2010年5月26日水曜日

スーツのジャストサイズに対する意識がガラッと変わった

さてさて、
スーツカンパニーで19,950円のスーツを買って、家でしげしげと鏡を見て考えました。
あんまり細身じゃないやん。
いや、細いんですけど、全然ピチピチピタピタじゃないんです。
ちょっと袖が長いし。

スーツカンパニーでは、身長の5cm刻みにスーツを展示してありまして。
174cmの私は迷わず175cmのスーツを選んでいたのですが、これが敗因だったのかもしれない。
翌日、再度スーツカンパニーに行き、170cmのサイズの物を買ってみました。
先に買ったのは黒だったので、今度はライトグレー。
キッドモヘヤ15%入の、ちょっとイイヤツです。29,925円(裾直し代込み)。

これも早速着てみたのですが、
あにはからんや、
全然ピチピチじゃない。
パッツンパッツンでもない。
見た目の違和感がない。
むしろ、今まで買ったスーツの中では一番似合っている気がします。
っていうかカッコいい。

服そのもののサイズはものすごく小さいんですよ。
オーダーメードで作ったスーツと比べると、肩幅で3cm程度の差があります。

今までは、ジャケットは肩パッドも芯地もガッチリ入れて上半身をマッチョに見せるのが本道だと思っていたのですが、
そういうわけで、トム・フォードも、リージェンシーモデルより肩パッドが張り出していて肩幅を広く見せるバッキンガムモデルの方が好きだったのですが、
補正パーツを山盛り入れなくても、細い体をそのまま見せても、別に問題ない、っていうかむしろカッコいい。

今まで自分が信じていたのはなんだったんだ?という気分です。
一晩で意識が反転してしまいました。

困るのは、トム・フォードのスーツがブカブカに見えてしようがないということ。
生地も作りも、もちろんトム・フォードの方がずっと上なんですが、
(値段も20倍以上違いますが)
サイズが合ってないと思うと着る気が…。
どうしようかなあ…。

ポジティブに考えれば、
これを糧にして1ステージ上がったのだから素直に喜びましょう、

ということで。

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2010年5月22日土曜日

ピタピタスーツの風潮に負ける

昨晩ふと気づいたら、春夏物のスーツが一着もなかったのでした。

去年の暮れにスーツをオーダーした話を書きましたが、
皺になりにくいように分厚く硬く織った、ハリもコシも強烈にある生地を選んだので、
真冬に着る分にはいいんですけど、
春に着るにはめちゃくちゃ暑いんです。

去年、色々沢山の物を捨てましたが、あれからスーツが増えまして、
今数えたら8着ありました。

その中で最も愛用しているのはイオンの9800円スーツです。
ウール50%ポリエステル50%の生地で、
毎日着ても皺になりません。

スラックスは畳んでネットに入れて洗濯機で洗い、
シワを伸ばして日陰干しにしたら、
アイロンをかけてないのに皺が綺麗に取れてました。
イオン恐るべし。

そんなイオンスーツにも不満あり。
肩幅がちょっと余るんですよね。
それが微妙に気にかかります。
もうちょっとフィットしたスーツが欲しい。

ユニクロの+Jのセットアップスーツもありましたが、
皺になりやすいのと、
袖丈がちょっぴりだけ、しかし見逃せない程度に短いのが気になって、
殆ど着てません。
このままだとゴミ箱行きになってしまいそうです。

去年の9月にオーダーしたスーツは、サイズはピッタリだし、
ウール50%ポリエステル50%の生地で皺になりにくいし、
問題はないのですが、
イオンの9800円を着潰してやろうとしているうちに出番がなくなってしまいました。
しかも、イオン、なかなか着崩れしないし。

