2021年11月22日月曜日

久しぶりにレッスンで第1楽章を弾きました

一昨日はレッスンでした。

引き続きベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章。

ポジション移動直前の音が短過ぎるのでもうちょっと粘る、フレーズの終わりの音が小さ過ぎるのでもうちょっと出す、等指摘があり、後はテンポを上げて行きましょう、ペダルもつけましょう、とのことでした。

続けて第1楽章。レッスンで弾くのは久しぶりです。

どういうわけか、家のピアノと違うなあと突然感じました。鍵盤が重くて弾きにくいなあと思うんですよね。なぜ突然そんなことを思ったのか謎です。

暗譜で弾いたら2回間違えました。1回は弾き直せましたがもう1回は楽譜を見ないと駄目でした。プチショック。

左手の音価が微妙に短いと言われて納得。家で弾いている時、最近雑になってきたな、なんだかセカセカ弾いているなあと思ってましたが、きっとこれが原因ですね。左手をもっと丁寧に弾こうと思いました。

フォルテのところで、上半身の重みをかけましょうと言われたのですが、家に帰って実際にやってみたら、なんだか上手くいかない。重みを乗せる代わりに広背筋を使って弾くという感じになります。これはもうちょっと探ってみないといけないようです。


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2021年11月13日土曜日

レッスン。発表会参加決定

 今日はレッスンでした。

最初に発表会に出るかどうか聞かれました。もちろん出ます!

発表会は音楽教室の他の色んなコースと合同で二日に分けて行われるのですが、先生の予定が既に一日ふさがっていたので、自動的に日程が決まりました。来年の2月26日です。と言っても先生が本当に来られるかどうかはまだ分かりません。

心積もりしていた通り、ベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章を弾きます。

制限時間は10分なのですが、第1楽章だけだと正味の演奏時間が4分足らずなので、出入りを勘定に入れても大幅に余ってしまいます。

今やってる第2楽章が、暗譜ができてるとか、かなりインテンポに近いところまで弾けてるとかだったら、第2楽章も弾きたかったのですが、残念ながら今の進み具合ではとても間に合いそうにありません。先生と話し合って第1楽章だけにしてもらいました。

第1楽章だけやたら完成度が高くても、続く第2楽章がアララな出来だったら聴いてる方がズッコケますもんね。逆だったら「結末よければすべてよし」でまだ救われますが、第1楽章を後に弾くわけにもいきませんしね。

さて、今の先生のレッスンになってからは「練習でできなかった事がレッスンでできてしまう」という謎現象が多発するのですが、今日はそういうこともなく、ちょっと速めのテンポで突っ込んでしまい無事つまづきまくりました。

一通り弾いて(つまづいた箇所以外は)テンポが守れて強弱もだいぶしっかりついてきた、と褒めてもらいました。嬉しい。

とてもゆっくり弾くと、強弱を守るのは特に何小節にもわたってクレッシェンドしたりしているところは、とても難しいです。テンポが上がったから、その辺がちょっとやり易くなりました。

で、色々指摘して貰ったんですが、一番こたえたのは「スケールにおいて親指が弾く時手首が下がる」です。

親指がちゃんと動かずサボっているので、その分を手首でカバーしているんですよね。

これ何年も前から言われているのですがいっこうに治らないのです。気付いたら治すようにしているのですが、すぐに忘れるんです。あ~あまた言われちゃったよ~。

後は、トリルの数が多過ぎるから減らしましょう、という話。

今は左手八分音符一つに右手三つ、合計九つ入れてるんですが、これが多過ぎるので左手がその分ゆっくりになっているとのことです。気付いてなかった。

そこで、右手二つ、二つ、三つの合計七つ入れるということになりました。

今日の練習ではこの第2楽章に6分半ほどかかってましたが、いずれは3分を切りたいと思っています。その暁には七つよりもっと減らさないといけないかもしれません。五つ?それだとターンみたいになっちゃいますね。それでも速かったら許されるのかな?

今ちょっとプロの演奏を聴いてみたら五つで弾いてる人がいましたので許されるみたいですね。

今日までの第2楽章演奏時間のグラフです。僅かずつながら減ってきています。

イイ感じ。

ずっと、どこもかしこも超ゆっくり弾いてもつっかえるばかりだったのでテンポが上げられず、超ゆっくりテンポでしか弾けなかったのですが、最近ようよう超ゆっくりならつっかえないようになってきました。そこで少しずつテンポを上げています。

テンポを上げる→つっかえる箇所が続出→つっかえる箇所を部分練習、これをひたすら繰り返すだけですが、テンポが徐々に上がっていくと段々曲らしくなってきました。

それが嬉しくて最近ちょっと練習が楽しいと思い始めています。


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2021年11月1日月曜日

かつさんの第六回ピアノWeb発表会に参加しました

 かつさんのブログ「ピアノが下手な『100』の理由」で開催されている第六回ピアノWeb発表会に参加しました。

全38曲の大所帯です。この土日に順次公開されたのを一つ一つ聴きましたが、これだけ沢山の曲があっても全然曲かぶりが無く、知らない曲も多くて楽しいです。ショパンコンクールの直後なのでショパンが増えるかなと思っていたのですが、全然そんなこともなく。

