2019年11月12日火曜日

奇跡!遂にシンフォニアに入る!

いつもレッスン直前の駆け込み練習は、インベンションを嫌々ながら一回通して弾いて、その後楽しくもう一曲(今なら秋の歌、その前はヴァレンシュタットの湖にて)を練習するというのがいつものパターンだったのですが、

どういう訳か昨日は「そろそろインベンション第15番も部分練習しないとな」という気分になり、弾けてないところを集中練習したのですが、その甲斐あって(?)、インベンション第15番は終わってしまったのです。あともう一回レッスンあると思っていたので不意打ちでした。

インベンションは1→4→8→2→5→3→11→6→15と来て、まだ7、9、10、12~14の6曲が残っているので、次は二桁番のどれかになるんだろうと思っていたところ、まさかのシンフォニア第1番になりました。

いやいや、ちょっと、シンフォニアって!
うーん、自分がシンフォニアに入る日が来るとは全く思ってもみませんでした。
まさに奇跡、ミラクル。
おかげで心の準備ができてません。

大丈夫かな…。
1曲終わるのに1年くらいかかるかも…。

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2019年7月19日金曜日

泣かせてやる!

インベンションのことなど忘れ、秋の歌ばかり練習しています。まあちょっとずつですけど。

練習しているうちに段々飽きも来るんですが、飽きない方法を見つけました!

それはですね、聴衆を想定することです。そして、その人たちにどうして欲しいのか想像する。

秋の歌は泣ける曲なので「聴衆を一人残らず泣かせたい!涙でハンカチがぐしょぬれになるほど涙を流させたい!」と思いました。するとその瞬間!

練習している一音一音に対して「この音で果たして泣けるか?ちょっと弱いんじゃないか?もっとデュナーミク激しく付けた方が良いんじゃないか?」と考えるようになり、まだ譜読みレベルだというのに非常に集中することができました。

これ、ずっとこの調子だとメチャクチャ疲れそうですけど、とても楽しいので、もしかして凄いこと思いついたかも。

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2019年7月9日火曜日

次の曲はチャイコフスキー「四季」より10月「秋の歌」

なんと、前回のポストから半年も開いてしまいました。いや、最近ずっとこんな調子ですけど。

自分のブログを読むのも久しぶりで、ああ、半年前はインベンション11番が終わって6番に入るところだったんですねえ。
6番は前々回のレッスンで遂に終りました。ということは半年もやってたのか。長い。

まあ、練習してませんからねえ。いつもレッスン直前の30分しかやらないから。でレッスンは月2回でしょ?そりゃ進みませんわな。
むしろよくレッスンを休まなかったと自分を褒めてあげたい。

それでも、レッスンに行くまでは全然練習していない罪悪感に身を焼かれそうになっているのに、レッスンが終わったら「あーピアノって楽しい!」って思うんだから不思議です。ってか楽しいと思うんなら練習しろよ。

そんな感じでダラダラと去年の5月から(というのもブログを読み返して今知りました)やっていた「ヴァレンシュタットの湖にて」が前回のレッスンで遂に終りました!びっくり。

なんかトロくさく弾いてるけど、最後まであまりつっかえずに弾けたなあと思いつつ弾き終えると、先生がいつもよりも「ここもう一度弾いてみて下さい」を連発して沢山の個所を直すので、これはひょっとして「これで終わり」のサイン?と思ったらその通りでした。あーもう永遠に終わらないんじゃないかと思ってましたが、いきなり終わってしまいました。

で、突然終了を告げられて「次は何にするか考えておられますか?」と聞かれてドギマギ。つい、全くそれまで頭に上っていなかったのに突然の思い付きで「チャイコフスキーの四季はどうかと思ってるんですが…」などと言ってしまう。

いやいや、だってこれまでちゃんと聞いたことが無い曲集ですし(後で確認したら舟歌だけ聞いたことがありました)。

家に帰って「そう言えば平吉毅州の"真夜中の火祭り"を弾こうって思ってたんじゃなかったっけ」とか「夏の夜のハバネラってカッコいいな」とか「難しい曲を延々と弾き続けるのも大概にしたい」とか思ったり、

チャイコフスキーの四季を数曲聞いてみたけどあんまりピンと来ないし(好きな人ごめんなさい)、舟歌は良い曲だと思うけど前々回にメンデルスゾーンのヴェネツィアのゴンドラの歌をやったから違うテイストがいいなあと思ったり、まああれこれ。

10月「秋の歌」も、自分で弾いたら何が何だかさっぱり分からず、参考にしようとYouTubeに上がっているピアノ演奏を聞いてもやっぱり分からなかったんですが、チェロの演奏を聞いてみて「あ、なるほど、これは名曲だな」と腑に落ちました。


なんというか、アリアっぽい感じがします。
連想したのはこれ。同じチャイコフスキーのオペラ「エフゲニー・オネーギン」のレンスキーのアリア「わが青春は遠く過ぎ去り」


ちょっと似てると思いません?え、思わない?
まあこういうイメージで弾ければいいなあと思います。
という訳でめでたく次の曲に決定。

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2019年1月21日月曜日

去年は一体何をしていたのか問題

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。(←遅すぎ)

去年を振り返ると、レッスンには辛うじて通っていたものの殆ど練習しなかったので、終わった曲と言ったら、インベンション5番、3番とヴェネツィアのゴンドラの歌だけでした。

え?短い曲が3曲だけ?1年間で?嘘でしょ?

