2010年12月31日金曜日

耳が良くなったような気がするのは疲れがとれたからかもしれない

年末ジャンボも首尾よく外れ、静かな大晦日です。

発表会までの、悲愴1を練習している間中ずっと「なんかピアノの音が悪い」と思って、イマイチ楽しめませんでした。なんだか音がもつれて汚い。

それが、ペトラルカのソネットに手をつけてみて「あれ、音が良い!」と思って悲愴1を弾いてみたらやっぱり音が悪い。
このピアノと悲愴1の相性が悪いのかと思ってましたが、

今日は悲愴1の音も良いです。

昨日一日寝て、疲れが取れたからかもしれません。
疲れているときは耳の聞こえが悪くなり、音、特に和音が濁って聞こえるようになるフシがあります。どうもそんな感じ。

それとも、
今まで悲愴1は知らず知らずのうちに必死になって弾く癖が付いていて、それが力みになってしまっていたのが、
今は発表会のプレッシャーもなくなり、リラックスして弾けるようになったからかもしれません。

別れの曲もちょっと弾いてみたんですが、とにかく肘が固い。この曲も肘を固くして弾く癖がついてしまっているようで、治すのが大変そうです。

「ポーランドの六つの歌」の春は、是非とも肘を固くしないで弾く癖をつけたいもんです。

今日はかなりリラックスして、ピアノの音を味わいながら練習できました。

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2010年12月29日水曜日

ショパン=リスト 六つのポーランドの歌より 春

ジュンク堂でチャイコフスキーのピアノ協奏曲と久しぶりに対面したのと同時に、大変なものも見つけてしまいました。

ショパン=リストの六つのポーランドの歌(全曲)です。
春秋社のリスト集には「乙女の願い」と「いとしい人」が入ってるんですが、一番欲しい「春」がないので、全曲集がないかなあ、とずっと思ってたんです。
いやいや、全音から出ているとはねえ。奥付を見ると、1990年に出版されたそうですが、全然気づきませんでした。タイトルが「リスト リートによる15のピアノ小品集」だからかな?

聴くとバイエルに毛が生えたような難易度に思えるんですが、譜面を見た感じではもうちょっと難しいです。
でも、短いし。なんといっても見開き2ページ。

ペトラルカのソネット123番がなかなか進まないので、こちらに乗り換えようかと思います。こっちの方が好きだしね。
しみじみしたところがこの曲の好きなところなんですが、
解説を読むと「自然の中での春の希望と孤独感をメランコニックに歌う」とあり、
そういう見方もあるのか…
と、人によって違う感じ方の違いに思いをめぐらしては、
またもやしみじみしたりするのでした。

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チャイコフスキー ピアノ協奏曲変ロ短調

高校生のとき、ふと思ったんです。
家にピアノがあるというのは、もしかして自分の人生でもう二度とないのではないのかと。

そう思ったら急に焦り出して、今のうちにできるだけピアノを触っておかなくては、と、せっせとピアノを弾きだしました。楽譜もあれこれ買って。

でも最後にレッスンに行ってから何年も経ってましたから、下手でしたねえ。むしろ変な手癖がついて悪くなっていったような気がします。

その頃チャイコフスキーのピアノ協奏曲が大好きだったので、楽譜を買ってみたんですが、難しくて。譜面を読むのも辛い。それで最初の和音のところだけ弾いてました。そんなのでも楽しかったな。ああ~私はピアニスト~とか思いつつ腕を振り回してました。

その後、子供のときに使っていた楽譜を姉が持っていることが分かって、ハノンだのソナチネだの、見つかった分は全部貰ってきたのですが、チャイコフスキーがない。

本屋に行っても見つからない。
おかしいな、高校生の頃はその辺の本屋にもあったような気がするけどな…。
と思いつつ数年が経ちました。

ところが、梅田・茶屋町にジュンク堂の巨大ショップがオープンしまして、今日初めて行ってみたんですよ。

そしたら、楽譜コーナーでまさかの出会い。
おおー、これはこれは。どうもお久しぶりですー。

というわけで、どうせ殆ど弾けないくせにと思いつつ、懐かしさに負けて買ってきました。

で、弾いてみました。

やっぱりいいですね。
譜読みが遅いのは変わりませんが、それでも高校生の頃よりは速く読めるようになりました。
長く続けた甲斐があったなあ。

鍵盤の端から端まで手を移動させると、いかにもピアノを弾いてるって感じがします。
ああ~ ピアニストみたい~ うっとり~ (←浸っている)
ああ~ どうしてこんなにイキイキしてくるんだろう~
楽しい~