一つ一つの曲にかつさんが添えた丁寧なコメントを読むのも、この発表会の楽しみの一つです。

今回は前回と同じベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章で参加しました。

今回参加した録画です。なんかつまづいたり指が走ったりしてますが、勢いに乗って気持ちよく弾けたので良しとします。

前回参加した時の録画です。前にもアップしましたが比較の為再掲。今聴き直してみると、めっちゃ慎重に弾いているなあという感じ。

教室の発表会が来年2月と決まったので、それまでこの曲を弾き続けると思います。さすがに次回のピアノWeb発表会(来年の春頃?)では違う曲で参加したいのですが、今のままだと現在練習中の第2楽章ということになりそうです。

で、そのまた次の時(来年の秋?)には第3楽章…でエントリーできればいいんですが、まあ第3変奏くらいまで弾けてたらいいなあとボンヤリ思ってます。

第3楽章は何年かかっても良いので最後の第6変奏まで弾きたいと思っているのですが、メチャクチャ難しそうなので、本当に数年がかりのプロジェクトになりそうです。

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2021年10月30日土曜日

今日はベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章6回目のレッスンでした

 前回9月25日の記事で「ベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章2回目のレッスン」と書いてましたが、これは4回目のレッスンの間違いでした。日記を読み返して気が付きました。謹んでお詫び申し上げます。

と言う訳で今日はベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章6回目のレッスンでした。

なんでイチイチ「ベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章」と書いているかと言うと、もうIMEが「ベ」と打っただけで「ベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章」と勝手に変換してくれるので、ついつい面白がって書いているだけです。

毎日一回弾いて、毎日演奏時間が何分何秒だったかevernoteの日記に書いているので、IMEが勝手に覚えてくれたんですね。

で、演奏時間の推移がこれ。


最近はジワジワとしか下がりませんが、それでも今日は7分46秒にまで下がりました!イエイ!

目標はプロ並みの2分30秒と言いたいところですが、それはちょっと遠過ぎるので目下の目標は5分です。

まだまだつっかえるところが多くスラスラとは弾けず、なかなかテンポが上がりませんが、今日のレッスンでは「もうちょっとテンポを上げて弾いてみてください」と言われたので、そろそろテンポを上げる練習をしてもいいのかな?という気持ちにはなっています。

次回のレッスンは来週です。少しでもテンポを上げて臨みたいと思います。

第1、第2楽章を弾くので手一杯で第3楽章にはさっぱり手が付けられていないので、来週のレッスンでは「第1楽章と第2楽章を続けて弾いてみても良いですね」みたいな話になりました。

第1楽章も毎日弾いています。演奏時間の推移はこんな感じです。

僅かずつ速くなっているのが分かるでしょうか?
目標だった4分半を大幅に下回り、今の最短記録は3分43秒です。

一回試しに、まちがっても良いから弾きたいように弾いてみようと思って録画してみたら、従来思っていたよりかなり速かったんですね。それで、自分の理想の演奏に近づく為にはかなり速く弾かないといけないということが分かりました。
しかし、テンポを上げると、いつもここのどこかでこけます。
右手の和音の立て込んでいるところで間違えるのは分かるんですが、なぜか左手が迷子になり易いんですよね。
左手だけ練習して覚えようとしたりするんですが、なかなか解決しません。
うーむ。

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2021年9月25日土曜日

ベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章、2回目のレッスン

 先ほどレッスンが終わりました!めでたい!

最近禁酒していたんですが久しぶりにビール飲んでます!

お供はシューマンの幻想曲、クラウディオ・アラウの1959年の録音です。幸せな気分に満ち満ちている演奏で、アラウの録音の中でも大好きな一枚です。


今練習しているベートーヴェンピアノソナタ第30番も幸せな気分一杯の曲だと思うんですが(特に第1楽章)、手持ちのCDだと、なんか凄いスピードでサクサク弾いて幸せも何もないみたいな演奏があるんですよね。なんでなのかな。

今日のレッスンはその第30番の、先週から始まった第2楽章です。

先週から毎日1回は弾いていたので、つっかえつっかえだったのが少しマシになりましたが、それでもまだまだ遅い。遅過ぎる。

これは第2楽章を毎日1回録画した記録です。最初の日は前回の記事でも書きましたが30分くらいあります。
次の日に20分切る勢いで減りましたが、そこからあまり減ってません。
右手が二声になっているところがややこしくて、なかなかすんなりいかないんですよね。
これを最終的にはPrestissimoで弾かないといけないので、必然的に暗譜ということになると思います。そうなるとかなり時間がかかりますねー。
先生には、できれば第3楽章も見て来て下さい、みたいなことを言われました。そんなに進むかなー。

