2013年5月27日月曜日

きれいな音

まあそんなわけで2週間ぶりのレッスン。
ロマンチックなワルツを弾けるところまで弾いて、先生の顔を見ます。

あれ、笑ってる…。なぜ?なぜ…?
もしや、笑ってしまうほど手の施しようがないとか…?(ビクビク)

「今日はきれいな音で弾けていました。音をよく聴けてました」
ええええ?


先生の感想と自分の感想はいつもちょっと違います。
今日の自分の感想は

「気分が先走ってしまった。ルバートしすぎた」

であり、ちょっと独りよがりかな~と危ぶんでいたのでした。
まあ、それだけ余裕ができたということでしょうか。音を並べるだけで精一杯という状態から抜け出したということで。

しかし、自分では「きれいな音で弾けた」とか「音がよく聴けてた」という実感が全くない、というのも困ったことで。
確かに、最近はそういったことを目標にして練習していたのだから、練習の成果が如実に現れたということで、喜んで良い筈なのですが。
自分で気づけないことを指摘してもらえたから、レッスンの甲斐があったと言えるわけですが。

なんか釈然としないなあ。

そんなことを考える自分は欲張りなのでしょうか。

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スタインウェイD274がなぜか梅田ヨドバシに

最近の電子ピアノはどんなもんかな~と、ヨドバシカメラ3階の電子ピアノ売場に行ってきました。

上位機種は黒の艶出しが流行しているようで、見た目もアップライト風。弾いた感じもバネっぽい変な感じがなくて好調。
でも結構高いな~。
電子ピアノは何度か買い換えたましたが、下取りしてもらえるだけありがたいって感じで、本当にリセールバリューがないんですよね。
まあ、アップライトもグランドもそうなんですけど。特に200cmを超えるグランドピアノは買い手が限られるそうで、ヤマハのCFIIIsの中古とか、気をつけて見てると結構安いです。
話がそれましたが、電子ピアノは特に毎年モデルチェンジするので結構がっくりきます。
中古の電子ピアノってきっと凄く安いと思うんですけど、そういえば、どこで売ってるんでしょうか?見たことがないな…。

で、ひとしきり見た後、売場のそばに艶消しの黒のグランドピアノみたいなものが置いてあるのに気づきました。
蓋が閉めてあるので型番など分かりませんが、大きさからするとフルコンっぽい。
でも値段もメーカー名も書いてないなあ。

なんかスタインウェイって書いてあるけど、本物なのかな?
弾きたい人は店員に声をかけてね、とあるけど、これは電子ピアノなのかな?
それとも…?


よく分からんので店員に聞いてみました。

Q:これは売り物?飾り?
A:よく分からないが多分飾りだと思う
Q:弾いていいか
A:どうぞ

ってなわけで弾いてみました。
その前に蓋を開けたらフレームに「D」と浮き彫りが出ていまして、本当にこれがD274だと確信が持てました。

そんなわけでロマンチックなワルツを弾けるとこまで弾いてきました。
回りはざわついてうるさいんですが、音が意外に聴けて良かった。特に高音がきっちり聞こえるのには感動です。さすがパワーにこだわるスタインウェイ。
それにつけても最後まで弾けない悲しさよ。ちゃんと暗譜できてる曲があればなー。

というわけで、梅田ヨドバシに行けばスタインウェイのフルコンがタダで弾けるというお話でした。
まあ場所が場所ですから5分以上は弾けない雰囲気ですが。
ここで幻想即興曲なんかを華麗に弾けたらな~(←素朴な憧れ)。

先日開業したグランフロント大阪に入居している島村楽器も、貸し練習室の一つにD274を置いていました。
30席ほどの椅子が置けて、ミニコンサートやピアノサークルの弾き合い会くらいはできそうな広さ。こちらは有料だけあって防音室。大阪駅から歩いていけますから非常に便利そうです。
そのうち誰かを強引に引っ張ってきてジャイアンリサイタルを開いてやろう…。

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2013年5月25日土曜日

幻想即興曲の3:4は歌うとできる

長い間、幻想即興曲を店晒しにしていました。
シュタイングレーバー195を買う前ですから、2008年になりますが、その年は幻想即興曲を練習してました。
でも全然できなくて。
無理やり発表会でも弾いたのですが、当然できてないものはできませんで、崩壊とかいう以前の問題でありました。

この曲、色々と躓く原因はありますが、一番根が深いのは、左手3:右手4が合わないこと。
何度やっても、左手が「タータタ」とか「タタータ」とかになってると先生に言われまして。
自分では、とにかく必死なので、どっちがどうずれてるのか、あんまりよく分からないんですよね。

長くなりましたが、先日久しぶりにこの曲を引っ張り出してきました。
前回書いた「メトロノームと愛の二重奏」作戦を早速応用。

1)メトロノームと左手の愛の二重奏を練習し、安定して「ターターター」と弾けている状態を全身に覚えさせる。
2)メトロノームと左手に、更に右手パートを歌う。音程は全く合ってないけど気にしない。ここで3:4の感じをつかむ。
3)いけそうだったらメトロノームと両手を合わせてみる。