で、ここからが本題なのですが(すみません前振り長くて)、

大阪のJR環状線を、朝のラッシュ時に乗っていると、
何か違和感をヒシヒシと感じます。

周りは一面のダークスーツ姿。
それも、体にピッタリ張り付くようなスーツの着用率が異様に高いんです。

こういうピタピタスーツが何年も前から流行していることは知ってましたが、
アレは20代くらいの人が着るものだと思ってました。
大体、動きにくいしね。
何度か試着してみましたが、椅子に座るのにも、ジャケットを羽織るにも一苦労です。

そう、ジャケットを羽織ると何気なく書きましたが、
ジャケットって着物感覚なんですよね。
しかし、
ピタピタジャケットは、
羽織るというよりは装着するという感じがピッタリです。
袖を通すとき、気をつけないと背中が破れそうになります。

このような、
全く実用的でない、
体の線をピッタリ出して何が嬉しいのかと問い詰めたくなるような代物が、
環状線のホームにも車内にも着々と広がっておるのです。

「スーツは動き易いのが一番」
と割り切っていたのですが、
なんだか、最近の圧力に耐えられません。

そんなこんなで、春夏物のスーツを買うと決めたとき、
選択はピタピタスーツの一択のみだったのでした。

あ、オーダーで作るという手もあるんですけど、
去年オーダーした店は二軒とも、
「これ以上胴回りを詰めるとポケットに物が入らなくなりますよ」
と渋るなど、とてもピタピタスーツを作ってくれと言える雰囲気ではなく。
(トム・フォードでも同じことを言われました)

第一、ピタピタスーツってすぐに破けそうじゃないですか。
そんなのに金をかけるのはモッタイナイ。

ネット上で肩幅の詳細なサイズを公開しているメーカーを調べて、
肩幅と胴回りが一番細いのを試着してきました。

ザ・スーツカンパニーで、\19,950でした。
この値段でウール100%なんですけど、一体全体、これでどうやって利益を出しているのか?
謎です。

去年ここで試着した時の感想を読むと、
肩幅を合わせると胴回りがちょっと緩いとか書いてますが、
今の手持ちのスーツと比べると全くの誤差範囲です。

ちょっと背中のベントが割れてますけどね。
まあこれも誤差範囲ということで。
試着一着目で購入決定。
近年になく素早い意思決定でした。

これで手持ちのスーツは9着になりました。
もうクローゼットは満杯なので、
愛着の薄れたイオンのスーツとユニクロ+Jのセットアップスーツはそのうち捨てることになるでしょう。
モッタイナイお化けが出そうです。

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2010年5月21日金曜日

絶対に失敗しない究極の手抜き料理

今日は、絶対に失敗しないウルトラ簡単料理をご紹介します。

用意するもの

鶏もも肉
コショウ
ニンニク
ショウガ
濃口醤油



1)ニンニクとショウガはすりおろすかみじん切りにするか、あるいは適当に切ります。
2)鍋に鶏もも肉、ニンニク、ショウガを入れ、コショウを気持ち多い目にふります。
3)醤油と水を等量、肉がかぶる程度に入れます。
4)点火。沸騰したら弱火。吹きこぼれ注意。
5)点火してからジャスト20分で火を止めます。
6)できあがり。

熱いままでもおいしいですが、
冷蔵庫で冷やして、薄くスライスするのも良しです。

これ、どこかのレシピ本に載ってたんですが、本にはもう一つ調味料が載ってたんですよね。
それが何か思い出せないまま何年も作り続けているんですが、未だに引っかかってます。

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2010年5月19日水曜日

29~30小節目を集中練習

悲愴1の29~30小節目は、右手が高速で駆け下りてくるところで、
ここがカッコよく弾けると結構満足度が高そう、と見込んで集中練習してみました。

ここ、指をよく外すんですが、とりあえず指を外さない程度にまでは持っていけました。
よしよし。

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毎回目標を決めて練習することの意義

練習していると、できてないことばかりが気になって焦ります。

こういう時、最初から、今日の課題は何で、これだけはできるようになっておこう、とか決めておけば、練習の終りに、今日はこれだけできた、という達成感が得られてモチベーションが上がるのになあ、