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2021年9月19日日曜日

2回目の1時間レッスンは燃焼不足

 昨日は1時間レッスンでした。

1時間レッスンとしては2回目です。前回の1時間レッスンでは「一杯練習しないと1時間持たない!」と張り切ったのですが、今回は全然やる気が出ず練習してませんでした。

曲はベートーヴェンピアノソナタ第30番第2楽章です。そうです。遂に前々回のレッスンで第1楽章が終わり、前回のレッスンから第2楽章に入ったのです。

第2楽章はとりあえず最後までは見たのですが、全くのつっかえつっかえ状態でしか弾けません。

第1楽章が全然弾けない時は「早く第2楽章が弾きたい」と思ってたのですが、いざ第1楽章が終わるとやる気がどこかに行ってしまいました。

昨日、レッスン直前に録画してみたら通して弾くのに31分かかってました。再度通して弾いたら20分4秒に縮まりました。もう一度通してみたら17分24秒になりました。

今日練習無しのぶっつけで弾いてみたら17分53秒だったので、昨日3回通して弾いただけでちゃんと成果が出るみたいです。

なんだそりゃ。毎日ちょっとずつでも練習しろって話ですよね。

でもつっかえつっかえ状態なのは変わりないので(なにしろプロが弾くと2分半で終わる曲を20分もかけて弾いているわけですし)、付け焼刃の通し練習の甲斐なく、あまりレッスンになりませんでした。

その後、第3楽章の主題を少しレッスンして貰った後、手持ち無沙汰になって雑談モードに入ってしまいましたので、第1楽章で一番苦手なアルペジオの弾き方を教えて貰いました。

コツは

・指を軽く曲げる

・手首は少し高めを維持して上下させない

ということでした。

アルペジオを弾く時に、指を少しでも長く使おうと指を伸ばしているのですが、指をピンと伸ばすと手首と肘が力んでしまってどうもうまくないなと思っていたので、指を軽く曲げるというのはなるほどと思いました。

また、肘が無駄に左右に動くのは1指が間に合っていないからとのことで、もっと素早く1指を動かす必要があるようです。

ところで、第2楽章はさっぱり練習していませんが、第1楽章は毎日1回は通して弾いて録画しています。つっかえたら弾き直すので結構繰り返す時もあります。

今のところ最速記録は2週間前に出した4分0秒です。前の記事で「4分21秒が長らく切れない」と書きましたが、無事記録更新できました。
一旦更新できると、なぜかあれほど切れなかった4分21秒が何度も切れるようになりました。調子が悪い時でも4分30秒くらいです。不思議です。

とはいえ、音が少々雑な感じがしてイケてないなあと思っていたのですが、試しに目をつぶって弾いてみたらイイ感じです。意識が音に集中できるのが幸いしているようです。
目をつぶって弾けるのは冒頭の数小節だけなので、もうちょっと長く弾けるようにならないかなあと思っています。

また、暗譜ができたらいいなあと思っています。かなり楽譜を見ないで弾けるようになったんですが、まだ見ないと弾けないところが少しあります。あともうちょっと頑張ればいけると思うんですけどね。暗譜ができたらページめくりの時間が削減できるので、タイムが劇的に短縮できそうです。

そうそう、レッスンの時、先生はヘンレのピアノピースを見ていたのですが、私の園田高弘版と違う点があると指摘がありました(68‐69小節目の左手がヘンレでは単音、園田ではオクターブ)。スラーの表記もなんだか随分違うし、ヘンレ版にしようかな。
ヘンレ版は分厚くて重たい楽譜しかないと思っていたので(悲愴を習ってた時アラウ版を持ち運んでましたが重くて辛かった)、ピアノピースで買えるならならありがたいです。

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2021年8月8日日曜日

最近停滞してます

 前回のポストから二ヶ月も経ってしまいました。最近やる気なしモードが続いています。

今のところ、ピアノは毎日触っています。ピアノに毎日触る記録は今日で157日になりました。あとひと月ほどで半年です。

といっても、ベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章、これを1回、ないしは数回繰り返し弾いて録画して、何小節目を何分何秒で通過したか12ヶ所をチェックし、どこでミスをしたのか、どこに時間がかかっているのか分析して終わり。

分析結果に従って部分練習をやらないと分析した意味が無いのですが、そこまでやる気が出ません。

そんな感じなので、45日前に出した最短記録4分21秒が未だに破れません。

目標の4分30秒は既に何度かクリアできたのでもうこだわる必要もないんですが、なんとなく記録化とグラフ化は続けています。一旦始めたことを止めるのは難しいんですよね。そういう性格なのかな。



グラフの通り、最近は5分をちょっと切るくらいで安定しています。調子のいい時で4分35秒くらいです。これでノーミスだったらいいんですが、未だにミスをする箇所が数箇所あります。つまり最短記録4分21秒に近づけないのはミスをしているからで、ノーミスだと21秒にかなり近づくんですよね。う~む。

次は第2楽章も持って来て下さいね、と、この間のレッスンで先生に言われたのですが、というかもう何度か言われているのですが、そんな調子なので全然譜読みが進んでません。今年の四月くらいの「練習嫌い克服法」を書いていた、やる気満々の自分は一体どこに行ってしまったのでしょうか?もう一度自分のブログをよく読んでみないと。

