2011年5月12日木曜日

発表会の曲を考えてみる

発表会の曲を春夏秋冬の小品4曲でまとめる、という枠組みは決まったのですが、発表会が12月にあるとして、夏秋冬の3曲にかけられる時間は7月から12月初頭までの5ヶ月強。
これまでの経緯を考えると、3曲とも短くてうんと易しい曲でないと危険が危ない。
それに『春』がテンポの遅い感傷的な曲なので、他の曲は違う傾向にしないとメリハリがない。

という前提に立って考えると、

秋はやっぱり『秋のスケッチ』。
これ、実は以前弾いていたギロックは『森のざわめき』でして、『秋のスケッチ』は未だ弾いたことがありませんでした。
このたび初めて弾いてみたんですけど、いやいや、これ、めっちゃイイですね。
もうね、弾き始めると止まらない。自分の世界に浸りきって抜け出せられない。
思いっきりフルスイングで自己陶酔ワールドに一直線、です。
テンポが遅くて感傷的なところが『春』とキャラが被るので他の曲も考えてみたんですが、この曲と競えるほど吸引力の強い(かつ簡単な)曲が見当たらないので、これでほぼ確定。

次に夏ですが、ブルグミュラー18の『大雷雨』は既に発表会で弾いてしまったので、やはりギロック・叙情曲集の『夏の嵐』が適当ではないかと。
演奏効果が高い割には易しく(多分)、そしてなにより短い。
これもほぼ当確。

最後に残った冬ですが、
最初はリストの『クリスマス・ツリー』から一曲取ろうと思ってたんですよ。
しかし、どうやらどれも難しいらしいということが調べるにつれて分かってきまして、なんとかならんか首をひねってみたのですが、なんともならんのでやむなく没。

そこでリストの中で他にクリスマスっぽいのがないかと探してみると、なんと『クリスマスの歌-キリストは生まれたもう』という、そのまんまのベタな名前の曲があるではありませんか。
それに短い。1ページしかありません。

ただ問題なのは、テンポが遅いこと。『秋のスケッチ』がスローなので冬はちょっと速い目の曲を選びたかった。
それと、前半に四声がガッチリ入ってるんですよね…。
これは先生にお伺いを立てなければ…。

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