と、さあもう寝ようと練習を止めてから思うことでした。

まあ、そんなに上手くいかないんですけどね。

なぜか、練習しても全然できないことが、次の日の朝にいきなりできたりして、
ピアノ練習は、なんだかよく解らないことが多いです。

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2010年5月17日月曜日

悲愴1・レッスン11回目

早いもので悲愴1も11回目のレッスンを迎えました。

今回の課題は、右手が左手と交差したり戻ったりを繰り返す部分から、主題が再度出てくる手前まで。
先生は、まず左手だけを弾かせ、それから右手を弾かせて、

「左手に比べて右手がまだ慣れてないみたいね」
と。
ええ~、右手ばっかり練習してたんですが…不思議。

それと、冒頭のGrave.
今回、ちょっと自信があったんですけど、まだ5小節目以降に比べてテンポが速いらしいです。
おかしいなあ。どっちかっていうと、冒頭を遅く弾いているつもりなんですが…。
ここは、来週はOKをもらいたいところ。

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2010年5月13日木曜日

ヤマハの最高級グランドピアノシリーズ登場

昨日5月11日に、ヤマハの新コンサートグランドピアノ、CFXが発表されました。

現行のコンサートグランド、CFIIISと何が変わったのか能書きを見てみましたが、突っ込みどころ満載です。

「より力強い音を響かせるために、支柱・奥框の寸法をアップし、製造工程も見直しました。」

←力強い音のために支柱の寸法アップが必要と分かってたなら、なぜ今までやってなかったのか?分かってなかったとしたら、なぜそんな単純なことが今まで分かってなかったのか?

「豊かな響きと音の広がりを持たせるため、響板の湾曲に沿った響棒を貼り込み、自由な振動を可能にしました。さらに響板の素材には厳選されたヨーロッパスプルースを採用し、伸びのある上品な音質を実現しています。」

←今まで響棒は適当に削ってたのか?CFIIISの響板は何を使っていたのか?

「ハンマーは、厳選された素材を使用し十分な時間と手間をかけて形成。本体が最も響くように、ハンマーメイキングを細部にまでこだわり、弾力感を持たせた専用設計です。」

←今までのハンマーの素材は厳選されてなかったのか?十分な時間も手間もかけてなかったのか?

「採用したミュージックワイヤーは、明るく輝きのある音色が特長で、本体とのバランスを考慮しています。また、低音の巻線は熟練職人による手巻き仕様で、弦が自由に振動し、豊かな音の伸びを実現しています。」

←CFIIISも明るいと思うが、更に明るくなってしまうのか?それではギラギラなのではないか?低音の巻線は今まで機械巻きだったのか?

などなど。
まあピアノは専ら弾くだけの人が響棒の削り方を知ってもしようがないんですが、とはいえ、もうちょっと書き方があろうもんではないかと思います。

仕様的には何が顕著な違いなのか今ひとつ分かりかねるのですが、値段は非常にわかりやすく変わりました。
なんと1995万円。現行のCFIIISの1417万5000円から500万円以上という大幅値上げです。

スタインウェイのフルコンサートグランド・D-274と全く同一価格でぶつけてきたことに、ヤマハの自信や野心、あるいは気合、または「ここらで一つハッタリかましてやるぜ」な下心を感じます。

また、CFXと同時に、CF6とCF4が発表されました。

CF6  奥行き212cm  1302万円
CF4  奥行き191cm  1144万5000円

スタインウェイだと、 B-211が1186万5000円、A-188が1039万5000円。
ベーゼンドルファーだと、214が1249万5000円、185が1050万円。

なので、ヤマハは飛び抜けて高いです。

いやー、ここまで来るとヤマハは気が狂ってるとしか思えないんですが、これは何か勝算があるんでしょうか?
ロウソクは消える寸前に最も明るく輝くと言われたりしますが、そんなことはないですよね?

