2016年10月20日木曜日

音大の先生の初レッスン

前回書いた通り、無料体験レッスンに行ってきました。

インベンション8番を弾いたんですが、指導にちょっとガッカリ。
「テンポが揺れてる」と指摘して貰ったのは、自分では気付けていなかったので嬉しかったんですが、
「まあ、私ならこれで合格にしたいです」と言われて、そ、そんな、もっと何か言って下さいよ…という気持ち。
前の先生なら、どんなに易しい曲でも幾らでも喋ることがあるって言ってたのに…
インベンションならもっと喋ることが一杯あるんでは?という疑問で一杯になりました。
先生はまだ大学出たてって感じの若い人だし、こんなものなのかな?

さて、次は音大付属教室のレッスン。
これが、先生がなかなか決まらなくて、しかも日程もなかなか決まらなくて、やっと今日初レッスンがありました。

残念ながら体験レッスンじゃありません。そういう選択肢はなかった。
しかも入会費と三ヶ月分の受講料の請求書が先に来るという…もうなんというかかんというか、「天下の音大ですから当然でしょ」という空気をジンワリと感じました。

やっぱり、音大の先生って怖いのかな?
弾けてない曲を持って行ったら帰れって言われないかな?

と悩んだこともあり、また先日の体験レッスンでは、インベンション8番一曲では大幅に時間が余ったこともあり、かなり弾き込んだ(つもりの)ショパン=リストの「春」をちょこっと練習して持って行きました。

なんで気合い入れて練習しなかったかというと…体験レッスンでプチ燃え尽き症候群になっちゃったんですね。ピアノに触る元気が無かったのでした。

長々と練習していたシューマンの「別れ」も練習しましたが、スラスラ弾けるところまで行けなかったので止め。

ってな感じで泥縄式に練習してなんとかレッスンに臨みました。

レッスン。

先生は慇懃で物腰の柔らかい方でした。あ~良かった。
最初にこれまでの経歴をざっと説明して、今の悩み、つまり、自分の演奏に全然満足できないことを話しました。

弾いてみました。
演奏を聴いた先生の第一声。
「音楽的に表現しようという気持ちはよく分かるけれども技術がついてきていない」

それ、それですよ。
どこにどんな技術を足せばいいのか教えて欲しいんです。

自分では気付けていない色々な問題について、どこがどういう風に悪くて、どう練習すれば治るのかを教えて貰いました。実に具体的。

メカニックについては、「ツェルニーをやる時間もないでしょうから、スケール全調を毎朝起きたら20分弾いてください」と。

毎朝20分…できるかな…不安。

スケールがちゃんと弾けてるか自信が無いので、次回からみて貰う事にしました。

という感じでレッスン終了。
いやいや、凄く充実したレッスンでした。

しかしね、毎回こんなに弾き込んだ曲を持って行けるはずもなく、その内ネタが尽きてしまうのが目に見えてますが、どうしましょうか…。あ、それ聞けばよかったな。

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