2021年1月29日金曜日

レッスンでアガってしまう

今更遅すぎるのですが、あけましておめでとうございます。今年も本ブログをよろしくお願いします。

皆さまのピアノ弾き初めは何だったでしょうか。私は一年の計は元旦にありということで、なんとリストのロ短調ソナタを譜読みしました。

ポツリポツリ弾いて最初の1ページだけなんとかこなしました。まあ音数も少ないし、なんとかなるもんです。

そしてポツリポツリの割には満足度が高い。「あのロ短調ソナタに遂に手を付けてやったぜ!」ってなもんです。


ところで、前回の記事から色々ありました。

まず、なんとシンフォニア第2番が終わりました。

途中なんだか分からなくなって止まってしまったのに、「音の間違いも無かったし、三声の弾き分けもちゃんと出来ているのでこれで終わりにしましょう」と先生に言って貰えました。

本当かなあ。全然弾き分けできてる気がしないんだけどなあ。

また、ベートーヴェンのソナタの譜読みがあるのでバッハは一旦中止することになりました。

正直に言ってこれは嬉しい。譜読みしないといけない曲が二つもあると苦しいししんどいです。


そしてベートーヴェンのソナタ第30番第1楽章の初レッスン。

練習を始めた時は全然弾けなくて、一音二音弾くたびに止まって楽譜見て、また鍵盤見て一二音弾いて止まって、という悲しい状態でした。

しかし、

運指を何度も考え直して一番楽な動き方を研究したり、

三度上がってから四度下がってまた二度下がって…と音の動きを一つ一つ書き出してみたり、

頭の中の鍵盤で頭の中の指を動かしてみるシミュレーションをやってみたり、

と色々やっているうちに、止まる個所が無数にある状態から数えられる程度に減りました。まだ最初の2ページだけですが。

年末まではこんな具合にして、自分としては珍しく毎日練習してました。

年明けからはちょっと軽い燃え尽き状態になって殆どピアノに触ってませんでしたが、レッスン三日前からまた練習を始めました。

そして迎えたレッスン当日。なんとアガってしまい体が強張って指が動きません。ちょっと込み入った和音を間違えてしまい、何度も弾き直してしまいます。そんなことはピアノを再開した頃以来です。

なんでアガってしまうんでしょう?発表会でもないのに?

後でつらつら考えた結果、出した結論は

「自分への期待値が高過ぎるから」

ということです。

あれだけ練習したんだから、その結果を出さなければ。上手くやらなければ、いや上手くやれるはず。

と気負いこんで手の動きが固くなってしまったのではないか。

実際、次のレッスンにはあまり練習しないまま行ったのですが、今度はアガらずにいられたので、前回ほどの酷い弾き直しもなく進みました。ちゃっかり3ページ目後半まで進んじゃったしね。

普段でも、気が付いたら息を止めていたり体に力が入って固くなっていることがあるので、むしろ今までリラックスしてレッスンを受けていたこと自体が不思議。

リラックスを心がけたいと思います。

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