠でも走れる人は走れる。

これを読み終える頃にはムラムラと走りたくなってくる、とあちこちの書評で書かれている通り、私も走りたくなったのですが、まずは裸足で歩く方にとりかかってみました。その話は次に。

2010年12月22日水曜日

カタツムリのようなペトラルカの譜読み

昨日は悲愴を通しで一回弾いてから、ペトラルカのソネット123番を途中から譜読み。
今朝は悲愴を通しで一回弾いてから、ペトラルカを頭から22小節目まで譜読み。

ペトラルカ、何がどうなっているのか、ちょっと分かってきました。
毎回頭からやってると、最初と最後で出来上がりが変わってくるので、
今回は途中から譜読みというやり方で行きたいと思うのですが、
気持ちとしては、最初から弾いた方が気持ちがいいんですよねえ。
ここが葛藤ポイント。

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2010年12月20日月曜日

ペトラルカのソネット123番:音を拾うだけで難航

まあそんなわけで、一夜明けて悲愴練習し直し。

やっぱりあれですね、自分の弾けるテンポで、テンポに乗って弾くと、ピアノって楽しいモンですね。
今まで何度も「とにかく速く弾かなければ」病を治さなければ、としつこく書いてましたが、やはり全然治ってなかったようです。

悲愴をちょっと弾いて、いよいよペトラルカのソネット。
これがまた、分かったような分からないような重音がてんこ盛りで出てきて、出だしから不穏な雰囲気。
こういう感じに弾きたいんですけどね。



これは、譜読みレベルでもたついてたら、つまらなくて死んじゃいそうという予感がします。
気持ちが盛り上がっているうちに譜読みを終わらせなければ…。

今日は全83小節中の29小節目まで見ました。
って昨日と同じですやん…。
こりゃたまらん。

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2010年12月19日日曜日

次の曲を考える

年明けのレッスンで何をやるか。
悲愴第2楽章、第1楽章と来たので、当然来年は第3楽章をやるものと決めていたのですが、
先生「第3楽章はねえ、終わりのところで速い下降があるから…」
先生、大丈夫です。そ知らぬ顔でゆっくり弾くのには慣れてます(←お前は何を言ってるんだ)。

譜読みレベルと言われた悲愴第1楽章を続けることも考えたのですが、
先生「もう長くやっているでしょう?飽きないかしら」
それは遠回しに先生が嫌気がさしてるって意味じゃ…、いやいや、先生の仰ることはごもっともであります。

ってな風に迷走しているのですが、
ここで気分一新、全然違う作曲家にトライするというのもあり。

来年はリスト生誕200周年です。リストよりショパンの方が一つ年上だったんですね。
ちなみに、今年はシューマン生誕200周年でもあったんですけど、知ってました?
私は全然知りませんでした。

リストが好きです。
どれくらい好きかといえば、レスリー・ハワードのリスト・ピアノ全曲集(CDで100枚以上ある)をコンプリートしているくらいです。
厳密にいうと、最初の1枚を買いそびれてるのでコンプリート-1なんですけどね。膨大な枚数なので大目に見てください。
あと、オルガン曲集、交響詩集、チェロとピアノのための曲集、オペラ、歌曲集、交響曲、などなど大量にCDを買い集めてます。ピアノのロ短調ソナタのCDは、以前コンプリートを目指しましたが、あまりにも多すぎて諦めました。でも随分買いましたよ。

しかし、未だにリストを弾いたことがない。
高校生のときに愛の夢第三番を独学で弾こうとしましたが、てんで話にならなくて諦めた経験あり。

何が困るかって、
リストは、気軽に挑戦できるような簡単な曲がないんですよねえ。
最晩年の「灰色の雲」みたいな小品は、まあ簡単といえば簡単ですけど、先生が指導に困るような気がするし…。そもそも楽譜がどこで手に入るやら。
「愛の夢第三番」とか「献呈」とかは、ちょっと甘すぎてイヤ。

色々厳しい条件の中でこれはと思うものは「ペトラルカのソネット第123番」。
これもリストの曲としてはアマチュアピアニストにはお馴染みの曲のようですが、そんなに超ウルトラメジャーではないところと、
ざっと譜面を見た感じでは、滅茶苦茶難しいようでもなさげなところ、

そしてなにより、ちょっと弾いてみただけで曲の中に引き込まれてしまいました。
これはいける!かも!

というわけで、もうちょっと譜読みを続けてみようかと思います。

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発表会終了

発表会が終わりました。

先生のコメント。
「3ページ目までは良かったけど、その後走ってしまった」
「まだ譜読みレベル」
「いつもそうだけど、まだ十分慣れてないうちにテンポを上げてしまう」

ううう(涙)。

傷心を癒すため、発表会の会場をそそくさと抜けて豪華ランチを食べに行ってきました。
クリュグというシャンパン、名前だけは聞いてましたが、今日初めてお目にかかりました。飲んだけど、何がそんなに凄いのかよく分からなかったな。
酔いが回ったのか眠くて電車に乗るのが辛かったので、タクシーに乗って帰ってきました。意外に高かった。ほとんど寝てたから気づかなかったけどぼられたのかな?
そんなこんなで大散財であります。

というわけで!