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2021年6月12日土曜日

三ヶ月ぶりのレッスン

 今日はレッスンでした。

前回が3月13日でしたからほぼ三ヶ月ぶりです。

その間毎日欠かさず練習したので(一度通して弾いて終わりという日もありましたが)、進歩具合に先生驚いてまして「一日何時間練習してましたか?」とか聞かれました。でも長くて3時間位かな…。

まあこれ理由がありまして、一昨年の2019年11月から鬱で会社を休職しております。去年まではとてもピアノを弾く気力がなかったのですが、今年から段々と調子が上向いていて、それがピアノに向かっているわけです。

しかし調子が上向いてきたと言うことは復職が近づいてきたと言うことでもありまして、それはそれでありがたいことなのですが、復職したらまた毎日クタクタに疲れてピアノじゃなくなっちゃいそうなんですよね。

一番良いパターンは、復職して、かつ毎日ピアノを弾く元気があるということなんですが、どうしたらそういう四方万事めでたしという具合に持って行けるのでしょうか。仕事しながらコンクールで優勝とかしている人は一体どうなっているのか不思議です。毎日5分しか弾けなくても結構違って来るんですけど、働いているとその5分の気力が出ないんですよね。

これはベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章演奏時間の最新グラフです。一昨日、遂に4分23秒を記録しまして、めでたく4分30秒を切るという目標を達成いたしました。













今日の記録は4分34秒でしたが、一発撮りで、しかもほぼノーミスだったので(最近はどうにも勘弁ならない悲惨なミスをして撮り直しというパターンが頻出)、これも相当なものです。

今日のレッスンでも「もう譜読みの段階を超えて表現の域に達してますね」というありがたいコメントを貰えました。

表現の域!それこそがレッスンで教えて欲しいもので、どうしたら先生みたいにイイ感じに、つまり感動的に盛り上げて弾けるのか?プロとアマの演奏の違いはどこにあるのか?というのを知りたいんですよね。

そういう意味では私の30番第1楽章はようやく譜読みを終えてレッスンをして貰えるスタートラインに立ったのではないかと思うんですが、どうなんでしょう?ここからどれほど教えて貰えるのか未知数です。考えてみれば今までの曲って大体譜読みレベルで終わっちゃってるんですよね。ああもったいない。先生にはもっと高いレベルの事を教わりたいと思っているのに、なかなかその域にまで行けません。

高いレベルとは具体的にどういうことかというと、例えて言えば「ピティナのグランミューズB2カテゴリーで予選突破できるレベル」です。

ベートーヴェンのソナタのようなオーソドックスな曲だとコンクールではハードルが高過ぎる(審査員が厳しく見るから)と言われますが、その「高いハードル」っていうのが、練習しているうちに何だかよく分からなくなってきたんですよね。「後期ソナタに見られる高い精神性」とか言うけど、具体的になんなのそれ?みたいな…。

次回は色々話し合った結果、今ちょっとずつ譜読みしている第2楽章も少し見て貰うということになりました。第1楽章をずっとやっているのに飽きた時少し第2楽章に浮気していたのです。

第2楽章と第3楽章をちょっとづずつやっていくという話もあったのですが、第3楽章はとても弾ける気がしません(特に第6変奏)。しかしこの曲のキモはやはり第3楽章にあり、全楽章をいつかどこかで発表したい(できれば定年退職記念コンサートを開いて)という気持ちもあります。

教室の発表会が毎年年度末にあるので、そこで第1楽章を弾いてはどうかという話になりました。もう大体できているので充分間に合うでしょうとのことです。

考えてみれば、もう何年も発表会のステージに立ったことがないのです。大丈夫かな。それより復職しないと…。

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2021年5月30日日曜日

目標の4分半まであともうちょっと

 先々月の3月28日にこう書きました。

「さて、目下絶賛練習中のベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章ですが。

なんと驚くなかれ、この練習嫌いな私が、3月5日から今日までの24日間、毎日練習しています。凄い。」

これ今でも続いています。連続87日になります。多分自分史上最長記録。

まあ毎日練習していると言っても、通し練習を一回録画したら終わりという日も多かったんですけどね。

指が痛くなって「腱鞘炎かな…」とビクビクしながら練習していた時もありました。痛む箇所をマッサージしていたら数日で痛みが引いたので大事には至りませんでした。ありがたや。

練習の最初に通して弾いたのを録画して演奏時間をグラフ化したものも、随分横長になりました。

グラフで見る通り日々の変化はどんどん小さくなってきていますが、なんとかじわじわと最短記録を更新しています。

3月28日の時点では7分23秒かかっていましたが、今日の記録は4分45秒でした。2分38秒縮まりました。偉い。前回上げた動画は5分41秒でしたから、そこからも1分ちょっと縮まっています。

現時点での最短記録は五日前の4分38秒で、目標は4分30秒なのであと8秒ですね。いや、思えば遠くへ来たもんだ。初めて記録した時(グラフの左端の点)は18分39秒だったんですからね。

