2023年9月30日土曜日

ロマンティックなワルツ(今の先生では)初レッスン

 本ブログを読み返すと(以前は「ロマン"チ"ックなワルツ」と書いてましたが)結構この曲のこと書いてました。なんだかんだで長い間ネチネチやってますし、2013年にはこの曲で発表会に出てます。ちょうど10年前ですね。そんなに昔の話だったとは。

この曲は発表会で弾いてないと思ってましたが、思いっきり記憶違いでした。ブログ書いてて良かった。記録が無かったら捏造記憶に上書きされていたままだったでしょう。とはいえ発表会で弾いた記憶が全くないので本当にキョトンとしています。まあ10年も経てばきれいさっぱり忘れるのも無理はないかもしれません。

というわけで、前回のレッスンでシューマンの「別れ」が終わってからちょこちょこ練習してました。主に後半でつっかえまくっているので、後半3ページ、特に最後のページを重点的に攻めました。この曲はドミソとかの読み易い和音じゃない、ぱっと見で分からない変態和音が多い(さすがドビュッシー…)ので、そこで主につっかえます。あと、どういうわけかフラット系の曲なのにドとかファに不要なシャープを無意識に付けてしまうといった事故が多発します。そういうところを攻めました。

今日のレッスンでは最初に通して弾きましたが、意外にも真ん中辺でつっかえポイントが多発しました。

重点的に指導して貰ったのは主に左手で、1ページ目の、それまでの流れとは違う音がポツンと出てきて「この音をよく味わうように」だったかな?「違う音だという事を意識して」だったかな?そういうことを言われました。

また2ページ目で、左手の和音が半音ずつ上がっていく流れがあるんですが、その流れを掴む為に何度か弾いたりしました。この箇所は左手が主旋律で右手がオブリガードになっているとのこと。全く気付いてなかったのでこの指摘には大変驚きました。

この箇所、改めて弾き直すと、2ページ目の割と弾き込んだ箇所の筈なのに結構つっかえてスムーズに弾けません。今までは後半3ページばかり練習してきたので、重篤なつっかえ方(変態和音がとっさに読めず5秒ほど固まる)は減ってきたのですが、その分、軽微なつっかえ箇所が問題として浮上してきた格好です。家に帰ってから練習しました。

家に帰ってからピアノを弾いてレッスンの復習をするというのも、考えてみれば自分としては珍しい気がします。大体は「はーレッスン終わったやれやれ」とコンビニで買ったワインを開けて祝杯をあげたりなんかしてグダグダしてしまうのですが、最近は節約の為アルコールを控えるようにしていることもあってピアノに向かう余力と時間があります。

来年2月にこの曲を発表会で弾くとして、次の曲は何にしよう?と早くも考え始めています。昔の曲の再利用じゃなくて全くの新曲も見て貰いたいという気持ちがあるのですが、そうなると今から譜読みしないと間に合わない感じがします。

ちょっと思い付いたのはブラームスの間奏曲Op.118-2ですが、田所先生の難易度が22なんですよね。難しすぎる。なんかいい曲ないかな。


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2023年9月9日土曜日

今日は一杯練習したな

 今日はレッスンでした。

予定通りシューマン・森の情景より「別れ」は今日でおしまい。

あまり何も言われなくて、最後に通して弾いて終わり。後は雑談でした。

次の曲は「ドビュッシーのロマンティックなワルツにします。」とお伝えし、来年2月の発表会で弾くということになりました。

前回の記事で「ロマンティックなワルツはそんなに良い曲にも思えない」てなことを書きましたが、家に帰ってから練習してみたら結構良い曲じゃないかと思えてきました。

今まで練習してきたどの曲にも言えることですが、最初の方はまあまあ弾けても中間部くらいから怪しくなって、最後の方になるとつっかえまくりになります。いつも頭から練習しているからそうなっちゃうんですよね。それに大体の曲は後ろの方が難しい…逆だったらいいのに。

今日はその点に注意して、全6ページのうち後半の3ページを繰り返し練習しました。

どういう訳か何だか練習に熱が入って、後半3ページを集中的にやっつけると少しずつ弾けるようになってきまして、そうすると段々楽しくなりました。気が付いたら2時間くらい弾いてたかな?もうちょっと弾いてたかな?