ちゃんと練習して仕上げて発表会に臨まないと、来年も大散財しちゃうよ!(→自分)

タクシーを降りてからちょっとだけ「なんでこんなにお金と時間をかけて辛い思いをしないといけないんだろう。もうピアノ止めちゃおうかな」なんてエヴァンゲリオンのシンジ君みたいなことをふと思ったり。

あー、自棄酒(『やけざけ』を変換したらこんな漢字が出てきました)飲んじゃおうかな。


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発表会当日:蝶ネクタイ

出かける時間が近づいてきたので、舞台衣装を着て練習。

この日のために、襞付きシャツと蝶ネクタイを買いました。
恥ずかしいから付けるかどうかずっと迷ってたんですが、こうして付けてみると、なんと惚れ惚れとするほどかっこいいことか。(ナルシストですみません)
やはり付けて行くことにしました。

襞つきシャツはフレンチカフで、要は袖先が二重になってるんですけど、これが幅が広くて、ピアノを弾くとき目障りです。結構じゃま。昔のピアニストはみなこのフレンチカフなんですけど、よくこんなのつけて弾いてるなあ。

毒も食らわば皿までよ、ということで、ポケットチーフも挿してみました。
まあ、蝶ネクタイのインパクトが凄いので、誰もチーフには気づかないでしょう。

後一回くらい練習してから家を出ます。

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2010年12月18日土曜日

発表会前日:人事を尽くして(ませんが)天命を待つ俎板の上の鯉

今日一日やったこと。

1) 起きる
2) ピアノ練習
3) あまりの下手さに不貞寝
4) 起きる
5) 食事
6) 2から5を繰り返す
7) 風呂に浸かりながらくよくよする
8) ピアノ練習
9) 開き直る ← イマココ

もう、こうなったらしょーがないですよハハハ(←目が笑ってない)

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発表会二日前になって音楽にとって一番大事なことを考える

練習するたびに、自分の下手さ加減に心の中で呻き声をあげる今日この頃ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか。

もう下手とかなんとか一人で言い訳していても、今更どうしようもない。
とにかく、この「止まりまくり、間違えまくり」な現状よりも当日上手く弾ける筈もない。

そんなぼろぼろな状態でステージに上がって、一体自分は何をすればいいのか。

というところから考えてたどり着いたのは
「少なくとも『音楽を演奏している』ということだけは忘れないようにしよう」
ということ。

とかく、どうすれば体裁を整えられるかということばかり考えてしまうのですが、
一番大事なのは音楽を演奏することで、

何がどうなれば音楽に聞こえるのかと考えると、
音楽の三要素であるリズム・メロディー・ハーモニーが感じられれば、音楽になるのではないかと。
この三つのことだけに意識を集中すれば、なんとかなるのではないかと。

まあ、その、
止まっちゃったらリズムも何もないんですけどね。

止まっても、自分の中のリズムを見失わなければ、きっと本当の音楽が聞こえるよ!
(…という具合になったらいいな…)

とりあえず、明日は「リズム・メロディー・ハーモニー」と一心不乱に唱えながらピアノを弾く練習を試してみたいと思います。

というところで今日は終了。

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2010年12月17日金曜日

もう時間がない。でも部分練習

今度の日曜が発表会じゃないですか。
時間がありませんぜ。

ってな感じに焦りつつ、ざっと通し練習してみましたが、
やはりつっかえるところはいつも同じで、
地味につっかえる箇所が減っては来ているんですけど、
まだまだ沢山あるんですよねえ…。

今日は中でも「止まった時に最も『今どこを弾いているか分からなくなってしまう所」に焦点を合わせてみました。
それはズバリ、137小節目と144小節目です。
この、右手があがっていくところが止まりやすく、かつ止まったときの焦り方が半端じゃないのです。

それぞれを、回数を決めずに弾いてみます。
いい感じになってきたらテンポアップ。
調子に乗って弾くとすぐに肘を固くして弾いてしまうので、そのたびに手を休めて腕を振ります。

お、なかなかいい感じで弾けるようになってきた。
というところでやる気が尽きたので止め。
明日の朝、練習の成果が出ることを期待して、もう寝ます。

今になって思うこと。それは、普段からこれくらい練習していれば…という、「父ちゃん、それは云わない約束でしょ」的、かつ「後悔先に立たず」的な繰言であります。

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2010年12月15日水曜日

昨日やった練習が今日身に付く

今日はどうしたわけか通し練習ばかり何度もやってしまいました。
通しは最初と最後の二回だけ、あとは部分練習だけ、というスタイルにしたいのに、なぜかうまくいかないなあ…。

そんな中で、昨日集中的に部分練習を繰り返していた箇所が、今日はキレイに弾けるようになってたのに感激。

「努力が素直に結果に反映される」なんてこと、ここ最近なかったような気がするので、これは非常に嬉しい。
そういえば昨日は異様に集中力が高かったような気がします。
集中力が高まっているときは、頭の中の靄が晴れてキレイに澄んだような感じになるので、そうと自覚できるんです。
惜しいことに、そういう瞬間は年に二回くらいしかやってきません。
なんとか、もう二回くらい、発表会までの残り三日で再現したい。

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発表会直前になって部分練習とか

オイゲン・ヘリゲルの「弓と禅」を昨日読み終わりまして。

今、自分にとって一番大事なのは、
上手くなりたいとか、発表会で失敗したくないとか思う気持ちから自由になることだなあ、
とつくづく思う今日一日。

さて。
楽譜がピアノの譜面台に開いたまま置きっ放しになっているので、ざっと見て一番弾けてなさそうな所を練習してみました。
その中でも最悪に弾けてない二小節を取り出して練習。

そうするうちに、左手が強張っているのを発見。

弾けない!と思っているから力むのか、フォームが悪いから力むのかよく分かりませんが、
とりあえず、左手だけ一音ずつ「打鍵→すぐに脱力」を確認しながらじっくり反復。

発表会直前にはもっと他にやることがある筈なのに
(どこで止まってもいいようにする練習とか)
どうして今頃になって部分練習が楽しくなってくるんでしょうか?