残り8秒を縮める目算ですが、今日の実績では63小節目までは最短記録の時より8秒早く弾けていたので、その調子を守ればジャスト4分30秒になる筈です。

今は譜めくりの分も時間に入っているので、コピー楽譜を繋ぐか暗譜するかして譜めくりが不要になればもうちょっと縮められます。

暗譜なんですが、楽譜を見ずに弾いてみたら結構弾けるので、見ないと弾けない何箇所かを潰せば暗譜で弾けそうです。まあ随分長いこと弾いてますし、鍵盤を見ないと弾けないところも結構あるので、勝手に暗譜できてしまっているところがあるのも不思議ではないです。

ただ暗譜が落ちた時にどこから弾き直すかが問題で、弾き直せるポイントが、落ちたポイントのかなり前だと結構めんどくさいので、弾き直し可能ポイントを増やすことが課題。

そうそう、4月5月とコロナ休業だったピアノレッスンがとうとう来月から復活することになりました。ブラボー!

なんせ前回のレッスンでは最後まで弾くのに11分弱程かかってましたからね。11分ですよ!今じゃその半分以下です。華麗に変身した姿を先生に見て頂きたいです。そしてどこをどうしたら良い演奏になるか一杯教わりたい。

今ちょっと煮詰まり中です。なんか冴えない演奏なんですけど、何がイケてないのかよく分からないんですよね。

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2021年5月4日火曜日

かつさんの第5回ピアノWeb発表会に参加しました

 かつさんのピアノWeb発表会が四日前の5月1日に公開されまして、参加させて頂きました。

サイトはこちら

Vol.1Vol.2Vol.3Vol.4Vol.5

プログラムサイト

いや~大盛況です。それにこれだけ沢山の人が集まって曲被りが全く無いというのも凄いです。作曲家も殆ど被ってないんじゃないかな。

お題は「心を燃やせ」と「Go To ピアノで世界一周」の二つです。「心を燃やせ」って何かな?と思ってたんですが、「鬼滅の刃」の煉獄さんの名セリフだったんですね。今ググって知りました。

締切ギリギリまでお題に合う曲が思い浮かばず、「練習に心を燃やしているから」という無理やりな理由で、今練習しているベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章で発表会に入れて貰いました。その動画がこれ。

先月のピアノレッスンが、レッスン前日になって「コロナ発症者が学内で出た」という理由でいきなりキャンセルになって、それから今日にいたるまでレッスンは再開されないままです。

3月13日のレッスン以降、誰にも見て貰ってないんですよね。

今日の時点で再生回数が60回になりました。そのうち自分が確認用にクリックしたのが7、8回あったと思うので、50回ほど見て頂いたことになります。ありがとうございます。

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2021年4月5日月曜日

練習嫌い克服法

毎日練習するようになって丸一ヶ月が経ちました。

そろそろ練習嫌いの名前を返上しても良い頃かなと思い、練習を続けられるように今まで工夫したことをまとめたいと思います。


・大原則:ピアノの音を味わう気持ちを忘れない

ピアノの音は好きなのですが、練習中はピアノの音を味わうということをついつい忘れてしまい、雑な音を出してしまいます。

雑な音を聞き続けるのは苦痛なので耳が拒否反応を起こし、練習が嫌いになります。

雑な音になってるなあと思ったらすぐに手を止めて、なんでもいいので奇麗な音を出してみて耳をリフレッシュ。ピアノって良い音だなあとしみじみしたら元の練習に戻ります。


・練習時間にこだわらない

3分でも練習は練習。

インベンションに悪戦苦闘している時は、朝5分だけ、つまづいている箇所の二つの音だけ、1小節の半分の更に半分だけ練習するということをやっていました。朝の急いでいる時でも5分とか3分とかならなんとかひねり出せます。そんなものでも毎朝やっていると不思議と少しずつ進みます。

時間がある時でも、根を詰めて長時間練習するより、ちょっとピアノを弾いて、ちょっと雑用をやったり気分転換をしたりして、またちょっとピアノを弾いて、と交互にやる方が進むような感じがします。


・テンポ

弾けるテンポで弾く。間違えたりするのはテンポが速すぎる証拠。でもポジション移動だけは可能な限り素早く行うように努める。

間違えると間違えた音を耳が覚えて指が再現しようとするので、間違いは全力で防ぐ。

分かっていてもつい速く弾いちゃうのが問題…そして間違える…


・必ず練習課題を設定してから練習する

最初の通し練習で今日の練習課題を何にするか決め、その後の部分練習で課題を解決します。

今絶賛練習中のベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章では、目下演奏時間の短縮がテーマなので、通し練習の録画を見てどこに一番時間がかかっているか、どこが一番手っ取り早く直せそうか見当をつけて、なぜ時間がかかっているのかをはっきりさせてから練習にとりかかるという流れでやっています。


・問題箇所の原因を考察

今のところ、間違えて弾き直したり、頭がフリーズして止まってしまう為に時間がかかっています。

間違えたり止まったりする問題箇所は、問題の音とその直前の音の二つだけを弾いて観察し、問題発生の原因を探ります。

原因は大体、

1.音が頭に入っていない、歌いながら弾いていない、楽譜に集中せず目が楽譜の上を滑っている

2.運指の問題(運指が不明確なまま弾いている、弾き易い運指を検討していない、運指が指に馴染んでいない、決めた筈の運指と違う運指で弾いている)

