2009年12月5日土曜日

オーベルマンの谷

が好きなんです。

と先生に言ったのは、悲愴第2楽章がなかなか進まない数ヶ月前のことでした。

「じゃ、リストやりましょう!」
と言われて、椅子に座ったまま腰を抜かしそうになりました。

なぜって、数年前に「やりたい曲リスト」を作って先生に見せたとき、リストの献呈を入れておいたら、
「これは難しい」
と一言で片付けられたんで。

リストの弾きたい曲と言われて思いつくのは、

ダンテを読んで
バラード第2番
オーベルマンの谷
孤独の中の神の祝福
エステ荘の噴水

なんですけど、先生がこれを知ったら又違う答えだったかもしれません、っていうかNOと言って欲しいです。レッスンでこんなのやったら、暗譜だけで何年かかるか分かりませんもん。

ってな風に思ってたんですが、
いやいや、私は112歳まで生きるんですから、
いつかは、これらにも手をつけるわけです、多分。

じゃあ、今、ちょっと味見くらいしてもいいでしょ?

というわけで、ちょっと譜読みをしてみました、オーベルマンの谷。

…1ページ目で早くも難航。
何度もアラウのCDで聞いて、よく知ってるつもりの曲なんですけど、
楽譜に書かれた音を拾うだけだと、ステーキと間違えてティッシュペーパーを食べてしまったような気まずさが残るんです。

どうやったらティッシュペーパーがステーキ肉になるんでしょうか?
この曲、やっぱり難しそう。

ちなみに、こんな曲です。
(2010/01/05 最初に貼り付けた動画が削除されたので貼り直しました。冒頭30秒は無音です)


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