と我ながら信じがたい思いですが、去年の日記をざざっと読んだところ、残念ながら本当みたいです。

ああそうだ、今までのピアノレッスンでは最初にスケールを一つの調だけ弾くのですが、それが前回のレッスンで遂に全調終わりました!
永遠に終わらないんじゃないかと思ってましたが、遂に終りましたよ!
スケールが終わったらアルペジオかなあと思ってたのですが、アルペジオは無しです。やったね。

いつもピアノ練習はレッスン直前の30分だけしかやらなかったのですが、その30分も殆どスケールの練習で終わってました。
長調はまだいいんですけど、短調はね、シャープとかフラットが多いとややこし過ぎて練習しないと全然弾けないんですよ。カデンツも全然弾けませんし。

大体いつも右手の上行→左手の上行→両手で上行→右手の下行→左手の下行→両手の下行の順で練習するんですが、本当に下行が難しい!右手でも難しいのに左手ときたら!笑ってしまうほど弾けないんです。

「なんでこんなに弾けないのか」「こんなの絶対に弾けない」とイライラするのをぐっと我慢して何度かやっていくうちに、10分程で弾けるようになるのが毎回不思議なんですけどね。

レッスンでは(大体下行で)躓いてしまうので、1回でOKにならず持ち越してしまうことも多かったのですが、まあ何とか終わって良かった良かった。

一昨年はねえ、毎朝5分ピアノを練習している時もあったんですが。インベンションの一番弾けてない1小節だけを選んで集中練習、みたいな。そうやってインベンション2番を攻略したな。
去年は何だかやる気がボソっと抜けちゃったみたいで、そんな集中練習は一度もやりませんでした。

ああそうだ、一昨年の年末から乗馬を始めたんですよ。
以前に書いた通り、阿蘇山の牧場で連泊した際に初めて乗馬を体験しまして、それでもっとやりたいと思ったんですね。

で、自宅から自転車で20分ほど走ったところに乗馬クラブがあったんで、体験レッスンに行って、そのまま入会してしまいました。
それからしばらく熱心にレッスンに通ってまして、すっかり関心がピアノから乗馬に移ってました。

で、ちょっと気が削がれるような事があって半年ほど乗馬を止めてたんですが、ちゃんと退会しようと思って手続きに行ったら「まあ最後に1回乗っていきませんか」とか言われてその気になって、乗ったら辞める気を失くして、次回レッスンの予約なんかしていたりするのでした。

そうか、全てのエネルギーを乗馬に注いで(そして息切れして)ピアノに回す分が無かったんだな…。

乗馬は覚えることが多過ぎるし、ピアノのように家で復習という訳には行かないので、ちょっと間を空けると前回覚えたことが消えてしまうのです。
だから出来るだけ詰めて通ってたんですが、それも息切れする原因だったと今にして思います。

乗馬の今の目標は、暴れん坊将軍のように駈歩(かけあし)が出来るようになるということです。これは4級ライセンス(というものがある)相当なのだそうなので、4級ライセンスを取ったら乗馬の頻度を控えてピアノに軸足を移したい。それまでは乗馬を(エネルギー切れを起こさない程度に)頑張りたい。

今日はレッスンだったんですが、インベンション11番が遂に終わりました!
スケールが無くなったんで、レッスン直前30分の練習を丸々インベンションに使えた効果があったようです。
次回はインベンション6番です。一瞬シンフォニアに進むような気配もあったんですが、今の自分にシンフォニアなんてお題を出されたら、多分1年くらいかかるでしょうね…。
振り返るとインベンションは1→4→8→2→5→3→11→6と来ているので、後は7、9、10、12~15か。今ちょうど半分位ですね。
インベンションは長らく退屈だと思ってましたが、7曲も弾いた今は「実は結構良い曲じゃない?」という心境になっています。変われば変わるものです。

あと、曲の方はリストのヴァレンシュタットの湖にて(巡礼の年第1年スイス)が未だ全然終わる気配を見せません。
すごーく良い曲で、レッスンのたびに「良い曲だなあ」と思うのですが、自分の中の柔らかい部分を振り絞って、限りなく繊細に丁寧に弾かないといけないので、精神力をかなり使うんですよね。
でもさすがに今年前半には終わらせたいなあ。

というのが今の状態です。
なんかダラダラと書いてしまいましたが、どうぞ今年も本ブログをよろしくお願いいたします。

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