3.指や手、手首、肘、ほか体のどこかの動作に無理・無駄がある

4.呼吸をしていない、息を止めて弾いている

5.喉が渇いている

の五つに集中している感じです(例外も多々ありますが)。

二番目の運指は一番良いやり方が見つかるまで何度も考え直します。多い所だと楽譜の書き込みを5回くらい書き換えている気がします。テンポが上がると最適だと思っていた運指が実は変えた方が良いということもよくあり、なんか弾き辛いと思ったら即座に変えます。

今使っている楽譜は薄くて軽くて大き目で見易い園田高広版ですが、運指に関してはアラウ版の方が参考になります。

アラウってよっぽど手が大きくて器用だったのか「いやそんなの無理ですから」っていうのもあるんですが、「なるほどねえ」と思うことも多いです。なので結構アラウ版から書き写しました。

三番目の問題はなかなか自分では気づけないので動画を撮って観察したりします。これで一つわかったのが、アルペジオを弾く時に肘と手首を思いっきり回していることです。

「そんなの当然でしょ」と思っていたのですが、ググったらアルペジオの時は肘も手首も回さないんですね…これにはビックリでした。

前の先生に教わったことを思い出して、指くぐりの時に親指を付け根から思いっきり素早く大きく曲げるようにしたら肘を回さず弾けるようになりました。まだ手首はちょっと回ってますが。

また、最近気づいた癖として、間違える箇所の直前に、知らず知らずのうちに左の肩をすくめたり、左の足を突っ張ったりしていたというのがあります。

弾いている最中に時々「足が突っ張ってないかな…肩は降りているかな…」と気を付けるようにしています。これで結構間違いが減った感じがあります。

四番目の息を止めている、これもよくあります。先生は幾つかのコンクールで審査員をされているんですが「呼吸が上手くできていない人をよく見る」と仰ってましたので、コンクールに出るほど弾き込んできた人でも呼吸を忘れてることがあるようです。いやコンクールだからこそ呼吸を忘れるのかもしれませんが…。あがっちゃいますもんね…。

ピアノを弾く時にどう呼吸すればいいのか、ググってもあんまり出てこないんですが、「上行で息を吸い、下行で息を吐く」「クレッシェンドで息を吸い、ディミヌエンドで息を吐く」というのがあったので、前にやっていた「手折られた潮騒」で試してみました。すると間違い根絶とテンポアップを同時に達成できました。

五番目の喉が渇くというのは…動画を撮って気が付いたんですが、難しい所を弾く時は口が半開きになってるんです。だから喉が渇くんですが、そうなるとイライラして精神的な余裕がなくなるんですよね。だから練習の合間も、そうでない時もこまめにお茶を飲むようにしています。


・部分練習は二つの音だけから始める

問題が右手にあるなら右手だけ練習します。二つの音だけの練習で問題が解消できたら、そのまた直前の音を足して三つの音だけの練習をしてスラスラ弾けるかどうか確認。こうして少しずつ音を増やしていって適当な長さになったら左手も付けて練習。


・解決したい課題は一度に一つだけ

練習をする時には、解決したい課題は一度に一つだけに絞ります。一回の練習に課題を二つ詰め込んで解決できたためしがないです。


・課題はできるだけシンプルで直ぐに解決できそうなものにする

解決がそれだけ早くできるので、少ない練習で成果を上げられるというメリットがあります。

また、課題が解決できなくても、課題をもっとシンプルな課題に分割できたり、課題の本質が実は練習前に思っていたのとは違っていたと分かったなど、何か発見があれば練習の成果はあったものととらえ、メデタシメデタシで練習を終われます。


こんな感じで、練習を単なる反復練習ではなく、観察・思考・実験と考え、僅かでも着実に成果を上げることを目指すことにしたら練習が楽しくなりました。

特に、今やってるような自分の身の丈を遥かに超える難しい曲に手をつけている場合、終わりが見えなくて挫折し易いので、ほんの少しでも前に進んでいるという達成感があると心強いです。


以上で解決できない問題は、定番ですがリズム変奏を思いつく限りのパターンで試してみるとか、曲の流れを掴むこととかですかね。

曲の流れに関して、和音が延々と続いて何をやっているのか訳が分からんという箇所があるのですが、一番上の音だけを見たら

ファxソ♯ラ♯シ

ラ♯シド♯レ♯

ド♯レ♯ミ♯ファ♯

ミ♯ファ♯ソ♯ラ♯シ

ソ♯ラ♯シド♯レ♯ミ

ド♯レ♯ミファ♯

レ♯ミファ♯ソ♯ララ♯シ

と、順次進行が7回続いた後に半音進行が少しくっついているだけでした。

今はまだゆっくり弾いている段階ので、なかなか順次進行しているという事が分かりにくいのですが、そのうちテンポを上げれば分かるようになる筈です。というか、なって欲しい。