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2010年12月25日土曜日

初めてグランドピアノを買ったとき

4年前、発表会に向けて別れの曲を練習してました。
この頃はまだ自分の中では圧倒的にオーディオの方がピアノより大事で、マンションでは満足にオーディオの音量が上げられないのが最大の悩みでした。

その一方で、子供の頃使っていたアップライトピアノのこともちらちらと考えていました。
ピアノの置き場所がなくなって以来、姉が義理の実家に置かせてもらっていたのです。ずっと誰も弾いてませんでしたし、調律もしてませんでした。家族全員、ピアノに調律が必要だということを知らなかったんです。

その時は、やたらと広いマンションに住んでいたので、アップライトが入る程度の小さい防音室なら入りそうでした。

それで、そのピアノを引き取ろうと姉に連絡したら、もう既にないというのです。
姉の義理の実家が解体されることになり、ピアノは近くの保育園に引き取られた後でした。

そういうわけで、ピアノ引取り計画は消え、ピアノが欲しい気持ちだけがメラメラと燃えていたのでした。

ここまでくると、防音室つきマンションを探して引越しするまであっという間でした。
どんな風に考えても、満足できる音量でオーディオを鳴らしたい欲求とピアノを両立させるためにはそうするしかないと思えたのでした。

最初は防音室をオーディオ専用にして、当面は電子ピアノを使い、好みのアップライトをじっくりと探すはずだったのに、間取りをみて「これならグランドピアノが入りそう」と思った瞬間、グランドピアノを買う算段をし始める始末。

そんなわけで、引越した次の日にグランドピアノがやってきたのでした。
発表会の二ヶ月前です。

最初は嬉しかったんですが、別にグランドピアノで練習しても急に上手くなったりしないというのに気付くのに、あまり時間はかかりませんでした。

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MBTシューズ三日目:尻が筋肉痛で寝込む

昨日はMBTを履いて初めての出勤でした。
帰りがけにちょっと頑張って通勤路沿いに6km歩いたら、なんと1時間10分ほどで歩けてしまいました。

この間、同じ道を歩いたんですが、その時は2時間くらいかかったんじゃないかな。
ここ数年、歩くスピードが非常に遅くなってたんですが、見違えるようなスピードアップです。
こりゃ凄いわ。

と一人興奮しながら帰ってきたのですが、起きたら尻の上半分辺りが筋肉痛。
何気なく片足立ちすると特に痛みます。
痛いので今日一日寝てました。
ちょっと頑張り過ぎたようです。

2010年12月24日金曜日

聖メリークリスマスケーキの伝説・背徳編

特にクリスチャンというわけでもないのですが、
だからといってクリスマスケーキを食べないというのはもったいなさすぎます。
折角の、年に一回だけやって来るクリスマスケーキの日なのに。

というわけで、非クリスチャンの人のために、「12月24日は聖メリークリスマスケーキの日」ということにしようじゃありませんか。

聖メリークリスマスケーキおめでとう!


ところで、今日、自分の血液を顕微鏡で見たのですが、
思いっきり赤血球が数珠繋ぎになってました。
いわゆる血液ドロドロってやつです。

先日の血液検査の結果で、LDL(悪玉コレステロール)が基準値を遥かに越えていることが分かったことと合わせると、安穏としてケーキなんか食べてる場合じゃないような気がしないでもありませんが、

そんなことを考えると、スポンジケーキとクリームの塊を黙々と食べていられるのも今のうちだけ…という切実さをひしひしと感じる12月24日の夜なのでした。

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2010年12月23日木曜日

「裸足で歩くような感覚」のMBTの靴を買って歩いてみた

「Born to Run~」に出てくる靴に、ビブラムファイブフィンガーズというのがあります。
読んで字のごとく、爪先が五本指に別れた靴で、これを履くとまるで裸足で走っているような感覚になるらしい。
探してみたのですが、ブームが知らない間にやってきて去っていったようで、通販以外では見つからない。