謎です。

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2010年12月13日月曜日

今日のレッスン:跳躍の手前が盲点だった

発表会直前レッスンです。

まず、今日は椅子の高さ調整に失敗して、高すぎました。
いつもは適当に調整して、それで別に困ったこともなかったんですが、なぜか今日に限って…。
これは気をつけないと。

さて、
先の記事で、テンポが上がらない/ミスタッチをする理由として

・指にはまってない
・あやふやな部分がある

を挙げたのですが、先生が言うには、問題はそこではなくて、

1)跳躍の直前で慌ててしまうのでテンポが上がる
2)弾き易いところでテンポが上がる
3)一旦テンポが上がると、そのまま進む
4)弾けなくなるまで1)-3)のループが続行

という悪循環が起こっているとのことです。

というわけで、跳躍の部分は前後の音だけを取り出して、テンポを保つ練習をやりましょう、と。
これが今日の宿題。

あと、ペダルが濁るので、もっと丁寧に踏みましょう、と。
これは難しい。
先生が濁っているのと濁ってないのを弾いてくれたのですが、あまりはっきり分かりませんでした。
どうも自分はペダルの濁りについて鈍感なようです。
一朝一夕には治りそうにない問題のようなので、長期的課題として取り組むことにします。
(とか書くと忘れそうだな)

最後、1~4小節目よりも5小節目以降がテンポが遅い問題について。
これはもうほぼ今年中ずっと言われていて耳タコ状態なのですが、最近意識してなかったためか、またぞろ再燃してきました。
先生は「もういいです」と言うのですが、できれば治したい。できれば。

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テンポが上がらない

発表会まであと一週間という土壇場で、やはり気になるのはテンポが遅いこと。
試しに出来るだけ速く弾いてみたら「やっぱりこれくらいでないと悲愴らしくないよねえ」と改めて認識。

なぜテンポが遅いのか、理由は分かってます。
まだ指がはまっていないから。
まだまだ、あやふやなまま弾いているので、速く弾くとミスタッチ続出なのであります。

どうすれば指にはまるようになるか。
これも単純で、単に今は弾き込みが足りないから。

ということで、発表会にはきっと間に合わないでしょうが、今一番やらないといけないことは、あやふやなまま弾いている箇所を絨毯爆撃で潰していくこと。

まあ、この曲は、私の60歳デビューリサイタルを飾る曲に決定しているので、焦らずやっていきましょう(と自分に言い聞かせる)


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2010年12月10日金曜日

発表会に向けて散髪してきました

ここ数年、髪は同じ美容院で切っています。
今は美容院って言わないのかな。ヘアサロン?とにかく、散髪屋じゃないところです。

男が散髪屋で一番悩むところは、どういう風に切るか髪型を質問されるところじゃないでしょうか。

今の美容院が気に入っているのは、初めて行ったとき「かっこよく、似合うスタイルに切ってください」と無理難題をお願いしたら、
本当にかっこよくて似合っていて、かつケアが簡単な髪型に切ってくれたからで、

なるほど、そこらの散髪屋とはここが違うんだな、と深く納得させられたのでした。

今日は「ピアノの発表会にふさわしい髪型を」と禅問答のような注文をしてみました。
こんなことを散髪屋で言ったら無視されそうですが、ここは真顔で聞いてくれます。

まあ、いつもの髪型とどう違うのかよく分からない仕上げだったんですが。

難点は、カットだけだと肩身が狭いところ。
美容院はパーマとかカラーとかで稼ぐのが普通らしいので、いつもカットだけではちょっと申し訳ない。かといってパーマとかカラーは気が進まない。
そんなわけで、今日はヘアワックスとスプレーを買ってみました。

いつもは鏡など見ないまま家を出るので
(寝癖とか気にしない。全く気にしない)
ワックスだのスプレーだの面倒くさいものとは無縁なのですが、

試しに付けてもらうと、垢抜け感が目に見えて向上。

身だしなみに気を使うというのは
実はストレス解消に役に立つんだそうです。

猫が興奮しすぎると、突然立ち止まって体を舐め始めるのと同じ衝動なんだとか。

発表会当日は鏡の前で奮闘することにします。

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ピアノ逃避症候群読書型

ただいま絶賛ピアノ逃避中です。

平たく言えば、本を読んでたらピアノに向かう時間がなくなりまして。
今読んでるのはクリストファー・プリーストの「限りなき夏」です。
物凄く季節に合ったタイトルざんしょ?ほほほ。

季節といえば、今朝は寒かった!
あまりに寒いので、途中の乗換駅でウドン食べようと決めまして、ワクワクしながら駅に着いたら、

ウドン屋が満員御礼状態でして。

同じこと考えている人多すぎ。
完全に出遅れました。
素直に諦めましたが、内心諦めきれない。
もうちょっと早く出ないといけませんねえ…。

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2010年12月8日水曜日

迫力の路上ライブ

梅田で晩御飯を食べてさあ帰ろうとすると、なにやら路上ライブをやっているではありませんか。
そういえば最近とんとその方面はご無沙汰だな~と思いつつ聞いているうちに、路上ライブをハシゴしたくなったので、その辺をぐるっと回ってみました。

JRと阪急の間の歩道橋の袂で、ドリカムを歌っている、なんだかやたらに上手いボーカルがおりましたので、ちょっと立ち止まって聴いていたのです。
すると、お巡りさんが両手でバッテンをしながら近づいてくるではありませんか!

