2010年12月29日水曜日

チャイコフスキー ピアノ協奏曲変ロ短調

高校生のとき、ふと思ったんです。
家にピアノがあるというのは、もしかして自分の人生でもう二度とないのではないのかと。

そう思ったら急に焦り出して、今のうちにできるだけピアノを触っておかなくては、と、せっせとピアノを弾きだしました。楽譜もあれこれ買って。

でも最後にレッスンに行ってから何年も経ってましたから、下手でしたねえ。むしろ変な手癖がついて悪くなっていったような気がします。

その頃チャイコフスキーのピアノ協奏曲が大好きだったので、楽譜を買ってみたんですが、難しくて。譜面を読むのも辛い。それで最初の和音のところだけ弾いてました。そんなのでも楽しかったな。ああ~私はピアニスト~とか思いつつ腕を振り回してました。

その後、子供のときに使っていた楽譜を姉が持っていることが分かって、ハノンだのソナチネだの、見つかった分は全部貰ってきたのですが、チャイコフスキーがない。

本屋に行っても見つからない。
おかしいな、高校生の頃はその辺の本屋にもあったような気がするけどな…。
と思いつつ数年が経ちました。

ところが、梅田・茶屋町にジュンク堂の巨大ショップがオープンしまして、今日初めて行ってみたんですよ。

そしたら、楽譜コーナーでまさかの出会い。
おおー、これはこれは。どうもお久しぶりですー。

というわけで、どうせ殆ど弾けないくせにと思いつつ、懐かしさに負けて買ってきました。

で、弾いてみました。

やっぱりいいですね。
譜読みが遅いのは変わりませんが、それでも高校生の頃よりは速く読めるようになりました。
長く続けた甲斐があったなあ。

鍵盤の端から端まで手を移動させると、いかにもピアノを弾いてるって感じがします。
ああ~ ピアニストみたい~ うっとり~ (←浸っている)
ああ~ どうしてこんなにイキイキしてくるんだろう~
楽しい~

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