それでキーワードを「ベアフット シューズ」に変えて検索してみたところ、MBTというのが引っかかりました。
この靴も裸足感覚が得られるらしい。しかも履くだけで姿勢が良くなるらしい。インナーマッスルが鍛えられて基礎代謝が高まり、免疫力が向上するらしい。痩せるらしい。

とまあ色々いいことずくめらしいので、ちょっと買ってみました。

この靴、専任のインストラクターにコーチして貰わないと買えないシステムになっています。というのは、わざと不安定な作りになっていて、靴選びから立ち方、歩き方まで教えてもらわないと簡単にこけてしまうからだそうです。

だそうです、と書くのは、実はすぐに慣れてしまい、よろけるチャンスがなかったのでした。
しかも、慣れると歩くのが実に楽しい。楽しいのでその場で履いて帰りました。それが昨日の話。

で、今日は2時間かけて散歩してきました。

これがね、履いて歩くだけで汗だくになりまして。
というのも、背筋を伸ばして正しい姿勢を保たないと上手く歩けなくて、
上手く歩こうとすると体中のあちこちの筋肉が総動員されるらしく、どんどん暑くなってきます。

脱げる服はどんどん脱いで、最後は長袖Tシャツ一枚になりましたがそれでも暑い。

歩いているうちは楽しいのでどんどん歩いてましたが、
家に帰りついたらいきなり疲れがどっときて、そのまま2時間ほど寝てました。

通勤でも使えるよう、普通の革靴のようなスタイルのを買ったので、
早速明日の出勤に履いていくつもりですが、
この分だとコートとマフラーは要らないかもしれません。
ひょっとしてジャケットも要らないかもしれません。
でも真冬にシャツ一枚で歩いていたら、変な人に思われそう。どうしようかな。明日が楽しみです。

「Born to Run 走るために生まれた」読了

この本は、あまりにも色んなことが書いてありすぎて、後から考えると何が書いてあったか思い出すのが億劫になるくらいなのですが、とにかく凄い。

・人間より速い動物は沢山いるが、人間より長く走れる動物はいない。

・人間は長距離を走るために進化した。誰でも訓練すれば100キロくらいは走れるようになる。400キロレースなんていうのもある。

・ランニングには、どんなハイテクスニーカーよりも裸足の方が適している。むしろハイテクであればあるほど足を痛めやすい。

・自分の限界を突破するための鍵は、愛と思いやり、そして笑うこと。

・気温50度の砂漠でも走れる人は走れる。

これを読み終える頃にはムラムラと走りたくなってくる、とあちこちの書評で書かれている通り、私も走りたくなったのですが、まずは裸足で歩く方にとりかかってみました。その話は次に。

2010年12月22日水曜日

カタツムリのようなペトラルカの譜読み

昨日は悲愴を通しで一回弾いてから、ペトラルカのソネット123番を途中から譜読み。
今朝は悲愴を通しで一回弾いてから、ペトラルカを頭から22小節目まで譜読み。

ペトラルカ、何がどうなっているのか、ちょっと分かってきました。
毎回頭からやってると、最初と最後で出来上がりが変わってくるので、
今回は途中から譜読みというやり方で行きたいと思うのですが、
気持ちとしては、最初から弾いた方が気持ちがいいんですよねえ。
ここが葛藤ポイント。

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2010年12月20日月曜日

ペトラルカのソネット123番:音を拾うだけで難航

まあそんなわけで、一夜明けて悲愴練習し直し。

やっぱりあれですね、自分の弾けるテンポで、テンポに乗って弾くと、ピアノって楽しいモンですね。
今まで何度も「とにかく速く弾かなければ」病を治さなければ、としつこく書いてましたが、やはり全然治ってなかったようです。

悲愴をちょっと弾いて、いよいよペトラルカのソネット。
これがまた、分かったような分からないような重音がてんこ盛りで出てきて、出だしから不穏な雰囲気。
こういう感じに弾きたいんですけどね。