え~中止ってことですか~。せっかく身を入れて聴いてたのに~。

このままではつまらないので、後片付けをしているボーカルの人に近づいてみたら、CDを売ってたので一枚買って帰りました。
なぜかサインもしてくれました。

帰宅してCDを聞いてみると、期待以上にいいです。
ググってみたら、なかなか経歴が長い人でした。
YouTubeにも上がっていたので、一つ貼っておきます。




いやー、なんかすごい迫力でした。
こんなに上手いのに、路上ライブをやってるなんて…。

音楽で身を立てていくのってしんどいんやなーと思った夜でした。

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2010年12月7日火曜日

悲愴第一動画up:暴走モードで自滅

久しぶりに動画をとってみました。

アレグロナントカカントカ…のところからいきなり暴走してしまいまして
止まりまくりの
外しまくりで

ヒジョーに恥ずかしいのですが、
これを良い教訓にして
明日の励みにしたいと思います。まる。

あ、すごい雑音もどきですので、
全然音楽になってませんので、
悪い予感がする人はここで引き返されることをお勧めします。



あー、これが譜読みして一週間目です、とかならどんなにいいか…。

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昨日のレッスン:肘と首と背中

「指先に意識を集中する」とか「肘から力を抜く」とか書いてきた最近ですが、
その成果はレッスンでいかに現れたか!
先生、コメントどうぞ!

「首と背中のコワバリが取れましたね」

え…、肘じゃなくて?
首?
背中?

思いも寄らないコメントにしばし絶句。

しかし、そういわれれば
「上半身でテンポを取らないでね」と、以前何回か注意をされたことがあるのですが、
その時に先生が私の真似をして上半身を前後に揺すってみせたとき、
確かに首と背中が一体成型のように固まってました。

今までそんな風に見えてたんですか(汗)。
恥ずかしい…。

まあそれはそれとして、
「背中が固くならなくなったのはいいけど、スタッカートがボヨンとなってしまった。もっと指先をクックッと素早く動かしてね」

はい。

「1ページ目、またテンポが早くなったり遅くなったりしてきましたよ」

あー、これは自覚ゼロ。
左手をもっと静かに弾こうと思うあまり、テンポのことはすっかり忘れてました。
あちらを立てればこちらが立たず。(あれ、逆だったかな)

帰宅してピアノに向かってみましたが、
首と背中の力を抜くというのは難しい。
そもそも、力が入ってるとか、分からんです。
肘の力みなら自覚できるのになあ。

自分の体のことが分からない…。

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2010年12月6日月曜日

焦るなあ…

ブログを更新しようとしたところで、
なにやら焦燥感に襲われまして、
ちょっとピアノを練習してきました。
あー、今週もあんまり練習できてない…。明日レッスンなのに…。

ちょっと練習したところで何ほども進まないんですが、少し気休めになりました。
明日の朝、できるだけ早起きして練習しよう。そうしよう。

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2010年12月4日土曜日

「ピアノが弾けたらいいなあって思ってるんですよ」

昨日は職場の忘年会でして。

何かの弾みに、私の上司の上司が「中学から大学までホルンをやってた」と話して、一同ビックリ。
意外なところに意外な経歴の持ち主が。
それで「サックスやってます」とか「昔ドラムやってました」とかいう流れになりまして。
その中で
「ピアノが弾けたらいいなあって思ってるんです」
という声が。
「ピアノかバイオリンをやってみたいんです」
ほほー。
「上原彩子みたいに弾けたらなあと」
…私も彼女くらい弾けたらなあと思います。

家に帰って、布団の中で今日一日の会話を反芻している内に、
ピアノを習っているというのは当たり前のことじゃないんだなあ、とかあらためて考えてみたり。
家計に余裕がないのに、子供にピアノを買ってくれた両親について考えてみたり。

色々考えてなかなか眠りに付けない忘年会の夜でした。

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2010年12月2日木曜日

変な充実感

悲愴第1楽章、指が慣れてないところが多すぎて困るんですが、
とりあえず、一番外しやすいところを攻めてみました。
右手が上がっていきつつ左手が下がっていくところ。

同じようなパターンでちょっと違うのが2通りあるので、チョイチョイ間違えるんですよね。
最初のはシに♭がついてるけど、2回目に出てきたときはナチュラルになってたりとか。

で、今日は2回目の方を攻めました。
何度やっても外すので、片手ずつ。

右手を繰り返していると、手が痛くなってきたので左手に交代。
左手も痛くなってきたので、今度は右手に交代。
右手がまたもや痛くなってきたので左手に交代。
左手が(以下省略)

ってなことをやっているうちに両手とも疲れたので止め。
この間、20分くらい。
最後に両手を合わせて弾いてみたら、これが驚くほどスラスラ弾けたりして。
いや、シのナチュラルは依然として間違えてますけど。

手が疲れるほど練習したのは、いつ以来だったっけ?
最近、あんまり真剣に練習してなかったってことですかねえ。

変な話ですけど、練習して手が疲れると
「いかにも練習しました!」って感じで
妙な充実感があります。
脳に変な汁が出ているような、尋常じゃないモノを感じます。
ちょっと多幸感混じってます、ってな様子。
ちょっとナチュラルハイになってます、ってな様子もあり。
困るなあ、これから寝るというのに。