それと、つっかえるところを右手だけでも片手練習を数回繰り返したらちょっと楽に弾けるようになりました。今頃何を言っているのかという基本中の基本みたいな話ですが、最近ピアノに殆ど触ってなかったんで練習の仕方をすっかり忘れてしまったみたいです。

まあそんなわけで、今日は珍しく一杯練習したな、という話でした。

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2023年9月2日土曜日

先生が代わりました

長らくブログを更新してませんでした。あまりにも間が空くと死んだかと思っている方もいらっしゃったかと思います。大丈夫です。死んでません。

今まで習っていた先生が体調を崩され、医者に相談したところ「仕事を縮小した方が良い」と助言されたとのことで、音楽教室の講師を辞められることになりました。

それで同じ音楽教室の新しい先生に引き継いで頂いたのですが、今まで習っていた先生が仰るには「当音大の次代を担うホープ」とのこと。先生のお名前で検索すると留学歴、受賞歴など華やかで否が応でも期待が高まります。

4月から新しい先生のレッスンが始まりました。先生は非常に物腰が柔らかく、丁寧な言葉遣いの方でした。でも言うことは言う先生で、

まず姿勢を言われました。椅子が高過ぎること、背中が自由に動いていないことです。ドイツに留学したらまず最初に椅子の座り方からレッスンが始まったという話を聞いたことがありましたので、ちょっとだけドイツ留学気分を味わいました。

前の先生にはベートーヴェンピアノソナタ第30番第3楽章の第5変奏に入ったところまで見て貰ってました。でも「これは難しすぎる」ということで、2回見て貰った時点で止めになりました。まあ全然練習しないからですけれども。

そしてインヴェンションの第13番と月光ソナタの第1楽章をやることになりました。しかしこれも数回で止めることになりました。譜読みが全然進まないからです。

そこで話し合いになり、とにかく譜読みが辛いこと、ピアノに対するモチベーションが湧かず、なかなかピアノに触る気にならないことをお伝えし、既に譜読みができているシューマン「森の情景」の"別れ"を見て貰うことにしました。

この曲は譜読みができている為か指導がとにかく細かく、かつ具体的で分かり易いのです。今まで二人の先生に見て貰った曲なのですが、段違いに細かいです。弾いている曲の難易度はまるで違いますが、スーパーピアノレッスンみたいです。そうなんです。スーパーピアノレッスンみたいなレッスンを受けてみたいと思っていたので、願いが叶いました。

そんなスーパーなレッスンだった"別れ"も次回で終了です。次の曲は来年2月の発表会に出す予定です。やはり譜読みしたことのある(つまり一度レッスンにかけた)曲から選びたいと思いますが、何にするか迷います。

発表会に出してない曲にしたいと思いますが、昔から譜読みが遅いので大体の曲は発表会で弾いてしまいました。そこで出したかどうか忘れてしまった曲があります。ドビュッシーの"ロマンティックなワルツ"です。

発表会で弾いたかもしれない間接的な証拠としては楽譜の縮小コピーをテープで止めた物が残っています。こんなのを作るのは発表会くらいなので、発表会で弾いたのかもしれません。しかし発表会で弾いた記憶が全くありません。

ただ記憶にあるのは、当時の先生に「もうこの曲を止めたい」と言ったことです。「さあこれから弾き込みというところなのに、ここで止めるのは勿体ない」と先生が仰るのにも関わらず止めてしまいました。だからこの曲をちゃんと弾き込んで成仏させてやりたいという気持ちがあります。

問題は、"ロマンティックなワルツ"は"別れ"ほど惚れ込んでいるわけではないことです。来年の2月までモチベーションが保てるでしょうか?


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