こんな感じでやると、確かに左手と右手を合わせると左手が「タータタ」とか「タタータ」とかになってしまうことがよく分かり、更に歌うことで3:4が出来るように…なりつつあります。
ずれながら弾くのが指にしみついているので、一小節づつ治していかないとダメなようす。

ピアノも以前練習していた時のと違うので、また嬉しい。
この曲でよく使う中域~中高域の音が、前のピアノでは全然伸びのない、かさついた音でした。
今のピアノは本当にその辺が段違いです。このピアノを買って良かったなーと思います。

前のピアノは新古品で買いました。
音が伸びないのはフェルトがまだ新しくて癖がついてないからだと思ってましたが、今のピアノもフェルトは新品ですから、そういうわけじゃないみたいです。

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2013年5月21日火曜日

メトロノームを恋人だと(むりやり)思い込む("恋人はメトロノーム"改題)

子供の頃はメトロノームが憎くてたまりませんでした。
どんなにテンポを調節しても、メトロノームのほうが絶対先に行ってしまうんですよね。
それではと徹底的に遅くセットすると、今度は遅すぎて合わせられないし。

「メトロノームに合わせて弾くんじゃなくて、自分の中のテンポに合わせて弾く。自分の中のテンポをメトロノームに合わせる」
と先生はいうのですが、これが今ひとつうまくいかない。

そこで私は考えた。

メトロノームだと思うからいけない。

メトロノームではなくて、彼女と二重奏をしているのだと。
いとしい、いとしい彼女と、甘いデュエットを奏でているのだと。
そう思いましょう。

こんな風に見方を(いや聴き方かな)変えたら、結構はかどるようになりました。

欲を言えば、メトロノームの音じゃなくて、もっと色気のある何かだったらなあ。

例えばレディ・ガガとか。こんな雰囲気で。

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2013年5月19日日曜日

ピアノを練習すると冷や汗が出ませんか

アンダンテさんのブログを読んで亡き王女のパヴァーヌをなんとなく練習し始めました。

ブログを読んだときは単に流してしまったのが、布団にもぐってから突然「そういやラヴェルの楽譜持ってたんじゃなかったっけ?」と思い出して、それから火が点きました。

なんとなく買った春秋社、持ってて良かった春秋社。
思いついたときにパッと楽譜が出てくるのがこんなに嬉しいとは。
ムダに本棚の肥やしになってなくてよかった。

(他にも生涯弾きそうにない楽譜が沢山あるのはさておくとして)

しかし、さすがラヴェルというかなんというか、ドビュッシーの更に上を行く訳の分からなさ。
この曲はオーケストラ版で昔からよく聴いていたので、どの音がどの楽器で演奏されるのかは分かるんですが、それに手がついていかないというかなんというか。特に左手。

そうは言っても、変に癖がついてないだけ、練習すればするほど慣れてくるのが嬉しい。
それにひきかえ、ろまわる(ロマンティックなワルツ)ときたら…

ただでさえ肘を硬くして弾く癖がついている上に、間違えれば間違えるほど自分にいらついて、どんどん嫌な汗が出てきまして。
悪循環が高回転しております。

悪循環をなんとか止めて、良循環(?)を回していかなければ…

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2013年5月13日月曜日

今週はかなり練習したので(※個人の感想です)

まあそんなわけで前回ブログを書いたのが3月末とか、よく年度末の忙しい(メンタル的に)時期に書けたなと思いますが、そういえば今日もメンタル的にちょっぴり波乱があり、奇妙な符合ですね。なんだか日本語がおかしいですが大目に見てください。

まあそんなわけで今日は久しぶりにレッスンに行きました。
曲は相変わらずロマンチックなワルツ。
以下、レッスンメモ。

音が汚い
 → 指が弾く用意が出来てないままぶっつけ本番で指を押し込んでいるので、鍵盤を叩いてしまっている。弾く前のホンの一瞬、弾く用意をする。
   → 弾く用意をすると音がきれいになるし、その瞬間に脱力することもできるので、これは一粒で二度美味しい。

左手が跳躍するところで何度も間違える
 → なぜか右手を見てから左手を見ていた。右手に構わず、左手だけを見る。


ペダルを踏むタイミングが合わない
 → 弾かないで歌いながらペダルを踏む
    → 歌うと踏めません
        → リズムを取りながら歌うところから始めましょう。そしてリズムに合わせながらペダルを踏んでみましょう。
           → 難しい。幼稚園からやり直したい。


まあ今週はかなり練習したので(※個人の感想です)、ちょっとずつ曲っぽく、ドビュッシーっぽくなってきました。

以前通して弾けるようになったときはかなり無理していたみたいで、体を硬直させて弾く癖が曲のあちこちにこびりついており、それをこそげ落とすのがタイヘンです。

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