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2010年11月30日火曜日

力みを捨てて指先に意識を集中する

今日は本番の練習。
本番ではリハがなく、会場に行ったらいきなり弾かないといけないので、
そのつもりで、いきなり通しを弾いてみました。
ビデオにとりましたが、あまりにも止まりまくり、弾き直しまくりで、2分でイヤになって見るのを止めました。

まあそんなこんなで部分練習。
昨日書いたリズム変奏をやってみました。

30回ほど弾いてみると、なんか腕に違和感が。
肘が動いてない。力んでしまってカチカチになってます。

「力まない。力まない。手首から肩まで全部チカラを抜いて、指先に意識を集中する。」
と唱えつつ練習を繰り返していくと、
なぜか、フワフワと気持ちが良くなっていくのです。

お、なんか悟りを開いた感じ。

ピアノで解脱できそうです。

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2010年11月29日月曜日

今日のレッスン:先生に感謝

今日のレッスンの最後に先生に貰った一言。
「腱鞘炎に気をつけてね」

いや、そんなには頑張ってませんが、
とりあえず、今日の進み具合は目覚しかったようでございます。
(焦って練習したので、どれくらい練習したか覚えてませんが)
実に喜ばしい限りであります。

ということで、先生が言うには、もうテンポはこれくらいで十分であると。
それよりも、弾けてないところを確実に潰していきましょうと。

で、弾けてないところを幾つか指摘して(これがまた、自分が自覚してないところばかりだと云う不思議…)、
リズム変奏のパターンを譜面に書いて、
これを一日一種類でいいから30回やりましょうと、仰られたのでした。

リズム変奏のパターンは、ハノンを見ると22種類ありますが、先生が書かれたのは以下の六つ。
(先生が実際に書かれたのは音符ですが、ここではカナで代用)

タータ タータ
タータータタ
タータタター
タタターター
タータタタ
タタタター

(なんか書いているうちにゲシュタルト崩壊が…)

このリズム変奏はもう何度も色んな楽譜に書かれてすっかりお馴染みなのですが(←ならなぜやらない?)、
先生は初めて書くかのように楽譜に書いてくれます。
先生について10年になりますが、絶対に「これは前にも言ったでしょ」とか「何度も同じことを言わせないで」と云った類のお小言は仰いません。
先生の忍耐強さにはいつも甘えさせてもらっております。
先生に感謝。

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発表会用に楽譜をコピー

練習が滞りがちな昨今ですが、
明日がレッスンとあっては、
ましてや、発表会まで後3回のレッスンを残すのみとなっては、
何もしないわけにもいかず。

とりあえず、コンビニへ楽譜のコピーを取りに行ってみたり。
実は、去年からずーっとクソ重いベートーベンソナタ集をレッスンに持っていっておったのです。
コピーを取れば軽いのにと思いつつ、2年も続けると慣れてしまったのでいいのですが、

発表会は暗譜で弾けるほど覚えてないのでコピーを使います。
覚えるほど弾かないと発表会で弾けないわけで、実際は一度も見なかったりするんですが、ないと不安なので、お守り代わりに譜面台に置いてます。

毎年コピーを持ち込んで弾いているのですが、
今回はA3が4枚ですから、テープでつないで譜面台に載せると、めちゃ長いわけです。

縮小コピーをとることも考えましたが、あと3週間で縮小した音符に見慣れられるかどうか不安なので、
迷った挙句、糊で貼り合わせて本のようにしてみました。
これだと楽譜と変わらないわけですが、まあその辺は気にしない。
使っているアラウ版は、上手い具合に、ページをめくるところは片手だったりフェルマータがついてたりして、実にめくり易いのです。
編集者に感謝。

できた譜面を使って、めくる練習。
うまくめくりにくいので、紙テープで取っ手をつけて、めくり易いようにしてみました。

ビデオで撮影しながら通しを練習。
あがってしまい、妙なところでけつまずき、弾きなおし連発。
通しを10回くらい撮影して、いい加減気力が尽きて止めました。

合間に部分練習をはさんだりしたので、出来は最後の奴が一番良かったんですが、
それでも「なんだか練習不足の人にしか見えないなあ」とか「肘が硬いなあ」とか、後ろ向きの感想しかでてこない。
何のために練習しているのか…とか、つい考えてしまったり。

あー、いかんいかん。
こういう時は寝るに限ります。
というわけで、おやすみなさい。

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2010年11月25日木曜日

ビデオで撮影して落ち込む

読者諸兄におかれましては、
去年の夏頃に買ったビデオカメラのことを覚えていらっしゃますでしょうか?

実はですね、
ビデオカメラはいつも変わらずピアノの側にスタンバイしていたのですが、
あまりにも同じ場所に置かれたために、持ち主にとって空気のような存在と化し、
数ヶ月の時を経て、やっと持ち主に思い出されたという、
忠犬ハチ公も涙を流さずにはおれない、哀しい身の上であったわけです。

まあそんなわけで、悲愴第1楽章、初撮影、やってみました!

見てみました!

…しょんぼり。

止まりすぎ。
間違えすぎ。
遅すぎ。
強弱なさすぎ。
手首堅すぎ。

発表会まであと23日。
23日でなんとかなるんでしょうか。
いやいや、弱気になってなんとする。
ここはなんとかなると信じなければ!
ければ!
ば!

