2009年11月15日日曜日

運命の靴を求めて心斎橋から淀屋橋へ

こちらの記事で予告したとおり、ジョンロブ心斎橋店で買った靴と同じ靴を同店で取り寄せてもらい、今日心斎橋に行って買ってきました。
一応試しに履いてみたんですが、別に何も違うところはないので、そのまま買ってきました。
その後、あちこち寄り道しながら、ちょっと思い出したことを実行。

最高級靴読本vol.3という、靴オタクが贔屓にしているムックがあります。実はvol.1も持ってたのですが、捨てました。今思うと勿体無い。
vol.3も既に2年前、2007年の発行なんですが、探し回っていると、こういう病的マニアを狙い撃ちしまくってるブックファースト梅田店にきっちり売ってるじゃないですか。即座に買って熟読しまくりです。
で、このムックに載っているガジアーノ&ガーリングというブランドが気になってたのです。

このブランドをどこで取り扱っているのか聞いて回っていたところ、先日、とある店の店員が、淀屋橋のリングヂャケットに置いてあったと教えてくれたのですが、

へ?淀屋橋に服屋ってあったっけ?みたいな。

心斎橋から淀屋橋まで、途中、本町でネクタイを買ったりして、ゆっくり歩いて、そろそろ夕闇もおしせまり、歩くのも少々嫌になった頃、なにやらガラス張りのビルがあるではありませんか。
近づいてみると、小奇麗な服屋が並んでるので、とりあえず眺めてみました。

で、眺めついで入った店で長話をして、ついでにシャツを一枚オーダーして、では出来上がったら取りに来ますと挨拶をして出てみたら、あらびっくり、正面に探していたリングヂャケットがあるじゃありませんか。

靴、靴、靴はどこなの~!と探してみたら、すぐに見つかりました。
おお、これがガジアーノ&ガーリングなのですね。

買う靴のデザインは、どこの店でも黒のストレートチップと決めているのですが(なぜそう決めているのか自分でも分からないのですが)、店員に聞くと、黒のストレートチップは、幅Eしかないとのこと。

で、幅Dの靴はこの二点だけです、と言われて指差されたのが、

黄褐色のローファー(絶対買わないタイプ)
黒のウイングチップ・スエードと表側のコンビ(同上)

で、とりあえず足入れだけ確認することにして、黒のウィングチップの6ハーフのDを出してもらいました。

これがね、足が入らないんですよ。指の付け根の部分が狭くて。
格闘する数十秒の間、あせりまくりました。
もう、本気で入らないかと思ったり。

しかし、人類が月に足を踏み入れて早や幾十年、
この私の足ごときが、この目の前の靴に足を入れられないなんてことがあるでしょうか、いやない。

というわけで、
入りました。
もう、羽根なんて開きっぱなしです。
紐を結ばなくても楽勝で歩けるほど隙間なくピッタリ、っていうか最早纏足の領域。
靴のありとあらゆる部分が足を押しているので、特にどこがきついということはなく、あえていえばすべてがきついです。
これは、何度か履いて適当に底が沈めば、絶好のフィッティングになってくれそうな予感。

ってなわけで、この靴の木型で、黒のストレートチップが入荷したら電話をくれるよう、名前と電話番号のメモを書いたのですが、
そうこうしている内に、思いっきり思考が明後日の方向に。

「さっきのあれ、買います」



ってなわけで、
こうなったのでした。
シューツリーは在庫がなかったので後日取り寄せ。写真のは別の靴のものを入れてます。
ちなみに、ジョンロブはこんな感じ。
え?違いが分からない?ごもっとも。
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