これは、譜読みレベルでもたついてたら、つまらなくて死んじゃいそうという予感がします。
気持ちが盛り上がっているうちに譜読みを終わらせなければ…。

今日は全83小節中の29小節目まで見ました。
って昨日と同じですやん…。
こりゃたまらん。

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2010年12月19日日曜日

次の曲を考える

年明けのレッスンで何をやるか。
悲愴第2楽章、第1楽章と来たので、当然来年は第3楽章をやるものと決めていたのですが、
先生「第3楽章はねえ、終わりのところで速い下降があるから…」
先生、大丈夫です。そ知らぬ顔でゆっくり弾くのには慣れてます(←お前は何を言ってるんだ)。

譜読みレベルと言われた悲愴第1楽章を続けることも考えたのですが、
先生「もう長くやっているでしょう?飽きないかしら」
それは遠回しに先生が嫌気がさしてるって意味じゃ…、いやいや、先生の仰ることはごもっともであります。

ってな風に迷走しているのですが、
ここで気分一新、全然違う作曲家にトライするというのもあり。

来年はリスト生誕200周年です。リストよりショパンの方が一つ年上だったんですね。
ちなみに、今年はシューマン生誕200周年でもあったんですけど、知ってました?
私は全然知りませんでした。

リストが好きです。
どれくらい好きかといえば、レスリー・ハワードのリスト・ピアノ全曲集(CDで100枚以上ある)をコンプリートしているくらいです。
厳密にいうと、最初の1枚を買いそびれてるのでコンプリート-1なんですけどね。膨大な枚数なので大目に見てください。
あと、オルガン曲集、交響詩集、チェロとピアノのための曲集、オペラ、歌曲集、交響曲、などなど大量にCDを買い集めてます。ピアノのロ短調ソナタのCDは、以前コンプリートを目指しましたが、あまりにも多すぎて諦めました。でも随分買いましたよ。

しかし、未だにリストを弾いたことがない。
高校生のときに愛の夢第三番を独学で弾こうとしましたが、てんで話にならなくて諦めた経験あり。

何が困るかって、
リストは、気軽に挑戦できるような簡単な曲がないんですよねえ。
最晩年の「灰色の雲」みたいな小品は、まあ簡単といえば簡単ですけど、先生が指導に困るような気がするし…。そもそも楽譜がどこで手に入るやら。
「愛の夢第三番」とか「献呈」とかは、ちょっと甘すぎてイヤ。

色々厳しい条件の中でこれはと思うものは「ペトラルカのソネット第123番」。
これもリストの曲としてはアマチュアピアニストにはお馴染みの曲のようですが、そんなに超ウルトラメジャーではないところと、
ざっと譜面を見た感じでは、滅茶苦茶難しいようでもなさげなところ、

そしてなにより、ちょっと弾いてみただけで曲の中に引き込まれてしまいました。
これはいける!かも!

というわけで、もうちょっと譜読みを続けてみようかと思います。

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発表会終了

発表会が終わりました。

先生のコメント。
「3ページ目までは良かったけど、その後走ってしまった」
「まだ譜読みレベル」
「いつもそうだけど、まだ十分慣れてないうちにテンポを上げてしまう」

ううう(涙)。

傷心を癒すため、発表会の会場をそそくさと抜けて豪華ランチを食べに行ってきました。
クリュグというシャンパン、名前だけは聞いてましたが、今日初めてお目にかかりました。飲んだけど、何がそんなに凄いのかよく分からなかったな。
酔いが回ったのか眠くて電車に乗るのが辛かったので、タクシーに乗って帰ってきました。意外に高かった。ほとんど寝てたから気づかなかったけどぼられたのかな?
そんなこんなで大散財であります。

というわけで!