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2010年11月23日火曜日

今更ながら片手練習

悲愴第1楽章の中でも特に出来が悪い最後の2ページを今日はシツコクやってるわけですが、
とにかく止まる、つっかえる。

8小節くらいをずーっとやってるんですけど、なんだか全然頭に入らない。指が覚えない。
これはいくらなんでも変でしょ、ってわけで、
試しに右手だけ弾いてみました。

これがバシッと大当たり。
右手だけなのにキッチリつっかえてます。

最後の2ページは他の箇所も右手がスラスラ弾けないところ多し。
これがガンだったのか。
そりゃ片手で弾けないところが両手で弾けるわけはありませんわなあ。

というわけで、今までうまくいかなかった理由が分かって嬉しかったり、
なんでもっと早く気がつかなかったのかと悔やんだり、
その合間合間に昼寝をしたり散歩をしたりと
大忙しの一日でした。

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2010年11月22日月曜日

今日のレッスン:丁寧に弾く

演奏時間が長すぎるので、今日はテンポをあげて弾いてみました。

…で、先生のコメントをまとめると
「テンポを上げて雑に弾くより、弾けるテンポで丁寧に弾いた方がいい」
「今までのテンポで十分なので、丁寧に弾くことを心がけましょう」

今まで何度も言われたことなので、あーやっぱりなーと思いつつ
"今のテンポでも十分"と言われたことが嬉しかったり。

「丁寧に弾く」の具体的な内容ですが、

・フレーズの最後の音は「丁寧に」弾く
「ちょっとだけ弱く弾く、音の長さを大切にする」の二点がポイントのようです。

・リズム
チャカチャカ速いところ(Allegroナントカから始まる箇所)は二分の二拍子なのですが、これを四拍子で弾いてました。
「ズン、チャッ、チャッ、チャッ、チャッ、じゃなくて、タッタッ、でね」

直された箇所に気をつけて、いつものテンポで再度弾いてみます。

「ほら、さっきよりもずっと良くなったでしょ?」

さっきより弾き易いです。
セカセカした感じがなくなったからかな。
品が良くて落ち着いた感じがします。

「あとは、『終わりよければ全てよし』最後の2ページをもっとよく弾きこみましょう」

うーむ。確かに最初の2ページに半年くらいかかってるので、どうしても後のページは出来上がりが落ちるんですよねえ。

これからは、後ろの方に時間をかけて練習しよう。

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発表会まであと一ヶ月を切って

発表会まであと一ヶ月。

現状の課題1
ひっかるところ沢山あり。

現状の課題2
テンポが遅い。
大体7分と少しの曲なんですけど、今は12分くらい。ちょっと遅すぎ。

現状の課題3
やる気が出ない。(←出してください)

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2010年10月18日月曜日

もっときれいな音で弾きたい

前回のレッスンに引き続いて、今回もまたまた練習ゼロでして、
重い足取りで教室に向かったわけです。

で、20分かけて一通り弾いた後で、この間聞いたショパンコンクールの話なんか
少ししたり。

2次予選の1日目を聞いたんですが、ある人の最後と次の人の最初が同じ曲だった訳です。
で、
二人目の方が断然音色がいい!
最初の幾つかの音からして全然違うなーと思ったわけです。
ああいう風に弾きたいなーと思ったものでした。

やっぱり、どうせ弾くならいい音で弾きたい。
っていうかいい音を出したい。

という話をすると、
「じゃあ、まず音のバランスをとる練習をしましょうか」
ということになって、

左手が忙しくトレモロしまくり&右手の重音が連続するところの弾き方を教わりました。

左手については、可能な限り静かに。
右手の重音は、高音を出し、低音をひっこめる。

で、高音側を出す練習。

まず、重音を弾く手つきで、高音だけ弾く。
次に、低音側は指を鍵盤の上に載せるだけで、音は出さない、高音だけ弾く。
次に、低音側をほんの少しだけ出す。

三つ目のステップが結構難しくて、
「いつもここが汚い音になるんだよね~」とうっすら思ってた箇所は、全然コントロールが効かず、ほんの少しだけ出したつもりが大きくなってしまい、「ああ、やっぱりね…」と思ってしまうのでした。

ともあれ、これをクリアすれば、汚い音からきれいな音へ脱皮できるかもしれないわけです。

~~~~~~

いつも思ってることですが、
どうも、ピアノを弾いていて「音楽を演奏している」という手応えがないのです。
なんかこう、音楽的じゃないっていうか、
もう一つ、ナニをしているのかよくわからないっていうか、
うまく言葉にできないのですが、なんかもやもやしているわけです。

~~~~~~

旋律を出して、残りは引っ込める、
そんなことはいつでも気をつけてますぜ、っていいたいところなのですが、

今日ならったやり方で今一度練習してみると、「音楽を演奏している」という雰囲気がかすかに漂ってきました。

これはウレシイ。っていうかオイシイ。

~~~~~~

ただの練習でも、音楽的な音を出せているか、そうでないかで、やる気が違うような気がします。
あんまり音楽的じゃない音を出し続けてると耳が疲れるし、やる気も削がれてしまいます。

どうせ弾くならきれいな音で弾きたい。
そうすれば、どんなに単調な練習でも楽しく弾けそうです。

