2010年4月28日水曜日

英会話コンプレックスとピアノ練習

今の職場に移動になって一年と少し経ちまして、
色々と新鮮なオドロキがあったのですが、
そのうちの一つに、英語で打ち合わせをしている人たちがいることでした。

相手は電話の向こうだったり、海外から来た客だったり、色々ですが、
まあどの場合でも30分くらいはずっと英語で喋ってるわけです。

これがまた、極端なカタカナ英語なんですよ。
どこからどこまでハッキリクッキリ発音。
もう、エルとアールの発音の違いがどうしたとかいう問題以下。
で、こんな発音で、延々と話をしているわけです。
相手の外国人も、この発音でちゃんと理解できてて、業務上差し支えがない様子。

今まで発音についてひどくコンプレックスを抱いていて、
英会話教室でも、一旦喋る内容を頭の中で作文してから黙読して、発音をチェックしてから口にするという複雑なプロセスを踏んできたため、たださえでも滞りがちな会話が更に止まるという悪循環をきたしていたのですが、

そんなの全く必要なかったんだ…と目から鱗が落ちました。

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ところで、
音楽演奏というのは、言葉を使わずに音楽で誰かに話しかけるということですから、
(と勝手に決め付け)
話しかける相手に、つまり演奏を聴かせる相手に自分の言いたいことが伝われば、とりあえず演奏は目的を達したということになります。

逆に考えれば、自分の言いたいことが相手に伝わるためにもっとも必要なことを最優先にしながらピアノ練習をすれば、最も効率的な練習ができるということになります。

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で、ですね、英会話とピアノがどう結びつくのかと言いますと、

今までピアノを弾くときに意識していたのは、
如何に流暢に、滑らかに、美しく弾くかということだったんですが、

「ピアノを弾くということは誰かに音楽で話しかけること」
「ピアノを練習するということは、会話の練習をするということ」と考えると、
なぜか途端に譜面が読み易くなり、練習が楽になった気がします。

具体的に言えば、インベンションの1番なんですが、
すごく簡単な曲なのにめちゃくちゃ止まるんですよ。
で、止まるとムシャクシャしていたんです。

しかし、「これは会話の練習なんだ」と思うと、
止まるたびに「あ、これじゃ相手に意味が伝わらないな、もっと丁寧に話してみよう」という気分になり、不思議と素直な気分でやり直したくなります。

そういえば、英会話の講師に「文法や発音の間違いを気にせずにどんどん喋りなさい」と言われたことがありました。
これなんかもピアノに通じる気がします。音楽演奏は止まったらアウトですもんね。

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2010年4月8日木曜日

大阪音楽大学の音楽博物館見て回り記

先日、紫游さんのお誘いで大阪音楽大学の音楽博物館の見学ツアーに参加してきました。
ここにはサントリー寄贈のバイオリンがあるのですが(ここに詳しい説明があります(PDFファイル(6.9MB)です)、
中でも貴重なのは、ストラディバリがたった3丁しか作らなかったというピッコロバイオリン。
ピッコロバイオリンというのは、バイオリンの最低音の弦を外して、最高音の弦の更に上を足したものだそうです。これはブランデンブルグ協奏曲に使われたそうですが、結局はやらずに廃れてしまい、殆ど誰にも使われないまま現在に至ったものだそうです。
そういうものなので、ほとんど値がつけられないものなのだとか。ストラディバリのバイオリンで最も高い値が付いたのは3億円なので、値段もまあそれに準拠するものじゃないでしょうか。

って、いきなりピアノブログに外れたこと書いてますね。
鍵盤楽器も沢山ありましたよ。
どれも、音、ちっせ~!
こういうので悲愴とか熱情とか超絶技巧練習曲とかを書いてたのかと思うと…(汗)。
爆音で弾くのも考え物だな~と思った一日でした。

誘ってくださった紫游さん、一緒に回ってくださったみかんぴあのさん、井坂あゆみさん(ピアニスト!)ありがとうございました。

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2010年4月3日土曜日

大音大の音楽博物館に行ってきます

紫游さんの大音大の音楽博物館へ行く人募集中♪
に参加してきます。
時は、今日の14時から、ってあと40分もないがな。今頃告知してどないすんねん

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