ちゃんと練習して仕上げて発表会に臨まないと、来年も大散財しちゃうよ!(→自分)

タクシーを降りてからちょっとだけ「なんでこんなにお金と時間をかけて辛い思いをしないといけないんだろう。もうピアノ止めちゃおうかな」なんてエヴァンゲリオンのシンジ君みたいなことをふと思ったり。

あー、自棄酒(『やけざけ』を変換したらこんな漢字が出てきました)飲んじゃおうかな。


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発表会当日:蝶ネクタイ

出かける時間が近づいてきたので、舞台衣装を着て練習。

この日のために、襞付きシャツと蝶ネクタイを買いました。
恥ずかしいから付けるかどうかずっと迷ってたんですが、こうして付けてみると、なんと惚れ惚れとするほどかっこいいことか。(ナルシストですみません)
やはり付けて行くことにしました。

襞つきシャツはフレンチカフで、要は袖先が二重になってるんですけど、これが幅が広くて、ピアノを弾くとき目障りです。結構じゃま。昔のピアニストはみなこのフレンチカフなんですけど、よくこんなのつけて弾いてるなあ。

毒も食らわば皿までよ、ということで、ポケットチーフも挿してみました。
まあ、蝶ネクタイのインパクトが凄いので、誰もチーフには気づかないでしょう。

後一回くらい練習してから家を出ます。

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2010年12月18日土曜日

発表会前日:人事を尽くして(ませんが)天命を待つ俎板の上の鯉

今日一日やったこと。

1) 起きる
2) ピアノ練習
3) あまりの下手さに不貞寝
4) 起きる
5) 食事
6) 2から5を繰り返す
7) 風呂に浸かりながらくよくよする
8) ピアノ練習
9) 開き直る ← イマココ

もう、こうなったらしょーがないですよハハハ(←目が笑ってない)

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発表会二日前になって音楽にとって一番大事なことを考える

練習するたびに、自分の下手さ加減に心の中で呻き声をあげる今日この頃ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか。

もう下手とかなんとか一人で言い訳していても、今更どうしようもない。
とにかく、この「止まりまくり、間違えまくり」な現状よりも当日上手く弾ける筈もない。

そんなぼろぼろな状態でステージに上がって、一体自分は何をすればいいのか。

というところから考えてたどり着いたのは
「少なくとも『音楽を演奏している』ということだけは忘れないようにしよう」
ということ。

とかく、どうすれば体裁を整えられるかということばかり考えてしまうのですが、
一番大事なのは音楽を演奏することで、

何がどうなれば音楽に聞こえるのかと考えると、
音楽の三要素であるリズム・メロディー・ハーモニーが感じられれば、音楽になるのではないかと。
この三つのことだけに意識を集中すれば、なんとかなるのではないかと。

まあ、その、
止まっちゃったらリズムも何もないんですけどね。

止まっても、自分の中のリズムを見失わなければ、きっと本当の音楽が聞こえるよ!
(…という具合になったらいいな…)

とりあえず、明日は「リズム・メロディー・ハーモニー」と一心不乱に唱えながらピアノを弾く練習を試してみたいと思います。

というところで今日は終了。

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2010年12月17日金曜日

もう時間がない。でも部分練習

今度の日曜が発表会じゃないですか。
時間がありませんぜ。

ってな感じに焦りつつ、ざっと通し練習してみましたが、
やはりつっかえるところはいつも同じで、
地味につっかえる箇所が減っては来ているんですけど、
まだまだ沢山あるんですよねえ…。

今日は中でも「止まった時に最も『今どこを弾いているか分からなくなってしまう所」に焦点を合わせてみました。
それはズバリ、137小節目と144小節目です。
この、右手があがっていくところが止まりやすく、かつ止まったときの焦り方が半端じゃないのです。

それぞれを、回数を決めずに弾いてみます。
いい感じになってきたらテンポアップ。
調子に乗って弾くとすぐに肘を固くして弾いてしまうので、そのたびに手を休めて腕を振ります。

お、なかなかいい感じで弾けるようになってきた。
というところでやる気が尽きたので止め。
明日の朝、練習の成果が出ることを期待して、もう寝ます。

今になって思うこと。それは、普段からこれくらい練習していれば…という、「父ちゃん、それは云わない約束でしょ」的、かつ「後悔先に立たず」的な繰言であります。

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2010年12月15日水曜日

昨日やった練習が今日身に付く

今日はどうしたわけか通し練習ばかり何度もやってしまいました。
通しは最初と最後の二回だけ、あとは部分練習だけ、というスタイルにしたいのに、なぜかうまくいかないなあ…。