~~~~~~

きれいな音に少し近づけたおかげで、ちょっと元気が出てきました。

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2010年9月29日水曜日

朝錬:手のつけやすいところからやる

手が慣れてないところがドドっと増えたのでどこから手をつけていいものか分かりません。

とりあえず、
・後ろから
・最小の努力で最大の効果が上がるもの

を探すと、297-298小節目が良さそうです。
和音がややこしいんですけど、たった2小節だから集中してやれば覚えられそう。

というわけで、今朝は一回通し練習をしてから、この2小節をやりました。
今朝は早起きできて良かった。

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2010年9月27日月曜日

本日のレッスン:最後まで弾けました

無事、最後まで弾けました本日のレッスン。

弾き終わった直後、「凄い!寝ずに練習したの?」とか色々先生に褒めてもらいました。ウレシイ。

弾くだけで20分かかったので、後は運指をちょっと直してもらい、強弱に気をつけるポイントを指摘してもらいながら半分ほど弾いて終了。

いやー、良かった良かった。
この2週間の努力が報われました。

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2010年9月26日日曜日

明日のレッスンでは終わりまで弾きたい

前回のレッスンでは、4ページ目の終わりまで弾く予定が6ページ目の終わりまで弾いてしまいました。

明日のレッスンでは、どうせならあと2ページも弾いて全8ページ最後まで弾いてしまおう!

今、試しに全部通して弾いてみたら17分かかりました。
前回のレッスンでは6ページ弾くのに20分ほどかかってましたから、これは大進歩。
素晴らしい。

しかしその一方で、発表会まであと3ヶ月を切ったという状況。
発表会に本当に間に合うのか、危機は続きます。
急げヤマトよイスカンダルへ。

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2010年9月21日火曜日

他人の演奏を見たり自分のを聞いたり

昨日の和音の連続、練習を続けているうちに、ちょっと明るい光が見えてきました。
残りの2ページもちょっとやったり、トレモロの部分を思い切ったスピードで弾いてみたり、色々ちょこちょこやってると結構時間が経つもんです。

合間合間に、YouTubeで他人の悲愴1を聞いて「こんなのなら自分でも出来そう」(←めちゃ尊大)、過去の自分のアップしたのを見て、あまりの下手さにめげたり、一喜一憂に忙しく、なんだか疲れちゃいました。

総じて見ると、今日はなんとなく成果が出たような気がします。
明日も頑張ろう。

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2010年9月20日月曜日

なかなか頭に入らない

悲愴第1楽章・6ページ目の下半分(全8ページ)。
この右手の和音がなかなか頭に入りません。
同じような形が一音ずつ上がりながら三回繰り返されているのはわかっても、そこからがなかなか…。

ああああああ~~ジレッタイ~~~~!!

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2010年9月14日火曜日

だんだん指が動くようになって楽しくなってきた

ピアノを弾くのがストレス解消、という人の気持ちが分からなくて、随分長い間もやもやしてました。

最近、やっとそういう人の気持ちが垣間見えてきた気がします。
指が動くようになった、っていうか、頭の中と指先がダイレクトにリンクし始めてきたって感じ。

カラオケで歌う時の快感とちょっと似てます。

ちょっと嬉しい。

以前、先生に「カラオケで歌うのは楽しいのに、ピアノを弾くのはどうしてこんなに難し(くて辛)いのか」と聞いてみました。

先生の説明は結構長かったので要約すると、
自分の声帯を使うのと、自分の体の外にある楽器を使うのには大きな隔たりがあるから、
だそうです。

ピアノを弾ける人がサックスに初めて触って、ピアノと同じように楽々と吹けるわけじゃないでしょ、と。
なるほどねえ。

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今日のレッスン:勢いで2ページ余計に進んでしまった

今日のレッスンに向けて、悲愴第1楽章、全8ページのうち4ページ目を集中攻撃、じゃなくて、重点的に練習してきました。5ページ目以降は相変らず未知の荒野です。最近、人が通った形跡がちらほらあるけどね、まだ小道も出来てません。そんな感じです。

さて、レッスンはいつも今日見てもらう分を全部弾き、先生は聴きながら今日の指導内容を考える、という流れになっています。だから2曲やるときは2曲とも最初に弾く、と、そんな具合になります。

で、ですね、頭から4ページ目の終わりまでを今日見てもらうつもりだったんですが、

あいにく、4ページ目はフェルマータで終わってるんですよね。

フェルマータ君の期待に沿うべく、音を目一杯引き伸ばしてたら、
先生、ページをめくってしまうじゃありませんか!

「あ、先生、そこは…」と言えず、やむなく弾き始めました。
困ったなあ、まだ小道もできてないのに…。

途方にくれながら、えっちらおっちら弾いていたら、6ページ目の終わりまで行ってしまいました。
さすがにここで勘弁してもらいました。
時計を見たら20分もかかってましたよ。
先生、残り時間が10分しかないです。

そんなわけで、今日の指導内容。

・1ページ目。ペダル、音が濁りすぎ。
・覚えられないところは、まず和音で弾いてみよう。トレモロの部分は最初のうちはオクターブで代用して、まず音を覚えよう。

・左手のバスと右手だけで弾いてみよう。
ってなんのことか楽譜がないと訳分かりませんよね。

ここのところ。左手が、何がしたいのかよく分からんので困っておりました。
先生の解説によると、この左手は、

ソ~シ~ド~ファ#~

というバスの流れと、

ソ~ソ~ソ~

という同音連打の組み合わせである、と。
最初のうちはバスと右手だけを弾いて、音をよく聞いてから、ソ~を足しましょう、と。

言いながら先生がさららっとお手本を弾いてくれました。
なるほど納得。

・上の写真で、右手にトリルが登場してますが、ここは、まずはミファミレミで良いと。余裕があったらもうちょっと長くしてもいいけどね、と。いうことでした。余裕…いつできるのかな(遠い目)。

