2013年5月21日火曜日

メトロノームを恋人だと(むりやり)思い込む("恋人はメトロノーム"改題)

子供の頃はメトロノームが憎くてたまりませんでした。
どんなにテンポを調節しても、メトロノームのほうが絶対先に行ってしまうんですよね。
それではと徹底的に遅くセットすると、今度は遅すぎて合わせられないし。

「メトロノームに合わせて弾くんじゃなくて、自分の中のテンポに合わせて弾く。自分の中のテンポをメトロノームに合わせる」
と先生はいうのですが、これが今ひとつうまくいかない。

そこで私は考えた。

メトロノームだと思うからいけない。

メトロノームではなくて、彼女と二重奏をしているのだと。
いとしい、いとしい彼女と、甘いデュエットを奏でているのだと。
そう思いましょう。

こんな風に見方を(いや聴き方かな)変えたら、結構はかどるようになりました。

欲を言えば、メトロノームの音じゃなくて、もっと色気のある何かだったらなあ。

例えばレディ・ガガとか。こんな雰囲気で。

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