そんな中で、昨日集中的に部分練習を繰り返していた箇所が、今日はキレイに弾けるようになってたのに感激。

「努力が素直に結果に反映される」なんてこと、ここ最近なかったような気がするので、これは非常に嬉しい。
そういえば昨日は異様に集中力が高かったような気がします。
集中力が高まっているときは、頭の中の靄が晴れてキレイに澄んだような感じになるので、そうと自覚できるんです。
惜しいことに、そういう瞬間は年に二回くらいしかやってきません。
なんとか、もう二回くらい、発表会までの残り三日で再現したい。

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発表会直前になって部分練習とか

オイゲン・ヘリゲルの「弓と禅」を昨日読み終わりまして。

今、自分にとって一番大事なのは、
上手くなりたいとか、発表会で失敗したくないとか思う気持ちから自由になることだなあ、
とつくづく思う今日一日。

さて。
楽譜がピアノの譜面台に開いたまま置きっ放しになっているので、ざっと見て一番弾けてなさそうな所を練習してみました。
その中でも最悪に弾けてない二小節を取り出して練習。

そうするうちに、左手が強張っているのを発見。

弾けない!と思っているから力むのか、フォームが悪いから力むのかよく分かりませんが、
とりあえず、左手だけ一音ずつ「打鍵→すぐに脱力」を確認しながらじっくり反復。

発表会直前にはもっと他にやることがある筈なのに
(どこで止まってもいいようにする練習とか)
どうして今頃になって部分練習が楽しくなってくるんでしょうか?

謎です。

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2010年12月13日月曜日

今日のレッスン:跳躍の手前が盲点だった

発表会直前レッスンです。

まず、今日は椅子の高さ調整に失敗して、高すぎました。
いつもは適当に調整して、それで別に困ったこともなかったんですが、なぜか今日に限って…。
これは気をつけないと。

さて、
先の記事で、テンポが上がらない/ミスタッチをする理由として

・指にはまってない
・あやふやな部分がある

を挙げたのですが、先生が言うには、問題はそこではなくて、

1)跳躍の直前で慌ててしまうのでテンポが上がる
2)弾き易いところでテンポが上がる
3)一旦テンポが上がると、そのまま進む
4)弾けなくなるまで1)-3)のループが続行

という悪循環が起こっているとのことです。

というわけで、跳躍の部分は前後の音だけを取り出して、テンポを保つ練習をやりましょう、と。
これが今日の宿題。

あと、ペダルが濁るので、もっと丁寧に踏みましょう、と。
これは難しい。
先生が濁っているのと濁ってないのを弾いてくれたのですが、あまりはっきり分かりませんでした。
どうも自分はペダルの濁りについて鈍感なようです。
一朝一夕には治りそうにない問題のようなので、長期的課題として取り組むことにします。
(とか書くと忘れそうだな)

最後、1~4小節目よりも5小節目以降がテンポが遅い問題について。
これはもうほぼ今年中ずっと言われていて耳タコ状態なのですが、最近意識してなかったためか、またぞろ再燃してきました。
先生は「もういいです」と言うのですが、できれば治したい。できれば。

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テンポが上がらない

発表会まであと一週間という土壇場で、やはり気になるのはテンポが遅いこと。
試しに出来るだけ速く弾いてみたら「やっぱりこれくらいでないと悲愴らしくないよねえ」と改めて認識。

なぜテンポが遅いのか、理由は分かってます。
まだ指がはまっていないから。
まだまだ、あやふやなまま弾いているので、速く弾くとミスタッチ続出なのであります。

どうすれば指にはまるようになるか。
これも単純で、単に今は弾き込みが足りないから。

ということで、発表会にはきっと間に合わないでしょうが、今一番やらないといけないことは、あやふやなまま弾いている箇所を絨毯爆撃で潰していくこと。

まあ、この曲は、私の60歳デビューリサイタルを飾る曲に決定しているので、焦らずやっていきましょう(と自分に言い聞かせる)