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2021年3月28日日曜日

毎日練習、毎日録音

さて、目下絶賛練習中のベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章ですが。

なんと驚くなかれ、この練習嫌いな私が、3月5日から今日までの24日間、毎日練習しています。凄い。天変地異が起こるんじゃないかな。大丈夫かな。
そのモチベーションのネタがこれです。
練習前に通して弾いたのをスマホで録画しています。その演奏時間をGoogle spreadsheetに記録したのが上のグラフ。
録画を見て、どこをどうしたら演奏時間を効率よく縮められるのか検討し、練習します。それが毎日のルーチン。
なぜ練習前を録音するのかというと、突然「ピアノ弾いて」と言われてもウォーミングアップ無しでパッと弾ける状態でいたいからです。まあそんなこと滅多にないんですが。
グラフの通り、そんなに首尾よく毎日縮むわけではなくて、それだけに1秒でも縮むともうガッツポーズものです。
グラフは真ん中から始まっているように見えますが、実は左端と真ん中ちょっと左に点があります。
左端が2月21日の18分39秒、真ん中ちょっと左の点が3月7日の12分59秒です。そして今日3月28日は、な、なんと7分23秒です。
偉い!
凄い!
よく頑張った!
一週間前には「今週中に9分切れたらいいな」と思っていたのですが、大幅に前倒しすることができました。
最終目標は4分だったのですが、このトラーゼの演奏を聴いてゆったり弾くのも良いなと思い、4分半に変更しました。
ということは、あと2分53秒(←細かい)縮めれば目標達成です。
20分近くかかっていた時には一体どうなることやらと思っていましたが、いやあ、練習すればちゃんと短くなるんですね。
とはいえ、時間を気にして弾けるところだけやけに早くなったり、焦って必死になったりすると、後で聞いた時にひどく気になってイライラするので、あくまで落ち着いて力を抜いて弾くことを心がけたいと思います。

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2021年3月14日日曜日

初めての1時間レッスンに向けて全力投球

 前回のポストから一ヶ月、ベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章も早や6回目のレッスンが終わりました。

この第1楽章はプロが弾くと4分弱なんですが、2月21日に初めて録音した時は18分39秒もかかりました。大体5倍弱くらいかかってます。

弾いているとそんなに長大な時間がかかってるとは全く気付いてないのですが、改めて考えると凄いですね。ピアノの前に5分と座ってられない人がよくそんなに長く弾いてられるもんですね。

時間がかかる原因は、弾き慣れた最初の数小節以外の音が全然覚えられなくて、毎回見るたびにほぼ初見状態になっている為です。特に和音がさっぱり覚えられない。もう痴呆が始まっているんじゃないかと疑問を抱くくらいです。馴染みのない和音の構成音を一つ一つ読んで指使いを考えて…とやってると幾らでも時間が経ってしまいます。

ちなみにこの第1楽章は丁度100小節ありますので、大体90小節くらいは迷ってます。1小節に2回「ああ何だか分からない…」と考えているとすると、180回くらい考えている計算です。そりゃ終わらんわ。

3月14日の今日、朝練習前の録音では10分40秒でした。半減とまではいかないものの、かなり早くなりました。というのも練習の甲斐あって間違えたりつっかえたりがかなり減ったからです。録音を聞きながらメモったら問題ある箇所は24箇所でした。よくここまで減った!凄い!偉い!

おかげで昨日のレッスンでは最初に弾いた時、先生に「随分練習されたのではないですか?」と聞いて貰え、感無量でした。めちゃくちゃ(当社比)練習したもんね。

何でそんなに必死になって練習したかというと、昨日のレッスンは1時間だったからです。

去年の十月だったか、レッスンが一回先生の都合で抜けてしまい、その振替を今月やると言われまして、1回増やすかそれとも30分レッスンを二つくっつけて1時間にするか聞かれて、先生にお任せしますって言ったら1時間になったのでした。

今までは30分レッスンしか受けたことがなかったので1時間レッスンは初体験です。

別に練習していかなくても叱られるわけでも先生の態度が変わったりもしないのですが、やっぱり気まずい。まるっきり練習していかなかった時の30分は永遠のように長く感じられます。それが1時間だったらそりゃもう、どんな心境になるか想像もできませんが、ヤバい予感しかしません。

ってことで必死に練習せずにはいられなかったのでした。

この頑張りのおかげで1時間のレッスンはあっという間に終わってしまいました。体感40分という感じ。本当は合間に5分間の休憩が入る筈だったのですが、どっかに消え失せました。ということは実は1時間5分のレッスンをして貰ったということになります。そんなに長かったのか。

いつもはあんまりお手本を弾いて貰えないのですが、今回は一杯弾いて貰えました。それもきっとレッスン時間が長かった為と沢山練習していった為ですね。ありがたい。

それにしても先生の高速アルペジオは速すぎて何回聴いても度肝を抜かれます。毎日地道にアルペジオを練習すればああなれるって本当ですか?信じられない…。


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2021年2月13日土曜日

やっぱ人生この時のために生きてるようなもんよね

毎回レッスンの後は一人打ち上げをやってます。

飲み物はビールかワインかその時の気分によって変わりますが、最初の一杯の時に思うことはいつも同じ。

 「やっぱ人生この時のために生きてるようなもんよね~!」

エヴァンゲリオンのミサトさんのセリフですが、実にレッスン後の祝杯にピッタリ合います。今回もお疲れさまでした~!かんぱ~い!