ということで大幅に進んだ一日でした。

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2010年9月11日土曜日

十数年ぶりに腕時計を買いました

腕時計というのはなければなくてなんとかすむもんで、
特に、携帯があればそれですんじゃうんですよね。正確だし。
それにピアノを弾くときには外すように先生に言われてからは、はめたり外したりするのが面倒になって、ますます縁遠くなり。

そんなこんなで、去年手持ちの腕時計を思い切って全部捨ててしまいました。
いつか買い直す時はこんなシンプルでデザインのいいのが欲しい、と思いつつ。


じゃじゃん、知っている人は知っている、パテック・フィリップのカラトラバです。
知らない人が見たら100均ショップで買ったのかと言われそうな見かけのこの時計、
先日、時計屋の広告が目に入ったのをきっかけに店に入ったところ、なんと180万円の値札をつけて陳列されてました。
それはちょっと買えません…。

しかしこれで時計熱が突然燃え立ってしまい、
あれやこれやと物色していたのですが、
結局こちらの時計で鎮火することができました。
エポスというメーカーで、3336という愛想のない名前が付いています。
実はエポスというメーカー、昨日初めて知りました。調べたら素性の怪しいものではなさそうだったので購入。
カラトラバの二十分の一という値段もナイスです。
(それでもフツーの感覚からすれば十分高いような気がするけど、気のせいかな…)
表も裏も透けていて、動いている歯車がよく見えます。
僅かに残った部分にチマチマと施された彫刻だの、せっせと動く歯車だの秒針だのを眺めているとなぜか心が和んでしまい、時間が経つのを忘れます。
秒針が動いているのを見ているだけでも5分くらいはあっという間に経ってしまいます。

腕時計(に限らず、小さくて細々したもの)に心を癒す効果があるということを、初めて実感しました。
こうやって時計マニアは生まれていくのですね、きっと…。

2010年9月9日木曜日

こんなにベートーヴェンが好きだとは知らなかった

中2の時にラジカセを買ってもらいました。
喜んだのもほんの束の間、カセットテープを買おうにも乏しい小遣いではなかなか思うように買えませんでした。
父親に訴えると、要らないテープをくれました。

何か録音してあるので、とりあえず全部聴いてみました。
ジャズとかクラシックとか、色々あったな。

興味を惹かれたのは上書きしないでとっておき、時々聴きかえしました。
飽きたら録音用にまわしました。

そんな風にしてしばらく経つと、上書きされずに残ったテープがありました。

青いプラスチックのケースに白いカセットテープが2本入っていて、テープのラベルには「スタンゲッツ」と走り書きがありました。


なんかピアノ曲なんですけど、作曲家も演奏者も分からない。曲名も知らない。
どう聴いてもジャズには聞こえないので、少なくともスタンゲッツじゃないことは見当がつきましたが、どういうわけかそれ以上のことは知ろうという気が湧きませんでした。

その問題のテープに入っている曲の名前が分かったのは、働いて自分でなんでも買えるようになって、CDを集めだしてから。

このテープはベートーヴェンのピアノソナタ集でした。6,7,30,31,32番。

曲名が分かった時はめっちゃびっくりしましたね。
だって、月光とか悲愴とか熱情とかを書いた人とは全く思ってませんでしたもん。
全然似てないじゃないですか~。
こんなの言われないと分かりませんぜ。

それに、一つの連作だと思ってた曲が、実は第30,31,32番の三つのソナタだと判明した時にもびっくりしました。続けて聴くと、全然切れ目がないように聞こえるんですが、そう思うのは自分だけでしょうか。未だに第31番が独立したソナタという事実に抵抗を感じます。

いや、それにしても第6番は好きだな。
この曲を聴くと、土曜の午後の窓から射し込む明るい陽射しを思い出します。
やっと週末が来たー!という開放された気持ち。

第7番も好きです。どっちも弾いてみたい。

となると、現在進行中の8番を入れると弾きたい曲は合計6曲というわけで、
こんなにも自分がベートーヴェンラブだったとはつゆ知らず。

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2010年9月8日水曜日

ヴィラ=ロボス「野生の詩」

昨日の記事で「遠い将来弾きたい曲」をリストアップしましたが、記事をアップロードしてから読み直すと、リストとフランク以外は全員ドイツ人だったことに気づいてしまい、ちょっと焦ったのでした。

いや、ドイツロマン派至上主義とかじゃないんです。他にも好きな曲は一杯あるんですよ、

と思って首をひねりましたが、なんかドビュッシーとラヴェルしか出てこない。
おかしいなあ近現代音楽も沢山聴いてるのになあ。
さんざん考えて出てきたのがこれ。

ヴィラ=ロボス「野生の詩」です。
写真のCDは、マルク・アンドレ=アムランの1994年の録音。
このCDでの演奏にはハートときめきまくりです。
何がどういいのかうまく言えませんが、
聴いているうちに、脳内に何かが分泌されてハイになるのが自分でも分かります。
最初聴いたときは、あまり何も思わなかったんですが、
二度三度と聴いているうちに、これは!と思って、それから段々とはまりまして、
一時はこればっかり聴いてたなあ。
でもその頃はピアノを再開するなんて全く考えてなかったので、これを自分が弾くということにはまるで考えが至らなかったのでした。

あ、アムランはハイペリオンレーベルから同曲を再録音していますが、そちらではハートはピクリともしなかったことを付け加えておきます。

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