ヤマハがベーゼンドルファーを買収したことで、ベーゼンドルファーからヤマハ流コストダウンモデルが出るんじゃないかと思ってたのですが、逆にヤマハからハイエンドモデルが出たのはビックリです。

どんな音がするのか楽しみですが、ヤマハのサイトを見る限り、まだどこの店も新CFシリーズを置いていないようです。

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2010年5月11日火曜日

テンポに手こずる

相変わらず悲愴1を練習しておるわけです。

この最初の1ページがどーにもテンポがおかしいわけで。

なんかね、
盛り上がってくると速くなる癖が自分にはあるようで、
しかも自覚してない。

メトロノームを使って練習したら、一定テンポで弾けるようになりましたが、
メトロノームなしだとどうなってるのか、よく解らんのです。



あ、録音すればいいのか。



……

そうかな?

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悲愴1・レッスン10回目

レッスン8,9回目はなんとなく書きそびれたので、いきなり10回目に飛んでしまいました。

4月はずっと休んでたので、久しぶりのレッスンです。

今回の注意点:
1)51小節目からの手の交差は、50小節目で空いている左手を右手の下からくぐらせて準備しておく。
2)93小節目から半音ずつ上がっていく部分。和音として弾いて手を慣れさせる。
3)5小節目と1小節目のテンポが違う。テンポは一定に。

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2010年5月7日金曜日

クライバーの「薔薇の騎士」

みかんぴあのさんのコメントを見て、遅まきながらやっと買ってきました、
カルロス・クライバーの「薔薇の騎士」。
丸ビルのタワーレコードになかったので、大阪駅前第1ビルのワルツィに回ったら
運良く買えました。

これを見るのは久しぶりですが、
豪華絢爛、金々キラキラなのは記憶の通りで、
なんかオクタヴィアンの顔が猿っぽいなあとか、
女声の三重唱っていうのは珍しいなあとか、
どうでもいいようなことを考えながら見終わりました。

ワルツィには、クライバー+パヴァロッティのボエームなんていう垂涎ものもあって、
衝動買いしそうになったのですが、
ちょっと財布から怒りの声が聞こえたような気がしたので止めました。

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幻想即興曲再び

4月一杯&GW中は「何もしたくない病」にかかっておりまして、
毎日うだうだと寝転がっており、
ピアノレッスンにもいかず、
ピアノもめったに触らなかったのですが、
昨日からチョットましになりました。

で、今日は悲愴第1楽章。
3ページ目まで見ましたよ!
なんていうのか、ちょっとおこがましい言い方ですけど、
悲愴って、テクニック的にはあんまり大きな壁がないんですね…。
じゃ、なぜ全然先に進まないのかって言われると困るんですけど。

とか考えているうちに、なぜか幻想即興曲を練習したくなったのでした。

一昨年ずっとこの曲を練習してたのですが、
全然できてなくてですね、
練習途中の状態で仕方なく発表会に出たのでした。
あ~寂しかった。もう、崩壊しまくりまして、悲惨もいいところでした。

で、唐突に練習してみる幻想即興曲。
音を聞いてみると、今までと全然違います。

ピアノを買い換えてからこの曲を弾くのが今日が初めてだったから。

中音域の音の深みが全然違うんですねえ。
あ~気持ちイイ。ピアノを買い換えてよかった~(←自己満足)

しかし音が良くなったからといって腕が上がるわけもなく、
相変わらず同じところで躓くわけです。

じっくり観察してみてわかったのは、
8小節目の左手の動きが、手になじんでないということでした。
7小節目から8小節目にかけてポジション移動もあるので、
左手だけ集中的に練習しないとダメみたいです。

わかってみるとあっけないですけど、
これが一昨年はずっとわかってなかったんだな~。
あ~恐ろしい。
観察力がないといくら練習してもダメなんですね。

困ったことに、こういう観察力がめったに目覚めない体質なので、
普段は盲滅法に練習しているだけだってことです。

ああ、観察力がいつも全開になってる人になりたい…。

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