今回も土壇場になって練習し始めたのですが、まず自分の出す音が汚すぎて辛い。 

ピアノというのは不思議な楽器で、いやどんな楽器でもそうなんでしょうが、その時の気分が音に現れる感じがします。

イライラしながら弾くとそれが音に現れてイライラした音になり、それを聞くのが辛い。それで練習がいっそう嫌になります。

だからまず落ち着いて心をリラックスさせ、「美しい音を出すぞ~」と念を込めながら弾く。

何も考えずにでたらめな即興で弾くと「ピアノの音ってきれいだな」と思うのですが、なぜか練習となると途端に音が汚くなるのがいつも不思議であり悩みです。辛い。

そういう悩みを抱えつつレッスン。ベートーヴェンピアノソナタ第30番第1楽章の3回目です。

今回は最後まで弾けるかな?と思いつつ弾いたら最後まで行けました。前回は半分ほどまでしか行けなかったので大進歩です。

和音でソプラノを出すには、手首を高く上げながら鍵盤にタッチし、それから手首を一気に落とす、という方法を習いました。何でそれでソプラノが出るのか謎ですが、やってみたら確かにちゃんとなります。不思議。これを速いテンポでやるのは結構練習が必要そうです。

あと、ポルタートでは打鍵と同時にペダルを踏み、離鍵と同時にペダルを離すという技を教わりました。ポルタートペダルというそうです。この呼び名、一般的なのかな?

レッスンが終わってから先生と話していたら、話したいことが次々に出てきてレッスン時間を4分程超過してしまいました。部屋を出たら次の人が待っていて恐縮いたしました。

というわけで冒頭の乾杯に戻ります。やれやれ、今日も一日お疲れさまでした。


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2021年1月29日金曜日

レッスンでアガってしまう

今更遅すぎるのですが、あけましておめでとうございます。今年も本ブログをよろしくお願いします。

皆さまのピアノ弾き初めは何だったでしょうか。私は一年の計は元旦にありということで、なんとリストのロ短調ソナタを譜読みしました。

ポツリポツリ弾いて最初の1ページだけなんとかこなしました。まあ音数も少ないし、なんとかなるもんです。

そしてポツリポツリの割には満足度が高い。「あのロ短調ソナタに遂に手を付けてやったぜ!」ってなもんです。


ところで、前回の記事から色々ありました。

まず、なんとシンフォニア第2番が終わりました。

途中なんだか分からなくなって止まってしまったのに、「音の間違いも無かったし、三声の弾き分けもちゃんと出来ているのでこれで終わりにしましょう」と先生に言って貰えました。

本当かなあ。全然弾き分けできてる気がしないんだけどなあ。

また、ベートーヴェンのソナタの譜読みがあるのでバッハは一旦中止することになりました。

正直に言ってこれは嬉しい。譜読みしないといけない曲が二つもあると苦しいししんどいです。


そしてベートーヴェンのソナタ第30番第1楽章の初レッスン。

練習を始めた時は全然弾けなくて、一音二音弾くたびに止まって楽譜見て、また鍵盤見て一二音弾いて止まって、という悲しい状態でした。

しかし、

運指を何度も考え直して一番楽な動き方を研究したり、

三度上がってから四度下がってまた二度下がって…と音の動きを一つ一つ書き出してみたり、

頭の中の鍵盤で頭の中の指を動かしてみるシミュレーションをやってみたり、

と色々やっているうちに、止まる個所が無数にある状態から数えられる程度に減りました。まだ最初の2ページだけですが。

年末まではこんな具合にして、自分としては珍しく毎日練習してました。

年明けからはちょっと軽い燃え尽き状態になって殆どピアノに触ってませんでしたが、レッスン三日前からまた練習を始めました。

そして迎えたレッスン当日。なんとアガってしまい体が強張って指が動きません。ちょっと込み入った和音を間違えてしまい、何度も弾き直してしまいます。そんなことはピアノを再開した頃以来です。

なんでアガってしまうんでしょう?発表会でもないのに?

後でつらつら考えた結果、出した結論は

「自分への期待値が高過ぎるから」

ということです。

あれだけ練習したんだから、その結果を出さなければ。上手くやらなければ、いや上手くやれるはず。

と気負いこんで手の動きが固くなってしまったのではないか。

実際、次のレッスンにはあまり練習しないまま行ったのですが、今度はアガらずにいられたので、前回ほどの酷い弾き直しもなく進みました。ちゃっかり3ページ目後半まで進んじゃったしね。

普段でも、気が付いたら息を止めていたり体に力が入って固くなっていることがあるので、むしろ今までリラックスしてレッスンを受けていたこと自体が不思議。

リラックスを心がけたいと思います。

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