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2010年12月10日金曜日

発表会に向けて散髪してきました

ここ数年、髪は同じ美容院で切っています。
今は美容院って言わないのかな。ヘアサロン?とにかく、散髪屋じゃないところです。

男が散髪屋で一番悩むところは、どういう風に切るか髪型を質問されるところじゃないでしょうか。

今の美容院が気に入っているのは、初めて行ったとき「かっこよく、似合うスタイルに切ってください」と無理難題をお願いしたら、
本当にかっこよくて似合っていて、かつケアが簡単な髪型に切ってくれたからで、

なるほど、そこらの散髪屋とはここが違うんだな、と深く納得させられたのでした。

今日は「ピアノの発表会にふさわしい髪型を」と禅問答のような注文をしてみました。
こんなことを散髪屋で言ったら無視されそうですが、ここは真顔で聞いてくれます。

まあ、いつもの髪型とどう違うのかよく分からない仕上げだったんですが。

難点は、カットだけだと肩身が狭いところ。
美容院はパーマとかカラーとかで稼ぐのが普通らしいので、いつもカットだけではちょっと申し訳ない。かといってパーマとかカラーは気が進まない。
そんなわけで、今日はヘアワックスとスプレーを買ってみました。

いつもは鏡など見ないまま家を出るので
(寝癖とか気にしない。全く気にしない)
ワックスだのスプレーだの面倒くさいものとは無縁なのですが、

試しに付けてもらうと、垢抜け感が目に見えて向上。

身だしなみに気を使うというのは
実はストレス解消に役に立つんだそうです。

猫が興奮しすぎると、突然立ち止まって体を舐め始めるのと同じ衝動なんだとか。

発表会当日は鏡の前で奮闘することにします。

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ピアノ逃避症候群読書型

ただいま絶賛ピアノ逃避中です。

平たく言えば、本を読んでたらピアノに向かう時間がなくなりまして。
今読んでるのはクリストファー・プリーストの「限りなき夏」です。
物凄く季節に合ったタイトルざんしょ?ほほほ。

季節といえば、今朝は寒かった!
あまりに寒いので、途中の乗換駅でウドン食べようと決めまして、ワクワクしながら駅に着いたら、

ウドン屋が満員御礼状態でして。

同じこと考えている人多すぎ。
完全に出遅れました。
素直に諦めましたが、内心諦めきれない。
もうちょっと早く出ないといけませんねえ…。

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2010年12月8日水曜日

迫力の路上ライブ

梅田で晩御飯を食べてさあ帰ろうとすると、なにやら路上ライブをやっているではありませんか。
そういえば最近とんとその方面はご無沙汰だな~と思いつつ聞いているうちに、路上ライブをハシゴしたくなったので、その辺をぐるっと回ってみました。

JRと阪急の間の歩道橋の袂で、ドリカムを歌っている、なんだかやたらに上手いボーカルがおりましたので、ちょっと立ち止まって聴いていたのです。
すると、お巡りさんが両手でバッテンをしながら近づいてくるではありませんか!

え~中止ってことですか~。せっかく身を入れて聴いてたのに~。

このままではつまらないので、後片付けをしているボーカルの人に近づいてみたら、CDを売ってたので一枚買って帰りました。
なぜかサインもしてくれました。

帰宅してCDを聞いてみると、期待以上にいいです。
ググってみたら、なかなか経歴が長い人でした。
YouTubeにも上がっていたので、一つ貼っておきます。




いやー、なんかすごい迫力でした。
こんなに上手いのに、路上ライブをやってるなんて…。

音楽で身を立てていくのってしんどいんやなーと思った夜でした。

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2010年12月7日火曜日

悲愴第一動画up:暴走モードで自滅

久しぶりに動画をとってみました。

アレグロナントカカントカ…のところからいきなり暴走してしまいまして
止まりまくりの
外しまくりで

ヒジョーに恥ずかしいのですが、
これを良い教訓にして
明日の励みにしたいと思います。まる。

あ、すごい雑音もどきですので、
全然音楽になってませんので、
悪い予感がする人はここで引き返されることをお勧めします。



あー、これが譜読みして一週間目です、とかならどんなにいいか…。

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昨日のレッスン:肘と首と背中

「指先に意識を集中する」とか「肘から力を抜く」とか書いてきた最近ですが、
その成果はレッスンでいかに現れたか!
先生、コメントどうぞ!

「首と背中のコワバリが取れましたね」

え…、肘じゃなくて?
首?
背中?

思いも寄らないコメントにしばし絶句。

しかし、そういわれれば
「上半身でテンポを取らないでね」と、以前何回か注意をされたことがあるのですが、
その時に先生が私の真似をして上半身を前後に揺すってみせたとき、
確かに首と背中が一体成型のように固まってました。

今までそんな風に見えてたんですか(汗)。
恥ずかしい…。

まあそれはそれとして、
「背中が固くならなくなったのはいいけど、スタッカートがボヨンとなってしまった。もっと指先をクックッと素早く動かしてね」

はい。

「1ページ目、またテンポが早くなったり遅くなったりしてきましたよ」

あー、これは自覚ゼロ。
左手をもっと静かに弾こうと思うあまり、テンポのことはすっかり忘れてました。
あちらを立てればこちらが立たず。(あれ、逆だったかな)

帰宅してピアノに向かってみましたが、
首と背中の力を抜くというのは難しい。
そもそも、力が入ってるとか、分からんです。
肘の力みなら自覚できるのになあ。

自分の体のことが分からない…。

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2010年12月6日月曜日

焦るなあ…

ブログを更新しようとしたところで、
なにやら焦燥感に襲われまして、
ちょっとピアノを練習してきました。
あー、今週もあんまり練習できてない…。明日レッスンなのに…。

ちょっと練習したところで何ほども進まないんですが、少し気休めになりました。
明日の朝、できるだけ早起きして練習しよう。そうしよう。

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2010年12月4日土曜日

「ピアノが弾けたらいいなあって思ってるんですよ」

昨日は職場の忘年会でして。

何かの弾みに、私の上司の上司が「中学から大学までホルンをやってた」と話して、一同ビックリ。
意外なところに意外な経歴の持ち主が。
それで「サックスやってます」とか「昔ドラムやってました」とかいう流れになりまして。
その中で
「ピアノが弾けたらいいなあって思ってるんです」
という声が。
「ピアノかバイオリンをやってみたいんです」
ほほー。
「上原彩子みたいに弾けたらなあと」
…私も彼女くらい弾けたらなあと思います。

家に帰って、布団の中で今日一日の会話を反芻している内に、
ピアノを習っているというのは当たり前のことじゃないんだなあ、とかあらためて考えてみたり。
家計に余裕がないのに、子供にピアノを買ってくれた両親について考えてみたり。

色々考えてなかなか眠りに付けない忘年会の夜でした。

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2010年12月2日木曜日

変な充実感

悲愴第1楽章、指が慣れてないところが多すぎて困るんですが、
とりあえず、一番外しやすいところを攻めてみました。
右手が上がっていきつつ左手が下がっていくところ。

同じようなパターンでちょっと違うのが2通りあるので、チョイチョイ間違えるんですよね。
最初のはシに♭がついてるけど、2回目に出てきたときはナチュラルになってたりとか。

で、今日は2回目の方を攻めました。
何度やっても外すので、片手ずつ。

右手を繰り返していると、手が痛くなってきたので左手に交代。
左手も痛くなってきたので、今度は右手に交代。
右手がまたもや痛くなってきたので左手に交代。
左手が(以下省略)

ってなことをやっているうちに両手とも疲れたので止め。
この間、20分くらい。
最後に両手を合わせて弾いてみたら、これが驚くほどスラスラ弾けたりして。
いや、シのナチュラルは依然として間違えてますけど。

手が疲れるほど練習したのは、いつ以来だったっけ?
最近、あんまり真剣に練習してなかったってことですかねえ。

変な話ですけど、練習して手が疲れると
「いかにも練習しました!」って感じで
妙な充実感があります。
脳に変な汁が出ているような、尋常じゃないモノを感じます。
ちょっと多幸感混じってます、ってな様子。
ちょっとナチュラルハイになってます、ってな様子もあり。
困るなあ、これから寝るというのに。

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